2007年6月アーカイブ
号外です。東村高江ヘリパッド建設に抗議するため、座り込み阻止行動が開始されます。以下連絡が入りました。転送して構わないようです。
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7月2日(月)より、東村高江での「ヘリパッド建設反対」座り込みがいよいよ始まります。高江区は人口150人の小さな集落です。お年よりも多いため、座り込みの人数が足りません。一時間でも、一日でもかまいません。皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
2007年7月2日(月)より
ヘリパッド建設反対座り込み開始
・ 座り込み開始時間 午前8時から
・ 集合場所 東村高江ヘリパッド建設予定地近く
那覇IC→名護(許田)IC→西海岸を北上→塩屋湾を右折→東海岸へ→東村平良を左折→そのまま北上→高江売店を越えて約1.5km
※道沿いに整地したばかりの空き地「ブロッコリーハウス予定地」があり、看板が立っています。わからない方は売店と集合場所の途中にある伊佐工房にてお尋ね下さい。
※現在、休憩場所、宿泊も兼ねたブロッコリーハウスを建築中です。泊り込みによるご参加の方は念のためテント・寝袋等を用意してください。現地より車で40分ほどの名護市瀬嵩のジュゴンの里に泊ることも出来ます。(若干名)
呼びかけ人
・高江区民
・なはブロッコリー
(詳しくは、下記ブログをご参照下さい)
高江発やんばるの自然を守りたい!
皆様もご存知のように、東村高江区を取り囲むようにヘリパッドが建設されようとしています。私たち「なはブロッコリー」は東村高江区の皆さんと共に、現地での座り込みや那覇での施設局交渉など全力を挙げてヘリパッド建設阻止に向け取り組んでいきます。しかしながら、微力な私たちでは人手が足りないのが現状です。そこで、高江区民と共に皆様へご協力を呼びかけます。どうぞお力添えをいただきますようお願い申し上げます。
沖縄島北部は世界でも類を見ない亜熱帯と温帯の動植物の生息域の交差する豊かな生態系をはぐくんでいます。そして、高江区の皆さんはその自然と共に共生しながら暮らしてきました。
そんな高江区を取り囲むように建設の予定されている、米軍ヘリパッドを私たちは絶対に許すことができません。沖縄戦で私たち沖縄人の命を救った森「やんばる」この自然を壊す米軍を、日本政府を本当に許すことはできません。政府という権力に、私たちは心を繋げて闘っていきましょう。皆様ぜひ、高江区へ来て一緒に座り込んでください。よろしくお願いします。
6/29夜までの情報です。このところ辺野古の報道が全くと言っていいほどありませんが、作業強行に対する阻止行動は行なわれています。報道として新鮮味が無いということなのか、それとも高江ヘリパッド建設に報道の目を向けておいて辺野古も同時に作業強行をするつもりなのかは分かりません。今週の作業船の動きは少しノラリクラリとしていて、こちらの動きを試しているかのような感じだったと言います。本当に来週高江と共に同時に作業強行という事態になったとしたならば、かなり厳しい状態がまた引き起こされます。特に高江に関しては「阻止行動」そのものがとてもやりにくい場所ということもあり、一旦作業車両が演習場の中に入ってしまえば、何をどの程度やっているのか監視もしにくい環境にあります。まさに入り口で止めないと後はやられ放題ということになってしまいます。また辺野古では阻止行動の人数なども細かく調査されていると思いますので、海上保安庁を伴った大量動員をかけて来たとしたならば、作業強行されてしまう箇所も多くなるだろうと思います。機材設置は全部が済んでいるわけではないという発言からも分かるように、阻止行動で止めている部分などを集中的に狙って来るかもしれません。既に設置されている機材に関してはメンテナンスなどが主な作業のようですが、それも戦争につながる基地建設の一環としての調査機材を点検するわけですから、出来る限り阻止しています。
基地建設阻止は第一に平和を守るためであり、同時に自然を守るためでもあります。いつも言うようにこの二つは絶対に切り離せません。自然環境に配慮の無い平和運動はあり得ませんし、自然環境が本当の意味で守られているところにこそ真実の平和は実現するからです。沖縄の自然破壊は相当酷い状態を曝しています。もし観光客の方々がクラゲネットに囲まれた人工ビーチで、とりあえず青い海を見て「これぞ沖縄」と言っているのだとしたならば悲しい話です。同時に沖縄の人たちも基地やリゾートホテルの開発が当たり前の風景になっているのだとしたならば、それはもっと悲しい話です。辺野古や高江を蔑ろにして行くということは、やんばるの生態系を維持出来なくなるということをも意味します。やんばるの自然は沖縄島にとってはもはや生命線です。辺野古や嘉陽の海にはクラゲネットなどありません。危険生物として指定されているハブクラゲがいないからです。それは何を意味するのでしょうか。海流のある自然のままの綺麗な海ではハブクラゲはほとんど見られません。那覇周辺の淀んだ湾などではよく見られますが、ハブクラゲがいるということはそこが奇麗ではないということを表すと言っても良いでしょう。また辺野古の海にいると「潮の香り」はしますが、「潮臭い」と感じることは全くありません。東京湾や湘南などで漂う「潮臭さ」は、本当に自然のままの綺麗な海には無いのです。それは何よりも沖縄に住む海人や、その海で育った人たちであるならばすぐに分かることだろうと思います。
さて明日は在沖米軍が起こした大惨事の一つの記念日です。新聞記事もリンクしてありますが、「宮森小学校米軍機墜落事故」です。うるま市石川の宮森(みやもり)小学校は沖縄島東海岸を走る国道329号線とそのバイパス(R329石川バイパス)の間の地区にあり、金武湾と石川川にはさまれた場所です。48年前の1959年6月30日、朝10:30に嘉手納基地から飛び立ったF100戦闘機(ノースアメリカンF100スーパーセイバー)が、ちょうど給食中だった宮森小学校の校舎を直撃する形で墜落しました。児童11名、一般市民6名の計17名が亡くなり、120名以上の重軽傷者を出した大惨事でした。小学校の3つの教室が全焼、近くの民家や公民館も焼失しました。この事件を思うとき、2004年8月23日2:15に沖縄国際大学構内に墜落した米海兵隊のCH53-Dヘリコプターの事故の光景を思い出します。沖国大の時は事故後米軍により現場が封鎖され、沖縄県警も閉め出されました。宮森小にF100が激突した時の沖縄はアメリカの統治下で、同じように米軍によって現場封鎖され、報道陣も救援の車でさえも現場に近づくことは出来なかったそうです。今も昔も米軍は本質的に何も変わっていないということを強く印象づけられる思いがします。軍隊のためならば、多少の犠牲は仕方がないということでしょう。米軍の事故や犯罪は当時も今も減ってはいません。それらすべて基地という存在が持つ構造的なマイナス部分であることを、私たちは必ず念頭に置いておかなければならないと思います。
「沖縄タイムス・6/29」
ヘリパッド近く着工
「沖縄タイムス・6/29社説」
[「集団自決」意見書]示された「県民の総意」
「琉球新報・6/29」
宮森小、平和な沖縄誓う 墜落事故追悼集会
「琉球新報・6/29社説」
「撤回」要求決議 県民は軍命削除を許さない
「琉球朝日放送(QAB)・6/29」
久間防衛大臣の発言にくぎ
「琉球放送(RBC)・6/29」
宮森小学校の悲劇から48年 児童らが平和集会
「沖縄テレビ(OTV)・6/29」
伊吹文科相 教科書検定撤回働きかけない
「八重山毎日新聞・6/29」
与那国漁協、累積赤字1億8000万円余に
「共同通信・6/29」
米国向けミサイルも迎撃 集団的自衛権の有識者会議
「朝日新聞・6/29」
自民有志、米慰安婦決議案に反論の声明提出へ
「毎日新聞・6/29」
従軍慰安婦:謝罪要求採決見送り求め、自民議員が米に声明
6/28夜までの情報です。今朝は作業船団より早く海に出て海上待機していました。皆さんからのカンパのおかけで2艇目のゴムボートを導入することができ、今日が海上デビューとなりました。「平和を創り出すものたち」という意味で「サーニー・アル・サラーム」と名付けられ、ゴムボートならではの機動力を発揮しました。阻止行動にとっても非常に有効であることが証明されました。今後3艇目4艇目の導入を目指してカンパを集めていきましょう。
今日は昨日より多い3船団編成で作業船が出てきました。船が張り付いていくのですが、イノー(リーフ内)をあちこち移動するので、その度引っ張り回される結果となりました。
カヌー隊は1ポイントごとに2艇一組で守り、作業強行を完全阻止しました。しかし海上行動にみんな出てしまうと、必然的に陸上の阻止行動が手薄になります。こちらにも沢山の人数が必要です。引き続き覚えてください。
それと今日は気になるニュースが幾つか流れています。まず東村高江のヘリパッド建設問題で、早ければ来週着工というニュースが流れています。もちろん区長はじめ住民の方々は猛反発しています。金武のギンバル訓練場返還に伴うブルービーチへのヘリパッド移設問題も同様ですが、町長や村長が「背に腹は代えられない」という態度で受け入れ表明をしているので、反対行動の後ろ盾がないのです。そんな非常に厳しい中で「地元住民」の意思だけが頼りという状態なのです。これは辺野古も変わりませんが、高江のヘリパッドは山の中にあり、しかも一本道です。現在北部訓練場内にある15ヶ所のヘリパッドに加えて、新たに6ヶ所新設しようという計画です。もし阻止行動をする場合には道に座り込むしか方法がありません。人数が集まらなければ非常に厳しい状態になると思われます。関係団体や住民たちは県や国に対して工事中止要請を出していますが、作業は強行されようとしています。高江の情報はこの場所にも、また「辺野古から緊急情報」にも可能な限りアップして行きたいと思います。辺野古も高江も米軍にとっての重要拠点であることに変わりは無いと思います。つまりここで止めることが、平和への近道であるということです。
しかし米軍の態度というのは一貫していて、「土地」は返還するが「機能」は落とさないという方針です。読谷の象のオリの「土地」は返還されましたが、「アンテナとしての機能」はキャンプハンセン内に新設しています。普天間の「土地」は返すが、機能は「辺野古に新設」するということで阻止行動が行なわれていますし、北部訓練場の一部の「土地」は返還するから、機能は「高江に新設するヘリパッド」が条件というわけです。中南部の土地が返還されたならば、その跡地利用で1兆円近い経済効果があると県がはじき出していますが、そのためには「北部に新設される数々の基地ありき」という本質をしっかりと見極めなければなりません。やはり中南部に人口の多くが集中しているため、都市部の住民の意識は「やんばる」にまで向かないのかもしれません。それが宜野湾市長の伊波さんが言っていた「沖縄では多くの人たちが諦めてしまっている」という言葉の一側面なのだと感じます。とにかく「移設」「機能維持」では、いくら土地を返還されても日米安全保障条約の本質を問うことはできません。武器を減らした結果、土地を返して欲しいのです。
それからロイター通信の速報扱いで流れていて、フジテレビでも「速報」として一瞬だけ紹介された記事が「朝鮮民主主義人民共和国で、金正日さんが、日本人の拉致被害者の全面的調査に乗り出す指示を出した」というものです。参議院選まであと1月あります。政府としては年金問題などで窮地に立っている現状のまま参議院選挙に突入することは何としてでも避けたいのではないでしょうか。朝鮮民主主義人民共和国から拉致されていた人たちが帰って来るというようなニュースが「もし」流されたとしたならば、政府にとっては「またも起死回生」の参議院戦になることは間違いないでしょう。それでなくても徹底して朝鮮民主主義人民共和国に対して厳しい態度を崩さなかった安倍さんの姿勢に、「北も折れた」というような振りが見せられれば十分な宣伝になるでしょう。「安倍さんと北は本当につながっているのではないか」という噂も、噂でなくなってしまったならば、国民は騙されていたということになります。こんな予測は間違っていて欲しいものです。
「沖縄タイムス・6/28」
全41市町村議会 可決/「集団自決」修正意見書
「沖縄タイムス・6/28社説」
[慰安婦決議案]歴史認識への問い掛けだ
「琉球新報・6/28」
「集団自決」検定意見 全議会が撤回要求
「琉球新報・6/28社説」
慰安婦謝罪要求 真摯に受け止めるべきだ
「琉球朝日放送(QAB)・6/28」
高江の米軍ヘリパッド着工へ
「琉球放送(RBC)・6/28」
アメリカ軍北部訓練場移転 7月に着工
「沖縄テレビ(OTV)・6/28」
V字形滑走路 名護市の要請 国に働きかける
「時事通信・6/28」
北朝鮮は国連決議に違反=弾道ミサイルと確認-安倍首相
「歴史観欠ける乱暴な政治」=宮沢元首相が安倍政権危惧-河野議長
「ロイター通信・6/28」
北朝鮮、日本人拉致問題について調査行う方針=関係筋
「朝日新聞・6/28」
教科書検定意見撤回、沖縄の全市町村が要求
「朝日新聞・6/28社説」
慰安婦決議—首相は深刻さを認識せよ
6/27夜までの情報です。アップが遅くなりました。今日は辺野古の報告のまとめと記事リンクだけ載せます。
今日は朝6:30から作業船が作業を開始していて、7:00に出航した船とカヌー隊はそれ以降の作業を阻止し続けました。昼も船とカヌーの上で弁当を食べなければならないという状況だったようです。作業船は2船団で計4隻出ていました。それを船とカヌー10艇が二手に分かれて対応しました。こう着状態が続くなか、作業船4隻は作業内容の詳細も分からない動きをしていたようで、こちらの様子をうかがっているのか試しているのか、どちらかなのかもしれません。とにかく今日は作業を阻止出来ました。「しかたがない」と諦めることが当たり前の社会の中にあって、辺野古で「平和を創る」ために行動している人たちは決して諦めません。とにかくひとりでも多くの人に伝えてください。
東村高江ヘリパッド建設問題も、金武のヘリパッド受け入れ問題も余談を許さない状況です。与那国寄港問題の波紋も大きく、またつくる会の会長の発言も新たなる反発を呼びそうです。那覇防衛施設局の嘉手納ロータリーに建設されているビルへの移転に伴ってなのか、名護警察署側にあった防衛施設局の名護出張所が辺野古に移転します。数々の沖縄への締め付けの中、やはり特に辺野古包囲網を狭めていると感じます。
沖縄からの声にだけ注目して、私たち自身が声を上げなければ、増々沖縄を窮地に追い込むことになります。自らの責任と主体をかけて全国からとにかく声をあげて行きましょう。やはりこんな中で黙っているということは、政府のやり方に「賛同」しているのと同じだということを自覚すべきだろうと思います。
「沖縄タイムス・6/27」
「普天間」運用改善 効果疑問視/県議会代表質問
「沖縄タイムス・6/27コラム」
今晩の話題
「琉球新報・6/27」
食べ物奪われ、命までも… 沖縄戦の飢え、絵本に
「琉球新報・6/27コラム」
金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・6/27」
つくる会 県民世論は異常
「琉球放送(RBC)・6/27」
県議会代表質問 県、米軍対応に反発
「八重山毎日新聞・6/27」
米海軍艦船2隻、相次ぎ出港 与那国
6/26夜までの情報です。今日キャンプシュワブ沖の平島(ひらしま)付近に作業船が現れました。座り込みの現場からは船を出して作業船を追いかけてマークし、カヌーは作業ポイントに海上待機の形で守りました。途中昼前に天候が悪化し、カヌー隊は一時陸に避難しましたが、午後に再度出艇してポイントに張りつき、17:00頃まで阻止行動は続きました。作業を完全阻止をしています。
実は海上待機ほど体力の消耗が激しいものはなく、皆疲れたと思います。また現場では「海上行動での怪我よりも、疲れた体で辺野古を行き帰りする時の運転の方が心配だ」という声が出るほどです。亜熱帯気候の土地で、炎天下の海上に丸一日カヌーで浮いているということは普通ではあり得ないことなのです。沖縄の人は道路標識の影でも見つければ入ります。熱さの中で体力を消耗しない知恵です。しかし海上に日陰はありません。日傘など差すことも出来ません。カヌーの交代要員が絶対に必要です。特にこれからの数ヶ月間は暑さとのたたかいでもあります。台風が来た時には休めるのですが、それ以外は東京の数倍の紫外線とのたたかいでもあります。座り込みに来る方は、絶対に肌を焼かないような服装と各自での水分補給を心がけてください。
さて、八重山毎日新聞のリンク記事の数を見ていただければわかりますが、米海軍の与那国寄港問題で地元からの大変な反発が報告されています。地元でも興味のない人はいるでしょうが、特に町長の外間(ほかま)さんは怒り心頭に発するという状態です。今日海軍掃海艇は出て行ったようですが、海岸のゴミ拾いやバーベキューパーティを開いたり、軍艦の中を見学させたり「表向きのカムフラージュ」に忙しかったようです。そして与那国の人たちが見学に訪れたのは数えるほどでした。その間海の調査など300項目を越える情報収集を行なったと見られています。宮古・八重山には自衛隊が不発弾処理などで来ることはあっても、軍事基地はありません。しかしアジアに近い立地ということで軍隊がこのまま放っておくとは考えられません。地位協定を武器にした今回の掃海艇の寄港は当然石垣、宮古への入港の布石でしょう。下地島空港に対する久間さんの「ラブコール」も当然その一環ととらえるのが自然ですし、規模を拡大して新設される新石垣空港も米軍にとっては絶好のポイントとなるでしょう。軍事強化がエスカレートして行けば「西表のジャングルも演習場に提供しろ」ぐらいのことは言い出すかもしれません。現在は全く油断は出来ない状況なのです。
それから、オスプレイがまた不具合のために全面飛行停止状態となっています。過去の墜落事故の映像などを見ますと、左右のプロペラがバランスを崩し、期待が大きく左右に揺れて墜落しています。沖縄に配備して、もし市街地などで墜落した場合はどう責任を取るつもりなのでしょうか。どんな利害関係があるのか分かりませんが、こんな危険極まりない武器を配備することなど許されるはずもありません。
それからもう一つだけ触れます。新報の社説に載っていますが、糸数慶子さんの所信表明の中で、「普天間の県内移設反対で、グアムに移設させるのが良い」と言っています。しかしこれには少し違和感を覚えます。県内移設反対は当たり前の話ですが、グアムに移設したのでは意味が無いと私は思います。沖縄でいらないものはグアムでもいりませんし、たとえアメリカ本国であったとしてもいらないと思います。私たち日本人が沖縄に基地を押し付けているのですから、他府県や外国に持って行ってくれという沖縄の気持は当然あってしかるべきだと思います。糸数さんもそんな気持を代弁しているのでしょう。しかしそれでも私たちの基本スタンスは「軍事基地は沖縄に無ければ良いというものではなく、無条件撤廃」のはずです。普天間基地の場合でいえば「即時閉鎖」です。普通の家のように引っ越し先に家が出来上がってから引っ越すということとは絶対に違うはずです。普天間基地を閉鎖して地主に返還し、海兵隊員は本国の自分の家に帰ること、それが私たちの目指すところです。海兵隊基地という巨大な暴力を沖縄を最後に無くしていく、それが辺野古の座り込みの目標です。「辺野古が変われば世界が変わる」は辺野古の現場からの大切な声なのです。日本人は、1人の人間としてその声を無視し続ける国民にだけはならないで欲しいと思います。
「沖縄タイムス・6/26」
オーバビー名誉教授「9条の精神 世界へ」
「沖縄タイムス・6/26社説」
[米艦船・与那国寄港]やはり理不尽で許せない
「琉球新報・6/29」
9条精神生かせ 「9条の会USA」オーバビー氏
「琉球新報・6/26社説」
参院選挙 政治への関心が生活守る
「琉球朝日放送(QAB)・6/26」
県議会代表質問始まる
「琉球放送(RBC)・6/26」
米軍MV22オスプレイ不具合で全機飛行禁止
「沖縄テレビ(OTV)・6/26」
仲井真知事欠席のまま代表質問始まる
「時事通信・6/26」
岩国市への努力続ける=塩崎官房長官
「共同通信・6/26」
従軍慰安婦決議案可決へ 日本政府に公式謝罪求める
「八重山毎日新聞・6/26」
県が「自粛してほしい」と米軍に要請し、与那国
「市民メディアJANJAN・6/21」
やんばるの森 爆音で壊すな 集会に350人 沖縄ヘリパッド問題
6/25夜までの情報です。慰霊の日の後ということもあり、辺野古では緊急事態に際して準備を整えていましたが、今日は作業強行はありませんでした。また一日大切な海が守られました。ただ辺野古漁港では少し人の出入りが多く、いつもの動きと違ったという報告も入っています。はっきりしたことは分かりませんが、作業強行が近いことを示唆するものなのかもしれません。いずれにしても辺野古に注目することで見えて来る日本社会の歪みに対して心の目を向け続けて欲しいと思います。また一つ前の「号外」で辺野古のカヌー隊&サポートメンバーの募集要項をアップしました。皆さんで出来ることを探して、主体的に集まってください。それとゴムボート購入カンパについては引き続き募集しています。考えて見れば船が故障したり、調子が悪くなったり、出航出来る港が限られたりしている中で、浜から出せるゴムボートの存在は貴重です。今ある一艇目のゴムボート「ピース・メーカー」に続いて、今度2艇目として導入されるボートは「サーニー・アル・サラーム」という名前が付けられました。イラクを含む中東の公用語の一つであるアラビア語で「平和を創り出す者たち」という意味です。原語で書かれた旗も用意されました。私の思いとしてはあと2〜3艇ぐらい必要ではないかと考えています。船に比べて機動力があるため、海上保安庁も使っているのです。海上保安庁のゴムボートは100馬力を越えるエンジンを2つも搭載しています。もの凄い機動力です。元々人命救助や犯罪防止に使われる物ですから、そのぐらいの装備でないと追いつかないのでしょう。それを是非「本来の目的」のためにこそ使って欲しいと思いますが、それが「どういうわけか」カヌーに襲いかかって来るのですから、そんな化け物のような機械相手に平和を守る行動を展開するためには、こちらも出来る限りの対策を練らなければなりません。灰谷健次郎さんに貰った船もあり、今までの阻止行動はこれらの船が無ければ成り立ちませんでした。大変感謝なことです。しかし事態はますます深刻なものになっている現在、どうしても追加のゴムボートがもっと必要です。
私の場合は、毎日会う相手に辺野古での阻止行動の事を出来る限り話し、カンパを貰って集めて辺野古に届けてきました。1人で多額の負担をすることは無理でも、沢山の人たちから集めれば大きな金額になります。是非沢山の人に呼びかけてカンパを集めてください。
今年4月に環境省は、絶滅の恐れのある野生生物を分類した「レッドリスト」を改訂し、沖縄島が生息域の北限とされている国の特別天然記念物であるジュゴンを「絶滅危惧類」として新たに登録する決定をしています。分類としては「絶滅危惧IA類」に入れる予定だそうです。絶滅危惧IA類に分類されているのは植物や昆虫が多いのですが、動物ではニホンリスやツキノワグマ、オオサンショウウオ、コウノトリ、カブトガニなどもこの絶滅危惧IA類です。そこにジュゴンも加えることになり、早ければ年内にも指定されるそうです。WWFはジュゴン保護のためにDVDを制作し、特に大浦湾のジュゴン保護に本格的に乗り出す方針を打ち出しました。またキャンプシュワブの文化財調査に対しては文化庁のバックアップもあります。辺野古がますます世界的に注目されていきます。安倍さんはそうなる前に手を打とうと考えているでしょうが、すべては安倍さんに逆風となっていきます。
今回、米軍掃海船の与那国寄港問題が大きく報じられていて、それに呼応するように久間さんが宮古島で酷い言葉の数々を言い放ったようです。あくまでも宮古の伊良部(いらぶ)島の隣りに位置する下地空港が欲しいようです。振興策がほとんど出ないという詐欺にあったような形で建設された空港ですが、実は2001年と2005年に伊良部町は自衛隊誘致賛成決議を出しています。それに対して住民の大反対があり、決議を白紙撤回したという経緯があります。その後2005年10月に宮古島市に合併され、現宮古市長は軍事利用反対の立場なので、国としては久間さんのような嫌らしい言い方で攻め落とそうとしているのだと思います。下地島空港については1971年に当時の琉球政府行政主席だった屋良朝苗(やらちょうびょう)さんと国との間で「軍事利用は出来ない」という覚え書きが交わされていて、これが現在まで本格的な軍事使用を阻止しているのです。しかし以前も触れたように宮古島市は財政的に大借金を抱えており、非常に危険な現状であると言えます。今回の米軍の与那国寄港によって、増々宮古・八重山地方が危険にさらされていると考えられます。それにもし財政立て直しの切っ掛けとして下地島の自衛隊使用が認められ、自衛隊基地となるとするならば、当然次は米軍基地に生まれ変わることはいとも簡単な手続きとなってしまいます。その過程で万が一普天間を下地島に移設するという決定が下されてしまったならば、阻止行動が出来なくなるだけでなく、反対の声はそれこそただの「戯言」として無視され、金網の外で旗を振り上げるだけしか出来ないという事態に陥ります。それこそまさに国が望む「妨害活動のないスムーズな新基地建設推進」という姿を曝してしまうことになります。辺野古同様、宮古・八重山の状況には要注意です。
このブログでは辺野古のことだけを取り上げているわけではないことはご存知の通りです。もちろん辺野古で見えている日本の歪みを中心として書いていますが、平和の問題は広い視野で見ていかなければ何の意味もなくなってしまいます。辺野古にだけ集中して下地島のことを無視したり、下地島に集中してF22Aラプターの騒音被害を無視したり、F22Aラプターの飛来に集中して泡瀬干潟の埋め立てを無視したり、泡瀬干潟の埋め立てに集中して東村高江区のヘリパッド建設を無視したり、高江のヘリパッド建設問題に集中してイラクの惨状を無視したり、イラクに集中して横須賀の原子力空母ジョージ・ワシントンの配備を無視したり、原潜配備に集中して憲法改悪を無視したり、憲法改悪に集中して教育基本法改悪を無視したりすることは出来ないのです。いま顕著な問題ばかり例として出しましたが、どんな小さな暴力であっても私たちは無視することは出来ないのです。もちろん全部に主体的に関わることは物理的に難しいとは思いますが、一つの問題に関わっていく中で、平和に反する様々な問題と出会い、そこで必死で行動している人と出会い、すべての問題はつながっているのだということに気付くのだと思います。この世の命に対する反逆を私たちは絶対に無視出来ません。慰霊の日に国際反戦沖縄集会の場で沢山の方々からの報告を受けたのも、人と人が真実の意味で出会うためです。平和に対して広い視野を持って、しかも敏感に心を鍛えたいと思います。
「沖縄タイムス・6/25」
米軍艦、与那国に寄港
「琉球新報・6/25」
与那国に米2艦船寄港 民間港に復帰後初
「琉球朝日放送(QAB)・6/25」
軽度の脳梗塞 仲井真知事入院
「沖縄テレビ(OTV)・6/25」
仲井真知事 脳梗塞で緊急入院
「八重山毎日新聞・6/25」
「与那国に軍艦はいらぬ!」炎天下で抗議行動、怒り渦巻く
「東京新聞・6/25」
首相『3年後に改憲』 参院選争点に
号外です。「沖縄・辺野古座り込みテント村」でのカヌー隊募集についての詳細です。
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「座り込みに、そして海上行動にご参加ください」
Q:なぜ、海に出て阻止行動するのですか?
