2007年9月アーカイブ
9/29夜までの情報です。教科書検定に抗議する県民大会が宜野湾市の海浜公園で開催されました。気温は35度にまであがり、皆の熱気で気温も上がってしまったかのようです。辺野古からはオジィ、オバァたちも参加しました。また座り込みのメンバーたちはビラ配りをしながら参加し、10,000枚用意したビラは開会1時間で全て無くなってしまったそうです。また一度ビラの前を通り過ぎてから、再度戻って来てビラを受け取ってくださった方も沢山いて、非常に励まされたそうです。県民大会は12万人を超える参加者が集まり、まさに歴史的に凄まじい数です。NHKでも比較的時間をとって報道していましたし、各放送局でも取り上げていました。新聞メディアは共同通信の配信を受けて日本中でで報道されています。
政府は、文部科学省はこれをどう受け止めるのでしょうか。しかし考えてみればここまでしないと国は態度を改められないのでしょうか。もしくは県民の目を辺野古や高江からそらすために画策し、米軍再編を進めようとしているのでしょうか。
それから高村さんは国連での演説で、ミャンマーでの事件に対して怒りを露に、それに付け加えて「話し合いで解決して欲しい」と言葉にしていました。その言葉をそっくりそのまま辺野古と高江の叫びとしても聞いて欲しいと思います。国の今までの態度は話し合いという状態とはほど遠く、もっと徹底的に国は沖縄の「本当の地元」と話し合い、民衆の声を聞いて欲しいと思います。石破さんも人の意見を馬鹿にしたような、呆れたような態度で聞かないでいただきたいと思います。本当に呆れているのは石破さんの言葉を聞いている側の人間なのですから。
さてとにかく、ミャンマー政権はクーデターが起こる前に政権交代すべきだと思います。そしてスーチーさんを表舞台に戻すべきです。このままでは国際社会の信頼を一切得られない国になってしまうのではないかと心配です。
ミャンマーでの今回の弾圧の中で、日本人のカメラマンの方が背後から撃たれ、虐殺されてしまいました。確かに酷すぎる事件ですし、心底怒りを覚えます。しかし軍隊がいるということはつまりはこういうことなのだと思いました。倒れ行くカメラマンの映像を是非忘れずに脳裏に焼き付けて欲しいと思います。そしてそれこそ武器によっては絶対に平和は来ないということの証なのだと自分の胸に問うて欲しいと思います。名古屋では在日ミャンマー人の方々が軍事政権に対して日本がはっきりと働きかけて欲しいという願いを込めて、ハンガーストライキを行なっています。この祈りの行為に対して日本政府そして私たちはしっかりと答えるべきだと思います。
今日の沖縄の新聞は県民大会関係の記事が多いので、ホームページのアドレスをリンクしておきますので、そこから観てください。また明日の八重山毎日新聞と宮古毎日新聞に今日の大会の模様が報告されると思いますので、明日リンクします。また共同通信系の地方紙の殆どに今日の模様が掲載されています。代表として東京新聞の記事をリンクしておきました。東京新聞は東京地方紙ですが、政治に対する切り口も鋭く、沖縄にもきちんと目を向け、沖縄の新聞にも取り上げられないものを載せたり、辺野古に足を運ぶなどかなり積極的に頑張ってくれています。
「琉球朝日放送(QAB)・9/29」
検定意見撤回県民大会 11万人余が軍命削除に抗議
「朝日新聞・9/29」
沖縄、11万人が訴え 教科書検定「撤回を」
「毎日新聞・9/29」
集団自決で検定意見撤回求め県民大会 11万人参加
「東京新聞・9/29」
平和の火つなぐ 集団自決強制削除やめて
9/28夜までの情報です。今日も作業船の動きはありませんでした。やはり県民大会が終わり、エスペランサが帰るまで、つまりほとぼりが冷めるまではおとなしくしているつもりなのかも知れません。エスペランサが辺野古に来るのは来月初めですが、今日はグリーンピースの面々が辺野古を訪問してくれました。皆海に出て「ジョゴンのはみあと調査」などを行なっていた模様です。3万にも及ぶ世界中からの署名やグリーンピースの来沖で沖縄防衛局がどの程度圧力を感じているのかよくわかりませんが、以前久間さんが言っていた「反対する人は何をやっても反対する」という「はなから相手にしない」態度を取るかも知れません。石破さんは地元と話し合うというのならば、辺野古のテント村に来たり、海人を集めて話し合いの場を持ったり、そこまでのことをしてはじめて「地元」と言えるのだということを自覚すべきです。仲井眞さんや名護市長や基地建設利権に絡む人たちとだけ会うことは、「地元」では決して「地元」と呼ばないということを知るべきです。
それから今日のお昼前に宜野座の潟原(かたばる)方面から海に出た米軍の水陸両用戦車10数台がキャンプシュワブに入っていきましたが、そのうち2台が故障していた模様で、牽引されていました。その内一組は、あろうことかリーフ内をショートカットし、漁船の航路を横断していました。漁船とニアミスしたのではないかとみられています。先日もジュゴンのアマモをキャタピラでズタズタに掘り返してしまっている事実が発覚しましたが、浅瀬が広がるイノー(リーフ内)は普通の船でさえも通れるルートを選びながら航行します。しかし米軍の水陸両用車の訓練は浜から真っ直ぐに沖に出たりしますので、イノーのルートなどお構いなしです。今日の傍若無人な走行で、また海底がダメージを受けているかも知れません。
また今日は官房長官が「集団自決への旧日本軍の関与があったことは誰もが知っている」というような内容の発言をしたようです。しかしやはり裁判は隊長個人が命令を出したか出さないかというところに焦点が当たっているようで、それに関しては証拠不十分であるという判断がなされたらば、その隊長側の勝訴となる可能性もあります。あれほど裁判の行方という大義名分を振りかざしていたのに、とりあえずは多少ねじ曲げてでも裁判を有利に進めようという魂胆が見え見えです。それに岩波・大江裁判も、教科書検定問題も決して他人事では無いということは押さえておかなければなりません。もちろん戦後生まれの私たちには戦争を巻き起こした直接の責任はないけれども、日本人として意識すべき過去の過ちに対する責任はわたしたちにもあると思います。
明日はいよいよ教科書検定問題に端を発する県民大会ですが、相当数の人数は集まるものと見られています。しかし今度はここに来て米軍がいつもは解放している広場の土地を閉鎖すると言い出しています。つまり県民大会の際の駐車場として貸さないというわけです。こんなこと今まで一度もないと聞いていますが、しかし考えてみれば元々は誰の土地なのでしょうか。とっとと返還すべきなのに、こんな時だけ「日本の大事な局面の集会等に関しては米軍は中立を貫く」そうです。何が中立なのでしょうか。こんな時だけ中立だ何だ言うのは明らかにおかしな行為です。もう全てが矛盾の固まりのような言い分です。
矛盾ついでに言えば、アセスの方法書に対する意見書がとりあえず締め切られましたが、400名近い人たちが意見を寄せたようです。しかしこれが有耶無耶のうちにちゃんと意見書として扱われていることにならないのでしょうか。今お悩み中の仲井眞さんが出せば賛成だろうが反対だろうが国は沖縄が認めたという扱いをするのではないでしょうか。出さなくても有耶無耶のうちに進めることにはなっているのでしょうか。
今福田政権の柔軟姿勢が功を奏したとすると印象が良くなります。例えば県民大会への配慮と理解を政府が取れば国民はころっと騙されます。この流れで「辺野古の基地を少しばかり沖合にずらしましょう」と言い出したとしたならばどうでしょうか。どのあたりで妥協点を見いだすか、何メートルかという話になって行ってしまうのではないでしょうか。仲井眞さんと名護市長を「地元」と理解しているのですから。
「沖縄タイムス・9/28」
知事 アセス意見提出も視野/手続き上の役割考慮
「琉球新報・9/28」
軍強制否定の研究なし 林氏、自著引用に不快感
「琉球朝日放送(QAB)・9/28」
シリーズ 歪む沖縄戦5 県民大会の意義を考える
「毎日新聞・9/28」
町村官房長官:沖縄集団自決に旧日本軍の関与はあった
9/27夜までの情報です。昨日に引き続き今日も作業船の動きはありません。グリーンピースのエスペランサ号が大量の署名を携えてやって来ているということもあるのか、もしくは県民大会前に県民を刺激しないようにしているのか理由は分かりません。5月15日も6月23日も作業はありませんでした。非常にあからさまな態度です。5月15日の頃は海上自衛隊の介入が取りざたされていて、ぶんごが来る来ないで大騒ぎだった頃です。この頃は辺野古に300人近い人たちが集まってくれていました。6月23日のあたりは与那国へのアメリカ海軍の入港問題が明らかになった頃でした。
今週はもしかすると作業強行は無いのかも知れませんが、辺野古には変わらず阻止行動のために人が集まってきます。沖縄防衛局のやり方のコソクさは日本全国見渡しても際立っていますので、全く油断は出来ません。県民大会の後、辺野古に対して諦めムードで傍観している多くの人たちの無関心という助けによって、またも大量動員でしょう。平和を創り出すための行動は、諦めず、繰り返し繰り返し対応して行かなければなりません。最大の暴力である軍事基地のみならず、全ての暴力の弱さと虚しさと愚かさを伝えるために、辺野古の運動は続きます。
さて新しく文部科学省の大臣となった渡海さんは一見柔軟姿勢のようですが、県民大会の結果を受けて対応したいという意向のようです。これはどういうことなのでしょうか。大会に集まった人数が少なければ放置するつもりなのでしょうか。それにそもそも県民大会の中身によって検討するというような受動態の姿勢ではなく、同時にこの問題は県民の意見を聞いてどうのこうのではありません。県民大会が無くても、沖縄の全ての市町村の反対議決書など無くても、自分たちの責任で判断すべき問題なのではないでしょうか。文部科学省は相変わらずノラリクラリしています。
「沖縄タイムス・9/27」
渡海文科相「県民大会 見極め対応」教科書検定問題
「琉球朝日放送(QAB)・9/27」
シリーズ歪む沖縄戦4 「今までの教科書は間違い」
9/26夜までの情報です。今日は何故か作業船は出航しませんでした。組閣の影響があるかどうかそのあたりは全く不明ですが、妙なな静けさでした。グリーンピースのエスペランサ号入港に合わせて何もしなかったのでしょうか。グリーンピースは辺野古のアセス無効を訴える署名を世界中から集めて持参しており、28,000人分もあるようです。沖縄防衛局はどんな顔をしてそれを受け取るのでしょうか。また適当なあしらいをするのでしょうか。
さて今日はメディアリンクが少し多めです。新内閣発足に伴うものですが、中でもタイムスの社説はよくもこれだけ指摘事項があったものだというぐらい細かく項目があげられていて、良くまとめられてはいるのですが、まるで箇条書きのような文面に読んでいてある意味笑いがこみ上げてきました。
