PAC3装備30日沖縄へ(神戸新聞・9/30)

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神戸新聞(2006/09/30 02:02)の情報です

 日米両政府が米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)配備で合意した最新鋭の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルと関連装備品が30日から順次沖縄本島の米軍港湾施設に到着、週明けから同基地に搬入されることが分かった。在日米軍当局が29日、明らかにした。
 日米両政府が合意した在日米軍再編の最終報告に基づき12月末までに配備されることになっていたもので、7月に弾道ミサイル7発を発射した北朝鮮情勢などを意識し、搬入を早めたとみられる。
 米軍によると、30日朝には、那覇市の那覇軍港にPAC3の運用にあたる米陸軍防空砲兵大隊が使用する大型車両などの装備品が到着。10月2日から4、5日間、約500台の軍用車両に搭載して沖縄本島の幹線道路である国道58号を経由して嘉手納基地に搬入する。PAC3ミサイルと発射台も2週間以内に、米軍の天願桟橋(同県うるま市)に運び込む。警備上の理由から、搬入の具体的な日時は明らかにしていない。
 嘉手納基地第18航空団のダニー・ジョンソン広報局長は「国道を使った搬入は交通量が最も少ない未明の時間帯に行う。地域住民への影響を最小限にしたい」と説明している。
 日米両政府は7月、米軍再編の最終合意に従ってPAC3を嘉手納基地と嘉手納弾薬庫地区に配備し、12月末までに一部運用を開始すると発表。すでに米テキサス州フォートブリス陸軍基地から米兵約200人が嘉手納基地に配置され、2カ月以内に残る400人も移転を完了するという。
 PAC3配備をめぐっては、基地周辺の議会や首長が「基地機能強化につながる」などと反対を表明。大量の米軍用車両が一般道路を通行することから、地元の反発が予想される。