4年前(2003年)、基地建設のために海底の地形調査などの作業が行われました。それに対して陸から「作業はやめて!」「基地建設反対!」と何度も訴えましたが、作業は止められませんでした。ではどうすればいいのか?皆で考えました。そして、結論が出ました。「海に出て作業を止めよう」。「基地建設反対」の世論をつくることと同時に、実際に海上で作業を止めなければ、基地建設を止めることは出来ないと判断しました。
Q:カヌーってどんなに人がやってるの?
辺野古でカヌーをやっている人たちは、海が大好きで、泳ぎが得意で、カヌーが好きで、体が丈夫な人たちだと思われがちですが、でも、本当はその逆なのです。泳げない人、水が苦手な人、腰痛持ちの人、カヌーなんかしたこともない人、例を挙げたらキリがありませんが、海での行動にはおよそ不向きな人たちばかりです。70歳を超える女性もいます。気持だけは何とか頑張っていますが、皆、やはり体力、気力の限界を感じています。共に行動してくれる人を求めています。
Q:何人いたら作業が止められるの?
船を増やす必要もありますが、カヌーについては最低でも今の人数の3倍は必要です。それぐらいの人数がいれば、とりあえず、その日の作業は止められる可能性があります。
Q:カヌー以外の参加方法は?
シュノーケルやボンベを背負っての海中の行動も必要なので、これについても、特に経験のある方の参加をお待ちしています。
「完全非暴力の阻止行動です」
非暴力の行動であることに賛同し、厳守してくださる方のみご参加ください。非暴力とは、作業員たちに触れないことはもちろん、言葉の暴力についても自戒しています。私たちの行動は、「平和を創る」行動であることを常に心がけています。
「カヌー練習やってます」
初心者の方でも丁寧にお教えしますのでご安心ください。(尚、練習予定日でも急遽、海上行動に切り替わり、練習出来なくなることもあります。ご了解ください)。また練習を見学に来てくださる方も歓迎します。まずは座り込みテントへお越しください。
「カヌー乗船に必要なものです。ご準備ください」
帽子、着替え、ペットボトル、非常食、日焼け止めなど。
「声」
・他に基地建設を止める方法があれば教えて欲しい。
今、この方法しか見つからない。人が足りない。
・この海に基地なんか絶対につくらせないという気持で参加しています。
どうか皆さん、私たちを、ここに座っているおじぃ、おばぁを応援してください。
辺野古でカヌーに乗る人々より
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上記はカヌー隊の参加募集のビラから書き写したものです。若干の編集を加えてあります。また現在はカヌーの出艇、陸揚げ、洗浄などすべてカヌー隊のメンバーたちがやっています。
そこでカヌー隊をサポートする仕事への参加も呼びかけたいと思います。海がどうしても恐い人、病気などで水に浸かれない人でも出来ると思います。
・カヌー置き場からカヌーを出し入れする人
・カヌーをトラックの荷台に上げ下ろしする人
・トラックを運転する人(浜の運転は少し練習が必要です)
・必要な装備を運ぶ人
・カヌーを海におろす人
・海から上がったカヌーを洗う人
・必要なものを車で買いにいく人
あげて行けばきりがないほど仕事は沢山あります。現在カヌー隊はこれらの仕事に加えて海に出ているのです。少しでも彼らの負担を減らすことも「平和を創る」行動の大切な部分です。是非テント村に来て自分の出来ることを伝えて加わってください。
6/24夜までの情報です。まず抗議の声のなか与那国に米海軍の掃海船が2隻入港を強行したようです。久間さんは知らぬ間に宮古で講演会などを開いていました。これらは詳しくは記事をリンクしてありますのでお読みください。
さて、昨日「慰霊の日」の辺野古は、座り込みをしていた人の言葉を借りれば「時が止まったようだ」というぐらい静かだったそうです。そして今日の辺野古は「慰霊の日」に参加していた沢山の方々が訪れてくださったようで、一転とても賑やかだったようです。世界が注目する歴史的現場である辺野古に立ったという事実を、皆さんそれぞれで「止まったまま」の出来事とせずに、日々の生き方の中で「動き続ける」ものとして欲しいと思います。「平和を創り出す行動」は辺野古の特権ではありません。人として生きているのならば、誰もが選び取り、展開出来る行動なのです。その中で今特に注目して欲しい場所が辺野古なのです。
沖縄に来ていた人たちはそれぞれの場に帰って行きます。それが当たり前なのですが、単純に「人が減る」ということだけで見れば、辺野古での心配事は尽きません。慰霊の日に全国から集まっていた人たちが沖縄からいなくなる時、つまり明日、明後日あたりを施設局は狙って来ると思います。明日か明後日か、今週中か、それは全く分かりません。久間さんが「妨害活動にあっている」と、まるで「国が被害者」であるかのような超無責任かあり得ない発言を繰り返している限り、いつ作業強行が再開されるか分かりません。施設局は有り余る金を投入して、平和を創る行動を「妨害」してきます。私たちは自分の払った税金で、自分たちが痛めつけられているという矛盾の中でもがかなければならないのです。
阻止行動を止めれば税金を「無駄遣いさせずに済む」のでしょうか。そんな声もいまだに出てきます。答えは簡単です。「国の税金の使い道が絶対に間違っている」のです。辺野古に海上保安庁や海上自衛隊を送るお金があるのなら、社会保険庁のボロいコンピューターを入れ替えるのにでもお金を使ったらいかかでしょうか。導入当時でさえ時代遅れだったコンピューターを利害関係がある会社から無理矢理導入しているがために、年に何度もシステムダウンを起こすのです。そんなコンピューターの年間メンテナンス料は何と約1,300億円です。イージス艦1艘分です。社会保険庁のコンピューターを新機種と入れ替えて、毎年イージス艦を買おうというような話では当然ありません。むしろ辺野古での新基地建設を止めれば、社会保険庁立て直しなど容易でしょうし、場当たり的な増税をしなくて済むはずです。沖縄の基地を無くせば製造業を誘致出来ますし、雇用も増えます。カジノ構想なんか立ち上げなくても済むのです。仲井真さんの言うように沖縄が経済発展を望む一環としてカジノ構想を立ち上げるのであれば、モナコのように住民はカジノに出入りすることは出来ないという法律を作らないと、沖縄は一気に自己破産の嵐が吹き荒れます。基地があるから仕方なく取るという場当たり的な経済発展構想では破綻は目に見えています。まず基地を無くす、基地を造らないという構想が実は一番現実的なのです。
さて昨日の「6・23国際反戦沖縄集会」の模様を少し書きます。今年で24回目になります。安倍さんや高市さんも参加した摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開かれた5,000人近くの方々が集まった追悼集会の場と違い、4kmほど南に下った所にある「魂魄之塔(こんぱくのとう)」周辺は普段とは違い、沖縄の人たちが沢山集う賑やかな空間となっていました。「魂魄之塔」は「沖縄県の塔」とも呼ばれ、戦争で亡くなった死者の魂を慰めるための静かな霊域となっています。「魂魄」とは意味としては人間の霊魂のことですが、元々の意味は中国から来ていて、「魂」は「気」を司り「陽」を表し、「魄」は「体」を司り「陰」を表すようです。ですから中国では死ぬと「魂」「魄」は分離してしまうのですが、沖縄ではお盆の時や慰霊の時に戻って来ていると考えられているのでしょう。「魂魄之塔」は戦後そこら中に散らばっていた骨をかき集めてまとめて積み上げた時の形のままに再現されています。23日の夜に那覇空港まで乗ったタクシーの運転手さんがこう言っていました。「内地の人で魂魄にお参りしてくれたのは嬉しいですね。私は一昨日行ってきました。あれは沖縄の人だけではなく、アメリカの兵隊さんも、日本の兵隊さんの骨もみんなまとまって入っているのですよ。それが沖縄の心なんですよ。平和の礎も同じ心で作ったんですよ」
魂魄の裏にある広島県の塔の前にテントを張り、集会の会場が設営されていました。はじめに主催者である平良修牧師の代表挨拶があり、恨の碑(はんのひ)の追悼式のため来日してくださっていた姜仁昌(カン・インチャン)さん、李熈子(イ・ヒジャ)さんも舞台に立ってくださいました。続いて海勢頭豊(うみせどゆたか)さんのミニコンサートは「月桃(げっとう)の花」で始まり、続いて演奏された名曲「キセンバル」では皆涙を浮かべながら静かに口ずさんでいました。参院選に出馬する糸数慶子さん、宜野湾市長の伊波洋一さんたちからも新たな決意表明があり、グアムやハワイからのメッセージを朗読してくれたAPA(アジア平和連合)の山口響さんは東京から駆けつけてくださいました。辺野古からはヘリ基地反対協の安次富浩さんが、東村高江からは区長である仲嶺武夫さんがそれぞれ電話でメッセージを伝えてくれました。また真喜志好一さんからは大浦湾の図面を用いて新基地建設が軍港を伴う危険なものであることを含めた詳しい報告がなされ、泡瀬干潟を守る連絡会の小橋川共男さんからは、泡瀬干潟の珊瑚の産卵が確認されたという嬉しいニュースもありました。またこの集会前に安倍さんの来沖反対行動に参加していた西尾市郎牧師からの報告もありました。とにかくみな、安倍さんの嘘つき加減に本当に辟易しているという気持でいっぱいだったようです。最後は大城しんや(まよなかしんや)さんの叫びにも似たライヴがあり、沖縄のオピニオン・リーダーである新崎盛暉(あらさきもりてる)さんの挨拶で集会を終えました。
集会の中で印象的だったのは「笑ばぁ会(わらばぁかい)」の女子中学生たちの詩によるメッセージと平良夏芽牧師による「エクアドル世界反基地会議」の報告でした。「笑ばぁ会」は沖縄語で「子ども・ガキ」を意味する「わらばー」からつけた名前で、女子中学生たちのグループです。彼女たちのメッセージは悲惨な戦争を忘れないようにしようとか、ただ戦争反対を訴えるだけではなく、自分たちが平和に対して何が出来るのかを若い力で訴えてくれました。彼女たちの決意表明は参加していた皆の心に届いたと思います。それから平良夏芽牧師は報告の冒頭でウチナンチューに対する厳しい問いかけで始まりました。選挙結果や基地強化の現状から「沖縄は本当に平和を皆望んでいるのか」と必死の思いで訴えていました。そしてエクアドルの防衛省の人が会議の場で「基地を無くしていく」と宣言しているとの報告に皆驚きと共に感動していたようです。会議の場でも辺野古は世界中から注目されているのです。今ある基地を無くしていくと共に新しい基地を造らせない闘いの最前線が辺野古であると、世界が注目しているのです。その報告のあいだ、平良夏芽牧師の後にはカヌー隊の面々が静かに並んでいました。
「沖縄タイムス・6/24」
「真実」刻み継ぐ/慰霊の日
「沖縄タイムス・6/24社説・コラム」
[非戦の誓い]歴史をどう語り継ぐか
「琉球新報・6/24」
戦争忘れず、み霊に誓い 「6.23」各地で慰霊祭
「琉球新報・6/24社説」
復帰35年沖縄宣言 強い気概を持ち自立を
「琉球朝日放送(QAB)・6/24」
東京・千葉・沖縄で6.23LIVE
「琉球放送(RBC)・6/24」
九条の碑建立
「沖縄テレビ・6/24」
反発よそに米海軍掃海艦が祖内港入港
「八重山毎日新聞・6/24」
戦争の悲惨さ訴え 仲村さん招き平和集会
「宮古毎日新聞・6/24」
「戦争の真実、次の世代に」/62年、悲しみ癒えず
「朝日新聞・6/24」
米海軍掃海艦が与那国に入港 民間港湾入港は復帰後初
「毎日新聞・6/24」
久間防衛相:弾道ミサイル攻撃は「99%排除できる」
「東京新聞・6/24」
米海軍艦船が与那国初寄港 台湾有事にらみ情報収集か
6/23夜までの情報です。安倍さんが沖縄を訪れ、追悼式でメッセージを語りました。しかし「沖縄の負担軽減」ということを強調しながら「米軍再編へ邁進する」というのです。この二つが両立し得ないことは、沖縄ではよくわかります。また「魂魄(こんぱく)の塔」での国際反戦集会の模様はほとんどどこにも報道されていません。発言者は凄い方々ばかりだったのですが、もったいない話です。明日(24日)の書き込みで少し触れます。
さて今日は新聞リンクがかなりあるので、そちらを読んで沖縄の6月23日を知っていただければと思います。
「沖縄タイムス・6/23」
文科省「関与」鮮明に 修正前提の審査求める
教え子の生きた証し 刻銘/元担任・福岡さんらが情報収集し申請
「沖縄タイムス・6/23社説、コラム」
[慰霊の日]検定撤回は県民の総意
「琉球新報・6/23」
「沖縄が日本変える」 西山さん、日米軍事強化を批判
「琉球新報・6/23社説、コラム」
慰霊の日 沖縄戦の記憶は“平和の砦”
「琉球新報・6/21南風」
足を止めず伝え続ける
「琉球朝日放送(QAB)・6/23」
中継 慰霊の日 平和への祈り 決意新たに
「沖縄テレビ・6/23」
糸満市で平和行進
「時事通信・6/23」
沖縄「慰霊の日」=教科書検定反発の中、平和祈る
「共同通信・6/23」
沖縄で全戦没者の追悼式 慰霊の日、首相ら出席
「三陽新聞・6/22社説」
集団自決 沖縄の抗議に耳を傾けよ
「八重山毎日新聞・6/23」
戦争犠牲者「地図」を製作「慰霊の日」に展示へ
「宮古毎日新聞・6/23」
慰霊の日前に平和学習/北中 上野中 上野小
「北海道新聞・6/23」
沖縄密約問題、外務省元局長が西山氏近著に賛辞 「痛いところついている」
「朝日新聞・6/23」
62年前に見た集団自決の現場 「軍曹が命じた」
「朝日新聞・6/23社説」
沖縄慰霊の日—集団自決に見る軍の非情
「毎日新聞・6/23」
教科書検定問題で記述の復活はしない考え…安倍首相
「東京新聞・6/23」
教科書問題、批判と不信 戦後62年沖縄『慰霊の日』
「東京新聞・6/23社説」
慰霊の日 沖縄県民の怒りに耳を
「久間さん、定例記者会見・6/22」
防衛「省」ホームページより
6/22夜までの情報です。「6月23日・沖縄慰霊の日」の平和集会のご案内です。今日はこれだけアップします。
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第24回「6・23国際反戦沖縄集会(12:50〜15:00)」
平和行進に参加する方は、優美堂(ひめゆりの塔向かい)の駐車場に11:00集合。
11:20・平和行進出発
11:50・会場(魂魄の塔前)着
「魂魄の塔」前でアピール文朗読(「笑ばぁ会」)
アピール文朗読の後「魂魄の塔」に黙祷
(黙祷しない方は事前に隣の会場に移動します)。
そのあと集会までの間それぞれで食事をとるのだと思います。
平和行進に参加しない場合は会場に直接行ってください。
「12:50集会開始」
主催者代表挨拶 平良 修
(1)ミニコンサート 海勢頭 豊
(2)笑ばぁ会
(3)「エクアドル世界反基地会議」報告 平良夏芽(平和市民連絡会代表)
・・・カンパ(集会の運営資金)要請・・・
(参加の市民団体を司会が紹介、安倍総理来沖抗議行動報告)
(4)「平和ガイドの語る沖縄戦」糸数慶子
(5)伊波 洋一(宜野湾市長)のスピーチ
(6)APA(アジア平和連合)からの発言
(7)辺野古からの報告 安次富浩(ヘリ基地反対協共同代表)
(8)高江区からの報告 仲嶺武夫(東村高江区長)
(9)「沿岸案、ヘリパッド」に関連して報告 真喜志好一
(10)「泡瀬干潟を守る連絡会」報告と写真展示 小橋川共男
(11)ミニコンサート 大城しんや
閉会の挨拶 新崎盛暉
「沖縄タイムス・6/22」
県教育長、国に撤回要求/「集団自決」修正
「琉球新報・6/22」
終わらぬ戦後処理 あす慰霊の日
「琉球朝日放送(QAB)・6/22」
県議会 「軍命削除」到底容認できない
「琉球放送(RBC)・6/22」
県議会 “教科書”意見書 全会一致で可決
「沖縄テレビ(OTV)・6/22」
県議会 教科書検定撤回求める意見書可決
「共同通信・6/22」
検定撤回求め意見書可決 「集団自決」で沖縄県議会
「宮古毎日新聞・6/22」
無差別殺りくを語る/戦争体験者の友利さん 平良中で平和集会
「毎日新聞・6/23社説」
沖縄戦 捨て石の無念と不信は今も消えない
「東京新聞・6/22」
防衛省主導で海外派遣を 会議発足、恒久法も視野
6/21夜までの情報です。今日は施設局による作業強行はありませんでした。午前中カヌー隊は練習に励み、昼食のあと海上監視を行ないながら今後の阻止行動についてのミーティングを行ないました。波音と風の音のなか静かな話し合いの時をもち、しかし熱い思いを出し合い、辺野古阻止行動について確認と提案がなされました。毎日毎日逞しくなる姿は本当に凄いと思います。また夕方には初めてカヌーを漕ぐという方々の練習も行なわれ、疲れたと思いますが、皆さん一生懸命練習してくださいました。
また昼には琉球朝日放送(QAB)のスクープである「辺野古で泳ぐ二頭のジュゴン」が撮影され、それがニュースで流されました。座り込みの面々からも歓声が上がりました。先日の日本テレビのジュゴンの水中映像も素晴らしかったですが、今回のQABの映像によって、辺野古でジュゴンは生き、繁殖しているという確かな証拠となりました。国は命の海への冒涜を直ちに中止し、戦争につながるすべてのことを白紙撤回すべきだと思います。
23日は沖縄にとって特別な日です。南部の摩文仁の平和記念公園には既に追悼式典のテントが建っています。安倍さん、高市さんが列席する予定ですが、お二人には本当に平和のためには何をすべきなのかを、慰霊の場所でしっかりと感じて欲しいと思います。偉そうにすること、数の暴力で押し切ること、国民を危険な目に遭わせることなど、今、国がやっていることすべてが政治家として、政府としてあるまじき行為であることを知るべきです。
6月23日の「慰霊の日」は沖縄では休日となっています。「沖縄戦終結の日」と言われていますが、正確には「日本軍の組織的戦闘が終わった日」です。当時の司令官の牛島(うしじま)さん、参謀長の長(ちょう)さんが摩文仁の崖中腹の壕で自決した日と言われています。その際「最後の一兵まで敢闘せよ」という命令を出して自分たちは先に自決してしまったわけです。まさに泥沼の戦闘状態が引き起こされ、阿鼻叫喚の図が展開されてしまうのです。実際は8月15日を過ぎてから起こった集団死もありましたから、玉音放送を聴いて皇居前で皆が泣き崩れていた時に、沖縄では終戦を知らない住民たちが砲弾の中を逃げ惑っていたのです。中には12月になっても逃げ続けていたという報告もあるほどです。
「慰霊の日」に向けて沖縄は全島祈りに包まれます。「集団自決(集団死)」に対して軍の責任はないという開き直りという事態がやって来るとは思いもしませんでした。沖縄は県としてその事態を防ぐために動き出しています。私たちは、自分の責任として正しい歴史認識に立った生き方を為すべき時だと思います。「やったこと」を「やらなかったことにする」という態度で全てを進めていく政府の姿はとても愚かなものに見えます。「やったこと」を「もうやらないようにする」姿勢を忘れてはいないでしょうか。来はれ姿勢というより責任です。私たちの世代には「第二次世界大戦をやった」という責任はありません。もちろん日本人として責任が継承されるということはありますが、第二次世界大戦を起こした責任は私たちにはありません。では私たち「戦後世代」が持つべき「戦争責任」は何でしょうか。それは「二度と戦争を起こさない」ということです。戦争に巻き込まれた人たちの証言を語り継いで、戦争の悲惨さを訴え続け、そして戦争を起こさない責任をしっかりと担うことです。
「沖縄タイムス・6/21」
土壌入れ替え着手/嘉手納燃料流出
「沖縄タイムス・6/21社説、コラム」
[教育3法成立]将来に禍根残しかねない
「琉球新報・6/21」
毒おむすび渡された 県議会議長、沖縄戦体験を語る
「琉球新報・6/21コラム」
金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・6/21」
(昼)名護市大浦湾 ジュゴンの親子ゆったり
「琉球放送(RBC)・6/21」
高教組教育関連3法に抗議声明発表
「沖縄テレビ(OTV)・6/21」
リポート 慰霊の日 給食の時間に考える平和
「時事通信・6/21」
国民考えぬ議員「辞めた方がいい」=会期延長批判をけん制-安倍首相
「八重山毎日新聞・6/21」
児童らに悲しみの涙 戦争マラリア体験開き、平和の誓い
「東京新聞・6/21」
教育3法成立 現場を委縮させるな
6/20夜までの情報です。今日は防衛施設局による作業強行はありませんでした。蒸し暑い中、朝から座り込みに人が集まってくださり、カヌーを用意し、海に監視の目を光らせました。以前施設局職員との陸上での話し合いの時も、いつやって来るか分からないために、何日も同じ景色を監視し続けていたこともありました。その間皆で平和への思いを語り合ったり、沖縄の歴史や文化の講座を開いたりして、色々工夫しながら座り込みを続けました。現在は数を動員して作業を強行して来るので、緊張状態はかなりのものです。もしかすると慰霊の日を狙って作業を強行して来るかもしれないという声も出ています。来沖する安倍さんに対して「プレゼント」でもするかのように、施設局が「作業は進んでいますよ」と言いたいだろうことは簡単に想像出来ます。でも考えてみればカヌーが海に出る度にくっついて来る施設局の船など、すべては国民の税金から経費が支払われているはずです。思いやり予算に限らず、国民はもっとその点についても抗議していいはずではないでしょうか。
しかしこれに対する反論も簡単に予測がつきます。「国民の税金から支払われているのだから、施設局の手を煩わすような『反対派による妨害行動』こそやめたらいいじゃないか」と。実際にそういう声をぶつけられたこともあります。それに似たような言葉が今日の八重山毎日新聞の記事に出ていました。町長は米軍の寄港強行を拒否しているのに、町議会が「黙認する」という決議をしてしまいました。黙認という言葉を使ったのは八重山毎日新聞だけですが、まさしく「どうしてなのか?」という疑問の現れとしての言葉だと思います。町議会で語られた言葉とは寄港「黙認」の人が言ったものです。「日本の同盟国と仲良くできない人が、どうやって平和を維持できるのか」。
この言葉も、阻止行動をやめればいいという言葉も、語られている「起点」が私たちとは明らかに違います。まず同盟国と仲良く出来ないという話の「起点」が「平和」という言葉とは絶対に結びつきません。軍艦に乗ってやって来て、いまだに沖縄に多大な被害をもたらし続けるアメリカを、「同盟国」ということだけで何をやっても「黙認」するという姿勢はどう解釈すればいいのでしょうか。アメリカ軍を「良き隣人」と思わなければ、生きていけないとでも思っているのでしょうか。諦めの極地ではないかと思うのです。
しかしたった5人の町議会という小さな町の議員がこんなこと言わなければならないほど、日本が追いつめているということでもあります。ですから本来私がこんなこと語って良いはずはないのです。しかしそれでも言い続けなければならない現状なのです。「反対派による阻止行動をやめたら税金を使う額も少なくて済む」という意見も、全く無責任であると言えますが、そういう間違った考えの人を作り出して来てしまった日本の責任であるとも言えます。
しかし平和を創る行動に向けられる批判は、ほとんどすべて「現実路線」を脱していません。つまり武器があっての平和、日米安全保障条約があっての平和、ミリタリーバランス信仰に基づいた平和でしかありません。そしてそれは決して「平和」とは呼べない代物なのです。
辺野古で座り込みを続ける民衆の姿、オジー、オバーの言葉、そこに私は真実の「平和」を求める姿勢が見えます。先日の金城祐治さんの告別式のテレビ映像で、宜野湾市長の伊波さんがこう言っていました。「沖縄の沢山の人たちが諦めてしまっている中で、祐治さんは『諦めちゃいかん』通しえてくれた」。全くその通りです。諦めちゃいかんのですよ。
「沖縄タイムス・6/20」
史実継承を議会後押し/「集団自決」意見書可決
「沖縄タイムス・6/20社説」
[「集団自決」意見書]党派超えた対応が大切
「琉球新報・6/20」
琉球新報アーカイブス第1弾 写真展「これが沖縄戦だ」
「琉球新報・6/20社説」
米軍調査拒否 立ちふさがる地位協定の壁
「琉球朝日放送(QAB)・6/20」
教科書検定 執筆者が国を批判
「沖縄テレビ(0TV)・6/20」
オキナワ再生 教え子を再び戦場に送るな
「共同通信・6/20」
空自派遣を2年間延長 イラク特措法改正
「八重山毎日新聞・6/20」
米艦船の与那国寄港、町議会は黙認へ
「宮古毎日新聞・6/20」
「集団自決」削除撤回を採択/多良間村議会
6/19夜までの情報です。今日は施設局の作業強行は無かったようです。今日まで不安定だった天候も明日からは回復するようです。ただそうなると施設局にとっても作業がやりやすいということを意味します。海の状態も良いようだとますます作業強行される恐れもあります。23日前に終わらせてしまおうと企てられていても不思議ではありません。
また各方面のレポートで「動きが無い」「作業が無い」という状態は実は歓迎すべきことでもあるのですが、現地では今まで突然作業が始められたり奇襲されたりした経験から、緊張感の中で静かな座り込みと海の監視がなされているのです。また注目して集まってください。作業が無ければ無いで辺野古の海がまた1日守られたということでもあります。
さて、久間さんの話題ばかりで申し訳ないのですが、発言するたびに暴走し加速し続けています。朝日新聞の記事をリンクしてありますが、情報保全隊の監視行動について問われたところ、「国会議員であっても、国民は平等に情報収集の対象になり得る」「監視ではなく情報収集だ。(情報保全隊が)任務としてやっているので私自身が対象になっても構わない。国会議員もほかの人も同じだ」と答えています。国民全体が監視対象だと明言しているのです。自分がその対象になっても構わないとは言っていますが、陸・海・空軍の情報保全隊を統括し命令を出すのは久間さん自身です。つまり原則として久間さんは監視の対象にならないということが前提の発言なのです。それに「今は情報保全隊は監視をしていない」という旨の発言をしていましたが、今回の発言によって「いつでもやれるぞ」という脅しをかけて来たわけです。それに実際は情報保全隊は暗躍し続けているはずです。軍隊の長という後ろ盾を得て、信じられない傲慢さです。今の政府の方々は、自分がこう思っているのだから人もそう思うに決まっているという自己中心的な判断で暴走している気がします。教育3法案に関する安倍さんの発言一つとってもそれが顕著に現れています。