しかしどの新聞もだいたい似たような評価を下していて、解散総選挙前の組閣であるというあたりでは意見は一致しているようです。格差社会とは言いますが、しかし地方も地方で努力が足りないのではないかと私は思います。格差是正の解決策で地方から出ているのが公共事業の復活や農業政策の見直しなどです。農業にしても、一時期は保護の上に保護されまくって感覚がおかしくなってしまっているのではというような見方までされています。それに公共事業の乱発が復活することはないでしょう。いくら福田さんでもそれは避けると思います。箱もの行政と言われて久しいですが、夕張や有明海の惨状を見るまでもなく、公共事業に明け暮れる地方政治は絶対に脱却しなければならないと思います。
たとえば災害でどうしようもなくて護岸工事をしたり、防波堤を造るとか、あまりに不便なため橋をかけるとか、そんな部分での公共事業は継続しているのですから、それ以外の無駄なものに金を使うと日本は本当に財政破綻してしまうことになるのではないでしょうか。それでなくても「郵便局」という「モンスター級の金持ち」が民営化されるのです。金融機関にとっても、運送業界にとっても熾烈な競争が強いられ、力のない所は淘汰されて行くはずです。そして経済界は混乱してしまうのではないでしょうか。
まだ確定的なことは言えませんが、東国原さんの奔走は「日本の地方政治の中での数少ない努力」に見えるのは私だけではないと思います。ふんぞりかえり、利権を持って懐具合にしか興味のない知事たちもやがては淘汰されて行くのかも知れません。
さてそれから非常に腹立たしいニュースが飛び込んで来ています。ミャンマーの民主化を求めるデモ隊にとうとう軍事政権が弾圧を始めました。死者も出ているようです。前から全く状態が変わっていません。スーチーさんの自宅軟禁が解けていないのですから、ろくでもない政権であることは明らかですが、何だか日本の行く末を暗示しているかのような気もします。「強制集団死(集団自決)」をめぐる問題にしても、辺野古や高江での新基地建設の問題にしても、全て日本の崩壊の前段階のような気がしてなりません。
最後にこれも腹立たしい記事を見つけました。時事通信ですが、ドイツの駐日大使のデアさんの発言が載っていました。要は海自撤退の意見を批判しているのです。しかし国連憲章で決まっていようが何だろうが、そもそも自衛隊が海外に出て行くということは日本国憲法に違反しているのです。自衛隊自体が憲法違反なのですから、さもありなんと言えばそう言えなくもありません。しかしドイツの大使ともあろう人が何たることでしょうか。
私も箇条書きのようになってしまいましたが、全てはやはり「平和」の問題としてリンクし続けているのです。辺野古のニュースとしてはパッシブソナーの台座を米軍の水陸両用車がアマモの群生と共に踏みつぶしているという映像が撮られているようですが、新聞では日本と米軍の連携が取れていない証拠という言葉も紹介されていました。しかし事実関係は確認していませんが、もし踏みつぶされている台座が先日引き揚げられたソナーのものだったとしたならば、「水陸両用車の訓練をするのでソナーを外せ」と言われて外したのかも知れません。そうなると逆に見事に連携が取れていることになります。何にもまして米軍優先の土地、それが沖縄なんだということの証拠になるのかも知れません。
「沖縄タイムス・9/26」
出版社 訂正申請の方針/「集団自決」で文科省に
「沖縄タイムス・9/26社説」
[福田「背水の陣」内閣]「安心」と「地方」が鍵だ
「琉球朝日放送(QAB)・9/26」
シリーズ 歪む沖縄戦(3) 行きつく先は憲法改正
「時事通信・9/26」
海自撤退は常任理入りに不利=ドイツ大使、民主を批判
意見書のFAX送信先機械不調のため、番号を変更します。明日27日午前中までに送っていただけば、まとめて提出いたします。
「FAX:098-863-7096」
番号お間違えないようご注意下さい。
「辺野古アセス方法書に対する意見書」は難しい文章でなくても、5〜6行でもかまいませんジュゴンの海を壊し、環境と平和への脅威を与え続ける基地建設を止めるために、一人一人が出来ることを!意見書を送って下さい。
様式は自由ですが、下記の事項を含めてください。
・タイトル
『普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価方法書に対する意見書』
・文書右上に「日付、住所、氏名」
(複数枚にわたるときはページ毎、右上にページ番号)
詳細、意見書書式、アセス文書全文のダウンロード等について下記ホームページをご参照ください。
「意見書書式」
なお携帯からはアクセス出来ません。
9/25夜までの情報です。今日の辺野古では4隻ほどの作業船が出て行きましたが、陸上からの監視行動のみ行なわれ、船での追跡はなされていません。またテント村では今後の対応についてのミーティングも行なわれたようです。
辺野古では阻止行動のための人数も、座り込みのための人数も不足しています。海上阻止行動は何度も言うように来てすぐ出来るわけではありませんので、とりあえず陸上座り込みの人数が増えて欲しいと思います。陸上で海上阻止行動の方々のサポートが出来る態勢を組んだりすることも、初めて来た人たちに現状説明をしたりすることも、人数がいれば手分けして出来ます。また新政権が発足しましたので、辺野古や高江への締め付けが厳しくなることは容易に想像出来ますし、なし崩し的なアセス開始もあるでしょう。来年の本格的作業強行のために、今から事前に陸上作業ヤード設置の準備を始めてしまうことも考えられます。それを阻止するためには常日頃からある程度の人数がいることが求められます。週に一日でも継続して来ている人であれば、いざという時に駆けつける体制を整えやすくなります。「ご無沙汰していて行きにくい」「船も酔うし、毎日は行けないから海上阻止行動の練習に参加出来ない」という人でも関係ありません。辺野古での座り込みには人数がとにかく必要です。海に出られなくても、週一回一時間しか行けなくても、とにかく辺野古という場にいるということが大切だと思います。そこで是非阻止行動のメンバーや、集まってくる人たちと交流を深めてください。
さて、福田さんが首相に任命されました。参議院では以前言った通り小沢さんが首相候補に任命されましたが、憲法に従って衆議院が優先され、福田さんを総理大臣とした内閣が誕生しました。今回の内閣は少しばかり面子が変わり、町村さんが官房長官、高村さんが外務大臣、そして何と元防衛庁長官の石破さんが防衛「相」になりました。一瞬「軍事政権?」と思ってしまいました。例えばこんな内閣では僧侶と民衆たちによる民主化デモに揺れるミャンマーの軍事政権に意見することなんて出来ません。あなたちはどうなんですか、と問い返されてしまいます。
特に石破さんの返り咲きには耳を疑いましたが、軍事オタクの石破さんのことですから、自衛隊強化を訴えながらもその実、日米安全保障条約一辺倒の現実路線政策で、沖縄防衛局への締め付けを強化し、沖縄防衛局は作業員たちの締め付けを強化し、結局は辺野古や高江の阻止行動への弾圧を巧みに強行してくるでしょう。軍事力によって真実の平和を勝ち取ることが出来るという自分勝手な考えを持っている方なので、結局脅し合いのミリタリーバランスか、殺し合いの戦争か、とにかくそういう状況を招きたがっているかも知れません。「武器を持っていれば使いたくなる」という言葉は本当だった、という世の中が始まります。
これが衆議院解散総選挙後にどうなるのか全く分かりませんが、もしまた自民党が過半数を確保してしまったら、辺野古にとって、沖縄戦以来最も過酷な数年間が始まると言っていいでしょう。単純で短絡的な暴力的な言葉や態度がネットやあちこちで流布している世の中ですから、石破さん支持者も多いと思います。あの斜に構えたねちっこい語り口調がまた国会で展開されると思うと虫酸が走ります。
とにかくオスプレイが来ようが来まいが関係ありません。実際に武器の大元である基地が造られようとしていて、今も住民の上空を武器が飛び回っているのが沖縄なのです。私たちは、この現実を自分の問題として受け取れるか否か、それが今後もっともっと問われてくると思います。
「沖縄タイムス・9/25」
オスプレイ使用 政府「予定ない」/普天間代替で回答
「琉球朝日放送(QAB)・9/25」
シリーズ 歪む沖縄戦(2) Coccoの想い
「琉球放送(RBC)・9/25」
シリーズ9・29県民大会(2)教科書検定の実態
RBCニュースページ
アセス方法書への意見のとりまとめも行なわれています。期日直前ですが以下に案内を引用します。
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(以下引用)
「辺野古アセス方法書に対する意見書」への提出を呼びかけています。以下のHPもご参照ください。
・maxiさんのアセス「方法書」関連資料と解説
・ジュゴンネットワーク沖縄
意見書は難しい文章でなくても、簡単でも、5〜6行でもかまいません。あなたの意見を書いて下記に送ってください。
「締め切り」9月27日
様式は自由ですが、下記の事項を含めてください。
・タイトル
『普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価方法書に対する意見書』
・文書右上に「日付、住所、氏名」(複数枚にわたるときはページ毎、右上にページ番号)
・書式参考
送り先は「沖縄防衛局」
郵送(9/27当日消印可)
手渡し、ファックス可。eメール不可
住所:〒900-8547沖縄県那覇市前島3-25-1
fax:098-866-3375
なお、26日までに下記アセス監視団宛にお送りいただけば、まとめて提出いたします。直接送られた方は、沖縄防衛局に言い逃れされないためにも、提出意見書(写し)をお送りください。
〒902-0061
沖縄県那覇市古島1-14-6 教育福祉会館407号
TEL 098-885-3008 / FAX 098-885-8230
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
郵便振替:01720-4-112015
9/24夜までの情報です。今日は作業船二隻でジュゴンのアマモの「はみあと」調査を行っていた模様です。嘉陽方面での作業でした。こちらは陸上からの監視行動と座り込みを行ないました。波も穏やかで、ある意味「作業日和」だったのですが、辺野古は静かでした。
さて自民党役員が決定し、なんと問題の文部科学省の伊吹さんが幹事長になりました。結局皆派閥の長で固めました。福田さんらしいと思います。組閣に関してはあまり大きな変化は起こらないように思えますが、文部科学省の大臣が誰になるのか少しばかり注目しなければならないでしょう。
教科書検定問題に関してはQABとRBCが今週連続で特集を組んでいますので是非ご覧ください。RBCに関しては記事そのものの個別アドレスが出ていなかったので、ニュースページからご覧ください。
