26日沖縄タイムス社説(9/29)

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29日の午前中現在施設局の方の動きは無いようです。

さて、26日の沖縄タイムスの社説です。琉球新報はRBCは今回のことで特に信用落としました。各記者やディレクターの意向が反映されるのでしょうが、当事者を落胆させた記事やニュースは汚点として残るでしょう。タイムスは取りあえず以下のような取り上げ方をしていたのでここに載せることにしました。転載等する場合はタイムスのHPの方から個人的にした方がいいと思われます。この転載も本当はダメなのかもしれませんが、そんなことも言ってられないので。

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「衝突は避け得たはずだ」

 普天間飛行場代替施設建設に向けた名護市辺野古岬キャンプ・シュワブ内の兵舎移転に伴う埋蔵文化財分布調査で反対派から逮捕者が出た。十五日に続く那覇防衛施設局側が主導した調査活動への反対行動の結果だが、公務執行妨害容疑による逮捕者は初めてである。

 施設局の強行姿勢に問題はなかったか。市教委の対応はこれで良かったか。反対住民らも衝突を回避できなかったのかどうか。警察官導入の是非を含めて、もう一度しっかりと検証しなければなるまい。

 兵舎の移転候補地である二カ所は、遺跡として確認された「思原(ウムイバル)遺跡」「思原石器出土地」に重なるという。その埋蔵文化財調査についてヘリ基地反対協議会は、条件付きで理解を示していた。特に科学的な手続きを踏まえた調査の重要性について指摘。マスコミや学者が同行し、文化庁の予算で中立性が保たれれば調査すべきだと主張していたはずだ。

 遺跡に埋もれた情報は、地元だけでなく県民共通の財産といっていい。であれば遺跡をきちんと踏査し、さらにきめの細かい発掘調査を実施すべきだろう。今回は遺跡の分布を確認する市教委による調査だが、それを踏まえた発掘調査も必要になる。

 ただシュワブ一帯には未調査の遺跡が四カ所あると言われている。この際、予定地の二カ所だけでなく、すべての遺跡に学者を投入し、じっくり学術的な調査・分析を行ってもらいたい。

 十五日の調査は、基地建設に反対する住民の阻止行動によって市教委側が調査せず引き返している。それについては、施設局側が市教委に不快感を示したとの情報もあった。もしそうであれば、昨日の調査実施にあたっては市教委側に圧力を掛けたと見られても仕方ない。「まず日程ありき」と受け取れる施設局の強引な手法が衝突を引き起こした遠因になったとも考えられる。結果として警察側と反対派住民の間に不必要な壁をつくり、さらには市教委に対する市民の不信感を醸成させたのは間違いない。

 換言すれば、県民同士が反目する状況を生み出したのである。その意味で、施設局側に大きな責任があることを忘れてはなるまい。今回の分布調査を「早期着工のアリバイづくり」にしてはならず、施設局と市には惨事を避けるためにもより慎重な対応を求めたい。

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以上転載終わり