例えば私たちの周りにも、「殴り合ってこそ真の友だちになれる」という人はいないでしょうか。そういう人たちはいざとなったら他者に対して暴力的になります。友だちが間違ったら殴って戒める。家族が言うことを聞かないから叩いてでも従わせる。そんな人間関係は数多く存在します。しかし暴力でつながっている人間関係は病的ですし、言葉で気持を伝え合うことを放棄した状態です。国同士に当てはめてみれば、戦争をするのか、外交で解決するのかということになるでしょう。
殴り合ったから友だちになれたという「(その人たちが理解する)美談」は、あくまでも個々人の関係性の上での話です。誰もがそうだと思っていたら大きな間違いです。そういう他者へ配慮出来ない人たちは、例えばセクシャル・ハラスメントという暴力に対しても同じように反応します。個人対個人の関係性の上で「肩に手を乗せる」という行為が良くも悪くもなるというのは当たり前の話ですが、そんな場合は「あいつがオーケーで、何で俺がダメなんだ」という理不尽な問いかけをしてきます。「どこまでがセクハラなのかマニュアルが欲しい」というような的外れな態度で臨んでいるために、「人間として尊重し合う」という基本的なことに立ち返れないのです。「自分はこう思うが、相手もそうとは限らない」というごく基礎的な配慮も出来なくなっているのです。大多数の人たちは殴り合わなくても親友でありますし、肩に手を置かなくても普通にコミュニケーションをとっているのです。そう考えると、今の日本政府の傍若無人さはまさにその正反対だと言えるのではないでしょうか。
以前リドリー・スコットさんが作った「ブラックホーク・ダウン」という映画がありましたが、あれがまさに違いを認め合えない状況を端的に表した作品でした。アメリカが余計な軍事介入をしたことを描いてはいるのですが、ソマリア兵をまるでゾンビのように描いた手法に、井筒監督が激怒していたことを思い起こします。まさに自分の価値観で攻め込んで行くアメリカそのものを図らずも感じ取れる作品でしたし、恐怖に包まれる米兵を見ていると「やられる前にやれ」という考えしか浮かばない描き方だったと思います。
自衛隊が駐留していたサマワの人たちから歓迎されていたという自己満足的な考え方も同じです。水には困っていないのに、必要のない浄水をパフォーマンスとして行ない、建築家から見たら欠陥だらけの手法で学校を建て、それでイラクに恩を売り、アメリカへのアリバイ作りをして帰って来たのが陸上自衛隊です。しかしそんなことは当の自衛官たちが一番分かっていたことなのかもしれません。もっと言えば、イラクの人たちのためになる一番の行動は「撤退のみ」ということも感じていたはずです。
与那国寄港問題でアメリカ軍は「良き隣人となりたい」という発言を繰り返していますが、本当に沖縄の人たちの良き隣人になりたいのならば、すべての基地を持って沖縄から出て行くことが一番の近道です。アメリカ軍や久間さんが「理解を得たい」「交流をはかりたい」と言う時は、「自分たちの好き勝手にして説き伏せたい」ということであり、「理解して欲しい」「分かって欲しい」ということは、「分かれ」「理解しろ」と強制していることと同じです。どう考えても違いを認め合い、尊重し合う態度とは180度違います。
23日の慰霊の日には安倍さん、高市さんが沖縄に行くようです。追悼式でどんなメッセージを語るのでしょうか。予定が合えば前日から沖縄入りして、海軍司令部壕跡や対馬丸(つしままる)記念館を訪れる計画もあるようです。もし安倍さんが旧海軍司令部壕跡に入るのならば、1945年6月13日にそこで自決した海軍司令官・大田実さんの玉砕の電文「沖縄県民斯く戦へり。県民に対し後世特別の御高配を賜ることを」(沖縄県民はこのように戦いました。後世において沖縄には特別の配慮をお願いします)という言葉をどのように受け止めるのでしようか。沖縄の人たちを戦闘に巻き込んでしまい、軍もそれに配慮出来なかったことを後悔し、天皇陛下万歳でもなく、日本の繁栄を祈るでもなく、ただ沖縄の人たちへの配慮を述べているその言葉を、今の安倍さん、高市さんは責任をもって聞くことが出来るのでしょうか。また対馬丸記念館に入るのであれば、2発の魚雷で撃沈され、疎開途中だった子どもたちを含めて犠牲となった1,418名の尊い命の叫びをいったいどう聞くのでしょうか。暴走する日本政府の代表として、沖縄戦の犠牲者たちに対して嘘偽りの無い気持を表すことが本当に出来るのでしょうか。
「今日の憲法」
・・第11章 補則・・
「第100条」この憲法は、公布の日から起算して6箇月を経過した日から、これを施行する。(2)この憲法を施行するために必要な法律の制定、参議院議員の選挙及び国会召集の手続並びにこの憲法を施行するために必要な準備手続は、前項の期日よりも前に、これを行ふことができる。
「第101条」この憲法施行の際、参議院がまだ成立してゐないときは、その成立するまての間、衆議院は、国会としての権限を行ふ。
「第102条」この憲法による第一期の参議院議員のうち、その半数の者の任期は、これを3年とする。その議員は、法律の定めるところにより、これを定める。
「第103条」この憲法施行の際現に在職する国務大臣、衆議院議員及び裁判官並びにその他の公務員で、その地位に相応する地位がこの憲法で認められてゐる者は、法律で特別の定をした場合を除いては、この憲法施行のため、当然にはその地位を失ふことはない。但し、この憲法によつて、後任者が選挙又は任命されたときは、当然その地位を失ふ。
この補則部分は施行に際する項目なので、今は必要の無い部分です。「今日の憲法」はこれで一通り終わりました。改めて読んでみていかがでしょうか。あるいは初めて読んだという項目もあったのではないでしょうか。憲法に関する本は沢山出ています。それぞれで読み、真剣に憲法について主体的な意見をもっていただきたいと思います。大切な法律が私たちを守って来ていることを身をもって知り、そして今なされている改憲論議が実はどれほど「現実離れ」しているのかを知って欲しいと思います。今の政治家の方々に心から言いたいことがあります。「憲法改正を言う前に、まず憲法に従ってください」
「沖縄タイムス・6/19」
米軍、県の調査拒否 嘉手納燃料流出
「沖縄タイムス・6/19社説」
[ヘリパッド]オスプレイ配備も視野に
「琉球新報・6/19」
焼けた岩肌に戦場体感 沖縄陸軍病院南風原壕公開
「琉球新報・6/19社説、コラム」
ヘリパッド建設 地域を分断する国施策
「琉球朝日放送(QAB)・6/19」
県議会開会
「沖縄テレビ(OTV)・6/19」
教科書検定問題 6.9県民大会が県議会に要請
「時事通信・6/19」
慰安婦決議案、可決の公算=26日採決へ-米下院外交委
「共同通信・6/19」
教育3法案が参院委で可決 与党、20日成立方針
「朝日新聞・6/19」
「国民は平等に情報収集の対象」 久間防衛相が発言
6/18夜までの情報です。今日は作業強行はありませんでした。相変わらず沖縄地方には大雨・雷・洪水警報が出ていました。北部西海岸の今帰仁村(なきじんそん)では大雨の影響で川が増水し犠牲者が出ています。辺野古は北部東海岸ですが、雨は続いているようです。夜の段階では警報・注意報は解除されましたが、明日も雨は続くようですので、座り込みに参加される方々は行き帰りの交通にも十分注意してください。
そんななか今日はハワイから「ウチナンチュー」の訪問があり、ウクレレで歌を披露して皆を元気づけてくださっています。本当に感謝です。沖縄も南米など海外への移民の多い土地ですが、沖縄からハワイへの移民は1900年が最初で、その後徐々に増えて行きました。世界のウチナンチュー大会はそんな海外移民となった沖縄の人たちやその子ども、孫たちが沖縄に集う一大イベントになっています。ちなみに1970年頃から普及し出した「沖縄シャツ(現在のかりゆしウェア)」はハワイのアロハシャツを参考にして作られています。かりゆしウェアは観光アピールのために作られていますが、アロハシャツは19世紀末〜20世紀初頭に日系移民が持ち込んだ着物をもとに作られたのがルーツです。一説によればヨーロッパの船員が着ていたパカラという開襟シャツを見た日本人が、着物の生地で作ったのが最初と言われているようです。沖縄ではあちこちで見る「かりゆしウェア」も、元をただせば日本人のアイディアの逆輸入なのです。沖縄ではおめでたいことや縁起のいいことを「カリー(嘉例)」と言いますが、「かりゆし(嘉例吉)」も同じくめでたいという意味です。ハワイの日系移民の方々の期待に応えるためにも、辺野古で「カリー」と叫べる日まで座り込みの基地建設阻止は続きます。
さて、まず久間さんの言葉を紹介します。ふざけて言うのではなく、「久間名言録」が出来そうなくらいおかしな物言いをする人です。
(時事通信・6/18)「防衛相が次期米統参議長と会談」
久間章生防衛相は18日午後、防衛省で米海軍のマレン作戦部長(大将)の表敬訪問を受けた。久間氏は、マレン氏が、9月末に退任する米軍制服組トップのペース統合参謀本部議長の後任に指名されたことに祝意を伝えた。マレン氏は「(就任には議会の)承認が必要だが、温かい言葉に感謝したい」と応じた。マレン氏は「来夏に原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀基地(神奈川県)に配備される。準備は順調だ。日本政府の支援に感謝したい」と述べた。久間氏は「原子力空母が地元に受け入れられる雰囲気をつくりたい」と語った。
さて、アメリカ国外で航空母艦が母港という形で駐留しているのは横須賀米軍基地(横須賀ベース)だけです。現在はキティホークという空母が駐留していますが、来年の夏にはとうとう原子力空母ジョージ・ワシントンが配備されることになっているようです。非核三原則に完璧に違反する配備強行です。現在は様々な資料や証言で、今までにも公にされずに原子力船や核兵器搭載艦などが日本に寄港していたことが明らかとなっていますし、沖縄では嘉手納弾薬庫と辺野古弾薬庫でいつも山羊や鶏が飼われていたことからも分かるように、核兵器が沖縄に持ち込まれていたと言われています。つまり放射能漏れや毒ガス漏れをいち早く察知するために動物を飼っておくのです。ジョージ・ワシントンはその動力自体が原子力ですから、当然大きな反発が予想されます。「準備は順調」なのは「アメリカ側」の話で、横須賀市民は核受け入れの準備などはなから整えていません。
しかしそれに対して久間さんが言った言葉は「原子力空母が地元に受け入れられる雰囲気をつくりたい」です。雰囲気なんていう曖昧な表現でこんな重大事態を押し進めようとしていること自体おかしいですが、その「雰囲気」自体が何を意味するのか大きな疑問と懸念が巻き起こるはずです。米軍再編法案に後押しされて、地元自治体との話し合いなど型通りに終わらせるでしょうし、金をバラまいて配備を強行するという図式は火を見るより明らかです。
それにこの横須賀の事態は辺野古にも当てはまります。もし大浦湾に突き出した基地を造らせてしまったならば、深い水深をもつ大浦湾を軍港として使用しないはずはありません。つまり辺野古は普天間基地の危険と、横須賀基地の危険を一緒に背負わされることになるのです。水深40mを超えるということは、当然原子力潜水艦の母港としても「最適」です。その上沖縄島東海岸に基地があるということは、対アジアとしてみた場合、アメリカ軍は沖縄島を盾として使えるという立地になっているのです。これらはこのブログでもずっと言及して来たことですが、改めて今回の久間さんの発言を聞いていると、辺野古が本当に危険な状態にあるということがよくわかります。
「今日の憲法」
・・第10章 最高法規 その3・・
「第99条」天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
今更ながらこの99条が蔑ろにされ続けているということに憤りを覚えます。一連の憲法論議自体が憲法違反なのです。最高裁はこの点だけでも政府を裁くことが出来るはずだと、そのぐらい主張してもいいのではないでしょうか。
「WWFジャパンホームページ・6/14」
米軍北部訓練場のヘリパッド建設の中止を!
「沖縄タイムス・6/18」
自民、意見書案合意へ/「集団自決」修正撤回
「琉球新報・6/18」
安全な暮らし訴え ヘリパッド移設、東村で反対集会
「琉球朝日放送(QAB)・6/18」
東村高江区 ヘリパッド建設反対集会
「沖縄テレビ(OTV)・6/18」
ジュゴンの生息環境をCGに
「時事通信・6/18」
防衛相が次期米統参議長と会談
「八重山毎日新聞・6/18」
「悲惨な戦争はもういや」親子で戦跡めぐり 真栄里公民館
「朝日新聞・6/18」
教育3法案とイラク特措法改正案、与党が参院委で採決へ
「東京新聞・6/18」
米軍再編進展を強調 次期米参謀議長に久間氏
6/17夜までの情報です。昨日の「東村高江ヘリパッド建設反対」の集会は350名もの人々で埋め尽くされました。予定されていた広場から急遽近くのホールに会場を移し、村民の決意表明などもあり、大変力ある集会だったようです。しかも大雨・雷警報が出ているにもかかわらず屋外に集まった数が350名なのです。近年稀に見るいい集会となった、というのが現地からの声です。
さて、今日は読谷に建立されている「恨(はん)之碑」の1周年記念集会の案内を載せます。どなたでも参加出来ますが、第2部の方は有料です。(敬称略)
「恨(ハン)之碑建立1周年集会のお知らせ」
沖縄戦を問い直すー恨之碑建立1周年集会
「第1部 追悼会」
日時:6月22日(金) 15:00〜16:00
会場:恨之碑前(読谷村瀬名波578-1)
<プログラム>
・共同代表挨拶 「建立1周年にあたって」平良 修(共同代表)
・オカリナ演奏 鄭光均(ジョン・カンギュン)
・献花 姜仁昌(カン・インチャン)、李熈子(イ・ヒジャ)
有銘政夫(共同代表)、豆多敏紀(恨之碑建立をすすめる会全国事務局長)
他団体から
・お二人からの挨拶 姜仁昌(カン・インチャン)、李熈子(イ・ヒジャ)
・読谷村役場からの挨拶 池原栄順(読谷村副村長)予定
・お礼の言葉 (碑制作者)金城実
「第2部 1周年集会」
日時:6月22日(金) 19:00〜
会場:読谷村文化センター・中ホール (読谷村役場隣)
参加費:一般1000円/ 学生500円
主催:沖縄恨之碑建立1周年記念集会実行委員会
(恨之碑建立をすすめる会沖縄・平和(ぴょんふぁ)会・沖縄平和ネットワーク)
協賛:金城実100メートル彫刻「戦争と人間」大展示会実行委員会
<プログラム>
・主催者挨拶 有銘政夫(共同代表)
・ビデオ上映
・講演 李熈子(イ・ヒジャ)
・証言 姜仁昌(カン・インチャン)
・まとめの挨拶 平良 修(共同代表)
参加費:一般1000円/ 学生500円
主催:沖縄恨之碑建立1周年記念集会実行委員会(恨之碑建立をすすめる会沖縄・平和{ぴょんふぁ}会・沖縄平和ネットワーク)
協賛:金城実100メートル彫刻「戦争と人間」大展示会実行委員会
「韓国からのゲスト紹介(敬称略)」
・姜仁昌(カン・インチャン)
韓国慶尚北道英陽出身で現在も居住。1944年6月に強制連行で沖縄に軍夫として徴発。慶良間(けらま)阿嘉(あか)島で沖縄戦を体験。戦争で亡くなった多くの同胞を想起し、恨之碑建立を発案された。86歳
・李熈子(イ・ヒジャ)
韓国の戦後補償団体である太平洋戦争被害者補償推進協議会共同代表。日韓共同ドキュメンタリー「あんにょん・サヨナラ」の主人公。父親が日本軍に徴用、中国で戦死。遺族に無断に靖国神社に合祀されていることを知り、合祀取り下げ裁判原告に。64歳
「今日の憲法」
・・第10章 最高法規 その2・・
「第98条」この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。(2)日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
日本政府が作り続ける法律の数々は完全に憲法無視であることが分かります。日米安全保障条約は(2)の項目に当たるのかもしれませんが、前半部分があってこその(2)であることを考えると、やはり日米安保も憲法違反であると考えます。
「沖縄タイムス・6/17」
教育3法案・教科書検定/370人集いシンポ
「沖縄タイムス・6/17社説」
[安倍首相の発言]追悼式で真意を聞きたい
「琉球新報・6/17」
憲法9条堅持訴え 賢人塾・田端氏が講演
6/16夜までの情報です。遅くなりました。
昨日の書き込みで、訂正版をまだ見ていない方はそちらを先にお読みください。冒頭部分に追加分があります。昨日は「作業強行」がなかったということを最初書いたのですが、実は機材の掃除や写真撮影のために作業強行が、しかも奇襲する形で実施されていました。こちらの不手際で現地との最終連絡確認せずに情報をアップしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。そして今日も猛暑の中、辺野古では座り込みに沢山の人が集まってくださり、カヌー隊は阻止行動に向けた練習に励みました。昨日のような作業強行はありませんでしたが、辺野古には緊張感があります。日曜などを狙って作業強行して来る可能性もありますので、是非お集まりください。
まず集会案内を一つ載せます。
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『ヘリパッド建設やめよう集会』のご案内
2007年6月17日(日)村営グラウンド 集会開始 2時30分
いま、まさに高江を取り囲むようにしてヘリパッドが作られようとしています。高江への支援、参加もよろしくお願いいたします。
「集会発言者」
仲嶺武夫高江区長、比嘉京子社大党書記長、WWFジャパン花輪さん
赤嶺政賢参議院議員、照屋寛徳衆議院議員、喜納昌吉衆議院議員
詳細はこちら。ヘリパッド予定地のバスツアーがあります。那覇出発コース、宜野湾出発コースがあるようです。申し込みが必要です。情報が間に合えばいいのですが。
やんばるへのヘリパッド建設「7月着工」やめよう集会バスツアー
高江ヘリパッドパッド建設に関しての詳細は以下の記事をごらん下さい。
「市民メディアJANJAN・6/16」
新たな道路設置に“アセス”適用せよ 沖縄ヘリパッド問題
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さて昨日は普天間飛行場でFA18ホーネット(スズメバチの意)のタッチ・アンド・ゴー訓練が強行され、宜野湾市民の上に轟音がまき散らされました。FA18は主に海軍所属の戦闘機ですが、このような訓練が展開されるのは初めてのことだそうで、市長の伊波さんも憤りを隠せない様子でした。タッチ・アンド・ゴーとは、最近では電車の自動改札をSuicaやPasmoで通る時に「タッチして通過」という意味でも使われるようですが、実際の意味は飛行訓練の用語です。「連続離着陸訓練」といいます。一度着陸態勢に入った戦闘機が車輪が滑走路に触れてから再び離陸上昇する訓練で、短い滑走路の場合や悪路滑走路などを想定しているそうです。海軍でいえば航空母艦への離発着訓練を想定していると思います。嘉手納では時々見られますが、もの凄い騒音をまき散らします。タッチアンドゴーに急上昇・急旋回など加えると、騒音も凄まじいものとなります。嘉手納ではこの訓練を観て「格好いい」を連発する観光客もいるのですが、その前にその騒音の元で暮らさなければならない人たちのことを考える想像力を持って欲しいと思います。私も以前FA18を普天間で観たことがありますが、住宅地と隣接したあの場所でのタッチ・アンド・ゴーはまさに考えられません。
それから教科書検定委員会の歴史的暴挙である、沖縄戦時における住民の「集団死(集団自決)」は軍の命令でなされたという「事実」を削除した問題で、沖縄では与野党共に文部科学省に対する抗議の声を上げています。沖縄タイムスの記事にありますが、照屋寛徳さんが言われている通り、文部科学省が責任をもって検定内容の撤回を行なわずに放置するならば、「沖縄慰霊の日(6/23)」にどんな顔をして安倍さんは沖縄に行くのでしょうか。だいたいこういう記念式典で首相は嘘をつきます。数年前の小泉さんは「平和憲法を守り」と確かに発言していました。大嘘つきです。
さて今回の安倍さんの訪沖について、私は幾つか予想していることがあります。一つは誰もが予想しているだろうことですが、新基地建設推進はそのまま、教科書検定もそのまま、年金問題もそのまま、それでもなおかつ沖縄入りして「大嘘」をメッセージで述べるというものです。それとも訪沖直前に検定を撤回して、それを「手みやげ」に沖縄に来て、辺野古の新基地建設に弾みでもつけるつもりかもしれません。そのくらいのことはやりかねません。米軍再編法案を強行採決で国会を通過させているわけですから、仲井真さんなんか無視して、「アメ」をちらつかせるかもしれません。それかもっとも強硬な手段としては、またもや海上自衛隊を引き連れて完全なる軍隊の後ろ盾のもとに脅しをかけて来るかもしれません。
慰霊の日前ぐらいから、当然安倍さんの訪沖に反対する声も大きくなるでしょうから、もしかすると今回は「代理」を立てるかもしれません。こんなこと予測しても何も始まりませんが、利害関係の濃い時にだけ「沖縄、沖縄」と声を上げる政府のやり方に対しては何が何でも抗議しなければなりません。
「今日の憲法」
・・第10章 最高法規 その1・・
「第97条」この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
日本国憲法はまさに人類の財産であることが語られ、作られた当時の人たちばかりではなく「将来」の「私たち」に対して「侵すことの出来ないもの」として、信じて託されているのだという基本理念が書かれています。日本国憲法を「守ること」は、平和運動などという範疇の話ではなく、「最高法規として憲法に定められている」ものなのです。
「沖縄タイムス・6/16」
県政与野党 文科省批判/「集団自決」削除指示
「自決」せず生きた祖父へ/戦没者追悼式 思い込め「平和の詩」朗読
「沖縄タイムス・6/16社説、コラム」
[文科省意見書]「削除」の根拠が薄弱だ
「琉球新報・6/16」
FA18初訓練 街中にごう音
「琉球新報・6/16社説」
米掃海艇寄港 押し付けの友好・親善は迷惑
「八重山毎日新聞・6/16」
沖縄戦の「集団自決」否定で意見書 市議会最終本会議
6/15夜までの情報です。辺野古との連絡不行き届きで今日の状況を聞きそびれていました。訂正版です。アップします。申し訳ありません。タイムスのHPにアップされていない記事を最初にリンクします。
(沖縄タイムス・6/15)
「シュワブ海域で調査機器撮影」現況調査で施設局
米軍普天間飛行場の代替施設建設に名護市キャンプ・シュワブ沿岸海域の現況調査(事前調査)で、那覇防衛施設局は十五日、大浦湾や市嘉陽の沿岸部などで、ダイバーによる調査機器の撮影作業などを実施。同日午前6時ごろ、市汀間の汀間漁港から六隻の調査船や作業船が出発した。
カヌー隊が阻止行動を行ないました。作業船は午後に奇襲して来て、珊瑚の卵の着床具などの写真撮影を行っていました。監視行動を行ない、それ以上の作業は阻止しました。明日以降も警戒態勢は緩められません。
・・・・・以上訂正追加分・・・・・・
今日は辺野古では施設局による作業強行はありませんでしたが、若干怪しい動きも確認されたようです。(上記訂正文参照)。明日明後日の週末を狙っての作業強行があるかもしれません。十分に注意が必要です。時間を割いて予定出来る方は是非駆けつけてください。沢山いればいるほど監視の目が多ければ多いほど有効です。
それから「辺野古から緊急情報」にアップしましたが、辺野古の座り込みに参加するための大切な注意事項を忘れていましたので書いておきます。今日は沖縄は気温が30度を超え、座り込みの面々も汗だくになっていたようです。これからの季節は特に日差し対策が重要です。沖縄の紫外線照射量は北海道などに比べると10倍近くになることもありますし、東京と比べても2〜3倍ぐらいになることもあります。海上行動はもちろんのこと、テントの下にいても大汗をかきますし、作業ヤード設置阻止などの座り込みは炎天下でなされることもあります。強い紫外線で日焼けをしてしまうともの凄く体力を消耗しますし、もし頭痛、吐き気など感じたら脱水症状になっている場合もあります。「長袖」「帽子」「常時水分補給」は個人で管理するしかありません。十分ご注意ください。
さて、文部科学大臣の伊吹さんの発言には呆れ果てました。文部科学省から検定委員会への圧力とも取れる文書も酷いですが、「今回は沖縄の方のお気持ちにそわなかったかも」という言い方はいかがなものでしょうか。「沿う」「沿わない」という問題なのでしょうか。集団死の問題は、はっきりと資料や証言に残っている歴史的事実です。もし沖縄の人たちが何も言わなかったらそのままにしておくつもりでしようか。
では仮に「沖縄の方のお気持ちに沿うようにする」といった場合どうするつもりなのでしょうか。集団死への軍命の記述をそのままにしておくということでしょうか。「沿う」「沿わない」というレベルで教科書を作っているのだとしたならば、今まで「沖縄の人たちを納得させるため」に「軍命があった」ことを載せていたということでしょうか。そうではなくて「実際にあったこと」だから載せていたはずです。
しかも「今回は」とは何ごとでしょうか。「今回」ということは間違った修正が施された教科書を「次回」検定まで使い続けろということでしょうか。「次回」は検討するという態度で許される問題なのでしょうか。「今回」の検定での不手際は「沖縄戦は無かった」というのと同じぐらい酷い歴史の歪曲だと思います。検定で間違ったから再度修正するという態度の方が余程信用出来ると思います。沖縄から声が上がって来たから、「仕方なく」検定を「やり直した」では面子がたたないと国は明言しているのです。だったら最初からやるなという話です。明らかに「国のつくる意図的な流れ」の中で起こった大事件だと思います。
「国のつくる意図的な流れ」は「海上自衛隊の再投入」を臭わす発言にも現れています。年金問題もとんでもない大問題ですが、国民に銃を向けるという自衛隊の本質がまさに辺野古で実際に暴露されているのに、この上まだ自衛隊を使うというつもりなのでしょうか。与那国寄港問題といい、どうしてここまで沖縄差別を繰り返そうとするのでしょうか。沖縄県民は全部出て行けと言わんばかりの仕打ちでは無いでしょうか。
日本はアメリカのように「先制攻撃」出来る国になろうとしているかのようです。そうでなければ、どうしてこれだけおかしなことばかり巻き起こすのでしようか。「専守防衛」にしても武力を使うという点では変わりがありませんが、アメリカへ何とか追従しようという日本の卑屈さが際立って仕方がありません。アメリカは朝鮮民主主義人民共和国に核放棄しなさいと言いながら、1945年7月16日のニューメキシコ州での世界初の核実験から、広島・長崎の実践使用2回を含めて、今までに1,000回以上の核実験を繰り返しています。700回を超える旧ソ連の回数を遥かに上回ります。朝鮮民主主義人民共和国、中国、インド、パキスタンなどの核実験に対し本当の意味で抗議出来るのは「核実験をしていない国」だけです。
