6/24の情報
6/24夜までの情報です。まず抗議の声のなか与那国に米海軍の掃海船が2隻入港を強行したようです。久間さんは知らぬ間に宮古で講演会などを開いていました。これらは詳しくは記事をリンクしてありますのでお読みください。
さて、昨日「慰霊の日」の辺野古は、座り込みをしていた人の言葉を借りれば「時が止まったようだ」というぐらい静かだったそうです。そして今日の辺野古は「慰霊の日」に参加していた沢山の方々が訪れてくださったようで、一転とても賑やかだったようです。世界が注目する歴史的現場である辺野古に立ったという事実を、皆さんそれぞれで「止まったまま」の出来事とせずに、日々の生き方の中で「動き続ける」ものとして欲しいと思います。「平和を創り出す行動」は辺野古の特権ではありません。人として生きているのならば、誰もが選び取り、展開出来る行動なのです。その中で今特に注目して欲しい場所が辺野古なのです。
沖縄に来ていた人たちはそれぞれの場に帰って行きます。それが当たり前なのですが、単純に「人が減る」ということだけで見れば、辺野古での心配事は尽きません。慰霊の日に全国から集まっていた人たちが沖縄からいなくなる時、つまり明日、明後日あたりを施設局は狙って来ると思います。明日か明後日か、今週中か、それは全く分かりません。久間さんが「妨害活動にあっている」と、まるで「国が被害者」であるかのような超無責任かあり得ない発言を繰り返している限り、いつ作業強行が再開されるか分かりません。施設局は有り余る金を投入して、平和を創る行動を「妨害」してきます。私たちは自分の払った税金で、自分たちが痛めつけられているという矛盾の中でもがかなければならないのです。
阻止行動を止めれば税金を「無駄遣いさせずに済む」のでしょうか。そんな声もいまだに出てきます。答えは簡単です。「国の税金の使い道が絶対に間違っている」のです。辺野古に海上保安庁や海上自衛隊を送るお金があるのなら、社会保険庁のボロいコンピューターを入れ替えるのにでもお金を使ったらいかかでしょうか。導入当時でさえ時代遅れだったコンピューターを利害関係がある会社から無理矢理導入しているがために、年に何度もシステムダウンを起こすのです。そんなコンピューターの年間メンテナンス料は何と約1,300億円です。イージス艦1艘分です。社会保険庁のコンピューターを新機種と入れ替えて、毎年イージス艦を買おうというような話では当然ありません。むしろ辺野古での新基地建設を止めれば、社会保険庁立て直しなど容易でしょうし、場当たり的な増税をしなくて済むはずです。沖縄の基地を無くせば製造業を誘致出来ますし、雇用も増えます。カジノ構想なんか立ち上げなくても済むのです。仲井真さんの言うように沖縄が経済発展を望む一環としてカジノ構想を立ち上げるのであれば、モナコのように住民はカジノに出入りすることは出来ないという法律を作らないと、沖縄は一気に自己破産の嵐が吹き荒れます。基地があるから仕方なく取るという場当たり的な経済発展構想では破綻は目に見えています。まず基地を無くす、基地を造らないという構想が実は一番現実的なのです。
さて昨日の「6・23国際反戦沖縄集会」の模様を少し書きます。今年で24回目になります。安倍さんや高市さんも参加した摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で開かれた5,000人近くの方々が集まった追悼集会の場と違い、4kmほど南に下った所にある「魂魄之塔(こんぱくのとう)」周辺は普段とは違い、沖縄の人たちが沢山集う賑やかな空間となっていました。「魂魄之塔」は「沖縄県の塔」とも呼ばれ、戦争で亡くなった死者の魂を慰めるための静かな霊域となっています。「魂魄」とは意味としては人間の霊魂のことですが、元々の意味は中国から来ていて、「魂」は「気」を司り「陽」を表し、「魄」は「体」を司り「陰」を表すようです。ですから中国では死ぬと「魂」「魄」は分離してしまうのですが、沖縄ではお盆の時や慰霊の時に戻って来ていると考えられているのでしょう。「魂魄之塔」は戦後そこら中に散らばっていた骨をかき集めてまとめて積み上げた時の形のままに再現されています。23日の夜に那覇空港まで乗ったタクシーの運転手さんがこう言っていました。「内地の人で魂魄にお参りしてくれたのは嬉しいですね。私は一昨日行ってきました。あれは沖縄の人だけではなく、アメリカの兵隊さんも、日本の兵隊さんの骨もみんなまとまって入っているのですよ。それが沖縄の心なんですよ。平和の礎も同じ心で作ったんですよ」
