5/9の情報

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5/9夜までの情報です。夕方の日本テレビのニュースで耳を疑う言葉が飛び込んできました。リンクの最初に載せてありますが全文引用します。「沖縄・普天間基地の移設問題で、政府は移設先の沖縄・名護市辺野古の海域で行う環境調査に、海上自衛隊を動員する方針を固めた。政府は、今週中にもサンゴやジュゴンの生態を調べるため、海底に調査機材を設置するが、日米同盟重視の観点から、移設計画の遅れは許されないとして、地元反対派の抗議行動を阻止するため、民間人ではなく、自衛隊員の動員を決めた。」

軍隊を導入することでアメリカに対して「ちゃんとやってますよ」という態度を示すことが目的なのでしょうか。夜の日本テレビのニュースにもほぼ同じような内容で報道されていました。読売系の日本テレビだけが何故報道しているのか、そのあたりも意図的なものを感じます。テレビ朝日、TBS、フジテレビのニュースであれば沖縄でも放送があります。しかし沖縄では通常のテレビでは「笑点」が観られません。つまり日本テレビが放送されていないのです。それを選んでニュースを報道させたのでしょうか。沖縄県民には情報を遅らせるという意図があるのかもしれません。また先に「内地」で報道して、東京の私たちの動きを探っているのかもしれません。

しかし今回の海上自衛隊導入は反対派牽制が一番の目的ではないはずです。今までの物量作戦を考えれば、民間業者を使って作業を強行することも出来るだろうと思うのです。それをわざわざ軍隊を出して来るということは、平和的なカヌー隊を蹴散らすことが目的とは思えません。日本中から抗議の声が上がることを想定した上で、「それでも国はやることはやる」という明らかに間違った主体性を示す道具として海上自衛隊を導入するということでしょう。アメリカにどれだけ発破をかけられたのか分かりませんが、「実力行使」に「自衛隊を使う」という「実績」が欲しいのか、「自衛隊が国民になめられないようにする」ことが目的なのか、「国民に自衛隊の力を認めさせる」ことが目的なのか分かりません。理由ははっきり分かりませんが、野党からわざわざ猛反発を食らうような決断をすることで、「自衛隊」をしっかりと「日本の軍隊」として周りに認めさせる「強行作戦」であることは間違いないと思います。

例えば軍の特殊部隊は「対外作戦のためのエリート集団」や「対テロ部隊」というような見方がされることが多いと思います。しかしそもそも特殊部隊の目的は国の治安を乱す暴動などを鎮圧することです。つまり自国の反乱分子を規制するのが仕事です。アメリカの軍隊がよく武装ギャング団の制圧に乗り出している映像などが報道されますが、軍隊とはそもそもそういう役割を担う存在です。しかし辺野古の阻止行動は平和を創り出すという目的でなされていて、徹底非暴力な行動です。作業に従事している人たちに人として語りかけ、立ち止まって対話をすることも求めているだけです。この行動のどこが「暴動」や「争乱」にあたるのでしょうか。国民が国民として同じ国民に「平和を壊さないでください」と呼びかけているだけです。国はカヌー隊の対して軍隊を投入することでどんな意志を示したいのでしょうか。

憲法によって守られている基本的人権を国が率先して無視するということは、あの「沖縄戦」を、歴史の大きな過ちを繰り返すことになるのです。決して暴力を用いること無くただ平和を求めているだけの民衆を、軍隊によって制圧するという姿がもし現実のものとなるならば、民主主義は崩壊の時を迎えていると言わなければなりません。

「今日の憲法」
・・第3章 国民の権利及び義務 PART 3」・・
「第14条」すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。(2)華族その他の貴族の制度は、これを認めない。(3)栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

今日の驚きの報道のもとではこの14条も虚しく響きます。「国による沖縄差別」が最も顕著な形で現れようとしているのです。憲法は「人間が差別されることはどんな理由があろうと許されない」ということをしっかりと記しています。憲法を率先して破る政府を選んでいるのは私たちであることを忘れてはなりません。この大失態を人のせいにすべきではないと自戒したいと思います。その上で、国の歴史的大失態を阻止し、平和の心を訴えるために1人でも多くの人が辺野古に集まることが重要だと思います。

「日テレニュース24・5/9」
普天間移設 環境調査に海上自衛隊を動員へ

「沖縄タイムス・5/9」
F22、あす米国へ撤収

「集団自決」修正/退職教職員3団体が抗議声明

在沖海兵隊 削減は朝鮮情勢次第/モチヅキ氏講演

象のオリ撤去本格化

嘉手納包囲 参加呼び掛け/13日

F22離陸、あす未明

「琉球新報・5/9」
平和望む心発信へ 5・13嘉手納包囲

F22、今後も暫定配備 総領事示唆

F22あす未明離陸 再び強行へ

「日本軍の犯罪隠ぺい」 教科書検定意見の撤回要求

「琉球新報・5/9社説」
復帰35年世論・示された意思の尊重を

「琉球朝日放送(QAB)・5/9」
F22 あす未明撤収

「琉球放送・5/9」
5・13嘉手納包囲で参加呼びかけ

F22戦闘機 あす早朝、米国へ帰還

「八重山毎日新聞・5/9」
5・15平和行進、コース短縮し市民参加型に

このブログ記事について

このページは、hが2007年5月10日 01:39に書いたブログ記事です。

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