私たちは武器を初めとするすべての「暴力」を否定し拒否しています。DVも犯罪も誹謗中傷も虐めも差別も抑圧も自然破壊もすべて暴力です。ですから当然私たちも徹底非暴力でなければなりません。山内徳信さんの言葉にもあるように、辺野古だけでなく、私たちは生き方すべてにおいて暴力ではなく「言葉」を使って行動して行くつもりです。人にして欲しいことはまず自分たちがするという聖書の黄金律を持ち出すまでもなく、暴力では何も解決しないということを身をもって訴えて行きます。暴力は憎しみ合いしか残しません。そもそも「言葉を放棄したところに暴力は起こる」のです。点字も手話も音声もすべて含めて言葉ですが、人間の文化は暴力を排して言葉で語り合うことで発展して来たはずです。誹謗中傷や差別、無視など言葉や態度による暴力というものもありますが、それも私たちは否定しなければなりません。人間は不完全なものですから時に傷つけ合うことがあるとしても、人を生かす、生かし合う言葉によって和解し支え合うべきです。
国も、防衛「省」も、防衛施設局も、業者も、こちらの必死の語りかけに答えてくれません。たとえ返事が返って来たとしても、警告か罵詈雑言ばかりです。みんな言葉を放棄してしまっているかのようです。人間は暴力を振るい合って生きて来たのではなく、語り合って生きて来たはずです。そのことこそ私たちの行動の根拠であり、希望です。誠心誠意絞り出した言葉はいつの日か必ず通じるはずだと。それが通じた日こそ真実の平和が訪れる日だと信じています。
「今日の憲法」
・・第9章 改正・・
「第96条」この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。(2)憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
96条ついてはこのブログ「基地建設阻止・4月4日」に少し詳しく書いてありますので、そちらをごらん下さい。
「沖縄タイムス・6/15」
海自、再投入の可能性も/辺野古調査で防衛省担当者
「沖縄タイムス・6/15社説」
[「集団自決」修正]真実から目をそらすな
「琉球新報・6/15」
撤回決議、文科省に 歴史歪曲許さぬ大会実行委員会
「琉球新報・6/15社説」
「集団自決」検定 意見の撤回は県民の総意
「琉球朝日放送(QAB)・6/15」
削除の撤回求め要請
「琉球放送(RBC)・6/15」
教科書検定撤回を文科省に要請 7万人の署名提出
「沖縄テレビ(OTV)・6/15」
教科書検定撤回を文科省に要請
「時事通信・6/15」
「軍強制」修正意見撤回を=沖縄戦生存者らが文科省に要請
「八重山毎日新聞・6/15」
受け入れ拒否を通知 米海軍艦船寄港問題
「朝日新聞・6/15」
「沖縄の方のお気持ちに沿わなかったかも」と伊吹文科相
6/14夜までの情報です。今日の辺野古の動きや、集会の報告については「辺野古から緊急情報」をごらん下さい。名護市教育委員会は本当に頑張ってくれています。しかし考えてみれば「見つかった遺跡に対しての当たり前の調査」をしているだけのことなのです。日本全国どこでも当たり前に行なわれているはずのことなのです。しかし沖縄の場合は米軍基地の中に遺跡が存在することも多く、地位協定などによって調査が米軍から拒否されたりすることも多く、琉球の歴史上貴重な遺跡も調査出来ないでいることも多いのです。それでなくても沖縄は第二次世界大戦の時に「鉄の暴風」といわれる艦砲射撃(かんぽうしゃげき)を受けました。ですから今残っている遺跡はかなり貴重なものなのです。以前ローマ軍の軍港だった所を潜水調査したところ、水深4mぐらいの場所から沢山の貴重な遺跡が発見されたということがありました。軍事利用によって後世に残すべき遺産の数々が調査もされないで放置されているということ事態、世界的損失であるということのいい例です。名護市教育委員会による調査は、まさに新基地建設が迫っている中で行われている、大変勇気あるものだと思います。
さてここ数日の久間さんの発言に対して少し根本的なことを語ってみたいと思います。物というのは、それがどう使われているか否かに問わず、本来何のために作られた物かということを見なければなりません。武器は本来人の命や物を破壊するためのものです。抑止効果という言葉もありますが、そのために武器が使われたのであれば、たとえ発泡していなくても相手に「死の恐怖」を与えるものです。軍隊はモデルガンを持っていたのでは抑止効果を狙うことが出来ませんから、当然実弾入りの武器を持って相手を脅して押さえ込むのです。ですから久間さんの言う「沖縄に銃を向けたわけではない」「沖縄の人の考えは間違っている」という言葉はものの本質を全く理解していない言葉です。武器は人を殺すことが出来るからこそ武器であり、それが根本的力を発した時には人の命が失われるということです。当然、包丁や鋤(すき)や鍬(くわ)も武器にはなります。人を殺すことも出来るでしょう。しかしそれらの本来の目的は食物を育て、食べ物を作ることです。人の命を作り出すものです。要は使う人次第だという言葉もよく聞きますが、こと武器に関してはその言葉は当てはまりません。武器はその「存在」自体が命と正反対のものだからです。武器が存在するということ自体が確実に命の否定なのです。
久間さんは「戦前の日本軍と今の自衛隊を比べたら気の毒だ」とも言いました。これも明らかな間違いです。零戦がF22Aラプターに変わり、古い戦艦がイージス艦に変わり、古い銃がM16に変わりはしましたが、存在として「軍隊」という本質は全く同じです。辺野古への掃海母艦を派遣は阻止行動への抑止効果を狙ったものであり、国による明らかな「恐喝行為」です。こちらが武器を否定しているのですから、知ったかぶりの人たちがやたらと口にする「ミリタリーバランス」とも違います。
中国の軍事費の爆発的増大、インドとパキスタンの核実験での脅し合い、最近ではプーチンさんの暴走と、ミリタリーバランスという聞こえのいい言葉により世界の民衆は恐怖を味わっています。核実験で緊張関係にある国を脅すということは、「いつでも飛ばせるぞ」という意思表示で、つまり武器を利用して立場を有利にしようというものです。ただ朝鮮民主主義人民共和国に関してはこれは当てはまりません。「北朝鮮」というマスコミの造語で大ネガティブキャンペーンを張っていますが、朝鮮民主主義人民共和国に戦争する力などもはやありません。専門家や研究者たちはかなり前からそのことは指摘しているのに、政府とフジテレビの滅茶苦茶な報道のおかげで、日本国民は「北朝鮮が攻めて来たらどうする」と恐怖心を見事に煽られて、戦争街道まっしぐらの日本政府を支持し続けています。こういう日本人を見ていると「もう少し自分の意志で考えて行動しろ!」と叫びたくなります。それでも万が一、朝鮮民主主義人民共和国が戦争を仕掛けて来るとしたならば、その裏には必ずアメリカと日本の策略があるはずです。とにかく、武器を増やし続け、核実験をやり続けている国は、それを使わずに済んだとき何と言うのでしょうか。「ああ、自分たちが生きている間に使わなくてよかった」でしょうか。ならば未来の人たちにこの武器の存在をどう説明するのでしょうか。今生きている自分たちだけがよければそれで良いということなのでしようか。
ミリタリーバランスを「正しく」訳すと「軍事力による脅し合い」です。例えばナイフで恐喝しておいて、「刺してないからオーケー」ということがあるでしょうか。脅された人が感じた恐怖に対する責任はどうするのでしょう。また間違って刺してしまうということだってありえます。核兵器もF22Aラプターもイージス艦もM16アサルトライフルも人が使う物です。キレてナイフで刺してしまったというのと同じ状況が例えば核で起こったとしたならば、人類は滅びることになります。武器がある限りその可能性はゼロではありません。「そうならないために武装している」という言葉が無力だということがよくわかるのではないでしょうか。使った場合人の命が失われるし、物によっては人類が滅亡してしまう、それがミリタリーバランスの真実です。またもっと悪いことに「持ってたら使ってみたい」という気持が人間には起こります。さすがに核は使えないけど、その他の武器だったら実践で使ってみたいと思うでしょう。軍事訓練が訓練のまま終わらないことは世界中で証明されています。
また、武器を使用していないという結果には二つの理由があります。「(持っていて)使えるたけど使わない」と「武器を持たない」です。結果は同じでも「平和」に対する「心」が全然違います。自衛隊が戦後62年間自衛官として誰も殺めていないのは、前者による理由からです。しかし国としてそれをしないと決めている憲法があったからこその結果だということを忘れてはなりません。
さて久間さんが日本軍と自衛隊を比べるなという言葉に説得力がまるで無いということが分かる状況がヨーロッパにもあります。ドイツ軍です。ドイツ軍は「ナチスドイツとは違う」と言うとは思いますが、ずっとNATO圏外には軍隊を派遣していませんでした。それはかつてナチスドイツが残した世界的な負の遺産を意識しているからです。世界中を恐怖に陥れた過去の歴史を有耶無耶にすることは出来ないと自覚しているからです。そのためにドイツは第二次大戦後国旗、国歌を変え、シュトゥットガルト罪責告白を表明し、首相はポーランドの犠牲者たちの碑の前で跪きました。ナチスドイツからの苦しみを受けた人たちにとってみれば、ナチスドイツも現ドイツ軍も同じ「ドイツ軍」だからです。つまりアジアで日本軍から苦しみを受けた人たちにとってみれば、旧日本軍も自衛隊も同じ「日本軍」です。それとも久間さんは「戦争体験者たちが死に絶えるのを待っている」とでもいうつもりなのでしょうか。「旧日本軍のやったことを知っている人間たちがいなくなるのを待っている」とでも言いたいのでしょうか。
明日もこの件を少し書きたいと思います。
「今日の憲法」
・・第8章 地方自治 PART 1・・
「第92条」地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。
「第93条」地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。(2)地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。
「第94条」地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。
「第95条」一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。
地方自治の独自性は憲法で定められていることです。しかし例えば米軍再編法案は各自治体が条例で禁止していることや、知事の許可がなければ出来ないことを「越えることが出来る権限」を国に持たせてしまうことになります。議席を確保したからといって好き勝手にやられたのでは、必ずしっぺ返しを食らうことになると思います。
「沖縄タイムス・6/14」
文科省「検定撤回無理」/「集団自決」修正
「沖縄タイムス・6/14社説」
[集団的自衛権]行使容認の結論は拙速だ
「琉球新報・6/14」
「集団自決、軍に責任」 文科審議官が言明
「琉球朝日放送(QAB)・6/14」
自民党 「軍命削除」撤回決議賛成へ
「琉球放送(RBC)・6/14」
陸自情報収集活動で市民団体が抗議
「沖縄テレビ(OTV)・6/14」
自民党県連 教科書検定に反対する方針固める
「八重山毎日新聞・6/14」
米軍艦船、教科書検定で意見書 市議会議会運営委
「朝日新聞・6/14」
自衛隊の市民運動などの監視に抗議 東京で集会
「東京新聞・6/14」
伊江村議会も検定に異議 沖縄の意見書、27市町村に
6/13夜までの情報です。まず明日(今日)14日の平和市民連絡会の緊急行動と集会のお知らせです。沖縄におられる方は是非駆けつけてください。
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「緊急行動」
日時:6月14日(木)10:30集合
場所:那覇市小禄・陸上自衛隊駐屯地(那覇市字鏡水679)
・鏡水交差点・パイナップルハウス近く
陸上自衛隊の情報保全隊が市民を監視しブラックリストを作っていたということが報道されたことはご存じだと思います。海上自衛隊の辺野古への介入と共に絶対に許してはならないことであり、これを座視することは日本が取り返しの付かない一歩を踏み出すことを黙認することです。これらの暴挙に対し平和市民連絡会も緊急に抗議をすることが決まりました。集まれる方はお集まり下さい。中に入れるのは代表者数名だけになると思いますが、多くの者がゲート前に集まり抗議の声をあげたいと思います。
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「シュワブ内の埋蔵文化財等発掘調査の概要についての報告会」
日時:6月14日(木)18:30〜19:30
場所:名護中央公民館2F小ホール(名護市役所向かい)
シュワブの中で何が行われているのかを知り、教育委員会が本来の仕事を行うことが出来るよう応援する意味も込めてみなさんの参加をお願いいたします。
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まず新聞メディアに書かれていた幾つかの発言をアップします。
・事前調査に海上自衛隊を導入したことについて久間さんの答弁
「戦前の軍隊と一緒に見られるというのは、自衛隊にとっても大変気の毒なこと。そういう間違った考え方をぜひ沖縄の人はやめていただきたい」(沖縄タイムス・6/12)
「自衛隊は民主国家にとって必要最小限の実力を保持する組織で国民に銃口を向けるものではない。沖縄の人々はそういう間違った考えを持つことはやめてほしい」(琉球新報・6/12)
・米海軍の与那国寄港について米海軍司令官ジェームス・ケリーさんの答弁
「沖縄の一市民として基地内でも外でも一人一人が良き隣人であることを意識するよう伝えることは私の使命だ」
「在日米海軍司令官として、水兵一人一人が日米間、海軍と沖縄の関係の大切さ(を知り)、友情を築き、維持することの重要性を伝えていきたい」
「在沖米軍各部隊の方々と県民が融和を図るようわれわれも努力したい」
(琉球新報・6/13)
明日の集会の案内を載せてあるので急いでアップしなければならないので、これらの言葉を受けて私が考えることは明日少し詳しく書きます。それでも少しだけ言わせて頂きます。まず久間さんのこの感覚はあまりにも酷すぎます。防衛「相」なのでこのくらいのことは言うとは思いますが、自分がやったことに関して「一切疑問が無い」のでしょう。自信を持って正しい事をしているというのなら、自分から辺野古に来てそう言えばいいと思います。軍艦がいるというだけで市民へ銃を向けているのと同じだということがどうして分からないのでしょうか。兵員輸送艦ではなくわざわざ軍艦を差し向けて来たということはそういうことです。一般人ではなく自衛官を差し向けて来たということはそういうことです。「だって自衛官は銃持ってなかったでしょ」とだだをこねられても困ります。
それと在日米海軍司令官のケリーさんの言葉ですが、これは米軍がよくいう言葉ではあります。「良き隣人」「関係の大切さ」「友情」「県民との融和」という言葉から醸し出される虚無感は例えようもありません。これらの言葉が本当の気持なら、基地による広大な土地の占有、税金から支出される思いやり予算、米兵による犯罪の数々、傍若無人な運転を繰り返す米軍ナンバーの軍用車や乗用車、戦闘機やヘリの騒音、パトリオットの配備強行、自然破壊の数々、新基地建設などをどう受け止めろというのでしょうか。「理解を得たい」「理解して欲しい」というのは対等の立場にある時にいう言葉です。もし理解を得たいというのならば、まず米軍基地をすべて撤去した上で言ってください。本当に「米軍」を理解して欲しいというのならば、まず米軍が「沖縄」を理解すべきです。
ケリーさんの言葉と久間さんの言葉とリンクさせるとこうなります。
「沖縄はなんて物わかりが悪いんだ。軍隊を理解するのは義務だ。つべこべ言わずに俺たちに従え」。
私の考えは間違っていますか。
「今日の憲法」
・・第7章 財政 PART 3・・
「第89条」公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。
「第90条」国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。(2)会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。
「第91条」内閣は、国会及び国民に対し、定期に、少くとも毎年一回、国の財政状況について報告しなければならない。
靖国神社は89条に絶対引っかかっていると思うのですが、どうしてあそこだけ特別扱いなのでしょうか。
「沖縄タイムス・6/12」
首相「早期に結論」/那覇空港拡張
「沖縄タイムス・6/13」
「見切り発車」反発も/金武町長ヘリパッド受諾
「沖縄タイムス・6/13社説」
[ギンバル返還]根本的解決にはならぬ
「琉球新報・6/12」
那覇空港拡充に前向き アジアゲートウェイ構想
「琉球新報・6/13」
与那国寄港 米司令官、撤回せず
「琉球朝日放送(QAB)・6/13」
司令部壕跡で慰霊祭
「琉球放送(RBC)・6/13」
旧海軍司令部壕跡で遺族らが慰霊祭を開催
「沖縄テレビ(OTV)・6/13」
在沖米軍司令官が交代
「八重山毎日新聞・6/13」
「慰霊」月間に軍靴の足音…
6/12夜までの情報です。まずゴムボート購入のカンパ先をブログトップにリンクしました。タイトルをクリックすると説明を書いた日の書き込みに飛びます。是非カンパをよろしくお願いいたします。
それともう一つお知らせです。名護市教育委員会が実施しているキャンプ・シュワブ内の文化財調査の報告会がもたれるようです。行ける方は是非参加して報告に耳を傾けましょう。
『シュワブ内の埋蔵文化財等発掘調査の概要についての報告会』
日時:6月14日(木)18:30〜19:30
場所:名護市中央公民館2F小ホール
それから、このところの報道によれば、辺野古行政委員会、東村村長、金武町町長、みんな米軍再編法案の煽りを受けています。振興資金のために皆苦渋の決断をしなければなりません。その結果、村や町の中で対立を引き起こし人間不信に陥らせます。すべて日本政府の功罪です。
さて、今日は沖縄地方は集中的な豪雨に見舞われ、幾つかの地域には注意報・警報が出ているようです。当然海も荒れ模様だったようで、施設局による作業強行はありませんでした。こんな天候だとカヌー隊も安全確保が出来ません。一昨年の6月に沖縄行った時に100年ぶりの大雨という状態に遭遇しましたが、最終日に辺野古に行こうと車を出したところ沖縄自動車道が通行止め、一般道は途中で土砂崩れで通行止めと、とても北上出来る状態ではなく断念したことがあります。今日に引き続き明日も同じ状態が続くようですので、今回もどこかで被害が出るかもしれません。基地の中からはまた赤土が海や川に流れ出し、海に出た赤土は珊瑚に堆積して死滅させてしまいます。また堆積して行った赤土は下から腐っていき黒く変色しヘドロのような状態になることもあります。東京湾でも所々で見られますが、深いヘドロの海の中では酸欠になる場所もあり、魚も生きて行けなくなっているところもあります。埋め立てを繰り返し、汚れていった海でもしっかりと生きている魚たちもありますが、毒を体に蓄積させて死んで行く生物も沢山います。
ハゼのように自分の体に汚染物質を取り込まず体外に排出する種類の魚もいますが、鯉やボラのように住んでいる場所の汚染を取り込んでしまう魚はもの凄い臭いを発します。神田川の鯉や、東京側の東京湾の陸近くに住むボラを釣り上げてしまったらとても触れません。ボラはそもそも少しツンとする臭いを持つ魚ですが、辺野古でボラが釣れたらヘソと言われるコリコリした部分も美味しく食べられるでしょう。刺身も美味いと思います。しかし汚染された海に適応しているボラの臭いを一度沖縄の人たちに嗅いで欲しいと思います。もし触ってしまったらクレンザーで手を洗ったとしてもしばらくは臭いが取れません。基地建設やリゾート乱開発を進めていけば、沖縄の命である海の美しさが失われていきます。沖縄の人たちは東京湾や湘南海岸を見ると「こんなの海とは認められない」と言います。それはもの凄く理解出来る発言です。私も沖縄の美しい海の豊かさを良く知っています。それならばもっと沖縄の海を守ろうという声が聞こえて来てもいい気もします。泡瀬干潟を埋め立てるとか、辺野古の海に基地を造ろうとか、そんな事態はありえないというぐらいに声がもっとをあってもいいと思います。今なお開発が続けられている東京湾を眺めていると心からそう思います。
それから久間(きゅうま)さんがまた変な発言、独特の理論を展開しています。時事通信の記事によれば、12日午前の閣議後の記者会見で、公海上の離れた場所で共同訓練を行っている米軍艦船が攻撃された場合の自衛隊艦船の応戦について「共同作業をしているときに片一方が攻撃されたときは、自らへの攻撃と同じと見ていいのではないかという解釈も出る。そういう解釈でも成り立ち得るという気がする」という発言をしたと書かれています。また「友達と歩いていて、友達のほうが強くても(攻撃されたら)救うというのが前提だ」と指摘したそうです。久間さんがアメリカに相手にされているとは考えにくいですが、どうしても「友だち」と思いたいようです。しかし何でもかんでも分かりやすい表現にすればいいというものでもありません。久間さんは一生懸命自分の中の理論で相手を説き伏せようとしているのでしょうが、いつもいつも例えが悪すぎます。悪すぎるというよりはっきりいって同列で論じてはいけないものばかりです。自衛隊の隠密行動と報道の取材を同列に論じたり、日米安全保障条約を友だちに例えたり、いったいどうなっているのでしようか。
それと依然波紋を広げ続けている米艦船の与那国寄港問題ですが、昨日のタイムスの記事にアメリカ軍が求めている項目が上げられていました。「在沖米国総領事館から六日に、寄港目的や町側への依頼などを電話で説明されたと明らかにした。町長宅でのパーティーへの参加、艦内食事会への招待、地元小・中学生とのバーベキューパーティーの開催、ビーチや福祉施設の清掃ボランティアなどを求めているという」。これもいったいどう理解したら良いのでしょうか。RBCやOTVの報道にあるように町長の外間(ほかま)さんは米軍に抗議文を送り、米軍からの提案にも協力するつもりは無いと反発を強めています。「自宅のパーティーに米軍関係者を招待するつもりはない」と不快感を露にしているようです。
米軍が、パーティーを開いたり、軍艦に招いたり、清掃ボランティアをしたりすることが目的のはずは絶対にありません。地位協定での強制寄港のクッションとして各種イベントを企画しているのであり、結局は八重山包囲網を強めようとしているということだと思います。戦闘機の離発着も十分に出来る規模を持つ新石垣空港や、前々から名前が取りざたされている下地島空港などを自由に使用したいということだと思います。大浦湾の軍港としての高い資質や、下地島空港の即戦力となる充実した設備など米軍が放っておくわけがありません。沖縄島のことと同じように宮古・八重山も軍事使用の自由化の危機にさらされていると見て、十分な注意を払い、注目し続けなければならないと思います。
「今日の憲法」
・・第7章 財政 PART 2・・
「第88条」すべて皇室財産は、国に属する。すべて皇室の費用は、予算に計上して国会の議決を経なければならない。
主権在民の立場から見ればこの法律は当たり前のことです。象徴であれ、天皇制というシステムの中にある皇室はやはり国会の管理下に置かれるべきであるということです。すべての権限を握っていた戦前・戦中の天皇のような存在は二度とあってはならないという意気込みのもとに憲法は作られていると思います。
「沖縄タイムス・6/12」
自民、検定経過確認へ/「集団自決」修正
「琉球新報・6/12」
燃料漏れ事故 嘉手納、北谷が抗議決議
「琉球朝日放送(QAB)・6/12」
北谷町議会 燃料流出事故に抗議
「琉球放送(RBC)・6/12」
与那国町長 米軍艦船寄港に反発
「沖縄テレビ(OTV)・6/12」
金武町 町長がヘリパッド受け入れ表明
「時事通信・6/12」
共同訓練中でも応戦認めよ=離れた米艦船への攻撃で-久間防衛相
「八重山毎日新聞・6/12」
「米艦船寄港に反対」外間与那国町長
「朝日新聞・6/12」
沖縄戦の教科書検定、自民党内からも異論
「市民メディアJANJAN・6/12」
消せるものか沖縄戦「集団自決」 高嶋琉球大教授が講演
6/11夜までの情報です。今日は沖縄タイムスで作業強行についての報道もありましたので、みな朝から集まりました。結局作業強行はありませんでしたが、カヌー4艇とボート1艇で海上で待機し、ポイントの警戒にあたりました。明日も警戒にあたります。是非お集まりください。
それからヘリ基地反対協が阻止行動のために新たにゴムボート1艇を購入します。ゴムボートと言ってもビーチで遊ぶ時に乗るようなものではなく、海上保安庁が出艇させているものに近い頑丈なもので、船やカヌーの何倍もの機動力を発揮します。前にもお伝えしましたが最低でも100万はかかると思います。東京の集会でもこのために沢山のカンパが集められましたが、ヘリ基地反対協としても大きな出費になります。是非カンパをお寄せください。また多くの人にカンパを呼びかけてください。よろしくお願いいたします。
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通信欄に必ず「ゴムボート代」と書いてください。
振込先
郵便振替口座 01700-7-66142
加入者名 ヘリ基地反対協議会
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現在、汀間(ていま)漁港は船を降ろして出すことだけに使わせていただいている状態で、船そのものを停泊させておけません。そのために毎回「命を守る会」の小屋の横から車で運び、船を海に降ろしてから阻止行動に向かっています。終わったらまた陸揚げして持って帰って来るのです。普通であれば台風の時以外は港に停泊させておけるのですが、様々な事情でそれがかないません。ですから緊急時には大きなタイムロスにもなりますし、そのあと船のうち一隻は辺野古の浜まで来てカヌーを曳航して現場に向かわなければならないのです。また船を降ろす時には必ず海上保安庁職員が待っていて検査をします。何度でも言いますが、普通はそんなことしないのです。完全なる嫌がらせです。それにその検査のコソクさと言いますか、船を出す人によって態度を変えるのです。強く抗議をして来る相手には型通りの検査だけですぐ終了させるのに、あまり抗議して来ないおとなしい人だったり、若い人だったりすると、執拗に問いつめたりして足止めを食らわせます。こちらも可能な限り市議会議員の方や弁護士などの助けを借りて、検査に対する抗議を行っていますが、権力を後ろ盾にやって来る検査官たちは態度を改めてくれません。