魂魄の裏にある広島県の塔の前にテントを張り、集会の会場が設営されていました。はじめに主催者である平良修牧師の代表挨拶があり、恨の碑(はんのひ)の追悼式のため来日してくださっていた姜仁昌(カン・インチャン)さん、李熈子(イ・ヒジャ)さんも舞台に立ってくださいました。続いて海勢頭豊(うみせどゆたか)さんのミニコンサートは「月桃(げっとう)の花」で始まり、続いて演奏された名曲「キセンバル」では皆涙を浮かべながら静かに口ずさんでいました。参院選に出馬する糸数慶子さん、宜野湾市長の伊波洋一さんたちからも新たな決意表明があり、グアムやハワイからのメッセージを朗読してくれたAPA(アジア平和連合)の山口響さんは東京から駆けつけてくださいました。辺野古からはヘリ基地反対協の安次富浩さんが、東村高江からは区長である仲嶺武夫さんがそれぞれ電話でメッセージを伝えてくれました。また真喜志好一さんからは大浦湾の図面を用いて新基地建設が軍港を伴う危険なものであることを含めた詳しい報告がなされ、泡瀬干潟を守る連絡会の小橋川共男さんからは、泡瀬干潟の珊瑚の産卵が確認されたという嬉しいニュースもありました。またこの集会前に安倍さんの来沖反対行動に参加していた西尾市郎牧師からの報告もありました。とにかくみな、安倍さんの嘘つき加減に本当に辟易しているという気持でいっぱいだったようです。最後は大城しんや(まよなかしんや)さんの叫びにも似たライヴがあり、沖縄のオピニオン・リーダーである新崎盛暉(あらさきもりてる)さんの挨拶で集会を終えました。
集会の中で印象的だったのは「笑ばぁ会(わらばぁかい)」の女子中学生たちの詩によるメッセージと平良夏芽牧師による「エクアドル世界反基地会議」の報告でした。「笑ばぁ会」は沖縄語で「子ども・ガキ」を意味する「わらばー」からつけた名前で、女子中学生たちのグループです。彼女たちのメッセージは悲惨な戦争を忘れないようにしようとか、ただ戦争反対を訴えるだけではなく、自分たちが平和に対して何が出来るのかを若い力で訴えてくれました。彼女たちの決意表明は参加していた皆の心に届いたと思います。それから平良夏芽牧師は報告の冒頭でウチナンチューに対する厳しい問いかけで始まりました。選挙結果や基地強化の現状から「沖縄は本当に平和を皆望んでいるのか」と必死の思いで訴えていました。そしてエクアドルの防衛省の人が会議の場で「基地を無くしていく」と宣言しているとの報告に皆驚きと共に感動していたようです。会議の場でも辺野古は世界中から注目されているのです。今ある基地を無くしていくと共に新しい基地を造らせない闘いの最前線が辺野古であると、世界が注目しているのです。その報告のあいだ、平良夏芽牧師の後にはカヌー隊の面々が静かに並んでいました。
「沖縄タイムス・6/24」
「真実」刻み継ぐ/慰霊の日
「沖縄タイムス・6/24社説・コラム」
[非戦の誓い]歴史をどう語り継ぐか
「琉球新報・6/24」
戦争忘れず、み霊に誓い 「6.23」各地で慰霊祭
「琉球新報・6/24社説」
復帰35年沖縄宣言 強い気概を持ち自立を
「琉球朝日放送(QAB)・6/24」
東京・千葉・沖縄で6.23LIVE
「琉球放送(RBC)・6/24」
九条の碑建立
「沖縄テレビ・6/24」
反発よそに米海軍掃海艦が祖内港入港
「八重山毎日新聞・6/24」
戦争の悲惨さ訴え 仲村さん招き平和集会
「宮古毎日新聞・6/24」
「戦争の真実、次の世代に」/62年、悲しみ癒えず
「朝日新聞・6/24」
米海軍掃海艦が与那国に入港 民間港湾入港は復帰後初
「毎日新聞・6/24」
久間防衛相:弾道ミサイル攻撃は「99%排除できる」
「東京新聞・6/24」
米海軍艦船が与那国初寄港 台湾有事にらみ情報収集か