それから朝も緊急情報に流しましましたが、今後イランがウラン濃縮を中止しないならば、イスラエルはイランの核施設空爆に踏み切ると報道されていました。脅しか牽制か分かりませんが、アメリカ軍による沖縄での爆撃訓練の理由とリンクしているようにも思えます。イスラエル軍にはF18ホーネットはありませんが、いずれにしてもアメリカ軍からの兵器を供与されているので、沖縄近海でしきりに行なわれている空爆訓練もイラン攻撃に対する備えなのかという疑いも残ります。だいたい嘉手納から爆音と共に飛び立つ戦闘機に、仮にイスラエル軍兵士が乗っていたとしても外からは誰も分かりません。
軍事評論家の小川和久さんが沖縄で安全保障に関する講演を行いましたが、「自立した形で今のレベルの安全を確保するには、自衛隊を五倍に拡大し、防衛費が20兆円必要だ」と発言したようです。冗談じゃありません。あり得ない数字を出すことによって「やはりアメリカ軍との強調が必要」ということを言いたいのでしょうか。多くの軍事評論家は、結局は武器の存在そのものの善悪についてはあまり語りません。非常に不完全な考え方だと思います。もちろん「善」を語られても困りますが。
「沖縄タイムス・9/24」
「普天間」県民意思が鍵/小川氏講演
「沖縄タイムス・9/24コラム」
大弦小弦
「琉球新報・9/24コラム」
金口木舌
「琉球朝日放送(QAB)・9/24」
シリーズ 歪む沖縄戦(1) 教科書検定と岩波裁判
「琉球放送(RBC)・9/24」
RBCニュースページ
「時事通信・9/24」
来年にもイラン攻撃の可能性=核開発問題でイスラエル-米誌
9/23夜までの情報です。今日も辺野古では作業強行がありました。作業内容や船団の数など詳細な情報は入っていませんが、昨日と同様であれば目視による海底調査等だと思われます。また今日はジュゴン監視団によるマンタ法での海底調査もあり、国に雇われた業者による違法な事前調査の結果と、ジュゴン監視団による調査結果の対比が後々求められるだろうと思います。作業内容や日程、調査データ等の公表を避け続ける環境調査という異常事態ですから、国が出してくる調査結果は嘘にまみれた最悪のものになることでしょう。現場を知らない日本人たちはその嘘八百が並べられた調査報告書を見て信じ込み、自分たちの身さえ守られれば良いという傲慢な思いで受け止めることでしょう。沖縄で見えている日本の問題なのですから、日本人として沖縄の現状を知らない、あるいは目を向けない生き方というのは正に偽りだろうと思います。辺野古に絶対行かなければならないなどと豪語するつもりはもちろんありません。物理的事情の違いは十分承知しています。しかし「辺野古や高江で何が行なわれているか知らない」とか「沖縄戦の存在すら知らない」という有様では、正直なところ「それは罪だ」と言ってしまいたい気もします。
さて、自民党総裁選というこの世で最もどうでもいいことの一つが派手に行なわれ、福田康夫さんが新総裁に選ばれました。このまま総理に選ばれるだろうとは思います。ただし参議院では小沢さんが首相候補として選ばれるでしょうから。こうなったら何十年ぶりかの衆参両院の対立が見られることでしょう。しかし参議院は衆議院のお目付役という位置づけであるため、やはり衆議院で選ばれた福田さんが新首相になるのは間違いないと思います。
仲井眞さんを始め、自民党の沖縄県連なども「普天間移設問題の早期解決を期待する」というコメントを出しています。それはつまり手っ取り早く辺野古での新基地建設を進めてくれということでしょう。埋め立てが始まらなければ、沖縄の土建業者は儲かりませんから。とにかく増々阻止行動が苦境に立たされるに違いありません。
解散総選挙への動きは間違いないのですが、これで自民党・公明党が「また」負けるとは限りません。「福田さんなら柔らかくていい」とか「福田さんなら真面目でいい」とか、「福田さんなら・・・」のオンパレードに惑わされて、「自民党にもう一度頑張って欲しい」などという感じで票が戻ってしまうことは予想がつきます。安倍さんが辞任してすぐの解散総選挙であれば少しばかりの期待感はありましたが、福田さんが選出されてマイルド路線で民主党との対話でも始めようものなら、考えの浅い国民はまたも風見鶏状態となります。それでなくても半数近くの人たちは選挙にさえ行かないし、総理大臣の名前さえ知らない学生もいます。
実際に私が問いかけられて驚いた言葉をいくつか紹介しましょう。全て大学生からの言葉でした。「ベトナムってアメリカの中にあるんですよね」「日本とアメリカが戦争してたって本当ですか」「アフガニスタンっていう国、はじめて聞きました」「アメリカ人は何も悪くないのに、何であんなテロに遭わなきゃいけないんですか」「アメリカ軍が守ってくれているから安心して沖縄行けますね」「ひめゆりの人って何であんなに大げさに話すのかなぁ。なんかこっちが白けちゃうよ」「家族でお互いに殺し合ったなんて、沖縄の人って残酷ですね」「沖縄に家族で行ってきましたよぉ。でも基地なんか無かったけどなぁ」
日本人に対して少し物を言いたい私の気持も分かっていただけたでしょうか。もちろん私も数年前までイランの位置を間違って覚えていましたから、あまり人のことは言えませんが、やはりトータルで見て興味がある云々の前に人として知るべき事柄、学ぶべき事柄があるとは思うのです。もちろん人として当然の礼儀というものも含めてです。これらは知った者がちゃんと伝えて来なかったという問題もありますが、それを言い過ぎると自意識過剰と誤解されます。人との違いを認め合いつつ、それでもコンセンサスを取って然るべき事柄はあると言いたいと思います。そして日本人として知るべき責任がある事柄については、やはりどうしても知っていて欲しいと思うのです。自分の主体性を持って、自分の責任を自覚しつつ知る作業を怠ったところにこそ、命を蔑ろにする出来事が起こるのです。
9月29日の県民大会も、「・・・・それでは今何を為すべきなのか」という自らへの問いかけが無ければ、意味のある機会とはならない気もします。1995年にあがったはずの怒りの炎は、今いったいどこに行ってしまったのでしょうか。教科書検定問題は今の歴史の流れの一部分です。日本の現状が生み出した大罪です。しかし罪深い歴史を刻み続ける日本の在り方、そしてそこで生活を営む私たち一人一人が「どうするべきか」としっかりと考えないと、新たなる罪責告白をしなければならない事態に陥るはずです。
「沖縄タイムス・9/23」
「集団自決」直後を記録 米軍の公文書発見
「沖縄タイムス・9/23社説」
[9・29県民大会]再び山が動きつつある
「琉球新報・9/23社説」
意見撤回県民大会 検定制度にもメスを
9/22夜までの情報です。今日は辺野古から7隻船が出航しましたので、7船団での作業強行がなされ、阻止行動はゴムボート1艇に飛び込み隊が乗り込んで追跡しました。結局船でダイバーを曳航するマンタ法による黙視調査と、海底の調査を行っていました。いま行われている作業が本格的なものなのか、アリバイ作りなのか、単なるつなぎなのか、そのあたりの意味合いはよくわかりません。しかしとにかく作業が強行されているということだけが事実なのです。
海上行動も陸上座り込みも人数が少なくなっています。土日休みの方は一時間でも座り込みに参加してください。秋の交通安全運動が始まっていますが、そうでなくても人命尊重の安全運転で向かってください。毎日朝から皆集まっています。だいぶ涼しくはなりましたが、まだまだ日差しの強い日が続いています。体調を整えて座り込みに参加してください。特に高江は24時間態勢での泊まり込みになっており、夜などかなり寒い時もあるようです。防寒対策などにもご注意ください。
「沖縄タイムス・9/22」
海兵隊移転グアム輸送費 年8800万ドル/沖縄1万人残留
「市民メディアJANJAN・9/22」
路上ライブで知って欲しい 沖縄ヘリパッド問題
9/21夜までの情報です。今朝は7:30頃に辺野古漁港からチャーター船10隻が出港して行きましたので、おそらく10船団20隻ほどの作業船団を組んでの作業強行を行なったと見られます。こちらはゴムボート1艇に皆で乗り込んで監視行動を行いましたが、そこで確認したところによると、見た範囲ではソナー9機の引き揚げと海水の採取を行なっていたようです。午後にゴムボートも浜に戻り、陸上からの監視活動に切り替えました。ソナーはメンテナンスのために引き揚げたのかも知れません。ということは後日再設置ということも考えられます。しかしとにかく辺野古は人が全然足りません。高江での動きはまだ報告されていませんが、辺野古も高江もまた大変な状況になりつつあり、緊張の度合いもピークに達しています。現地へ行ける方は徹底非暴力の行動について良く聞き、理解した上で対応よろしくお願いいたします。那覇防衛施設局が沖縄防衛局に様変わりし、海上保安庁も増員申請をしているということもあり、ここしばらくの静けさの後に今までで一番大規模な強行作業があるのではないかとも思えます。
辺野古も高江も政局の激変の時もほんの数日静かになっただけで、結局その後変わらずに作業が強行されていたので、いつまでたっても阻止行動を中止することが出来ません。高江など24時間態勢を組まなければならなくなっていますし、国はいったい何を考えているのか、憤りさえ通り越しています。
米軍の後にホイホイ追随している日本の姿は、世界の人たちから見ると不思議で仕方ないことでしょう。直接米軍の被害を受けている国々だけではなく、歴史あるEU諸国やアジアの国々からは軽蔑の眼差しが向けられていると思います。政府の言い分のどれ一つを取っても信用に値しませんし、裏があることが見え見えですし、「ほんの少し」考えれば日本の方向性が絶対的に間違っていることは火を見るより明らかです。それなのに日本人の大多数は「辺野古ってどこ?」と平気で言いますし、「集団自決ってなに?」という有様です。自分のことだけ、自分の周りだけとりあえず「平穏っぽければ」それでいいのでしょうか。それがどれだけ上辺だけの平穏であったとしても、その裏にある秘めたる暴力や諍い、争いに対して気付かぬ振りをしていれば、とりあえずは生活はして行けます。東京を歩いていても、何でこんなことになってしまったのだろうか失望することばかりです。しかしそういう大多数の人たちに対して失望する権利も資格も私にはありません。辺野古から見ればそんな私もその大多数の一部でしかないからです。そのことを自覚していないと、こういう行動をして行く中で内なる差別意識が生まれてしまうと思うからです。
さてとにかく、アメリカの状況を見れば見るほど断末魔の悪あがきをしているとしか思えません。米軍が威張り散らしているのは派兵されている先でだけの話でしょう。本国内では米軍に対する風当たりはだいぶ強いという声も聞きます。日本はこんなアメリカと命運を共にするのでしょうか。日本はアメリカとだけ仲良くして行ければ良いと考えているのでしょうか。歴史を歪曲し、憲法を変え、米軍と共に軍事強化をして行くとするならば、アジアで展開している全ての日本企業は仕事が出来無くなることは間違いありません。その点をビジネスマンたちはもの凄く心配しています。仕事が共にできなくなるどころか、アジアへの旅行さえ拒否される日が来るのではないでしょうか。それほど日本の信用失墜は目の前に迫っているということです。