海上保安庁は「総務部(事務一般)」「海上保安試験研究センター(救助法や機材の研究)」「装備技術部(警備救難部の装備管理)」「警備救難部(人命救助や海上警備に実際にあたる)」「海洋情報部(潮流や海底の地形調査など)」「交通部(灯台の管理・航行路の安全確保)」「海上保安大学校(呉)」「海上保安学校(舞鶴)」「海上保安資料館」などから成り立っています。辺野古で「平和を創る行動」に対する「妨害」を仕掛けて来ているのは「警備救難部」だと思います。
警備救難部の活動は「救助活動(転覆船救助・火災船の消火・ヘリによる吊り上げ救助・流氷の中からの救出・海難情報収集体制)」「マリンレジャーの事故防止対策」「海洋汚染対策(油排出船の追跡・廃船の処理指導・炎上タンカーの消火作業・浮流油防除)」「治安維持(不審船の発見・薬物・けん銃の押収・外国密漁船の捕捉・密航者の検挙)」などがあります。辺野古での作業船警備や出航前検査はこれらの仕事のどれに当たるのでしょうか。少なくとも「人命救助」ではありません。マリンレジャーの安全確保でももちろんありません。海洋汚染の除去ならば、むしろ施設局の側を取り締まるべきです。そうすると「治安維持(海の秩序維持)」ということになります。
阻止行動の船やカヌーは不審船ではなく、船検証を持っているちゃんとした船です、逃げも隠れもしません。薬物の取り締まりなら、むしろこちらから協力したいぐらいです。武器の押収なら、新基地建設を一緒に阻止してくれれば「拳銃の何億倍も巨大な武器」を造らずに済みます。沖縄を外国と思っているのなら別ですが、同じ国民として見ているのなら外国船の取り締まりも当てはまりません。辺野古に来ている方々は海上保安庁職員よりも長い年月住んでいる方々か、沖縄県内から車で来る方々か、日本各地からJALかANAに乗って来ている人たちです。決して密航者ではありません。そうすると今辺野古や汀間漁港でやっている海上保安庁の仕事はどこに当てはまるのでしょうか。カヌーを漕いでいるのでマリンレジャーの安全確保とでも言うのでしょうか。それならば暴力を振るって来る業者の船ではなく、カヌーの方を守ってください。
海上保安庁の職員の方々は国の命令ならば何でもやらなければならないとしたらご苦労の多い仕事だと思います。また本当に助けを必要としている方々の命を沢山救ってくださっていることにも敬意を表します。武器や薬物の取り締まりを行なってくださって、市民の安全を守ってくださっていることにも本当に感謝いたします。それならば、今皆さんが辺野古でやっていることが海上保安庁としての誇りにかけて「正しい」ことだと言えるのかどうかもう一度考えていただけないでしょうか。これら私が語って来た言葉は、神に誓って言いますが、決して揶揄しているのではありません。真面目な言葉として受け取ってください。
私たちが武器や暴力を持って作業船に襲いかかっているのであれば、いくらでも取り締まってくださって結構です。しかしそうではないことは海の上の一番近いところで見ている皆さんが一番良く分かっていることだと思います。ならばどうしてこんなことをしているのかを誠実な言葉で説明して欲しいと心から願います。
「今日の憲法」
・・第7章 財政 PART 1・・
「第83条」国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。
「第84条」あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。
「第85条」国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする。
「第86条」内閣は、毎会計年度の予算を作成し、国会に提出して、その審議を受け議決を経なければならない。
「第87条」予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。(2)すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。
日本の一般会計の歳入歳出は80兆円規模ですが、特別会計を含めると200兆を遥かに越えます。特別会計の方が多いというのも考えものですが、結局は不必要なことのためにお金を使い過ぎていて、税金を上げ続ける手法はどうにかならないものでしょうか。今日届いた住民税(区民税・都民税)の額がいつもの倍になっていました。東京都はそのお金で何をするのでしょうか。酷い土壌汚染地域に築地市場を強制移転させて、オリンピック開催のための準備にお金が沢山必要なのでしょうか。どうしてこんなに税金が上がるのでしょうか。税金を払うのは義務ですから払いますが、不必要なイベントや軍事費、強いてはアメリカ軍のためにお金を支払っているつもりは全くありません。どうか私たちの税金をそういう平和とかけ離れた事柄のために使わないでください。
「沖縄タイムス・6/11」
ギンバル跡地 概算要求/08年度予算
「沖縄タイムス・6/11社説」
[検定撤回決議]歴史の事実を直視せよ
「琉球新報・6/11」
米軍艦船 与那国町長、寄港に反対
「琉球新報・6/11社説、コラム」
「歪曲」撤回要求・「過去」直視してこそ未来も
「琉球朝日放送(QAB)・6/11」
検定教科書展示会
「琉球放送(RBC)・6/11」
那覇市議会が教科書検定を考える展示会開く
「沖縄テレビ(OTV)・6/11」
教科書検定 軍命削除の教科書展示
「朝日新聞・6/11」
「米艦防護」を議論、行使妥当が大勢 有識者懇
「東京新聞・6/11」
米艦防護容認が大勢 集団的自衛権解釈変更を
6/10夜までの情報です。今日の辺野古の阻止行動についてはひとつ前の号外をごらん下さい。明日もまた調査強行が為されると思います。全国からの注目が集まっていますが、まだまだどうしても人が足りません。海上阻止行動の要員も足りませんが、陸上が手薄になると作業ヤード設置強行などどんな手を使って来るか分かりません。また陸上から沢山の方々が監視行動をとっていることは、施設局にとっても大きな脅威になります。
昨日の東京での集会の模様は琉球新報だけが報じています。沖縄でだけ報道されて東京で一切触れられていないというのも悲しい話です。悲しいというより、あれだけの集会が開かれたのに、東京のメディアは何の関心も示さないのでしょうか。しかも来月の参議院選挙に比例区で出馬する山内徳信(やまうちとくしん)さんが熱く語ったのに、新報でさえも山内さんのことは載っていません。もう水面下で政府は動き出しているのでしょうか。現在の日本政府にとっては「もっとも遠ざけておきたい人物」が山内さんだと思います。日本政府がもっとも会いたくないということは、山内さんは「正しい政治家」であるということの証であると思います。
とにかく全国紙含めたメディアがこの状態なのですから、日本全国の大多数の人々が関心を示す大きな手立てを一つ失っているということと同じです。新聞やテレビはもちろんありとあらゆる情報を網羅しなければならないことは十分承知の上で、それでもやはり考えていただきたいのは「辺野古」で起こっていることが小さな記事にも引っかからない「小さな事」なのかということです。自衛隊を派遣するというぐらい大事にならなければ取り上げてもらえないのでしょうか。ヘリの墜落事故より渡辺常雄さんの話題の方が大きいという社会情勢ですから、辺野古の扱いが小さいことも分かりますが「理解」は出来ません。日本の一大事であり、もし基地が出来てしまうと日本はもう後戻り出来ない事態に陥ってしまうことになると思います。今更日本が戦争する国になって何のメリットがあるのでしょうか。アメリカが世界の笑い者になっているということを日本政府や日本人は知らないのでしょうか。
とにかく日本人が、全国的に沢山の人数が意識を持てば、日本もアメリカも新しい基地なんか絶対に造れないのです。思いやり予算を無くし、高い武器に手なんか出さなければ、日本の景気なんて一気に回復です。そうなれば増税で皆さんが苦しむこともなくなり、医療費負担も減り、福祉も充実して行くでしょう。場当たり的な増税を繰り返す政府にあって、防衛費を「聖域」として予算を確保させる在り方は、絶対に間違っていますし、国民を騙しているということです。
それから時々「平和」と「環境問題」を天秤にかけている物言いの人がいます。どっちが問題として大きいかという問題ではありません。本当の意味で、平和でないところでの環境保護はあり得ませんし、環境が破壊されているところは平和ではありません。
「今日の憲法」
・・第6章 司法 PART 4・・
第82条 裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。(2)裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害する虞があると決した場合には、対審は、公開しないでこれを行ふことができる。但し、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第3章で保障する国民の権利が問題となつてゐる事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。
日本の裁判は公開とは言え、テレビ中継されるということはありません。抽選券で傍聴出来るという意味での公開で、よくニュースで被告の様子が絵で出て来ることがありますが、裁判前の裁判官の並びの映像以外はテレビ中継されることはありません。被告や被害者の人権への配慮だと思いますが、国会中継のような方法で裁判が放映されることはありません。国によっては裁判の様子がすべて中継されているところもありますが、その裁判の質によって人権に配慮出来ない時のためにテレビ中継は非公開なのでしょう。
「沖縄タイムス・6/10」
歴史歪曲 3500人抗議/「集団自決」修正
「琉球新報・6/10」
「普天間移設に反対」 一坪反戦地主会が東京で緊急集会
「琉球新報・6/10コラム」
金口木舌
「琉球放送(RBC)・6/10」
普天間移設 きょうも事前調査
「沖縄テレビ(OTV)・6/10」
辺野古海域 きょうも機器設置作業実施
「八重山毎日新聞・6/10」
「戦争ってむごい」二中1年の生徒ら平和の尊さ学ぶ
昨日に引き続き号外です。本日(6/10)の朝から夕方までに「辺野古から緊急情報」にアップした書き込みをまとめました。
「6/10朝」
情報遅れて済みません。現場からの声をお伝えします。
みなさんにいち早く動いていただいたので辺野古の作業の大部分を止めることが出来ました。力の弱いわたし達ですが「全国の仲間と繋がっていること」こそが大きな力となって今日のわたし達を支えてくれました。感謝です。その上で、なお辺野古に来ることのできる場所にお住まいのみなさん、どうか辺野古に結集してください。みなさんが集まれば確実にこの新たな基地建設を、沖縄にも辺野古にも、どこにもあって欲しくない基地建設を止めることが出来ます。今日、明日すぐに海上の行動に参加することができなくとも、まず現場に来て、辺野古の美しい海をあらためて見て、感じてください。市民による完全非暴力の平和創造への希望を見て、感じてください。あなたたち一人一人には、平和のために必ず何かできることがあります。どんなに弱い力でもそのひとつひとつから、沖縄の海から未来を守り、築いていきましょう。そのためにこのメールを見ていただいているみなさん、どうか辺野古へどうか辺野古へ、今日、明日といらしてください。お待ちしています。
「6/10・6:00」
今日も明日も辺野古の緊急事態は変わらないと思います。全国の心を辺野古に寄せてください。そして辺野古に来ることが物理的に無理な方は、是非辺野古の思いをまわりの方々に伝えてください。遅すぎるということは全くありません。それぞれが始めた時がその人のスタートになり、そこから平和が創られていきます。昨日の東京の集会での山内徳信さんの言葉を紹介します。「武器や暴力ではなく、笑顔と言葉で闘うのだ」「闘いは1人では出来ません。しかし闘いは1人から始まるのです」
「6/10・8:00」
7:00過ぎの段階でもう既に沖合に施設局と作業船の船団が集まっています。カヌー隊や飛び込んで作業阻止、監視の方々も既に海に出ていると思われます。毎日海上保安庁が船の「検査という名の時間稼ぎ」にやって来ていますので、今日も来ていると思われますが、詳細はまだ分かりません。今日は午前中少し情報アップが滞ることがあります。それぞれで沖縄関係のメディア確認もお願いいたします。また沖縄に友人・知人の方々が居られましたら、是非辺野古の座り込みへの参加を呼びかけてください。
「6/10・8:50」
カヌー隊の人数が少ないようですが、既に準備が整っています。また陸上での作業ヤード設置強行の危険性も依然消えていません。陸上での要因ももちろん必要です。皆さん集まりましょう。それから辺野古では今よりもっと機動性のある船としてエンジン付きゴムボートを導入する方向です。価格の詳細は分かりませんが100万を下ることは無いと思います。臨時カンパの窓口設置も検討されています。昨日の東京集会では「ゴムボート購入のために」ということで26万を超えるカンパが既に集められ、ヘリ基地反対協に託されました。感謝です。この情報の詳細は近日中にお知らせします。カンパのご用意もお願いします。
「6/10・9:15」
現地からの連絡です。8:00頃に9隻の海上保安庁のゴムボートがリーフ内で目を光らせはじめ、船とカヌー隊はそこに向けて出航しました。作業船はリーフの外に待機しているのですが、それがリーフ内や大浦湾の各ポイントに散って行くのが作業開始の合図です。カヌー隊は幾つか浮かべられたポイントブイに分散して作業を阻止しています。昨日東京の集会で上映されたビデオには大きなサングラスをかけた海上保安庁の隊員に対して、こちらの船から誠実に呼びかけるシーンがありました。隊員たちは聞いてないそぶりでしたが、呼びかけた言葉の数々は心に届いていると思います。今はダメでも、いつかそれが隊員の方々の生き方に大きく影響して来ると思います。心から平和を信じる言葉の数々が人を動かさないはずがありません。諦めることなく呼びかけを続けたいと思います。
「6/10・9:50」
今日は海は比較的穏やかなようです。強い日差しのもとで一日海上にいるキツさは計り知れません。作業の船はこちらを混乱させるかのように場所移動を繰り返しています。ポイントブイも幾つかは囮であるかもしれません。しかしそれでもカヌーは隊はしがみつくしかないのです。非暴力の素朴な行動は体力を消耗します。平和を創り出す行動は生半可な姿勢ではなし得ないということの現れだと思います。しかし世界中が辺野古の非暴力行動に注目してくれています。今日も怪我人が出ないように祈ってください。
「6/10・12:15」
少し荒れ模様となって来た海上で、リーフ内ではカヌー隊が頑張っています。ポイントブイにしっかりとはり付き作業を止めています。船はリーフの外にいますのでカヌーからは遠いみたいですが、あちこち移動する作業船と海上保安庁の船に並走して作業中止を訴えています。国が後ろ盾となって為される環境破壊かつ法律違反の暴挙は絶対に許されません。昨日の集会で世界的NGOであるWWF(世界自然保護基金・World Wide Fund for Nature)ジャバンの方がこう発言していました。「希少生物を守るということはその環境を守るということだ。環境を守るということはそこに住む人たちを守るということだ。そこに住む人たちを守るということは人権を守るということだ」。辺野古の海を守る行動は、辺野古の人たちを、沖縄の人たちを、日本の人たちを、そして世界中の人たちの命を尊ぶということに他なりません。まさに今、そのために市民たちが船を出し、カヌーを漕ぎ、海に飛び込み作業船のアンカーにしがみつき、海底の作業を監視しているのです。
「6/10新聞記事」
タイムスと新報の記事です。新報には出ていますが、それでも最近は「反対派」という言葉があまり使われなくなりました。沖縄のメディアは頑張ってくれていると思いますが、もうひとつ言わせていただければ「基地建設に反対する市民団体のメンバーら」という言葉も少し違います。市民団体のメンバーも沢山いますが、多くは自分の意志で平和を創る行動をしたいという「一市民」です。「平和を創るために集まっている市民団体と市民たち」がとりあえず正しい言い方でしょうか。
(沖縄タイムス・6/10)「辺野古沖調査を再開/普天間移設」米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブへの代替施設建設に伴う海域の現況調査(事前調査)で、那覇防衛施設局は九日、一時中断していた機器設置作業を再開した。五月二十日以来で、海生生物の藻場の利用状況などを調べる水中ビデオカメラや海象調査機器を設置した。一方、調査に反対する市民団体のメンバーらはカヌーを繰り出し、調査ポイント周辺で作業船にしがみつくなど阻止行動を行った。施設局は十日も作業を継続する。九日午前七時すぎ、施設局がチャーターした作業船や警戒船が海域での作業を始めた。海上保安庁の巡視船など五隻が沖合に展開し、ゴムボートなど約二十艇を出して警戒に当たった。午後零時半ごろ、辺野古崎沖合では作業船が水中ビデオカメラとみられる機器をクレーンで下ろし、ダイバーらが固定するための土のうや鉄筋などを持って潜水を繰り返していた。ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「海上自衛隊投入に続き、自制していた週末の作業実施など国は何でもありで進めようとしている。海保が反対派の船だけ毎回検査し、足止めするのは公平な法の執行ではない。海保への抗議も検討する」と険しい表情で述べた。五月十八日から二十日の作業では、サンゴの産卵を調べる着床具が生きたサンゴの一部を損傷したことが確認され、市民団体などが作業中止を訴えていた。
(琉球新報・6/10)「普天間・事前調査 機器設置を再開」那覇防衛施設局は9日午前、米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古沖で、環境現況調査(事前調査)に使用する機器設置作業を再開した。5月18—20日まで実施した機器設置作業以来、20日ぶりの作業再開となる。基地建設に反対する市民団体も、カヌーによる海上抗議を行った。自衛隊の参加は確認できなかった。9日午前7時ごろ、現場海域の辺野古沖合に海上保安庁の巡視船4隻が停泊。同7時半ごろから保安庁の作業船や警戒船、ゴムボートなど約20隻が集結し、作業船から潜水士が海中に潜る姿が見られた。市民団体も同8時半ごろにカヌーやボートなどで抗議行動を展開したが、保安庁が名護市の汀間漁港の反対派の船を抜き打ち検査し、1隻が書類不備で出港できなかった。海上で反対派は作業をやめるよう作業員に呼び掛けたり、船にしがみつくなど抗議。現場上空は保安庁のヘリコプターが旋回し、辺りは緊張感に包まれた。辺野古漁港内に設置されたテントには阻止行動を支援しようと市民らが訪れ、沖合での阻止行動を見守った。現場を視察に訪れた沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は「那覇市で教科書検定意見の撤回を求める県民大会が開かれ、人が集結する日に作業を再開するなんてひきょうだ。作業の内容を公表しない施設局に保安庁も協力するべきではない」と怒りをあらわにした。作業は午後5時ごろに終了した。5月下旬の機器設置作業の際、施設局はサンゴ着床具の設置で海底のサンゴを損傷したと環境保護団体から指摘された。8日午後、施設局は県に求められていた調査の具体的な工程や機器設置の方法、環境配慮の内容など4項目を文書で報告したが内容は公表されていない。
「6/10・13:00」
阻止行動の方々は船やカヌーの上で食事をとりますが、実はそれだけでも大変なことです。「弁当船」と呼ばれる船で弁当を運び、みな海の上で食べます。あまりゆっくりもしていられません。それから先ほどの「反対派」という言葉に触れましたが、「私たちは派閥ではなく一市民だ」と言いながら、実は便利な言葉として時々使ってしまうことがある気がします。「無意識に」ということほど罪なことはありませんので、意識して正しい言葉を選んでいくことも大切な平和への行動です。私も自戒を込めて書かせていただきました。緊迫している時なのに申し訳ありません。
「6/10・14:00」
作業船団はまだあちこちまわっているようですが、阻止行動の船がぴったりとマークしています。また、カヌー隊は7艇で6つのポイントを押さえています。カヌーにはアンカー(いかり)がありませんので、海上でひとつところにずっと留まっているためには技術と体力が必要です。波と風に逆らって流されないようにオールを漕ぎ続けているのだと思います。皆体力自慢の人たちではありません。相当の疲れが予想されます。カヌーの交代要員がもっと必要です。経験がなくても現地で教えてくれます。またカヌー経験者、ダイビング経験者、船舶免許取得者は今こそ力を発揮する時です。もし持っていれば船もカヌーも持ち込み大歓迎です。まず辺野古で「平和を創り出す非暴力の行動」について学び、皆で海に出ましょう。
「6/10沖縄テレビ」
(沖縄テレビ・6/10)「辺野古海域 きょうも機器設置作業実施」普天間基地の代替施設建設が予定されている名護市のキャンプシュワブ沖では、きのうに引き続き、那覇防衛施設局による現況調査が行われています。那覇防衛施設局の作業は先月20日に中断されていましたが、きのうから再開しています。きょうは朝8時半頃から作業が始まり、那覇防衛施設局のダイバーが海底に設置されている機器のバッテリーの交換などを行っていると言うことです。海上では第11管区海上保安本部が警備に当たっていて、阻止行動をしている市民団体などは、「海の安全を守らず施設局の警護を行っている」と反発しています。
「6/10・15:30」
現在いよいよ各ポイントで作業ダイバーが投入され、船のところではこちらのダイバーと睨み合いが続いています。カヌーのポイントでは調査用の枠の設置を、船にしがみついて阻止しています。作業員はこちらの隙をうかがっているようです。こちらの消耗を待って作業を強行しようという意図があったのかもしれません。非常に緊迫した状況になっています。多勢に無勢ですが、皆心を込めて必死で阻止行動を展開しています。怪我人が出ないように祈ってください。
「6/10・17:30」
今カヌー隊が引き上げてきました。ギリギリの攻防でイノー(リーフ内)の作業は止めました。辺野古の命を守ってきたイノーへの更なる暴挙を体を張って止めました。船の方も機材設置はさせなかったと思われます。また情報が入り次第アップします。この粘り強さを政府の方々は是非見習って欲しいと思います。そして自分たちが暴挙を繰り返している場所で、市民がどんな姿で命を守っているのかを見に来るべきだと思います。永田町の居心地のいい椅子に座って口先だけで命のやり取りをしているかのような錯覚をしている政治家の方々は、全員で辺野古の「平和を創り出す行動」を見に来るべきだと思います。
「6/10・18:50」
今日も怪我人もなく阻止行動を行なうことが出来ました。それにしても2004年の頃は海上保安庁も中立であろうとするような態度を見せていたようですが、今回はとにかく強行で、完全に立場をわきまえていない態度が見え見えだと言います。汀間漁港での阻止行動の船に対する嫌がらせとも言える毎朝の検査など、あまりにがっかりすることばかりです。映画で勇敢な姿を見せていた「海猿」は全くの嘘だったということでしょうか。少し考えを改めて欲しいと思います。
6/9夜までの情報です。肝心な時に情報アップが遅れてしまって申し訳ありません。今日はアップを急ぎたいので少し短めにします。もうこの時間辺野古には皆集まっていると思います。
昨日の模様についてはひとつ前の書き込みをごらん下さい。もの凄い広い範囲で作業が行われたために、人手が足りなくて作業を強行された部分もありましたが、辺野古の湾内の作業の大部分は止めることが出来ました。全国の皆さんが力をあわせて辺野古の現場と共にいてくださったからだと思います。なお今日、明日と作業が強行されるものと思われます。カヌーや船に乗れなくても、沢山の監視の目が阻止行動の安全を守ります。是非駆けつけてください。
また昨日(9日)に東京で開かれた集会には辺野古の現場からのアピールがある予定でしたが、まさにその機会を狙ったかのように作業が強行されました。ただ施設局の動きに対して比較的早く対応出来たので、二人の方々は現場に残ることが出来ました。そして集会にはまさに阻止行動の直後に電話でメッセージを寄せてくださり、会場に響き変わるその声に皆気持を新たにしました。ボロボロに疲れている中で、それでも力強い言葉を語ってくださったことに感謝します。
集会では、山内徳信さんの語りかけにみな心をあわせました。200名以上入れる会場でしたが全く席が足りず、通路や壇上にまで人が溢れ熱気に包まれました。最初にここ最近の辺野古のドキュメントビデオを観て、まさに昨日の阻止行動の模様が何枚かの写真で映され、それをバックに辺野古からの電話の声が響き渡りました。そしてヘリパッド建設強行がなされようとしている高江の方々を支える那覇ブロッコリーの会からの緊急アピール、そして来月の参議院選挙に比例区で出馬する山内徳信さんの講演が続きました。
内容は読谷村長時代のことから辺野古での行動まで一貫した徹底非暴力の追求がひしひし伝わって来ました。幾つかの言葉を皆さんにお伝えしたいと思います。
「私は辺野古で何人かのおじいさん、おばあさんに話を聞いてまわった。皆戦争の話が基地反対の理由になっていた。戦争で何も食べるものが無くなって餓えていた時に皆を救ってくれたのが辺野古の海の豊かな魚介類でした。また戦後この豊かな海から獲れるもののおかげで子どもや孫を学校にやれたと言っていました。」
「個人が環境を破壊したら国は文句を言って来るだろう。だからといって国が環境を破壊していいということにはならない。個人に許されないことは政府にも許されない、そういう考えで動いていく国にならないとダメだ」
「日米安全保障条約、日米地位協定は人間が作った仕組みだ。人間が真剣に取り組めば、人間が作った仕組みは変えられる」
「武器や暴力ではなく、笑顔と言葉で闘う」
「闘いは1人では出来ません。しかし闘いは1人から始まるのです」
(先ほどこの言葉を間違えてアップしてしまいました。ごめんなさい。上記が正しい言葉です。)
この思いで山内さんは読谷村内の基地返還を成し遂げました。辺野古の現場で市民たちをリードして来た方ですが、来月の参議院選挙で国会にこの思いを携えていきます。安倍さん、久間さんに沖縄の現場の力を観て欲しいと思います。山内さんはバッジを付けて、参議院と書いたタスキをかけて辺野古の現場に立つと宣言されていました。その姿を実現させたいと心から思います。
「今日の憲法」
・・第6章 司法 PART 3・・
「第80条」下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によつて、内閣でこれを任命する。その裁判官は、任期を10年とし、再任されることができる。但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。(2)下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。
「第81条」最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。
裁判官というのは変な判決出しても「給料カット」にはならないのですね。冤罪事件で有罪判決を出しても、余程のことがない限り罷免にもならないようです。狭山事件の証拠開示を門前払いし続けている最高裁判所などはどうするのでしょうか。憲法に適合するか否かの最終裁判所であることは十分承知していますが、それならばもっと人権を考えて正しい判決を導き出すという仕事のためにも憲法が変わってしまっては困るのではないでしょうか。
「沖縄タイムス・6/9」
自民、結論先送り/「集団自決」意見書
「沖縄タイムス・6/9社説・コラム」
[米軍燃料流出]「同じ水」を飲みながら
「琉球新報・6/9」
基地外排水異常なし 嘉手納基地燃料漏れ
「琉球朝日放送(QAB)・6/9」
施設局 辺野古沖に再び機器設置
「琉球放送(RBC)・6/9」
平和の礎に235人を追加刻銘
「沖縄テレビ(OTV)・6/9」
辺野古事前調査 作業再開で再び緊迫状態へ
「共同通信・6/9」
集団自決の記述修正に抗議 検定意見の撤回求める
「宮古毎日新聞・6/9」
下地島空港周辺残地/利活用検討委が発足
「西日本新聞・6/9」
集団自決修正 3500人抗議 沖縄で集会 検定意見撤回求める
号外です。本日(6/9)の朝から14:00現在までに「辺野古から緊急情報」にアップした書き込みをまとめました。
「6/9朝」
沖縄から連絡が入り、琉球新報に「今日から機材設置再開」と報じられているようです。東京で辺野古への基地建設反対の集会があり、現地のメンバーが離れている時を狙った「作業強行」があるかもしれません。こちらも続報待ちです。辺野古に行ける方は駆けつけてください。
「6/9・7:55」
琉球新報の見出しです。「機材設置今日再開 普天間事前調査 環境配慮示さず」とあります。様々な事件や出来事が起こり、そちらに気を逸らしておいて調査を再開するという不意を突くやり方です。どうしていつもこういうやり方をするのでしょうか。国は正面切って堂々とやれない作業だということを自ら告白しているということです。どうして沖縄にばかり痛みを押し付けるのでしょうか。多分東京での報道は全く期待出来ません。沖縄の各メディアに注目してください。このブログでも出来る限り情報をフォローしたいと思います。また辺野古に行ける方、辺野古と「陸続きの場」にいる方々、辺野古に向かってください。
「6/9・8:30」
辺野古の海上には既に作業船と海上保安庁が動き出しています。阻止行動の方々も既に船を出航させ、カヌー隊も出ていると思います。作業内容についての詳細は分かりません。ソナーなどの残りの機材を設置するものと思われます。阻止行動の皆に怪我のないように祈ってください。
「6/9・8:45」
汀間漁港から阻止行動の船が出ようとした時に、またもや海上保安庁が船のチェックと称して検査をし、出航を遅らせられたようです。これも「市民の安全を守るためになるべく作業船から遠ざけた」とでも言うつもりでしょう。沖合には巡視船と思われる巨大な船が停泊しています。
「6/9・9:30」
作業船が20隻以上出ていてあちこちに散らばって作業を続けています。カヌー隊は作業船1艇にしがみついて機材を降ろさせないように阻止しています。しかしこちらの船1隻とカヌー隊の半分は海上保安庁のゴムボート5隻に取り囲まれて身動きが取れなくなっています。私たちの税金で海上保安庁は出動し、阻止行動の方々のカヌーと船を「日本人である私たち」が「包囲させている」のです。日本人の今までの無関心さが辺野古で表されてしまっているのです。
「6/9昼その1」
遅くなりました。現在イノー(リーフ内)でカヌー隊が2ヶ所、リーフの外で船が2ヶ所で作業を止めています。作業船に近づく船やカヌーに対しては海上保安庁が船やゴムボートで挟み撃ちを仕掛けてきます。それをかいくぐってカヌーは作業船にしがみついて作業を阻止しています。揺れる波の上で何時間も船にしがみついていることはもの凄い体力消耗につながります。海上保安庁の船からは「キミタチノセイデ、マッタクサギョウガデキナイ。アンカーヲアゲテ、タダチニココカラドキナサイ」という機械的繰り返し警告が拡声器から発せられています。阻止行動の方々に代わって海上保安庁にこちらからも声を返したいと思います。「あなたたちのせいで全く平和が維持出来ない。暴力的な操船をやめて、直ちに辺野古から立ち去ってください。何度も言いますが、人命救助を誇りとする本業に戻ってください」。とにかく徹底非暴力阻止行動に携わる方々の無事を祈ってください。
「6/9昼その2」
今日の作業は範囲がもの凄く広いようで、辺野古より北部の嘉陽(かよう)の沖合にまで作業船がまわっているようです。嘉陽は辺野古同様静かな村で、もの凄く豊かで綺麗な海が広がっています。嘉陽近辺はエコツアーも盛んな場所です。国のやり方は傍若無人という言葉ではもはや表現しきれません。それから琉球新報は今日の「機器設置作業再開」を一面で報じていたのですが、ネット上にはその記事をアップしていません。テレビメディアが性質上情報アップが遅いことを知りながら、ネット上に情報を出さないということは、県外には知らせないということを意味しています。どこからか圧力でもかかっているのでしょうか。県外に情報を出すのを送らせなければならないほど機器設置作業は「後ろめたいことだ」ということが図らずも表されていると思います。環境への影響に関する報告が全くなされない中での作業再開は暴挙以外の何ものでもありません。
いかに琉球朝日放送(QAB)と琉球放送(RBC)の情報をリンクします。QABは夜にはアドレスが変わってしまうので、こちらのアドレス再リンクが間に合っていない場合は「琉球朝日放送(QAB)ホームページ」で記事を辿ってください。またRBCの映像アップはもう少し後になると思います。
(琉球朝日放送・6/9)「施設局 辺野古沖に再び機器設置」那覇防衛施設局は一時中断していた辺野古沖の事前調査に向けた機器設置作業を9日朝から再開しています。辺野古での機器設置作業は5月20日以来で海上保安庁の巡視船やゴムボートなどにガードされながらリーフの内と外に10隻以上の船が繰り出し作業員らが海中に、機材を設置する作業の準備をしています。これに対して基地建設に反対する住民や平和団体はカヌーを出して海上で必死の阻止行動を行っていてにらみ合いが続き緊迫した状況となっています。施設局は事前調査の具体的な工程や環境への配慮などについて8日、県に文書で報告していますが5月の機器設置作業ではサンゴを傷つけたほか、海上自衛隊の導入など事前調査のあり方に反発の声も上がっています。
(琉球放送・6/9)「普天間移設作業再開」普天間基地の移設に向けた調査機器の設置作業が名護市辺野古でおよそ3週間ぶりに再開されました。設置作業は、きょう午前7時ごろから名護市辺野古のキャンプシュワブ沖で行われ、調査船に乗ったダイバーが海中に潜り機器などを設置しました。海上保安庁の巡視船などが周辺海域の警戒にあたる中、基地の建設に反対する市民団体のカヌーが抗議行動を展開し、にらみ合いが続いています。調査機器の設置作業は、サンゴの産卵状況などを調べるために先月18日から20日まで実施されましたが、サンゴの産卵の時期を待って一時中断していました。前回の設置作業では、反対派の妨害に備えて海上自衛隊の潜水士も参加するなど異例の事態となっていましたが、今回の作業には自衛隊は参加していないと見られています。
6/8夜までの情報です。まず明日の東京での集会の案内をもう一度載せます。皆さん是非駆けつけてください。
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「沖縄の海も山もクニ(日本)のものかッ!!」
〜辺野古新基地建設に反対する緊急集会〜
日時:6月9日(土)18:30〜
場所:イーストステージいけぶくろ(文化ホール)
コア・いけぶくろ(豊島区民センター)の6階です
住所:東京都豊島区東池袋1-20-10(JR池袋駅東口から徒歩5分)
会費:800円
発言者:
・山内徳信(やまうちとくしん)
基地の県内移設に反対する県民会議共同代表・元読谷村長
・安次富浩(あしとみひろし)
ヘリ基地反対協議会代表役員
・平良夏芽(たいらなつめ)
日本キリスト教団うふざと伝道所牧師・平和市民連絡会共同代表
主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
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山内徳信さんのインタビューが「マガジン9条」の「この人に聞きたい」に載っています。2回に分けてありますのでアドレスをリンクしておきます。「山内徳信さんに聞いた・その1」・「山内徳信さんに聞いた・その2」。また「この人に聞きたい」コーナーではバックナンバーページ
で沢山の方にインタビューしています。これも是非お読みください。その中に出てきますが「小熊英二さん」の本もついでに紹介しておきます。学者としてなかなか難しい大著もあるのですが、日本という国が歩んでいる道筋を非常に分かりやすく体系的にまとめてあります。中学生・高校生向けの本だと思います。以前も紹介したかも知れませんが必読書です。
小熊英二「日本という国」理論社(よりみちパンセシリーズ)・1,260円(税込み)
さて、東京はコムスンの不正の話題で持ち切りです。自衛隊の情報保全隊による内部文書の暴露という大変なニュースが各地で大きく波紋を広げていますが、こういう時に限って別方向からの話題や事件がメディアにアップされます。情報保全隊に件に関しては朝日がかなりの分量の誌面を使って報道していましたが、今日は同じ分量コムスンの話題です。情報保全隊の追求はもう済んでしまったかのようです。久間さんの居直り会見は防衛「省」・自衛隊HP・記者会見で概要は読むことが出来ますが、今日の会見を読むと記者がコムスンの話題を久間さんに問いかけたりしています。久間さんにコムスンのことを聞いてどうするのでしようか。情報保全隊の暴挙に関してはもっときちんと追求しなければならないと思います。
今まで情報保全隊が何をしてきたのか、何人ぐらいの構成部隊なのかなど国民の前に明らかにすべきです。国民監視が任務だとしたらこのあたりは極秘なのかもしれませんが、主権在民をうたう憲法の元にある日本人が、どのような形で管理・監視されていたのかをメディアはもっと暴くべきです。このまま放置することは、戦前のドイツのゲシュタポや、日本の憲兵隊による大弾圧の繰り返しになってしまうのではないでしょうか。独裁政権の朝鮮民主主義人民共和国を蔑んでいる割には、自分の国でも秘密裏に軍隊を行動させて同じようなことをしているのです。それに久間さんは「今は監視は行なわれていない」と言っているようですが、期間限定・開店休業状態の情報部など聞いたことがありません。公安警察との連携もあるはずだと考えます。とにかく自衛隊の本来の目的をもの凄く顕著な形で表している情報保全隊という存在を見過ごすわけには行きません。
それから与那国への米軍の寄港問題含め、仲井真さんが触れるべき点にちゃんと触れる物言いで会見を開きました。もちろんまどろっこしい言い方は昔の政治家のようではありますが。しかし米軍再編法案が通ってしまった以上、沖縄県の権限を国が越えることは簡単に出来る事態になっています。仲井真さんは今のうちに言うべきことはきちんと言い、沖縄県としての態度をしっかりと国に伝えるべきです。自民党県連が「集団死(集団自決)」の書き換え問題でモタモタしている状態にあって、「当時の社会状況から考えると、広い意味での軍命というか、そういうものはあったのではないかというのが個人の率直な気持ち」という仲井真さんの発言は大きな意味を持ちます。各市町村の国に対する抗議決議を無駄にしないためにも、沖縄県議会の方向付けを正しく為すべきだと思います。
与那国島への米軍寄港は、宮古の下地空港、新しく出来る新石垣空港使用への布石と見て間違いないと思います。遠い八重山の問題では決してありません。特にこれから国や米軍は八重山をターゲットにして行くと思われます。要注意です。
「今日の憲法」
・・第6章 司法 PART 2・・
「第77条」最高裁判所は、訴訟に関する手続、弁護士、裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する。(2)検察官は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。(3)最高裁判所は、下級裁判所に関する規則を定める権限を、下級裁判所に委任することができる。
「第78条」裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除いては、公の弾劾によらなければ罷免されない。裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行ふことはできない。
「第79条」最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。(2)最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後10年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。(3)前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。(4)審査に関する事項は、法律でこれを定める。(5)最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。(5)最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。
行政・立法府から独立した存在である裁判所は、「人権の最後のとりで」と評される存在です。特に最高裁判所は国が憲法に違反した時にそれを裁くことができる「違憲立法審査権」を持ちます。いわば「憲法の番人」であるはずです。政治家の答弁を聞いているような最高裁の裁判官の言葉にはやはり違和感を覚えます。「人権の最後のとりで」「憲法の番人」としての役割を是非貫いて欲しいと思います。
「沖縄タイムス・6/8」
米軍、土壌・水の採取拒否/嘉手納・燃料流出
「沖縄タイムス・6/8社説」
[陸自市民監視]この人権感覚は問題だ
「琉球新報・6/8」
自民、意見書同意へ 「教科書検定撤回」可決の公算
「琉球新報・6/8社説」
自衛隊の国民監視 矛先の向かう先が違う
「琉球朝日放送(QAB)・6/8」
知事「米軍に対応改善求める」
「琉球放送(RBC)・6/8」
米軍艦船入港で労組が八重山支庁に中止を要請
「沖縄テレビ(OTV)・6/8」
米軍艦船寄港で自粛求める
「時事通信・6/8」
憲法審議会が初会合=自民
「八重山毎日新聞・6/8」
在日米海軍司令官に県が自粛申し入れ 米艦船の与那国寄港問題
「朝日新聞・6/8」
共産委員長、防衛相の問題なしは「居直り」
「毎日新聞・6/8」
自民党:憲法審議会が初会合 国民投票発議へ議論加速
「東京新聞・6/8」
自衛隊情報収集 文書本物の可能性 久間防衛相認める
「東京新聞・6/8社説」
自衛隊 市民の自由を尊重せよ
6/7夜までの情報です。一つ前の書き込みで、「号外」として自衛隊の情報保全隊の暴挙について朝までの記事をリンクしてありますのでごらん下さい。
さてまず辺野古の現場からの声明文をアップします。
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防衛大臣 久間章生殿
2007年6月7日
「新基地建設を止めたい」有志(代表・宜野座映子)
自衛隊による市民監視に抗議し即時中止を求める抗議文
今回、防衛相直轄の情報保全隊が「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」を作成していることが明らかになりました。私たちは辺野古に「新基地建設」を絶対許さないと本気で思い、平和な世界創造を心から願い行動している者です。人殺しのために存在する「基地」は破壊と崩壊と憎悪の連鎖以外なにをも生まないことを身をもって知っています。沖縄はアジア・太平洋戦争に於いて20万余の尊い命を失いました。命はどの命もかけがえがなく、唯一人の命も失われてはなりません。しかし、戦後沖縄には多くの基地が押し付けられ、世界で起きるあらゆる戦争の攻撃基地になっていることに深い加害責任を感じつつ生活をしている者です。その上、米軍再編の中で新基地が日米両政府によって何が何でも辺野古へと企てられ、法的根拠を示すことが出来ない海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」を投入しました。この暴挙も事前に防衛省が私たち市民運動の情報収集をした結果です。
それに対し、財力も体力も権力もない私たちは平和への熱い思いを胸に自分たちの弱さをもってある者はカヌーに乗り、ある者は海に飛び込み、ある者はテントで座りこみを続けながら完全非暴力で「新基地建設」阻止を行っています。
自衛隊が国民・市民の動向を見張り、自分たちに不都合な者をリストアップしている、この事実に戦慄を覚え、断じて許すことは出来ません。リストアップされた中に、私たちの大切な仲間の名前を発見し、更に強い憤りを禁じ得ません。平和を愛し、誰も殺しても
殺されてもならぬと、人としての真実な視点に立ち行動をしている仲間と、私たちに対する防衛省の攻撃に満身の怒りをもって抗議します。
国は国民・市民一人一人の存在によって成り立っています。国は国民・市民一人一人に奉仕こそすれ、その言動を監視することは絶対に許されるものではありません。情報保全隊のこの活動は全ての国民に対し国の意向に従わせようとするものであり、従わない者に対し銃口を向けるものです。憲法に保障されている思想信条の自由を侵害し、表現の自由を犯し、プライバシーを守らない時、この国は滅びに向かっているのです。
自衛隊による市民への監視活動を即刻中止することを求めます。
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今日は本当に不愉快にニュースに振り回されました。振り回されついでに紹介したいのが琉球新報の記事にあった久間さんの開き直り答弁です。3つリンクします。
「(自衛隊の活動に関し)市民団体などの動きが国民全体の中で非常に多くなれば止めようとか、少なければ堂々とやれるとか、その判断材料になる。世間の動きを正確に把握することは悪いことではない。皆の動きを情報収集するのを悪いと思うこと自体がおかしい」
「団体が公開の場で行う集会に出掛けて事実を把握するだけで表現の自由を抑えるものでもない」
「マスコミなども一般的に写真は撮っている。取材が良くて自衛隊が駄目だという法律の根拠はない。駄目なものは誰がやっても駄目だ」
まず国民の反応を見て自衛隊を動かすか否かを決めるというのも不思議な発言です。不思議ですが、マスコミを操作し、不正な得票で議席を確保して国民を黙らせる目的は、「自衛隊が活動しやすくするため」と言われても仕方が無い答弁です。また事情を把握しているだけというのもおかしな話です。情報把握のために自衛隊を出動させているという事実が既に国民に対する抑圧です。そして最後の発言を聞いて皆さんはどう思うでしょうか。誹謗中傷はしないと決めてブログを書いていますが、「あんた馬鹿か?」と思わず口を突いて出てしまいました。防衛「大臣」が一般の取材と自衛隊の秘密裏の情報収集を同じ土俵で論じている図式がもはやあり得ません。そんな方々が尊い「憲法」を解釈しているのですから、私たちはとんでもない人たちを相手に平和を訴え続けなければならないのだと感じます。「平和」という言葉の意味から説明しなければならない方々が国会運営に携わっているのだと、残念ながら「本気」でそう思います。日本国民はもう少し「ちゃんと考えて」政治家を選んでいただきたいと思います。
「今日の憲法」
・・第6章 司法 PART 1・・
「第76条」すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。(2)特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。(3)すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。
最高裁や高裁、地裁は通常裁判所と呼ばれます。特別裁判所は日本国憲法成立前まではあったもので、軍法会議とか行政裁判所などがありました。この76条では設置が認められていませんが、司法権に属さない裁判所があるにはあります。公的な罷免を受けた裁判官の弾劾裁判を開くものと、国会議員の資格を問う議院内の裁判です。この二つは通常裁判所に不服申し立てを行なうことは出来ない完全に独立したものです。最高裁の判決で冤罪と認められて逆転無罪になるケースなどもありますが、実際は本当に三権分立が確立されているのだろうかと疑わしい判決が多いのは残念です。
「沖縄タイムス・6/7」
基地内立ち入り県がきょう申請/「嘉手納」燃料流出
「沖縄タイムス・6/7社説、コラム」
[2閣僚の発言]これ以上詭弁を弄するな
「琉球新報・6/7」
集団自決「軍関与」削除意見 修正撤回を 元学徒隊ら署名求め訴え
「琉球新報・6/7コラム」
金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・6/7」
嘉手納町議会 “燃料流出”情報開示を求める
「琉球放送(RBC)・6/7」
燃料流出で嘉手納町議会抗議決議へ
「沖縄テレビ・6/7」
島クトゥバで語る戦世
「時事通信・6/7」
監視活動、防衛省を追及=民主
「朝日新聞・6/7」
自衛隊の写真撮影、「差し支えない」と久間防衛相
「毎日新聞・6/7」
自衛隊:防衛相直轄部隊、市民情報を収集 イラク派遣反対のデモ参加者を撮影
「東京新聞・6/7」
自衛隊情報収集 防衛相『悪くない』
「自衛隊の情報保全隊」による個人情報の調査暗躍が大変な波紋を広げています。今回は号外として二人のジャーナリストの緊急声明と各地の新聞記事の一覧を載せました。拾いきれていないものもありますが、いつも目を通しているものだけで申し訳ありませんが、報道の仕方などを読み比べてみてください。朝日は社説でも重大事件として取り上げていますので、もしかすると載せる予定だったものと差し替えたのかもしれません。全国紙の強みだと思います。こういう時の朝日はなかなかやるなとは思いますが、もっと辺野古のことについて積極的になってくれれば、状況はもう少し変わるかもしれません。それとこの件については東京新聞も別枠で論説しています。読売、サンケイは最後にリンクしてあります。共に取り上げ方としては小さいですが、読売はあったことを淡々と書いているだけです。サンケイは塩崎さんの反論をちゃんと載せていました。この2紙が言葉少なに語る時は、政府にとってまずい状況だということです。
今回の保全隊の文章は、私も現物に目を通してみましたが、大きな疑問が沸き上がります。自衛隊「だけで」こんなに細かな情報を集められるのかということです。どうしても疑われるのは警察の公安の関与です。文書としては自衛隊の内部文書として判断されるようですが、緻密な内容に関しては警察との連携があったと見てもおかしくないものだと思います。
「森住卓(もりずみたかし)ホームページより」
自衛隊の内部文書についての緊急声明
「志葉 玲ホームページより」
シバレイも監視対象!自衛隊の国民監視に対する声明
「沖縄タイムス・6/7」
陸自、市民を監視・調査/全国289団体対象
「琉球新報・6/7」
自衛隊が市民監視 「内部文書」を作成
「時事通信・6/6」
自衛隊が市民団体を調査=「内部文書」公表、共産指摘?イラク派遣反対運動など
「共同通信・6/6、6/7」
自衛隊が市民団体監視
「神戸新聞・6/7」
イラク派遣反対、289団体「監視対象」 陸自内部文書
「朝日新聞・6/7」
イラク派遣で陸自、反対市民の情報収集 発言など詳細に
「朝日新聞・6/7社説」
情報保全隊—自衛隊は国民を監視するのか
「毎日新聞・6/6」
自衛隊監視活動:イラク派遣反対の団体など 共産党が発表
「東京新聞・6/7」
自衛隊が「市民」監視 批判的289団体・個人 内部文書を共産党入手
「東京新聞・6/7スコープ」
陸自の市民活動情報収集 政権に新たな打撃
「日本経済新聞・6/6、6/7」
共産、陸自の「内部文書」公表・「市民団体など監視」
「北海道新聞・6/7」
「自衛隊が市民監視」 共産党が「内部文書」公表 対象、道内が最多
「岩手日報・6/6」
41都道府県に「監視対象」 共産、政府に中止要求
「信濃毎日新聞・6/6、6/7」
「自衛隊が監視」共産が公表 松本の街頭活動2件も
「読売新聞・6/6」
陸自情報保全隊の“監視”活動、共産党が中止求め会見
「産經新聞・6/6」
共産委員長、陸自情報保全隊の「内部文書」を公表
6/6夜までの情報です。今に始まったことではありませんが、麻生さん、久間さんのある意味「正直」な発言の数々には辟易します。完全に防衛「省」にしたことが裏目に出ています。何でも有りのまさに無法地帯ともいうべき傍若無人さで、久間さんは走り続けています。防衛庁の長年の鬱積が一気に爆発しているかのような感じです。地元への配慮とか、不用意発言とか、もはやそんなレベルでは扱いきれません。久間さんは何が目的なのか理解したくもありませんが、根本的に「憲法無視」「自衛隊の地位向上」「戦争で儲けよう」という路線から1ミリたりとも外れていません。ある意味凄いです。