考えてみれば、小泉さんから安倍さんへの過程で、とんでもない法案が乱立してしまいました。見切り発車の郵政民営化にしても、野党が最後の追及をする機会を安倍さんが辞めるタイミングを図ることで奪ってしまいました。憲法改正議論は消滅しかけていると見られているようですが、テロ特措法にしても、米軍再編法案にしても、重要法案に対して野党が追及しようとするタイミングを有耶無耶にするように、多分解散総選挙の方向へ持って行くのではないでしょうか。政府がどんな状態にあっても、関係なく私たちはそれぞれの仕事を続けています。それを考えれば、強行作業を仕事として請け負っている業者が止まるはずがありません。ここぞとばかりに襲いかかってくるでしょう。結果が新基地建設だろうが、白紙撤回だろうが、お金をもらっているのですから、やることはやるはずです。自民党が崩壊し、野党が改めて新基地建設白紙撤回、米軍再編法案廃止でもしない限り、現場では強行作業と阻止行動の繰り返しなのです。それに辟易している暇もなく、私たちは平和を創り出す行動の鍵は「最前線での阻止行動」であることを正しく理解し、主体性を持って関わり続けなければならないと考えます。
それから、環境保護団体が「アセス方法書」の撤回を求める抗議文を出したというニュースが流れていますが、その中では「建設位置の選定のやり直しをもとめる」とされているようです。何度も言いますが、それではダメです。位置を変えれば基地を建設しても良いのか、ということです。これでは日米安全保障条約の傘の元に堂々とまかり通っている「現実路線」というまやかしと同類の意見です。仮にも自然との関わりに長けているのなら、基地建設そのものに抗議しない限り自然は保護出来ないということぐらい理解して欲しいものです。
それから「ワジワジ〜する(腹立つ)」言葉がまたもや米軍から出てきました。まず沖縄タイムスの記事の中から引用します。
「F22が本国へ帰還する際に日中に離陸した。未明離陸の回避は可能ではないか」という首長らの指摘に対しては、「パイロットなど人員の問題や費用の面で未明離陸は避けられない」と答えた。また、同准将は岩国や三沢など日本国内の米軍基地周辺での未明離陸は地元からの抗議がないことに触れ、「なぜ沖縄では抗議されるのか」と発言。
って、オイオイ、という感じです。岩国や三沢でも市も市民もちゃんと抗議しています。嘘八百並べてアメリカ人の質を全体的に低下させているのは正に米軍だということがよくわかる言葉です。頭が悪いというよりも、あまりに傍若無人に振る舞い過ぎて、自分の隣りに人間が生きているということがもはや分からなくなっている可哀想な部類の人間になってしまっているのでしょう。愚かすぎて手に負えません。
「沖縄タイムス・9/21」
米軍、ナパーム類似弾使用/沖縄周辺訓練区域で
9/20夜までの情報です。沖縄では波浪注意報がずっと出たままで、まだ少し沖合にはうねりが残っています。チャーター船として使われている辺野古漁港の船も陸揚げされたままの状態のようです。沖縄防衛局の意図はどんなところにあるのか、作業はどのように進められるのか、全く情報が出て来ないために現場では毎日緊張感の中座り込みが行なわれています。緊張の糸が切れてしまう頃合いを見計らって作業強行が繰り返されてきましたので、台風が来ようが波が高かろうが、辺野古では座り込みが続けられています。人数もさほど多くなく、やはりこういう時こそ全国から駆けつけた仲間たちの力が必要な時だと思います。沖縄の中でさえ情報が滞る時がありますので、やはり意識を集中し続けることの大切さを痛感するのです。
もちろん海上阻止行動に出るにはある程度の準備と経験がなければなりません。カヌーやダイビングをしないにしても、船に乗り込むためには船酔い対策も必要ですし、ある意味「自己責任」が問われる部分もあります。また危険に対しては特に迅速な対応が求められますので、このブログのような「ですます」調ではやっていられない場面もあります。その辺に対する理解も求められることもあります。もちろん辺野古の阻止行動に限ったことではありませんが、人間が行動するのですから様々な事態は起こりうるということを頭に叩き込んでおかないと、命に関わることも予測出来ます。
このブログでは阻止行動には色々な関わり方があるということを常々お伝えしています。少ない人数で陸上での準備や撤収から海上行動までこなさなければならないのですから、現状は非常に厳しいのです。ですから海がダメな人は陸上でのサポートをすれば良いのです。一緒にカヌーの上げ下ろしをしたり、汚れを洗い流したりするだけでも十分な助けになります。また座り込みに沢山の人数が集まっていると、特に陸上作業ヤードの設置強行などの場合に即対応出来ます。
それから「今日も作業なし」というお知らせをしている時に心配されるのが、辺野古から心が遠のいてしまうのではないかということです。政府の動きや米軍の動きなどに関係なく、作業強行は為されているのが現状です。環境省や文化庁が正式に防衛「省」に対して「作業中止」を訴えているわけでもありませんし、具体的に公の動きが何も変わらない以上、現場での座りこみを続けなければなりません。特に国の動きは辺野古の現場からなるべく国民の心を遠ざけようとするものばかりです。小池さんが辞め、安倍さんが辞任しても辺野古では何も変わりませんでした。むしろ締め付けは厳しくなっていると言っていいと思います。解散総選挙も近いと思いますが、今となっては参議院選の時のような結果が出るか全く分からない状態にまで戻ってしまっているので、不安は尽きません。また仮に民主党が政権を取ったとしても、テロ特措法の廃案やイラクからの自衛隊撤退ぐらいまでは実現するかも知れませんが、沖縄が置いてきぼりを食らう可能性は大です。
グリーンピースが来たりすれば一時は注目が集まるでしょうが、その効果が長く続くとは思えません。現場を孤立させないために、私たちは毎日の情報発信と現場との連携が必要なのです。また情報を得た人は、それを是非1人でも多くの人に伝えることを怠らないで欲しいと思います。
沖縄のメディアも比較的頑張ってはいますが、沖縄で流れている毎日のニュースが全国紙にほとんど載っていないことも不安を助長します。もちろんこれは今に始まったことではありません。沖縄でヘリが大学に墜落した「ぐらい」では、全国のメディアは注目しないということも明らかになっています。日本全国諦めムードの中で、辺野古や高江だけが孤立して平和を創り出す行動を続けているという状態、それがつまり現在の日本の姿なのです。
辺野古や高江でいつ強行作業が再開されるか分かりません。注目し、行ける方は是非駆けつけてください。またクラスター爆弾の投下訓練やプラウラーやコブラボールを飛ばして行なっている怪し気な動きも含めて、米軍の行動に対して敏感な心を持って欲しいと思います。
さて、だいぶ前にこのブログを見る上での注意事項を書きましたが、ここでもう一度触れましょう。まず更新は基本的に毎日一度夜に行なっていますが、こちらの都合で滞ることもありますので、その点はご了承ください。それからこのブログと「辺野古から緊急情報」ブログはリンクしていますので、是非両方ご覧ください。それとメディアリンクについてですが、過去記事の中には該当記事をクリックしても見られなくなっているものもありますし、特に映像系のものは2週間程度で見られなくなりますのでご注意ください。必要な場合は各自で映像を保存してください。文字の記事の場合はかなりの長期間残っていますが、こちらも必要な場合は文面をコピーして保存することをおすすめします。それから「朝日新聞の社説」と「琉球朝日放送(QAB)のニュース」のリンクは翌日の情報がHPにアップされた時点で、過去の記事のアドレスは変わります。大体必ず過去記事に関してはアドレスをリンクし直していますが、それが間に合わない場合など、クリックすると別の記事が出てくることもあります。その場合はHPの過去記事の項目に行って各自で見ていただければ幸いです。なるべく早くリンクし直すように努力します。
最後になりましたが、森住卓さんがブログで高江の状況をアップしています。こちらも是非お読みください。
「森住卓のフォトブログ」
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「沖縄タイムス・9/20」
ロケット弾残し緊急着陸/嘉手納FA18
「沖縄タイムス・9/20コラム」
大弦小弦
「琉球新報・9/20」
クラスター弾使用認める 米軍が県に回答「詳細答えられない」
「朝日新聞・9/20」
「戦争協力」促した最高法規を改正 浄土真宗本願寺派
9/19夜までの情報です。台風が去り、沖縄の天候は回復しています。ただまだ少し影響が残っているようで、多少波とうねりは高めのようです。漁港に船が降ろされると要注意の合図ですが、今日の午前の段階ではまだ陸揚げされたままだったようです。その後の情報は入って来ていませんが、やはり天候回復と共に作業強行されることが多かったので、明日以降海上阻止行動は朝から準備態勢を整えます。
それと名護教育委員会が名護市全域の文化財調査にあたり、キャンプシュワブ内の発掘調査を詳細に進めるとの報道がなされています。優先的に基地内をやるということですが、教育委員会の見解では少なくとも2〜3年は調査期間として必要だということです。これに対して文化庁も1,000万円の予算を付けるそうです。
しかし新基地建設の作業と完全に重なるために、沖縄防衛局や米軍側がどのように反発してくるのか予想がつきません。それにそもそもアセスの結果が「辺野古の海に手をつけてはならない」という内容だったらどうなるのでしょうか。環境アセスメントの結果如何によっては新基地建設中止という選択肢もあるはずです。しかし政府が選んだ業者ですから、データのでっち上げは幾らでも可能です。調査会社としてあり得ないスタンスですが、国の「下僕」となって動いているからには、こちらもどんな動きをするか分かりません。会社というのは国民の信頼を得ることが一番大切だと思っていたのは私だけなのでしょうか。
いずれにしても、今の動きは「アセスの結果を受けて配慮して工事に取りかかる」という一本道を驀進しているのです。しかし米国のジュゴン裁判、ジュゴンの存在、青珊瑚の大群落の発見、文化庁の後ろ盾による文化財調査等々、新基地建設にとっては逆風が強いのではないかと思います。米軍再編法案というとんでもない強硬手段があるにはありますが、国会の動き自体も基地建設にとってはある意味逆風です。
以前から指摘してきましたが、逆風を受けていかにも「渋々白紙撤回」したと見せかけて、他の場所、しかも即戦力として応用が効く場所に狙いを定めているという事態も考えられなくはありません。米軍としては反発も少ない場所で、しかも沖縄県内にまとめておきたいという意向を持っていたとしたならば、やはり宮古の下地島が最も狙われている場所ではないかと思います。あまりこういう予測は立てたくないのですが、新基地建設の動きの全体を見渡してみると、どう考えても今から新しい基地を海を埋め立てて造るというのは無理がありすぎるように思えます。宮古の基地と言ってもそんなに沖縄島から遠いわけではなく、300kmぐらいの距離ですから、通常のヘリコプターでも1時間もかからずに行けますし、V22オスプレイならばもっと早く行き来できます。
日米政府が沖縄に固執するのも、やりは東京から遠い場所であり、実際に反対運動に出てくる人も都会ほど多くはなく、しかもアジアのキーストーン的な位置にある島ということで、日本全体の目を向けにくくさせる場所としては最適だということでしょう。尚かつ宮古・八重山という米軍に慣れていない地域をターゲットにしているとしたならば、輪をかけて悪質な態度です。沖縄に対する差別そのものであると言っていいと思います。
さて、琉球朝日放送(QAB)で高江のことが特集として取り上げられていました。動画が無いのは残念ですが、これはよくよく考えてみるとQABの配慮なのかも知れません。まず動画は2週間ほどで観られなくなりますし、パソコンのOSや起動環境によっては今もニュース映像を観られない人もいるのです。しかし文章と写真ならば長い期間記事を残せます。内容をしっかりとデータとして残しておくことに主眼を置いているのならば、県外の人たちにとっては非常に有り難い資料となると思います。QABの今までの仕事ぶりもとても良心的であると思います。是非スタッフを励ましましょう。メールアドレスが今不明なので、住所と電話/FAX番号を載せておきます。
それからちなみに文化庁映画賞で今年は「ひめゆり」が大賞に選ばれました。
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琉球朝日放送(QAB)
〒900-8510 沖縄県那覇市久茂地2-3-1
TEL(098)860-1199 / FAX(098)860-1831
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「沖縄タイムス・9/19」
市教委が詳細調査へ/シュワブ内文化財
「琉球朝日放送(QAB)・9/19」
検証動かぬ基地76 オスプレイ配備と高江の現状
「宮古毎日新聞」
文化欄「9/7掲載文」
「スポーツニッポン・9/19」
文化庁映画賞大賞に「ひめゆり」
9/18夜までの情報です。昨日(18日)は仕事の都合でパソコン環境にいなかったため情報が滞り申し訳ありませんでした。今日(19日)は沖縄は晴天ですが、台風の影響で波浪注意報が解除されず、波とうねりが大きく漁船は陸揚げされたままになっているようです。高江にも人が集まっていますが、今はまだ動きがありません。
まずグリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号の情報をお知らせします。エスペランサは9月26日に那覇港に入港し、27日辺野古沿岸を訪れます。
また、「皆様にエスペランサ号とグリーンピースの活動についてより多く知っていただくため、また沖縄のジュゴン問題を初めとする世界の海洋環境破壊に対するスタンスを共有しあうため」9月29日,30日一般公開を行います。
彼らは、27日に環境省と防衛省に世界中からのメッセージを持って行きますが、18日現在、目標の1万人に迫る9,960を超えるメッセージが寄せられています。昨日、グリーンピースの船が入港した…とご案内しましたが、入港は26日の予定です。なお、オープンボート申し込みの締切が9月26日午後3時となって言えるようです。
オープンボートの予定
日時:9月29日(土)・30日(日)
午前10時から午後3時まで
(日曜は午後4時まで)
場所:沖縄県那覇市那覇港那覇埠頭(変更の可能性あり)
入場:無料
申し込みおよび詳細は下記より
グリーンピースの船 エスペランサ号オープンボート
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以下昨日(18日)までのメディア情報をリンクします。
「沖縄タイムス・9/18」
米国法基づき米に責任 裁判官見解/ジュゴン訴訟
「沖縄タイムス・9/18」
今晩の話題
「琉球朝日放送(QAB)・9/18」
米国ジュゴン裁判が結審
9/17夜までの情報です。台風の影響で沖縄はだいぶ天候が荒れているようです。波もだいぶ高めのようですので、この台風が遠ざかるまで作業強行は出来ないと思います。
さて、以前から言っていたことが「やはり」という言葉をつけて明らかになってきました。まずいま辺野古で強行されている機器設置や調査などの強行作業は「事前調査」として「あくまでも環境アセスメントに入る前の扱い」ということで、沖縄県は申請を受け付けました。環境アセスメント自体は新基地建設の沖合案(県と名護市の案)が受け入れられない限りは受け付けないという態度を県は取っています。しかしそれとは関係のない調査ということで仲井眞さんは事前調査に対して「書類が整っているものに対して県は拒否出来ない」という姿勢で受け入れました。
事前調査の結果は環境アセスメントの参考にするぐらいのことは言っていましたが、しかし今回事前調査の期間も環境アセスメントの期間に含めるということを国は公にしました。そのことが分かっていれば仲井眞さんは事前調査に対しても許可は出さなかったでしょう。国が県を騙したということになります。当然反発が予想されます。
事前調査で許可を出させておいて機器設置を強行し、環境アセスメントでも同じ機器で調査をするという布石を打ち、方法書の閲覧を県の許可なしに勝手に実施し、そして今回の発表です。用意周到に仕組まれていた騙し討ちです。ここまでしておけば、仲井眞さんが最後までアセス拒否を貫いたとしても、再編法案により国が知事の権限を飛び越えてアセス実施をすることが出来ます。既成事実ということがネックとなり、より簡単に事を進められるはずです。
しかし仲井眞さんがそんなこと分からなかったはずはありません。事前調査が強行された段階で、もう既にアセスの期間に組み入れられてしまうはずということは大体の人たちは分かっていたはずです。つまり仲井眞さんは抵抗してはいても、沖縄県知事という存在感をアピールするために先延ばし作戦を取っていたと言われても仕方がありません。次はどのあたりで「苦渋の決断」というステージが用意されて、それを発表するのかというところまで来ているのだと思います。むしろ政府は再編法案を振りかざさなくても、仲井眞さんから折れるのをただ待てば良いというようなことになっているのかも知れません。事前調査の後にアセスを始めたのでは、どう考えても2014年新基地完成なんて間に合うはずもありません。これは私のような素人が考えても計算が合わないじゃないかと気付いたのですから、県の幹部たちが分からないはずがありません。
これまで辺野古から県民、国民の目を逸らすために、国はありとあらゆる汚い手を使ってきました。そう考えると教科書検定の問題も、こんなタイミングで問題とされているのにはわけがあるのでは、とまで考えてしまいます。新基地建設が国の重大な目標であるとするならば、沖縄の人たちの関心を辺野古から逸らすにはどうすれば良いのかという策略を練るでしょう。つまり「集団死の軍命部分を削除」すれば県民は猛反発するだろうから、それを利用しない手は無いと、そんなこと考えたのではないかと疑わしくなります。つまり「集団自決は軍命ではない」という検定結果を出し、騒ぎを起こして県民がそちらに集中してくれれば、辺野古のことなんか忘れてくれると考えているのではないでしょうか。そのために文部科学省が少しかたくなに振る舞えば事は足りるということでしょう。憲法を変えようとまで言っている政府です。そのぐらいの悪知恵は働かせていると見てもあながち間違っていないのではないかとさえ思えます。
現にこれだけ国会が空転し続けているのに、何の躊躇も無く辺野古に対する政策だけ粛々と進められているというのはどう考えてもおかしなことです。今後アメリカのジュゴン裁判の結果や、環境保護団体の動き、名護教育委員会の発掘調査の位置づけなどがどのように扱われるのか注意深く見て行かなければならないと思います。
アメリカが大方向転換をするか、日本の国会がよほどの方向転換を決断しない限り、辺野古の現場では作業員たちが沖縄防衛局の冷血な職員たちに見張られて、過剰労働だろうが何だろうが作業を進めてくることだろうと思います。国が県を騙そうが、県民の目を逸らそうが、とにかく現場では作業が強行されているのです。その既成事実作りに対して敏感に気付いている人たちが阻止行動を展開しているのです。反対するだけではなくて、実際の作業を止める行動が一番必要なのが今なのです。将来的にもし新基地建設白紙撤回になったとしても、それまでの間に作業ヤードや一部埋め立て、文化財破壊などが行なわれていれば、もう取り返しのつかない状態になってしまっているということをしっかりと理解しなければなりません。
今回の発表で、県はとりあえず反発するかも知れませんが、それもどこまで続くのか非常に疑わしく、ただの出来レースではないのかとも思えるのです。私たちが選んでいる政治家に、私たちはまんまと騙されていることを知らなければなりません。
こんな予測は大間違いだったということであれば、むしろ結構なことです。
「琉球新報・9/17」
事前調査のアセス反映 政府、県と調整へ
「市民メディアJANJAN・9/17」
抵抗権で保障される座り込み 沖縄ヘリパッド
「東京新聞・9/17
『国際公約』をどう果たす
9/16夜までの情報です。昨日台風のあと片付けという情報を流しましたが、また台風が来ましたので台風対策はそのままにしてあるようです。今回の台風は八重山を直撃するルートのようですが、沖縄島も強風域に入っています。かなりの高波が予想されます。
今日は新聞のリンクのみ載せます。
「沖縄タイムス・9/16」
出版社、訂正は「無理」 「軍強制」記述回復
「沖縄タイムス・9/16社説」
[「集団自決」軍命削除]文科省の意図が見える
「琉球新報・9/16」
国会議員共同声明へ 「撤回が県民総意」
9/15夜までの情報です。今日は台風のため作業はありませんでした。船を全て引き揚げ、阻止行動の機器・装備に関しては被害はありませんでした。しかしかなり早く台風が去ってしまったので、作業強行が再開される恐れもありますが、しばらくは天候が悪い日が続き、うねりも高めに残るようです。台風は韓国をまわり本州北部に再上陸という可能性もあるようです。