F22Aラプターを「いい戦闘機」と発言していますが、もはや買う気満々です。1機約100億もするF15イーグル戦闘機を自衛隊は現在203機持っていますが、これを徐々にF22Aラプターに入れ替える予定だとすると、段階的に導入するとしても当然将来的には200機以上のレベルで保有して行くことになると思います。F22Aラプターは一機240億円です。もし200機だとして計算すると、4兆8,000億円という途方も無い金額をアメリカ・ロッキードマーチン社に支払うことになります。防衛費として計上されている年額5兆円とほぼ同じになります。それにイージス艦は一艘1,200億ぐらいしますし、自衛隊は現在は4隻持っていますが、現在更に2隻建造中ですので、すぐに6隻保有ということになります。朝鮮民主主義人民共和国の脅威という言葉で恐怖を煽るだけで、実に軍需産業はこれだけの儲けを得ることが出来るのです。当然その見返りで儲ける政治家の方々も沢山いるのではないでしょうか。年金問題で大騒ぎとなり、福祉費削減で国民を追いつめ、社会保険庁の無駄遣いを取りざたしている割には、知らない所で兵器にはこんな莫大な桁違いな金額が支出されようとしているのです。本当に多くの政治家の方々や国民が勘違いしていますが、今まで日本を守ってきたのは自衛隊やアメリカ軍ではありません。平和憲法です。これがあったからこそ防衛庁の暴走を止めて来られましたし、人権無視の法案を阻止してきたのです。ところが現在防衛「省」は暴走し、憲法は瀕死の状態です。
もう一度言います。「日本を守る」「平和を維持する」「世界平和を希求する」のであれば、今日本政府がとっているすべての行動は180度違います。平和憲法を携えて、世界に打って出ることこそ「世界平和」への一番の近道です。「現実的でない」「他国から攻撃された場合」という久間さんと同じような発想こそ、日本を平和からもっとも遠ざける王道です。
また、与那国へアメリカ軍の軍艦が寄港する日が決まったようですが、「6月24日」という「超意図的」な日程にも腹がたちます。「6月23日・沖縄慰霊の日」を避けるというコソクさは、どうせ日本側の入れ知恵だと思います。しかも寄港目的が「親善」だそうです。これはギャグとして受け取っていいのでしようか。軍艦で勝手に乗り付けて、親善しましょうも何も無いと思います。親善で来るなら、皆にさんカヌーでいらしてください。
さてそれから、自衛隊の情報保全部隊が公安警察紛いの動きをして、日本政府のやり方に反対する立場の人たちをリストアップしているようです。共産党がこの報告書を入手して、今後政府・防衛「省」に対して抗議をして行くようです。まさにとんでもない事態となっています。世紀の悪法として名高い治安維持法、今後成立の危険のある共謀罪、そんな現代にあって、まさに暴挙ともいえる報告書です。今回のリークともいえる情報の出し方は、「これだけ情報持っているのだ」という「脅し」以外の何ものでもありません。
情報保全部隊は陸軍・海軍・空軍それぞれにありますが、すべて防衛「大臣」直轄の部隊です。つまり現在でいえば、久間さんの号令のもとで「政府に楯突く人物・団体」をリストアップしておこうというものです。こういう部隊が暗躍しているということは、国民すべてに対して国が疑いの目を向けているということであり、まさに、そうまさに基本的人権の侵害です。憲法に対する侮辱です。こんな任務を平然とやってのける人もいるのだと思うと限りない落胆を感じますが、国民同士を不信感に陥らせて不安を煽ることこそ「戦争への最短距離」となります。そんな煽動に乗ってはいけないと皆に伝えていきましょう。そして「平和を作り出す行動」の地道な努力を正しく伝えていきましょう。
いずれにしても今回の防衛「省」の暴挙、許されるべきものではありません。追求の声、抗議の声を皆で上げて行きたいと思います。使える情報網をすべて使って、自分の出来る仕方で抗議して行きましょう。日本が世界から除け者にされる前に、沖縄にこれ以上苦しみを背負わせないために、日本人として正しい自覚を持って、憲法を携えて進みましょう。
「今日の憲法」
・・第5章 内閣 PART 4・・
「第73条」内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。
(1)法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
(2)外交関係を処理すること。
(3)条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
(4)法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。
(5)予算を作成して国会に提出すること。
(6)この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。
(7)大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。
「第74条」法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。
「第75条」国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。
今のこんな状態の内閣は「法律を誠実に執行」しているとはとても言えません。某宗教団体の票集めの汚い手口といい、暴走する閣僚といい、すべて、全くもってすべて憲法違反です。改憲だ何だ言う資格があるのは、少なくとも憲法を守ってきた人たちです。今の政府には全くその資格はありません。本当に何を目的として動いているのか、誠実な心を持った日本人には全く理解不能なのではないでしょうか。自分勝手で、勉強不足な日本人にはよくわかるのかもしれませんが。
「いい加減目を覚ませよ!日本人!」という声が世界中から響いてきます。
「沖縄タイムス・6/6」
一部燃料 土壌に浸透/嘉手納基地
「沖縄タイムス・6/6社説」
[米軍燃料流出]地元無視の通報遅れだ
「琉球新報・6/6」
那覇市、検定前後の文章展示 「集団自決」削除問題
「琉球新報・6/6社説・コラム」
航空燃料漏出 環境への悪影響が心配だ
「琉球朝日放送(QAB)・6/6」
Qリポート 検証 辺野古の環境調査
「沖縄テレビ・6/6」
普天間代替基地 事前調査への自衛隊動員に抗議
「時事通信・6/6」
自衛隊が市民団体を監視=「内部文書」公表、共産指摘
「共同通信・6/6」
沖縄戦描く巨大彫刻を展示 米軍上陸地の基地跡に
「八重山毎日新聞・6/6」
米艦船2隻24日に与那国へ寄港 在日米軍が町に通知
6/5夜までの情報です。米軍と日本の間には日米地位協定というものがあり、ほぼ治外法権に近い状態が引き起こされています。米兵の犯罪などについては米兵側に圧倒的有利な条件となっていたり、現状は沖縄の「泣き寝入り」状態が日々引き起こされているのです。さすがに1995年の暴行事件の時は社会的反響が大きく、日本側での裁判が実現しましたが、裁判さえ開けない状態は日常茶飯事で、ヘリコプターの墜落事故の時も現場保存を任務とする沖縄県警でさえ蚊帳の外でした。しかも1995年の暴行事件の時は被告の家族が来沖して「レイプ事件にしては求刑が重すぎる」という発言をしていたように思えます。とんでもない話です。
その地位協定によって米軍が要求したことは、その多くを受け入れなければならないことになっていますが、例えば「この港に軍艦を寄港させたい」と言えば、それを断ることは原則出来ないということになっていて、各市町村にとっては非常に不利な条件になっているのです。それでも宮古・八重山では頑としてそれを突っぱねる態度を維持していて、さすがに米軍としてもあまり強いことは言えないようなのです。しかし今回与那国島に米軍艦船が立ち寄るという可能性が出てきています。タイムスの記事によれば租納(そない)港が候補として上がっているようです。与那国島は最近では「Dr.コトー診療所」の撮影地として有名で、西表島より西に位置する島です。その西の端は「日本最西端」となります。横長の与那国島の北部に町役場があり、その近くに租納(そない)港はあります。
石垣島や宮古島がこのところよく米軍関係の話題に上りますが、ついに八重山に手を伸ばし始めたという印象があります。特に宮古島の下地空港は米軍や自衛隊からすれば「即戦力」の施設であり、宮古の財政難ということも重なり、軍事利用の危険性が高まっていると見ていいと思います。そもそも米軍の艦船がわざわざ小さな島の小さな港に寄らなければならない理由が全く分かりません。単なる既成事実作りと考えるのが妥当だと思います。外堀を埋めていく中で、段々と本来の目的を達成していく手法は、実に小さなことの積み重ねで、なし崩し的に完成されていきます。
これはあの手この手の辺野古包囲網と同じです。基地建設に反対するHPやブログなどに対するネット右翼の嫌がらせもその一つであり、「プロ市民」というような虚偽の言葉を作り出していくコソクさも、まさに政府が裏でやりそうなことです。沖縄に対して悪意を持った興味本位の雑誌などの言葉を真に受ける日本人もとことん情けない限りです。こんな「丁寧な言葉」で批判している場合ではないですが、自然と市民に対して嫌がらせを続ける業者や、海上保安庁、海上自衛隊の方こそ「国民の貴重な税金を無駄遣いしている張本人」です。この件に関しては言及しているだけ時間が無駄だと思いますが、もしかすると「ネット上で匿名で嫌がらせをしている多くの方々」は、何か困難な状況の中で生きてきて、その鬱憤を晴らしているのかもしれません。しかし「自分の名前を出せないほど恥ずかしいことである」ということを自覚していながら平和に対して暴言を吐くやり方では、その方の人生に対してマイナス状況を巻き起こす事こそあれ、その人にとって平和な生活は決してやって来ないと言いたいと思います。人を傷つけて楽しんでいる方々が「そんな事をしなくても良いようになるまで」、その方々のためにも私たちは平和を作り出す行動を続けていきたいと考えています。
さてまたもや基地の中で事故が起こったようです。嘉手納基地でジェット燃料が流出したと報じられています。流出した燃料のうちドラム缶43本分、2,300ガロンが回収出来なかったようです。1ガロンはアメリカでは3.785リットルですから、2リットルのペットポトルにすれば約4,400本分の燃料をバラまいたことになります。沖縄の土壌は隆起珊瑚の石灰岩の地盤の上に、以前あった火山の灰などが酸化して出来た赤土が堆積しています。沖縄の水不足はこの保水の悪い土壌が原因でもあるのですが、米軍が言う「基地の外には流れ出していない」という言い訳がいかに無意味なものであるかよくわかると思うのです。土壌にしみ込んだ燃料は必ず土地や地下水や海に吸収され悪影響を及ぼします。金網の下も土地はつながっているのです。多分大量でなければ燃料漏れなど日常茶飯事でしょうし、アメリカ軍が基地の排水などを浄化して流しているという話は聞いたことがありませんし、返還された土地から廃棄物や汚染物質が検出されるのはもはや当たり前という状況です。その土地の浄化も思いやり予算でなされていることを考えると、不条理としか言いようがありません。
1993年には横田基地でもジェット燃料流出事故がありましたが、その時も日本への報告までに2週間もたっていました。その時はドラム缶340本分だったと言いますから、大変な量です。横田ではそれ以前にも同様の事故があり、近くの町の上下水道が全滅したこともありました。日本ではエンジンオイルでさえも下水道に流すことは禁止されています。普天間や嘉手納基地が返還された暁には、どれほどの汚染が発覚するのか恐ろしくなります。跡地利用の論議も良いですが、還されてもすぐには使えないことをもっと問題とすべきです。
さて最後に沖縄からの声を載せます。事前調査の無計画さの実態が報告されています。「観光客が増えているとの報道を見て、なぜ観光で食べている人々が将来のことを考えて海岸線の埋め立てを含む基地建設に反対しないのかと不思議に思った。海が死んだ沖縄に誰が来るというのか。海は繋がっている。自分が商売に使用している海が埋め立てられなければ良いというものではない。別の場所が死んでしまえば、自分が使用している海も死なないまでも弱ってしまうはずである。防衛省が海底に設置した機材は、ミドリイシ珊瑚が産卵した卵を着床させようとする機材である。別の海に数千個設置して数個しか着床しなかったという失敗が確定している道具を辺野古の設置した。辺野古の海にはミドリイシ珊瑚はほとんどいない。別の珊瑚の産卵をなぜ調査しようとせず、ほとんど存在しないミドリイシ珊瑚の産卵だけを失敗が確定している方法で調査しようとしているのか。珊瑚の不在証明をするための調査だからである。辺野古のオジーとオバーが辺野古内で署名を集めて区長に提出した。有権者のちょうど一割が署名して下さった。署名はできないが反対だと多くの方が話して下さったという。地元が基地を受け入れているという嘘が明らかになったが、この重大なメッセージにしては小さな報道しかなされなかった。7月の選挙に山内徳信さんが出る。全国比例での出馬である。辺野古の現場がどうしても手放したくない人間を国会に送る。何がなんでも勝たなくてはならない。」
「今日の憲法」
・・第5章 内閣 PART 3・・
「第69条」内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。
「70条」内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつたときは、内閣は、総辞職をしなければならない。
「第71条」前2条の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。
「第72条」内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。
安倍さんの「指揮監督」が全くなっていないことは言わずもがなですが、不信任案が一切通らないというのは実は非常に不健康な状態なのかもしれません。解散という手続きも、自分の意向を強引に通すために、同じ党員を造反扱いしてまでも強行するというのも全く考えられないほど異常です。憲法を見ていると、今の政府がどれだけ道を外れているのかはっきりと分かります。憲法を知っているのだろうかという疑問ももちろん湧いて来るのですが、それよりも実は憲法を知っているからこそ自分たちがどれほど外れているのかということも自覚し、自覚しているからこそ憲法に対して「逆ギレ」しているのかもしれません。
「沖縄タイムス・6/5」
嘉手納基地で燃料流出/ドラム缶43本相当
「沖縄タイムス・6/5社説」
[事前協議]やはり形式だけだった
「琉球新報・6/5」
嘉手納・燃料漏れ 県、基地周辺で水質調査
「琉球新報・6/5社説」
県議会・検定意見書 世論は撤回求める方向だが
「琉球朝日放送(QAB)・6/5」
一週間遅れの通報 嘉手納基地で燃料流出
「琉球放送(RBC)・6/5」
歴史歪曲許さない県民大会実行委員会が自民県連へ要請
「時事通信・6/5」
10年に憲法改正案を発議=年金問題、政府の対策踏襲-自民公約案
「八重山毎日新聞・6/5」
米艦船、今度は与那国か 外務省が関係先に打診
6/4夜までの情報です。まず5日(明日)沖縄で行われる集会の案内を載せます。
「県民に銃口を向けた政府の辺野古”事前調査”抗議集会」
日時:6月5日(火)18:00開場・18:30開始
場所:教育福祉会館3階大ホール 〒902-0061 沖縄県那覇市古島1-14-6
主催:基地県内移設に反対する県民会議+ヘリ基地反対協議会
沖縄県内の方は是非ご参加ください。辺野古の現場からカヌー隊も参加します。
昨日行なわれた「ジュゴンの藻場モニタリング」の様子がタイムスの記事に出ています。「北限のジュゴンを見守る会」代表の鈴木雅子さんも言っておられますが、環境調査というものには専門家が関わっていただかないと、時には取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう場合があります。辺野古は既にそうなりつつあるのですが、海上保安庁や海上自衛隊のような専門家ではなく、環境保護の立場に立った世界中の専門家に対してアクションを起こすべきだとも思います。先日、日本テレビの特集番組の中で貴重なジュゴンの水中映像が放送されました。その数日前にダイジェスト版がニュースの中でやっていた時に、内容についてこのブログで少し落胆するような書き方をしました。完全版の放送を観たあとの感想としては、事前調査や阻止行動に対しての言及が全く無いことについては落胆のままですが、それ以外の部分については比較的正しく取り上げられていました。例えば辺野古に普天間移設のために大規模な米軍基地が造られようとしていることや、赤土流出の第一原因が米軍の演習場の開発であることなどがちゃんと紹介されていました。しかもそれがかなりマイナスイメージとして伝わるような編集だったと思います。また環境破壊が進む沖縄で、ジュゴンの餌場であるアマモの群生がある辺野古は貴重であるとも言っていました。読売新聞系のテレビ局であるので、この番組に対して圧力がかかるかもしれないとの懸念もありましたが、深夜の良いドキュメント番組などへの取り組みに対する自負が今回の番組を作らせたのかもしれません。何よりも生態があまり詳しく解明されていないジュゴンの水中映像を観ることが出来るのはやはり貴重です。彼らの生活環境を人間が好き勝手にしていいはずもありません。鳥羽水族館や美ら海水族館の専門家の方々にも辺野古に来てもらって、事前調査の機材設置がどれだけ海洋生物にとって悪影響を与えているのか調べていただけないかとも思います。専門家の知識と経験の積み重ねは、今の辺野古では、ほぼ100%発揮出来るのではないかと思うのです。
ジュゴンの生息域は世界中にあるわけではありません。インド洋から太平洋の西岸の亜熱帯から熱帯地域の海域沿岸部に分布して生息しています。どう見間違えたのか、人魚伝説のモデルと言われています。草食性で、アマモ類だけを食べます。ちなみに先祖は象と同じだそうです。日本テレビの番組内では「海草(うみくさ)」と言っていました。少ない数しか目撃されていないと言われますが、もともとジュゴンは多くても6頭以下の群で生活し、単独行動も多いといいます。寿命はだいたい75年と言われ、ほぼ人間と同じぐらい長生きです。視力がかなり良いらしく、聴覚ももの凄く発達しているそうです。それはひとえに草食性のおとなしい動物であるが故の防衛機能なのかもしれません。以前ある番組で、場所(アジアのどこかの島だったと思います)は忘れましたが、海面を叩いてジュゴンを海岸まで呼び寄せて、一緒に戯れて遊ぶという珍しい光景を観たことがあります。きっとその部族に慣れているジュゴンだったのでしょう。そういう場所では環境破壊などは決して起こされていないのだと思います。
日本テレビの番組内で特に感じたことは、ジュゴンへの配慮です。船はエンジンを止め、ベテランの水中カメラマンは「敏感なジュゴンを驚かさないように」ということで、スキューバのタンクも降ろして水中マスクとシュノーケルだけで撮影を敢行しています。それに応えるかのようにジュゴンは急いで逃げ去ることもなく、悠然と泳いでいました。本来は人間の方が他の生物に対して謙虚でなければならないということがよくわかります。
さてアドレスが無いのでリンクは出来ませんが、「東京新聞」の投稿欄「若者の声」に投稿された文章を全文引用します。
「辺野古に基地つくらせない」(横浜市・大学生・22才)
先日、沖縄・辺野古に行ってきた。新たな米軍基地建設阻止のための座り込みに参加するためだ。ネットの字面では感じることのできない、本当に多くのことを学べた。阻止行動に使うカヌーの重さ、透き通るような海の奇麗さ、沖縄の人たちが今までどれだけ差別・重荷を背負わされてきたか、基地があることでどれだけ苦しんできたか。それらすべてを感じて自分の気持がしっかりと固まった。絶対に新基地をつくらせてはいけない。辺野古で闘いながらも、決して笑顔を忘れない人たちと一緒に行動して行こう、と心に決めた。」
老いも若きも平和への思いを共にする力強さ、そして辺野古の命を守り平和を創り出す行動が確実に伝承されていっていると感じます。辺野古に行ったことの無い方も少しばかりの勇気を振り絞って駆けつけてみてください。国が汚そうとしている海と自然がどれだけ気高く力強くあるかを自分の心で確認してください。
「今日の憲法」
・・第5章 内閣 PART 2・・
「第67条」内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。(2)衆議院と参議院とが異なつた指名の議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて10日以内に、参議院が、指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。
「第68条」内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。(2)内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。
まず改憲推進の声の中に「憲法の言葉が古くてわかりにくい」というものが時々出て来るのですが、ずっと引用し続けていてもそんなことは微塵も感じません。というより、現代語とほとんど変わらないと思うのですが。さてそれから自民党が参議院選に向かうにあたって、この時期に支持率が低下したことに配慮してアピールする内容の方向転換を図るようです。改憲で押し進めていたら支持率が下がったので、年金問題に論をすり替えるというのです。節操の無さ云々よりも、「改憲を強引に進めると国民は支持しない」ことが「分かっている」ことが問題なのです。仮にも国民から選ばれているのならば、自分たちのやっている時代錯誤的な政策の数々を見直してしかるべき事態なのではないでしょうか。
「沖縄タイムス・6/4」
ジュゴンの会 目視調査/名護市辺野古沖
「沖縄タイムス・6/4社説、コラム」
[「集団自決」と軍命]「魂の叫び」に応えたい
「琉球新報・6/4」
過ち繰り返すな 県婦連平和集会「集団自決」風化させない
「琉球朝日放送(QAB)・6/4」
意見なければ賛成と同じ
「共同通信・6/4」
憲法より年金を前面に 自民、支持急落で方針転換
「八重山毎日新聞・6/4」
「平和憲法を守るため」山内徳信氏が出馬表明 参院選
「東京新聞・6/4」
憲法改正を問う<8> 萩生田光一・新憲法制定促進委準備会事務局長
6/3夜までの情報です。まず東京の集会の案内を載せます。
「沖縄の海も山もクニ(日本)のものかッ!!」
〜辺野古新基地建設に反対する緊急集会〜
日時:6月9日(土)18:30〜
場所:イーストステージいけぶくろ(文化ホール)
コア・いけぶくろ(豊島区民センター)の6階です
住所:東京都豊島区東池袋1-20-10(JR池袋駅東口から徒歩5分)
会費:800円
発言者:
・山内徳信(やまうちとくしん)
基地の県内移設に反対する県民会議共同代表・元読谷村長
・安次富浩(あしとみひろし)
ヘリ基地反対協議会代表役員
・平良夏芽(たいらなつめ)
日本キリスト教団うふざと伝道所牧師・平和市民連絡会共同代表
主催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
東京近辺の方々は是非お集まりください。ただし辺野古の状況によっては平良夏芽さんは来られないかもしれません。
さて、内閣支持率過去最低の時に合わせたかのような脱北者への人道的配慮がありました。支持率も少しは上がるでしょう。もちろん朝鮮民主主義人民共和国に強制送還するという選択肢はいくら安倍さんでも取らないでしょうが、数々の歴史的汚点ともなる法案を可決させていながら、実にタイミング良くイメージ回復の出来事が起こります。いくら何でもそれは無いと信じたいですが、以前から言われていた日本やアメリカ政府と朝鮮民主主義人民共和国の首脳部は裏でつながっているのではないかという見方も、当たらずとも遠からずと勘ぐる人もいるのではないでしょうか。これで参議院選の前に朝鮮民主主義人民共和国が核実験かミサイル発射でも行なえば、その疑いはますます濃くなります。つまり「北朝鮮」という言葉により「日本人の恐怖心をコントロールすることに成功している日本政府とアメリカ政府」ですから、参議院選の前に朝鮮民主主義人民共和国が一騒動起こしてくれれば、国民の支持は「北朝鮮に対して断固たる態度を取る自民党」に傾くだろうと簡単に予測出来ます。これはあくまでも私の勝手な推測ですが、事実だったらアジアは恐ろしいことになっています。もちろん軍事独裁政権の朝鮮民主主義人民共和国から逃げて来た方々への人道的支援は大切であることは言うまでもありませんが。
最後に昨日に引き続き目取真俊さんの文章を引用します。出典は昨日と同じ以下の本からです。
目取真俊「沖縄・地を読む 時を見る」世織書房・2,730円(税込み)
「223〜224ページ・2005年5月31日・信濃毎日新聞掲載」
いったいなぜ60年も苦しまねばならなかったのか。苦しめてきたのは誰なのか。沖縄人を苦しめ続けてきたのは米軍だけではない。日米安保体制の負担を沖縄に押し付けてきた日本人、つまり貴方たちなのだ。日米安保条約が成立したとき、沖縄は日本ではなかった。1950年代、米軍支配下の沖縄に、日本「本土」から海兵隊基地を移設し、米軍基地を集中させることで、日本人は日米安保体制の負担から免れた。それ以来、負担を担わされた沖縄では、どれだけの人が爆音被害や演習事故で苦しみ、米兵による犯罪の被害に遭ってきたことか。日本人の多くは、沖縄で米軍による事件が発生すれば、眉をひそめて見せる。しかし、その事件や事故を起こさせているのが、自分たちであるという自覚はない。米軍基地(専用施設)の75%が沖縄にあると聞けば、「ああ大変ですね」と同情し、沖縄基地の「整理縮小」や「負担軽減」にも賛成する。しかし、沖縄のために日本「本土」に基地を移転しましょうとは誰も言わない。在日米軍再編が進む中で、沖縄の「負担軽減」のために普天間基地を「本土」に分散移転しよう、という声が上がると、沖縄にいらない基地はこちらでもいらない、ということが平然と言われる。「本土」でいらない基地を沖縄に60年も押し付けてきたことは棚に上げ、やっぱり日本全体の安全のために沖縄に犠牲になってもらうしかない、という本音は隠して、そっと顔をそむける。だからといって沖縄を完全に無視するわけではない。沖縄の自然や音楽・芸能・文化・食事は楽しみ、「癒しの島」と持ち上げてエイサーを踊り、ゴーヤーを食べ、沖縄大好きと言って移住して来る人もいる。その点で「韓流ブーム」と「沖縄ブーム」はよく似ている。美味しい所をつまみ食いし、嫌な所は目をそむける。自分が踏みつけた者が、痛みに呻いて声を上げると逆ギレする。沖縄人が必死で基地撤去を訴えても、日本人はせいぜい同情して終わりなのだ。沖縄に米軍基地を押し付けていること。それが沖縄への差別であることを自覚さえしない日本人は醜い。はっきりとそう言おう。辺野古で起こっていることは「沖縄問題」ではない。ヤマトゥンチュー(日本人)が起こしている「日本問題」なのだ。なぜ自分たちが住んでいる地域に米軍基地がないのか。そのことの不思議さを考えてみるべきだ。日本人には「日本問題」を解決する義務がある。(以上引用終わり)