自民党総裁選がまた少し混迷の度合いを強めていて、派閥が崩れつつあるという見方もなされています。誰が首相になろうが自民党であるからには大差はない、と以前書きました。かつての三木首相のような人が出てくるとも思えず、麻生さん、福田さんでは小泉さんから安倍さんへの路線が大きく変わることはありません。福田さんはそれでも民主党との対話重視という姿勢ではあるようですが、いずれにしてもあまり期待は出来ません。テロ特措法は新法が成立しても参議院で否決されれば発動は出来ません。最初から衆議院に差し戻して再採決という方法を取るとも思えず、アメリカからは不満が出そうな勢いです。しかしアメリカはイラク撤退に向けて具体的な動きをしなければならない時期をとうに過ぎているので、今度イラクへの政策を曖昧に先延ばしするようなことがあれば、アメリカ政府の崩壊の予兆が見え始めるはずです。限界という言葉はもはや使えないほど状況は悪化しているのです。ましてや「イラク政策は成功」などという言葉が虚言であることは世界中の誰がみても明らかですし、来年までの撤退も増派分だけではなく、全軍撤退にすべきところです。当然自衛隊はそれよりも早く撤退すべきです。今度の国会の流れで解散総選挙になったとしても、その前に航空自衛隊を一日も早くクウェートから撤退させるべきです。選挙の間放ったらかしにしておくことはできません。もはや、というより当初から全く意味のない派兵であるのですから、今国会でテロ特措法撤廃に合わせてイラクに対する政策も方向転換しなければならないと思います。
国会に合わせて、この秋教科書検定問題が大きな節目を迎えるはずですが、何十万人もの署名を前にしても「教科書検定委員会」の面子を維持するために、虚しい言葉を吐き続ける文部科学省という存在はいったいどうなっているのでしょうか。検定結果の撤回をしたところで、いったいどれほどの信用が失われるというのでしょうか。むしろ歴史認識を誤ったのならば、即撤回する勇気を持つことが一番信用されるのではないでしょうか。後戻り出来ないのはただただ「面子」のためなのですから、それがどれほどくだらないこだわりか普通の人間であるならばすぐに分かることです。今の文部科学省は歴史の真実を隠蔽することに力を注いでいるので、これでは将来正しい歴史観をもった子どもたちが育つはずもありません。そして真実を教えようとする教師がいれば、それを罰するというシステムを作り上げているのですから、もはや新たなる戦前ではないのかと言われても返す言葉など無いでしょう。岩波・大江裁判の結果如何によるということももはや言えません。裁判で原告敗訴になったとしても、軍命の有無よりも文部科学省の面子第一という体制では、今後検討するというような逃げの答弁がなされそうです。また万が一原告勝訴という可能性も無くはありません。「沖縄戦全般で見れば軍命はあったが、原告である隊長が命令を下したという証拠には乏しい」というような各論に判決を貶めてしまえば、そんな事態も考えられます。そうなったら判決文の中で幾ら軍命があったことを立証出来ても、文部科学省は関係ないという態度を貫くのではないかと思います。何がそうさせているのか全く分かりませんが、今回の教科書検定問題に対する文部科学省の頑さは理解を超えています。
それからアメリカでのジュゴン保護裁判で出される方向如何によっては、辺野古での新基地建設に対して大きな歯止めをかけることが出来るかも知れません。また世界的にみても貴重な青珊瑚の大群落の存在も、ジュゴンの交尾映像と共に大きな力になると思います。是非注目したいと思います。
「沖縄タイムス・9/15」
審議なしでも「正当」/「集団自決」修正
「琉球新報・9/15」
文科省、専門家不在認める 「集団自決」軍強制削除
「琉球新報・9/15社説」
イラク米軍削減 早期撤退の道筋を示せ
9/14夜までの情報です。沖縄は近くで突然発生した台風11号の見舞われています。945hpaですから、かなり勢力が強まっています。この台風が直撃する予報が出ていたため、今日は皆その対策に追われていました。今晩あたりが暴風域になっていると思います。大雨・洪水・暴風・波浪警報が出ていて、雷・高潮の注意報が出ています。荒れた天気の状態のオンパレードです。沖縄はそれでも台風には強い地域ですが、被害が大きくならないように祈ります。
さて、タイムスの記事で辺野古の「環境影響評価(環境アセスメント)」についての解釈や取り扱い方などが少し詳しく載っています。しかし細かいことが色々書いてありますが、要は県主導でアセスが出来れば良いということになり、結局は新基地建設が大前提となっています。仲井眞さんも県の経済界にいた人ですから、経済的に大きな利益が上げられれば、とりあえずは文句は無いという姿勢に変わりはありません。グアムへの海兵隊移転にしても、グアム知事と話し合い、沖縄県の土建業者を使ってくれという要望まで出しています。何としてでも県の経済を上向きにさせたいし、失業率は他府県の平均に近づけたいという切実な思いがあることでしょう。その思い自体は悪いこととは思いませんし、県の長であるからには当然考えなければならないことなのだと思います。
しかしその「何が何でも」の内容に、新基地建設があったり、グアムの自然破壊を助長するような考えがあったりするので困るのです。建設業にしても、例えば名護市街から海沿いに少し走れば大規模な採石・採土場として山が見る影も無い姿をさらしていたり、誰がどう見ても不必要なトンネル工事や架橋工事、道路整備など、沖縄の土地を痛めつけるものばかりです。名護の採土場の姿は飛行機から見ればもの凄い異様な光景として観光客の目に映ります。地肌をさらしているあの姿は、このまま行けばやんばるの森でさえ蝕みそうな勢いです。やはり物を作り出す製造業や第一次産業が停滞しているのは基地経済の負の効果です。軍用地をめぐる不動産のあってはならない争いや、土地使用料による生活に影響を及ぼす弊害、漁協の体質等々、ヤマトゥンチューである私が触れられるのはざっとこのあたりまでですが、沖縄の経済にひと言いいたい人は沢山いると思うのです。
妙な諦めムードを醸し出し、「どうでもいいや」的な意味合いで「ナンクルナイサー」を使うという誤った考え方など、やはり「ちょっと待ってくれ」と言いたい思いはあります。しかしそれは沖縄の気質というより、日本に翻弄され、米軍に痛めつけられているという状況が「当たり前」になってしまっていることに大きな原因があると感じます。もちろん私も含めて日本人の責任なのですが、政府はそれを「沖縄問題」としてずっと位置づけて来たが為に、かなり意識の高い人でも戦争や基地の問題を「沖縄問題」という言葉で表現します。これは明らかな間違いです。
「ナンクルナイサー」という言葉自体はウチナンチューから聞いたことはありませんが、そんな一般的な言葉ではないのには理由があります。意味は「なんとかなるさ」ですが、適当な諦めの意味合いを込めたり、自分の無責任さを棚上げするような意味合いで使う言葉ではないのです。非常に厳しい境遇の中にあり、明日をも生きられるか分からない状況の時に、「なんくるないさ」と励まし励まされ、生きる希望を得たというような非常に前向きな言葉であると思います。同じように「美ら(ちゅら)」という言葉も沖縄では人から聞いたことはありません。水族館やお土産屋さんの名前にはなっていますが、この「ちゅら」は「美ら」だけではなく「清ら」の意味があると教えてもらったことがあります。人間が本来持つべき力強く清らかな気持が、沖縄の言葉のあまり一般的ではない部分にあるのです。
CoccoさんがQABのニュースの中で「ジュゴンの見える丘」という沖縄限定発売の曲を歌っています。Coccoさんのあるマニアックなファンは「彼女が沖縄だろうが何だろうが関係ない」という思いで一アーティストとして見ていると言っていましたが、この歌を沖縄の海抜きにして聴くことは出来ないと思います。以前ジュゴンの丘に行って大浦湾から嘉陽の海を見渡した時、なんて美しい海なんだろうかと言葉を失って、ぼう然と眺め続けたことがあります。同時にジュゴンはこんな海でないと生きていけないんだとはじめて理解出来た瞬間でもありました。
Coccoさんは歌の中で「正しい、やさしいになれ」と繰り返し歌っています。「正しい」ということは、ジュゴンに対する私たちの態度が「正しくあるべき」という願いでしょう。「正しい」ことは、ジュゴンがジュゴンとして当たり前のように生きていられるということです。Coccoさんの言葉を借りれば、「ジュゴンたちは、私たちよりもずっと前からあの海で生きているんです」、ということです。ちなみに、歌の最後でウチナー口で歌っている部分は、「ベーベーぬ草かいが」という童謡の歌詞で、お母さんが子どもをおんぶして歌った子守唄として伝えられています。お母さんは山羊の餌の草刈りに行くんだよ、という内容です。Coccoさんも歌ってもらって育ったのでしょうか。
「ジュゴンは絶滅してもしょうがない」「基地ができるのはしょうがない」という意味での「ナンクルナイサー」は沖縄の人たちに言わせるべき言葉では決して無いということを改めて確認しましょう。日本人として私たちは沖縄の声を、Coccoさんのこの歌を自分の責任として聴かなければならないということを改めて言いたいと思います。
「沖縄タイムス・9/14」
県、国の出方で政治判断/「普天間」アセス手続き
「琉球朝日放送(QAB)・9/14」
Cocco生出演 「ジュゴンの見える丘」への想い
「琉球放送(RBC)・9/14」
グアム州知事 海兵隊の移転を歓迎
9/13夜までの情報です。仕事の都合でアップが遅れて申し訳ありません。とりあえずタイムスの記事だけリンクしておきます。
それからまた台風が発生しています。前回の台風は沖縄には行かなかったので、「また」ではありませんが、今回の11号は沖縄に非常に近いあたりでいきなり発生しました。沖縄にはもう波浪警報が出て、雷・強風注意報が発令されています。海上阻止行動にとってはお休み出来る時となりますが、被害があまり出ないように祈ります。座り込みに参加する方々も行き帰り、それから夜の防寒対策などに十分ご注意ください。
それから気がついてみれば、この「基地建設阻止」のブログも13日で丸1年を終えました。「こんなブログは本当は無い方がいい」と言い続けて1年経ってしまいました。ここに書く話題があるということは、沖縄にとって平和な時ではないということですから。悲しいかな丸一年話題に事欠きませんでした。増々ひどくなっている感さえあります。
とんでもない政局の時に、そして台風が来ている時に1年迎えましたが、このブロクでお伝えして来た内容を表しているような気もします。
この1年沢山の方々にご協力いただきました。ありがとうございます。しかし「これからもよろしく」という言葉は言いません。早くこのブログを閉じることが出来る日を勝ち取るために、沖縄の情報を伝え続けます。
「沖縄タイムス・9/13」
教科書・基地 期待と警戒/安倍首相退陣表明
「沖縄タイムス9/13・社説」
[安倍首相退陣]不可解で理解しがたい
昨日の書き込みで辺野古区長の発言として紹介したものは、名護漁港の組合長の発言でした。お詫びして訂正します。しかし再確認してみて漁協の組合長の発言としてはあってはならない内容だと思いました。
9/12夜までの情報です。今日は3船団6隻が調査作業を行った模様です。こちらは船1隻、ゴムボート1艇で監視行動を行いました。今はいったい何を理由にして動いているのか「不明」ですが、作業船団はダラダラとした作業を続けています。
さて今日は大きなニュースが流れました。安倍さんの辞任です。色々あれこれ理由について憶測が飛んでいますが、「もうやりたくなくなったちゃった」という感じが一番の本音ではないかとも思います。また少し具合も悪そうでしたので、内臓疾患あたりが疑われます。とにかく、何というタイミングの悪さなのでしょうか。完全に責任を投げ出した形となってしまいました。
沖縄にとってみれば、アメとムチ政策の総責任者でもありますので、非常にひどい仕打ちをした首相ということになります。次の首相には誰がなっても自民党であるからには大差ありません。麻生さん、谷垣さん、福田さんあたりが名前が出ていますが、現在の状況を考えると麻生さんが新首相になる可能性が高いのではないかと思います。その他元防衛庁長官の額賀さんも総裁選出馬に意欲を燃やしているようですし、小泉さんを再び首相に立てようという会まで発足する始末です。また評論家の間からは、少しタイミングが早いけれども小池さんという線も無いわけではないと言っていました。いずれにしても何も期待することはありません。
こんな事態の中にあっても辺野古では作業船が出続けています。沖縄防衛局の命令が出ているわけですから、作業員としては海に出てくるしか方法が無いのかも知れませんが、QABのレポートにもある通り、大浦湾の希少性の高さが連日情報として出てくる中で、沖縄防衛局の方々はどのような考えをお持ちなのか是非話し合いの場を設けて欲しいと思います。名護漁協組合長は「どうせ埋めるなら、浜も漁港も全部埋め立てて欲しい」という言い方をしていて、はっきり言って信じられません。金に目がくらんでいるのでしょうか。「ボーナス」が欲しいのでしょうか。(昨日辺野古区長の発言として紹介しましたが、名護漁協組合長の発言の誤りでした。お詫びして訂正します。次の書き込みに訂正のお詫びを載せました)
今回の安倍さん辞任のニュースは多すぎてリンクしきれないので、それぞれ新聞社やテレビメディアのホームページからご覧になってください。
「沖縄タイムス・9/12」
検定 審議実態なし/小委、文科省意見を追認
「沖縄タイムス・9/12社説、コラム」
[「ボーナス」発言]交付金の仕組みが問題
「琉球朝日放送(QAB)・9/12」
検証動かぬ基地74 「方法書」に異議あり
9/11夜までの情報です。今日は朝チャーター船が出港したので、船とゴムボートで監視行動を行いましたが、いつもは作業内容など明らかにしないくせに、今日は「機器撤収作業を行う」と知らせて来たというのです。不可解な行動です。その後雨が酷くなり、作業はは一時中止されました。その後の情報は確認していません。
さて、今日は「9・11」です。2001年に世界中が凍り付いたあの出来事からもう6年もたちました。その間にアフガニスタンやイラクにアメリカ攻め入り、両国ともいまだに治安が回復しないままです。アメリカ軍がいることが内戦状態の原因であることは明らかです。イラクに3万人増派した分は来年までに撤退すると発表されましたが、それもどうなるのか分かりません。アメリカの発表など嘘八百だからです。それでもなお自分たちがアフガニスタンやイラクの治安回復に貢献していると思い込んでいるのですからおめでたい話です。傍若無人とはアメリカのためにある言葉なのかも知れません。
それから沖縄防衛局局長の鎌田さんは、かなりの生え抜きで沖縄防衛局の初代局長として抜擢されたようです。しかしキャリアである鎌田さんはほとんど机の上での仕事に終始して来たでしょうから、今回の抜擢は彼の経歴の次なるステップとしての踏み台になるのかも知れません。しかし「ボーナス」発言をしてしまい、高村さんから釘を刺されたようです。しかしその釘も「沖縄の人たちをなるべく刺激しないように」ということ以上でも以下でもなく、要はいらんイザコザ起こすなということでしかありません。以前那覇防衛施設局にやたらと笑顔の人がいましたが、彼はその人当たりを武器にかなりひどい仕打ちを市民に対して行ないました。高村さんが鎌田さんに対して何を求めているのかよくわかりませんが、穏便にしかも知らぬ間に事を進めろということでしょうか。
鎌田さんは「アセスを進める中で客観的なデータが出てくるので、その結果を県、名護市など地元に伝え、丁寧に説明していくというのがわれわれのスタンス」ということを繰り返すだけで、高村さんや安倍さんと何ら変わることのない虚しい言葉を吐き続けています。この言葉だけ見ても穴だらけです。「事前調査は事前であってアセスに組み込むことは違法」「あんな杜撰な調査で何が分かるのか」「地元とは誰のことを指しているのか」「どんなことを想定して丁寧と言っているのか」「説明したことなどあるのか」と、突っ込みどころ満載の虚しい言葉です。
鎌田さんの人となりはよくわかりません。しかし沖縄防衛局局長ということだけで、平和を求めている人ではないのだということがはっきりと確認出来ます。
「沖縄タイムス・9/11」
戦隊長下の軍命証言/「集団自決」沖縄法廷
「沖縄タイムス・9/11社説、コラム」
[防衛相・知事会談]毅然たる姿勢 堅持せよ
「琉球新報・9/11」
防衛相、「ボーナス発言」で局長を注意へ
「琉球朝日放送(QAB)・9/11」
知事が県民大会参加呼びかけ
9/10夜までの情報です。今日は朝の段階で辺野古漁港からチャーター船は出て行ったのですが、汀間(てぃーま)漁港に居座ったきり動きがありませんでした。非常に不可解な動きです。会合でも開いているのかとも思ったのですが、それならば車で行けばいいだけの話です。船を出して阻止行動のメンバーを浜から引きずり出すことが目的とも思えません。このところよく分からない動きが多くなっています。カヌー隊は陸上待機に切り替えていました。
さて、国会が始まりました。安倍さんのボロボロ度合いが増々強くなっています。何をしたいのかさえ分かりません。報道では沖縄への無理解ということが言われていますが、そんなレベルで済む話ではないと思います。沖縄防衛局にしても、教科書検定撤回問題にしても、岩波・大江裁判にしても、もはや安倍さんの存在など関係のない雰囲気で進められて行きます。沖縄防衛局長の鎌田さんの発言も米軍再編という大義名分のうちに守られていて、安倍さんの無理解発言と共に沖縄の現場を無視し、犠牲を強いているということを何とか忘れさせようという風が吹き荒れています。
岩波・大江裁判の原告側弁護士の「重箱の隅」的な発言にしても、鎌田さんの「一生懸命やればボーナスが出る」というアメとムチ発言にしても、完璧に現場に人が生きているということを無視した言い方です。弁護士はどんな人であっても弁護しなければならないわけですから、「強制集団死(集団自決)は軍命だった」という事実が明らかではあっても、お金を払っている依頼人のために何とか手を尽くさなければならないということは分からないでもありません。しかし金城重明さんの語った重い歴史的事実に対する無理解発言と取られるような言い回しは、人間としてどうなのかという疑問がわきます。弁護士である前に人間であるという基本を忘れた法律家、そんなところでしょうか。
鎌田さんにいたっては、もう同じ人間とは思えないと感じているのは私だけではないでしょう。そもそも「人間の種類」が違うのです。思わず産經新聞「なんか」の記事までリンクしてしまいました。こんな人の元でこき使われている作業員の方々に深い哀れみを感じます。上からの物言いで大変申し訳ありませんが、「可哀想に」と心底同情いたします。
「沖縄タイムス・9/10」
沖縄法廷 軍命存在強調/「集団自決」訴訟
「沖縄タイムス・9/10コラム」
今晩の話題
「琉球朝日放送(QAB)・9/10」
大江・岩波出張法廷 集団自決体験者が
「沖縄テレビ(OTV)・9/10」
鎌田沖縄防衛局長 環境アセス手続き「このまま進める」
「産經新聞・9/10」
「(在日米軍)再編交付金はボーナス」沖縄防衛局長が発言
9/9夜までの情報です。今日は朝の時点で10隻ほどの作業船が出ていましたが、その後の阻止行動の詳細については確認が出来ていません。
さて、岩波裁判でいよいよ牧師の金城重明さんが証言に立つようです。渡嘉敷島での集団死の実体験者である金城さんの言葉の重みを、法廷はどのように聞くのでしょうか。注目しなければなりません。岩波側は既に日本軍の1人の隊長の言った言わないの問題を越えて、集団死が起こった歴史的事実と皇民化教育の功罪について広く視点での訴えをなしていますので、軍事教育で死んで「立派な日本人になること」をこそ誇りとして植え付け、生きるという選択肢を奪った日本の責任は重いと思います。その点を裁判官はしっかりと見て判断しなければ、いま全国で教科書書き換えに対して抗議が巻き起こっている事態に対する明確な答えとはなりません。
それから大浦湾の青珊瑚発見のニュースで驚いていたところ、なんと安倍さんが臨時国会でテロ特措法が通らなければ辞任するという発言を突然出してきました。何でこのタイミングで出すのか、何でインド洋で米軍への給油が出来なくなるぐらいで辞任を仄めかすのか、とにかく不可解なことばかりです。だいいち参議院で歴史的大敗を喫していながら総理の座に居座り続けていたにもかかわらず、何故こんなことで辞任を言い出すのか、全く無様な有様です。民主党の前原さんがコソクな動きをしたとしても、参議院でテロ特措法が延長可決される可能性は殆ど無いと言っていいと思いますので、安倍さん辞任はほぼ間違いないだろうと思います。参議院でテロ特措法延長が通ってしまうというとんでもない事態でも起これば、また別の話となるでしょうが。
安倍さんのアメリカ一辺倒の姿勢がより明確になったわけですが、ブッシュさんかチェイニーさんあたりに「テロ特措法も維持出来ないようなら辞めろ」とでも言い放たれたのでしょうか。とにかく小池さんの辞めるタイミングといい、今回の安倍さんの辞任の出し方といい、何か裏で黒い存在がうごめいている気がしてなりません。
とにかく、またこんなニュースのために、辺野古や高江の現場の情報がメディアに流れにくくなってしまいます。今月末にはグリーンピースがまた応援に駆けつけてきますが、秋の国会の期間中やその結末など全く先が読めない展開になってきました。こんな時こそ私たちは冷静に注意深く、そして現場と連携を取りながら正しい情報発信に心がけなければなりません。
「沖縄タイムス・9/9」
普天間代替/防衛相「アセス後修正」
「琉球新報・9/9」
大浦湾でアオサンゴ群落を確認
「東京新聞・9/9」
給油継続できねば退陣 首相、テロ対策で異例の決意
9/8夜までの情報です。本日は昨日呼びかけた「キャンプシュワブ前抗議行動」のために80名以上の方々が集まってくださいました。皆思い思いのプラカードを持って平和への思いを伝えました。沢山の車に守られてその前を通った高村さんはその光景をどう見たのでしょうか。辺野古では作業船が出ていましたが、今日は朝のうちは抗議行動の方に結集しました。