これらの言葉自体は2005年に語られたものですが、私が沖縄に初めて行った25年前、全く同じような言葉で沖縄の人から問いかけられました。図らずも今回、目取真俊さんの簡潔な言葉で問い直されたわけです。もちろんこの問いかけは今まで何人もの方々が文章なり、講演なりで訴え続けてきたことです。辺野古にも今まで何万人の人たちが訪れたか分かりません。それなのになぜ今もこうして阻止行動を続けなければならないのでしょうか。私自身は今でも平和学習で人をつれて沖縄に行く時に、「私たちは平和学習という名の観光客です」と参加者に伝えます。何故ならいくら平和学習を繰り返しても沖縄で見えている日本の問題は解決していないからです。もっと言えば、解決することが出来ていないからです。自分の問題として自覚するにはどうすればいいか、まだまだ考え続けなければなりません。伝える力もまだまだ不十分です。その間に沖縄の姿はますます歪に崩されていこうとしています。皆さんの力が必要なのです。日本が本当に人間の生きる場所になるまで、諦めるわけにはいかないのです。自分たちが生きている国を真実の意味で人間が人間らしく生きる場にしませんか。
「今日の憲法」
・・第5章 内閣 PART 1・・
「第65条」行政権は、内閣に属する。
「第66条」内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。(2)内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。(3)内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。
「文民(civilian・シビリアン)」とは「軍人でない者」という意味です。職業軍人の経歴を持つ者は文民とはみなされません。「職業軍人」とは職業として軍務に着いている人のことで、「徴兵」された兵士以外は全て職業軍人です。アメリカ軍も自衛隊も職業軍人です。防衛「省」職員や「防衛施設局」の人たちも軍の仕事をしてはいますが、厳密には職業軍人ではありません。主に「軍隊」に属する人たちを「職業軍人」と呼ぶようです。「文民統制(シビリアンコントロール)」は、職業軍人でない文民が、軍隊に対して最高の指揮権を持つことです。つまり軍部の政治への介入を抑制することが目的です。民主政治を守るためには欠かせない原則なのですが、ブッシュさんや安倍さん、ラムズフェルドさんや久間さんは文民なのかもしれませんが、やっていることは明らかに憲法違反(文民統制違反)であると言わざるを得ません。
「沖縄タイムス・6/3」
「軍命が死を強要」/「集団自決」シンポ
「琉球新報・6/2」
東中3年生「撤回要求議決して」 教科書検定「軍命」削除
「琉球新報・6/3社説」
低周波音被害 元凶はほかにもあった
「時事通信・6/3」
「脱北者」韓国移送で調整へ=安倍首相、人道上の配慮表明
「八重山毎日新聞・6/3」
米艦船入港問題 6月議会に要請決議案
「毎日新聞・6/3」
イラク:5月の民間人死者1944人 軍事作戦強化後最悪
「東京新聞・6/3」
内閣支持率 急落35% 全国緊急世論調査
6/2夜までの情報です。まず先日もお知らせしました明日3日の情報を二つ載せます。
・ジュゴンの藻場モニタリング
明日3日朝9:00に「命を守る会」事務所前集合
シュノーケルを使える方ならば誰でも参加出来るようです。
・日本テレビ「NEWS ZERO特別版」
明日3日(日)13:25〜14:55
辺野古の新基地建設への言及はほとんど無いと思いますが、ジュゴンの貴重な映像が観られます。また音に敏感なジュゴンへ配慮する様子と、事前調査の横暴さを比べてみてください。ただ映像の中でジュゴンがたった1頭しかいないような印象を植え付けるような感じで描かれていますが、実際は違います。番組でもジュゴンの生息域は沖縄全体に広く分布していると紹介しています。専門家の見方によれば、中部の金武湾以北の東海岸で目撃例や採餌が最も多く、そこが生息域の中心であるとは言えるようです。もちろん西海岸でも何度も目撃され、餌も食べていることが確認されています。今後の調査・研究によっては生息域はもっと拡がる可能性が十分にあると言われています。また生息数に関しては学者・研究者においてもさまざまな推測がなされているようで、数を断言している人は誰もいないとのことです。ただ推測をまとめてみると、最大でも100頭以下と考えられているようです。もちろん100頭いたとしても絶滅危惧であることに変わりありません。ジュゴンについてはまだあまりにも知られていないことが多く、今後の解明に待たなければならないそうです。つまり絶滅危惧種に指定されている海域に対して国は乱暴な開発などをしてはいけないというのが世界共通の理解です。日本政府の態度は「もう少ないんだから諦めなさい」と言わんばかりです。政府も地球温暖化を口にするのであれば、絶滅危惧種や環境破壊の現実について少しは勉強して欲しいと思います。それとまさかそこまではしないとは思いますが「辺野古に来るジュゴンを保護するために捕獲しよう」と言い出さないか心配です。今の日本政府は「生物が自然の中で生き残ることが出来るように環境保護をする」という考えは思いもつかないかもしれません。ただ今の政府ならば「絶滅危惧種なら捕獲して保護する」という考えに走ることも十分考えられます。「生物はただ生かしておけばそれで良いというものではない」というごく当たり前の考えに辿り着かないかもしれません。
日本では鳥羽水族館にだけジュゴンは飼育されていますが、この飼育研究は30年も前に始まったもので、現在まで約28年間生き続けています。世界記録は1990年に既に樹立しています。1987年にはフィリピンのアキノ大統領がメスのジュゴンを特別に贈ってくださり、今はつがいで生きています。この研究は世界の理解を十分に得た上で、ジュゴンの専門家が取り組んでいるものです。ジュゴンの生態を知るために世界中の研究者が訪れている場所でもあるのです。その研究者たちは「自然の中でジュゴンを守ろう」という目的があり、少なくとも今の日本政府の意向とは正反対であると言っていいと思います。ジュゴンは国際保護動物であり、日本の環境省も年内には沖縄のジュゴンを「絶滅危惧種」に指定するはずです。選挙にしか関心を示さない今の日本政府が、環境省の意向をどのように受け止めるのか、それとも都合よく利用しようとするのか、私たちはその部分にも十分注意を払うべきだと思います。事情は違いますが、キャンプシュワブ内の文化財調査の結果を、国はどのように受け止めるかということがそのモデルケースとなると見ていいかもしれません。文化財や自然環境を政府が無視するようでは、日本は今度こそ本当に世界的信用を失うことになると思います。
さて以前、琉球朝日放送(QAB)のニュースで金城祐治さんが「私たちはこの辺野古の海を子や孫たちに引き継いで行く責任があります」と言っておられました。ボーリング調査が始まろうとしていた時でもあり、必死の訴えだったと思います。それに対して「全くその通りだ」と言葉にするのは簡単です。しかし心で応えようとするときに、「それをどうやってやるのか」を身をもって教えてくださったのが金城祐治さんであり、「命を守る会」で10年以上に渡って座り込みを続けて来た方々であり、いま辺野古に駆けつけている人たちなのだと思います。必死で阻止行動に出て行く方々の姿に触れると、それは同時に「平和を明日に引き継いで行くこと」はもの凄く厳しいことなんだと思い知らされる時でもありました。何故厳しいと感じるのでしょうか。それは「誰かがやるという言葉のもとに自らの責任を回避し、とりあえず自分の周りが平穏無事であれば良い」という生き方を多くの日本人がしているからだと思うのです。間違ってはならないのは、金城祐治さんや命を守る会や辺野古の阻止行動の人たちは「私たちの代表」ではありません。彼らを代表だと思っている限り「自分の問題」になりません。もちろん辺野古に行く行けないが問題なのではありません。例に出して申し訳ないですが、ホスピスの病床から辺野古の阻止行動のために毎日何度も祈っていてくださる方もいるのです。行ける方はもちろん駆けつけて欲しいと思いますが、日本中で私たち自身が平和への思いを自らの生き方として本気で表現して行かなければ、辺野古に何千人と集まったとしても世界は平和にはなりません。
それから久間さんがシンガポールで朝鮮民主主義人民共和国の核開発への懸念や、日本のMD構想などの紹介を自慢げに行なったようです。アジアの人たちを前によくそんなことが言えたものだと思うのですが、安倍さん含め海外には行って欲しくない人たちがあちこちで酷い発言を繰り返すという情勢は、ますます日本を窮地に貶めることになると思います。
さて今日は沖縄の作家・目取真俊(めどるましゅん)さんの本から文章を引用したいと思います。沢山引用したいのですが、2つに搾ります。今日は沖縄タイムスに掲載された文章の一部を引用します。もう一つは信濃毎日新聞に掲載されたもので、これは少し長いので明日の書き込みで引用します。
とにかく日本に対する鋭く厳しい問いかけの文章です。この本は沖縄タイムスや雑誌などに載った文章(2001年から2006年まで)を集めてあります。著作権等ありますが、こんな情勢の時なので是非皆さんにも伝えたいと思います。本の紹介はアマゾンのアドレスでリンクしてあります。是非読んで欲しい本なのですが、現在のところ在庫が無いようです。アマゾンではユーズド出品で倍近くの値段になっていました。どういう基準でこんな値段にしてしまうのか分かりません。いずれにしろ沖縄県内の書店や沖縄関係の本を置いている書店ならまだある可能性があります。探してみてください。それでもなければ世織書房に連絡して重版してもらえるように頼むしか無いかもしれません。
目取真俊「沖縄・地を読む 時を見る」世織書房・2,730円(税込み)
「182〜183ページ・2004年11月4日・沖縄タイムス掲載」
在日米軍の再編が進む中で、沖縄基地の「県外移転」を求める声が盛んになっている。しかし、アフガニスタンやイラクで米軍の攻撃にさらされ、殺されていく側の人々からすれば、米軍がどこで演習をし、どこから出撃しようが、大した違いはあるまい。だから沖縄の米軍基地をそのままにしてよいと言うのではない。ただ、軍事基地・演習場の本質的な問題を問い、否定し、無くしていく追及が、もっとなされる必要がある。基地問題が政治的な実利を求める観点からのみ論じられ、軍隊や基地の本質を問う議論が後景化してはならない。どんなに迂遠に見えようとも、人を「殺人機械」に変えていく場そのものが否定されるべきなのだ。
「今日の憲法」
・・第4章 国会 PART 9・・
「第63条」内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。
「第64条」国会は、罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、両議院の議員で組織する弾劾裁判所を設ける。(2)弾劾に関する事項は、法律でこれを定める。
このあたりも勉強不足でうまく解説出来ません。「今日の憲法」は全体に質の低い解説を付けてしまって、憲法に対しても、皆さんに対しても全く申し訳ない限りです。
「沖縄タイムス・6/2」
低周波音参照値上回る/普天間爆音
「沖縄タイムス・6/2コラム」
大弦小弦
「琉球新報・6/2」
損傷「大規模でない」 辺野古沖サンゴ
「琉球朝日放送(QAB)・6/2」
「軍命削除」緊急シンポ
「時事通信・6/2」
核の脅威、ミサイル防衛で対抗=非核3原則は堅持-防衛相が演説
「共同通信・6/2」
北朝鮮核開発に懸念 久間氏、放棄へ協力要請
6/1夜までの情報です。まずシンポジウムの案内がタイムスに載っていたのでリンクします。
沖縄タイムス社は二日午後二時から、那覇市久米の沖縄県青年会館で緊急シンポジウム「挑まれる沖縄戦—『集団自決』検定を問う」を開催する。高校歴史教科書の「集団自決(強制集団死)」をめぐる検定について、体験者や識者を交えて考える。入場無料、同午後五時まで。渡嘉敷島での「集団自決」を生き延びた金城重明さんの講話、安仁屋政昭(沖縄国際大名誉教授)、高嶋伸欣(琉球大教授)。屋嘉比収(沖縄大准教授)によるパネルディスカッションがある。コーディネーターは諸見里道浩・沖縄タイムス編集局長。問い合わせは、沖縄タイムス読者センターまで、電話098(860)3663。
さて昨日の書き込みで、「四軍調整官」という言葉がありましたが、その説明が足りませんでした。米軍における四軍とは、陸軍(the Army・アーミー)、海軍(the Navy、ネイビー)、空軍(the Air Force・エアーフォース)、海兵隊(the Marine、マリーン)のことです。それぞれは仲が凄く悪いということも聞いたことがありますが、それは別としてこの四軍が共に存在する地域には調整官が置かれて、相互連携を取るのです。沖縄の基地で「Base・ベース」や「Camp・キャンプ」、「Station・ステーション」という文字を見かけることがあります。キャンプは軍の駐屯地という意味がありますが、主に海兵隊の基地を表します。ベースも基地のことを表しますが、沖縄では空軍基地、例えば「カデナ・エア・ベース」のように空軍基地や、海兵隊以外の基地に使われているようです。普天間基地は海兵隊の飛行場でMCAS FUTENMA(Marine Corps Air Station Futenma)といいます。Marine Corpsという言い方はアメリカ海兵隊のことを呼ぶ時の言葉です。Corpsは「カー」と「コアー」の間のような発音をします。イギリス海兵隊の場合は「the Royal Marine(ロイヤル・マリーン)」といいます。読谷(よみたん)で今解体中の象のオリの近くに位置する「トリイ・ステーション」は陸軍の基地で、特殊部隊グリーン・ベーレーが駐屯していることでも有名です。海軍の場合は横須賀とか佐世保のような大規模な軍港は沖縄にはありません。那覇軍港と東海岸勝連半島のホワイトビーチが主な軍港ですが、航空母艦などの大型艦船は入港出来ません。以前「沖縄はリーフに囲まれているので軍港には不向きの地形」と説明しましたが、新基地建設を強行しようとしている大浦湾は沖縄でも数少ない深さを備えた湾で、ヘリ基地を造ったならば「必ず」軍港を併設すると言っていいと思います。
さて当の名護市はキャンプシュワブの基地内文化財調査の写真を載せた広報誌を発行し、国からストップをかけられています。基地内の情報を外に出すにはアメリカ軍の許可が必要だということらしいのです。市長の島袋さんはそれでも広報誌を配りましたが、その態度の裏にあるのは「文化財を守り保存するために新基地建設はやめてください」という平和的な意図ではなく、「文化財があるのだから、基地に隣接させないで名護市が出した修正案を認めろ」ということだと思います。名護市教育委員会はなかなか意欲的に文化財保護に向けて動いているのですが、島袋さんとの間に溝があるように思えます。
辺野古では施設局の作業の動きは見られませんでしたが、カヌー練習でキャンプシュワブのすぐ沖にある平島(ひらしま)まで向かったところ、施設局の船がずっとついて来て写真撮影したり、メモを取ったりして「監視しているぞ」という態度を見せつけていたようです。要は警察の公安と同じで「脅し」「威圧感」を伝えて来るわけですが、調査の予算を使いまくっているのか、余って仕方がないので船を出しているのか、いずれにしてもこのところ海に出る度に施設局の船がやってきます。また平島にカヌーが着いた時に米兵による上陸訓練もそこで行なわれていました。小銃を持った兵士が海と陸を行き来している様子は、沖縄が決して平和ではないということの証です。
それから防衛施設庁を解体して防衛「省」に統合する法案まで国は通してしまいましたが、9月から各地方の防衛施設局は「地方防衛局」となるそうです。ウルトラ警備隊を気取っているのか、防衛「省」直属となることで、今までの威圧的態度がますますエスカレートしそうです。人間の暴力的側面を結集したならば、それが防衛「省」という存在になるのでしょう。「日本を守るため」「家族を守るため」「大切な人を守るため」という大義名分を掲げるのであれば、歴史が証明している通りのことをあえて言わせていただきます。「武器ではその大義は決して達成出来ない」と。自分や家族を守るために、相手より先に武器を使って殺すのが正しいことと本当に理解しているならば、「人間一からやり直せ」と言いたいと思います。今の政府の方々にも同じ言葉を言いたいと思います。
最後に記事リンクの中で「東京新聞・5/15」の過去記事を載せました。沖縄の有名なタレントの藤木勇人(ふじきはやと)さんへのインタビューです。笑築過激団(しょうちくかげきだん)の団員だった方で、NHKの「ちゅらさん」にも出ていました。この記事の中では「沖縄の負担を軽減するには」という内容で、うちなんちゅーとしての考えを話しています。藤木さんは喜納昌吉さんのように「すべての武器を楽器にかえよう」という大きな夢を持っているわけではなく、ある意味今の沖縄の現実路線のような気がします。うちなんちゅーだから言えることもあるのかもしれませんが、例えば辺野古の新基地建設に関しては「条件闘争」と言い切っています。つまり百億程度のお金ではダメで、どうせなら1兆円ぐらい迷惑料を要求するという切り口です。もちろん問題はそんな「条件で粘れ」というものでは無いということはお分かりのことと思います。しかし1兆円という数字を出すということは、1地方自治体・市町村に出す金額としては政府としてはあり得ない数字ですから、読み方によっては「新基地建設なんてあり得ない」ということを言いたかったのかもしれません。
「今日の憲法」
・・第4章 国会 PART 8・・
「第60条」予算は、さきに衆議院に提出しなければならない。(2)予算について、参議院で衆議院と異なつた議決をした場合に、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が、衆議院の可決した予算を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて30日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。
「第61条」条約の締結に必要な国会の承認については、前条第2項の規定を準用する。
「第62条」両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。
記事リンクの最後に東京新聞の「憲法改正を問う」シリーズをまとめてあります。各党の考えの違いなどもよくわかると思います。読み比べてみてください。
「沖縄タイムス・6/1」
名護広報誌に国「待った」/シュワブ遺跡写真掲載
「沖縄タイムス・ 6/1社説」
[米兵氏名非通知]こんなことが許されるか
「琉球新報・6/1」
水田跡、陶片を発見 シュワブ内・試掘調査
「沖縄テレビ(OTV)・6/1」
沖縄戦 廃墟と化した那覇
「時事通信・6/1」
防衛施設庁、9月に廃止=改正法が成立
「宮古毎日新聞・6/1」
宮古島市破綻危機/事業費の抑制も視野に
「朝日新聞・6/1」
防衛施設庁廃止へ 改正防衛省設置法が成立
「毎日新聞・6/1」
改正防衛省設置法:民主も賛成し成立 自衛隊法も
「東京新聞・6/1」
施設庁廃止法が成立 防衛省の組織一部改編
「東京新聞・過去記事」
(5/15)
うちな〜噺家 藤木勇人さん Q沖縄の負担、軽減するには?
(5/24〜6/1)憲法改正を問うシリーズ
憲法改正を問う<1> 中山太郎・衆院憲法特別委員長(自民)
憲法改正を問う<2> 平岡秀夫・衆院憲法調査特別委民主筆頭理事
5/31夜までの情報です。遅くなりました。まずお知らせを二つ載せます。
「県民に銃口を向けた政府の辺野古”事前調査”抗議集会」
主 催:基地県内移設に反対する県民会議+ヘリ基地反対協議会
と き:6月5日(火)18:00開場・18:30開始
ところ:教育福祉会館3階大ホール 〒902-0061 沖縄県那覇市古島1-14-6
「NEWS ZERO特別版〜Touch!ecoスペシャル〜」
放送局:日本テレビ
と き:6月3日(日)13:25〜14:55
日本テレビがスクープした辺野古のジュゴンの水中映像です。動物学的にはかなり貴重な映像が撮れたようです。今晩(5/31)の日本テレビのNEWS ZEROでタイジェスト版を放送していました。確かに今まで観たことのないような映像でした。日本テレビは読売新聞系のテレビ局で、しかも沖縄では放送されていません。日曜夜のドキュメントなど良い番組は深夜枠しか割り当てられないのはどこの局も同じですが、今回ジュゴンの映像を放送するのは、ジャーナリズムに徹しているのか、たまたま良い映像が撮れたからなのか、そのあたりの視点がはっきりしないレポートでした。辺野古の海に米軍基地が建設されようとしているということは一瞬だけ触れられていましたが、あとは赤土など環境問題の視点からのみでした。メインキャスターは「環境アセスメントなどをきちんとやるべき」という締めくくり方をしていました。番組内でインタビューを受けていた沖縄の人は、ジュゴンへの思いを聞かれてこう言っていました。「沖縄の人はジュゴンに興味ないんじゃないかな。ジュゴンを見ないし。絶滅して行くんじゃないかな」。これは取材側とは違う意見であるというような編集がされていたと思います。ただ取材陣はジュゴンを驚かせないように船のエンジンを切り、撮影したカメラマンは「水中で音が出てしまうから」ということでスキューバの機材をつけないという決断をして、シュノーケルとマスクだけでジュゴンに近づいていました。ジュゴンへの徹底した配慮を見ていると、施設局と自衛隊が強行した機材設置がいかに酷いものであったかという比較にはなると思います。もちろんそんな取り上げ方はされていませんでしたが。読売新聞の酷い記事などを見ていると、これでもよく日本テレビが放送していると解釈した方が良いのかもしれません。しかしやはり辺野古の現状と正しくリンクされて番組が作られていれば、今回の特集は非常に有効だったかもしれません。6/3の番組も是非チェックしてみてください。
それにしても読売新聞や産經新聞の政府寄りの記事を毎日読み続けている人たちは、平和とかけ離れた内容をどう受け止めているのでしょうか。特に東京にいるとそのことが本当に心配です。沖縄国際大学にヘリコプターが墜落した時も、東京では読売巨人軍の渡辺常雄オーナーが辞任したニュースがトップで、次がオリンビックの話題でした。朝日、毎日でさえそうでしたから、読売、サンケイに期待すること自体大きな間違いであると言えるのかもしれません。フジサンケイグループのフジテレビがほぼ毎日垂れ流している「反北朝鮮」キャンペーンなどは酷すぎるという言葉では全く足りません。
さて辺野古では連日沢山の人たちが駆けつけています。毎日のように団体さんが来て、説明と訴えを聞いて行かれます。またカヌー隊は毎日早朝より待機して、緊急事態がない場合は海上に出て調査機器の確認、シュノーケル訓練など行っています。また座り込みテントの前ではカヌー未経験の方のための練習も実施しています。新基地建設を止めるために、カヌーやシュノーケル、スキューバダイビングの技術がこれからいつ必要になるか判りません。ぜひ今のうちに辺野古に来て、そして自分で現場に立って現状を確認して欲しいと思います。
さて久間さんが自衛隊投入に関して沖縄に対して謝罪めいた言葉を発言しています。謝るなら最初から自衛隊なんか使うなと言いたいところですが、その謝罪も全て政治的意図があってのことですから、いつもの久間さん語録にでも加えるぐらいしかすることがありません。
また仲井真さんも「珍発言」をしています。在沖米軍四軍調整官(在沖米軍トップ)であるジョセフ・ウエーバーさんが離任するにあたって仲井真さんを訪ねて来たのですが、ウェーバーさんに対して仲井真さんは「事件・事故防止に取り組んでもらったと労をねぎらった」とあります。四軍調整官が米兵による事件・事故の防止に取り組んだ結果が今の沖縄なのでしょうか。これでも努力の成果が現れているというつもりでしょうか。だったら普通はもっと事故や犯罪が多いということなのでしょうか。沖縄県知事が四軍調整官の努力をねぎらうというのは、何とも卑屈な態度なのではないでしょうか。米軍が駐留しているということは、四軍調整官が努力してもこれだけの事故と犯罪が起こるものなんだから、それを認めなさいとでもいうのでしょうか。これだけ沖縄に大迷惑をかけている米軍が存在するという現実の中で、今回の仲井真さんの発言ではっきり分かったことは、「平穏無事」「平和」ということは「米軍がいないこと」と同義語であるということです。
「今日の憲法」
・・第4章 国会 PART 7・・
「第59条」法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。(2)衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再び可決したときは、法律となる。(3)前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることを妨げない。(4)参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて60日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。
衆議院の優位性がここでも言われていますが、こういう条文を見ていると、今の参議院が全く正しく機能していないということがよくわかります。自民党支持のある年配の方と話した時にこう言っていました。「個人的には55年体制が維持されていた時の方が支持のしがいがあった」。だったら自民党支持をやめたらいかがですかと言ってはみましたが、長年の支持者から見ても今の自民党は非常に不健全であるということが分かります。
「沖縄タイムス・5/31」
米国法で氏名非通知/沖国大ヘリ墜落米兵
「沖縄タイムス・5/31社説」
[米軍再編閣議決定1年]「こう着」の責任は政府に
「琉球新報・5/31」
米、乗員名不開示を結論 沖国大・ヘリ墜落
「琉球新報・5/31コラム」
金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・5/31」
象のオリ 鉄塔を解体へ
「琉球放送(RBC)・5/31」
防衛相が県知事に謝罪
「沖縄テレビ(OTV)・5/31」
在沖米軍ウェーバー調整官が離任
「時事通信・5/31」
施設庁廃止法案、1日に成立=防衛省に統合、参院委で可決