キャンプシュワブを出た高村さんは、名護市の西海岸沿いにあるホテル「ゆがふいんおきなわ」で名護市長との会談に臨みました。ゆがふいんまでは30名ほどが追いかけて駆けつけ、引き続き抗議行動を行ないました。国はアセスというものを全く理解していない上に、全て埋め立て基地建設ありきで計画を遂行しています。命の尊厳、ジュゴン、青珊瑚大群落という世界的な保護動物よりも、一時の利権に目がくらんだ人たちの暴挙愚行が乱れ飛ぶ現状になってしまっていることに怒りを覚えます。その張本人が今日沖縄で「会談」という名の「説得と脅し」を展開したのです。
8:45から行なわれた名護市長と高村さんの会談は約30分ほどで終了し、先に名護市長の島袋さんと市の助役が車で出て行きました。今回は防衛「省」が名護市長を迎えるという形だったようです。高村さんはそのあとホテルを後にしましたが、黒塗りの3台の車には乗らず、最初に出て来たワゴン車に何名かと共に乗り込みました。おそらくカムフラージュでしょう。そのワゴン車に続き黒塗り3台と、バス2台が続きました。沖縄防衛局の人たちも来ていたのかも知れません。まさに「名護市長大歓迎」です。高村さんはそのあと仲井眞さんとの会談に臨みました。抗議行動に参加していた人たちはその後辺野古に向かい、既に作業を強行していた作業船を監視するために海上阻止行動に出て行きました。
今回の会談は各全国紙も取り上げるほどの話題となりましたが、一様に「平行線」という言葉を使っていました。つまり双方の主張が今までと変わらず方向のベクトルが交わることが無いということです。しかし平行線なんて分かりきったことではないでしょうか。高村さんは何か収穫があるとでも思ったのでしょうか。仲井眞さんと島袋さんも「平行線」ということは分かりきって会談に臨んでいたのではないでしょうか。もちろん高村さんよりは仲井眞さんたちの方が淡い期待を持っていたかも知れません。しかし高村さんにとっては、いざとなれば米軍再編法案を振りかざせば県知事の権限さえも飛び越えることが出来るわけですから、それよりもむしろ「沖縄に来たよ」という実績が大事だったのではないでしようか。会見で少し困ったような表情をしていましたが、心の中では「沖縄訪問をやり遂げた」という満足感でいっぱいだったのではないでしょうか。
「平行線」は一方の角度が変われば交わることになります。仲井眞さんたちは「少しでも沖縄の存在をアピールしたい」という一心で「沖合案」を出していますから、別に住民の安全を考えているわけではありません。仲井眞さんや島袋さんならば、というより沖縄に住んでいれば、何十メートル沖合にずらしても騒音や危険度は全く変わらないことなど分かっているはずです。V字案にしてもアメリカ軍が一方通行で使うなんてあり得ないことなど分かりきっているわけです。仲井眞さんも最後の最後まで抵抗する気などないでしょうから、公約違反になったとしても日米合意案になびく可能性はあります。仲井眞さんが折れれば島袋さんも連動します。しかしそれでも日米合意の政府案を押し切れば仲井眞さんたちには「不満らしきもの」は残ります。
それよりも恐いのは「平行線」の角度を政府側が変えて歩み寄って来て、名護市議会が決議している沖合案で行きましょうという決断をしたときです。それらしき発言を高村さんもしています。もしそうなったら仲井眞さんも島袋さんも手放しで歓迎するでしょう。仲井眞さんも島袋さんも株を上げます。政府案に「は」反対していた沢山の市民たちも、名護市の出した案が通ったのだからそれで良しとしようと、また違った意味での諦めムードが漂うはずです。そうなれば「移設」という名の「新基地建設」が一気に加速します。
高村さんが「アセスの結果によっては変更もあり得る」というようなニュアンスの発言をしていたようですが、その「変更」はあくまでも「日米合意案から沖合案へ」という範囲での話です。アセスによって導きだされる結果の中にはあたかもその二つしか存在しないかのような雰囲気が醸し出されていますが、一番大切なもう一つの方向性に対して何も言及がないのは明らかにおかしな話です。アセスの結果辺野古や大浦湾、嘉陽の海の環境は守らなければならないという方向です。つまり「白紙撤回」「計画中止」という選択肢をはじめから封印してあるのは明らかに間違いだということです。「事前調査」「方法書の強制縦覧」など違法行為のオンパレードの中で、なおかつ更に罪を積み重ねようというのです。
大浦湾にはジュゴンが住んでいるし、青珊瑚の大群落が存在するのです。それだけとっても普通ならば環境省あたりが出て来て、「調査を即刻中止せよ」という命令を出す決断をしてもいいはずです。シュワブ内には貴重な遺跡も多数存在しているのです。しかし遺跡も希少生物も大切ではありますが、何よりそれら全ての命を蔑ろにする軍事基地を新たに作らせないということが一番大切な目的です。そのことを決して忘れてはなりません。
「沖縄タイムス・9/8」
基本設計手続き着手/普天間代替
「琉球新報・9/8」
県民投票から11年 基地負担一層大きく
「琉球新報・9/8社説」
教科書県民大会 断固譲れない検定意見撤回
「琉球朝日放送(QAB)・9/8」
高村防衛大臣 名護市長らと面談
「西日本新聞・9/7」
沖縄・東村高江 米軍ヘリパッド移設工事 反対運動 村分断の危機
「朝日新聞・9/8」
普天間移設案、主張平行線 高村防衛相が名護市長と会談
9/7夜までの情報です。まず明日朝の緊急行動の御知らせをもう一度載せます。
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「ヘリ基地反対協から緊急行動のお知らせです」
高村防衛相が明日9月8日朝、辺野古「キャンプシュワブ」を訪れます。明日朝7時にキャンプシュワブ・ゲート前に集合、自分の思いと決意をプラカード・横断幕と共にあらわしていきましょう。命を守る会のおじぃ、おばぁも参加の予定です。辺野古では昨日未明、ジュゴンの活動時間内に沖縄防衛局委託業者による調査機器設置が強行されました。すべては今回の防衛相来沖に間に合せ、実績を上げていると見せかけるための辻褄合わせのためです。そんなつまらないことのために、生殖行動も確認されたジュゴンの生態を脅かす防衛省、「自然・生活環境や実行可能性などを考え合わせると(政府案が)バランスの取れた案だ」などとのうのうと言ってのける高村防衛相に対して私たちの意志をハッキリと示していきましょう!今からでも、できるだけ多くの友人、知人に呼びかけ、車に乗れるだけめいっぱい乗せ、明日の朝はシュワブ前に集まりましょう。
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さて、機器設置終了のニュースの翌日である今朝も辺野古漁港からは5隻のチャーター船が出ました。作業船10隻程度の中規模の調査作業が行われました。こちらは、船1隻、ゴムボート1艇、カヌー6艇が出て監視行動を行いました。新聞には「調査機器の設置完了」と報道され、120地点での機材の設置が終わっていると出ていますが、実際の現場では機器の設置が完了していないことを確認しています。防衛「相」の高村さん来県に合わせ、作業が一段階を終えたと見せかけるための嘘をついているようです。
高村さんは明日キャンプシュワブから辺野古を視察する予定だそうです。抗議の人たちが集まるので警戒して来ないということも考えられますが、カヌチャベイ・リゾートから辺野古を見下ろした小池さんといい、彼等はそれで現場に立ったつもりなのでしょうか。強硬派だった守屋路線を踏襲する高村さんは、アメリカ軍基地の中から辺野古を視察するという有様です。批判の声に対して聞く耳を持たずに、手下を使って黙殺しようとする態度、それがつまり防衛「相」という存在そのものを非常に良く表しています。
それにも関わらず大浦湾にはジュゴンが現れ、今日は今日で石垣島の白保が北限と考えられていた青珊瑚の大群落が大浦湾で発見されました。報道でも説明されていますが、青珊瑚は外観は濃いベージュから茶色をしています。中がもの凄く鮮明な青色をしているのです。以前白保で潜った時にガイドが折れた青珊瑚の断面を見せてくれたのですが、きれいな青色だったことを思い起こします。そこは不慣れなダイバーがフィンで蹴って折ってしまったようです。今回大浦湾で見つかった大群落はその白保の規模を越えるのではないかと目されています。これは大変貴重なものです。この発見で世界から大浦湾は注目されるはずです。そんな貴重な青珊瑚を作業ダイバーたちが傷つけていなければいいのですが。
とにかく琉球朝日放送(QAB)は凄いと思います。ジュゴンの映像も含めて自然環境に対する優しさが取材の中に表現されていると思います。皆でQABのレポートに今後とも注目し、応援しましょう。
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最後日本の紹介をします。6月に出たばかりですが、今の沖縄に至る道筋を含めて、基地を抱える現状を理解する助けになると思います。アマゾンのアドレスでリンクしておきます。
「軍事植民地」沖縄—日本本土との〈温度差〉の正体
吉田健正 著 高文研 1,995円
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「沖縄タイムス・9/7」
軍隊の性暴力「ノー」/女たちの会 国際集会へ
「琉球朝日放送(QAB)・9/7」
大浦湾に 大アオサンゴ群落
ヘリ基地反対協から緊急行動のお知らせです。
高村防衛相が明日9月8日朝、辺野古「キャンプシュワブ」を訪れます。明日朝7時にキャンプシュワブ・ゲート前に集合、自分の思いと決意をプラカード・横断幕と共にあらわしていきましょう。命を守る会のおじぃ、おばぁも参加の予定です。辺野古では昨日未明、ジュゴンの活動時間内に沖縄防衛局委託業者による調査機器設置が強行されました。すべては今回の防衛相来沖に間に合せ、実績を上げていると見せかけるための辻褄合わせのためです。そんなつまらないことのために、生殖行動も確認されたジュゴンの生態を脅かす防衛省、「自然・生活環境や実行可能性などを考え合わせると(政府案が)バランスの取れた案だ」などとのうのうと言ってのける高村防衛相に対して私たちの意志をハッキリと示していきましょう!今からでも、できるだけ多くの友人、知人に呼びかけ、車に乗れるだけめいっぱい乗せ、明日の朝はシュワブ前に集まりましょう。
9/6夜までの情報です。今朝、辺野古では日の出前の5時半、パッシブソナーの設置作業が行われてしまい、止めることができませんでした。報告によれば4時ぐらいから作業船が出ていたようで、ジュゴンへの配慮などお構いなしです。QABのレポートによれば今日も大浦湾でジュゴンが目撃されています。防衛「省」によるひどい仕打ちに遭っているというのに、ジュゴンは懸命に生きています。その姿を見ると胸が詰まりそうです。
沖縄防衛局のやり方は那覇防衛施設局よりも強引に傲慢になるだろうことは予測していましたが、やはり秋の国会前にある程度のアリバイ作りをしておこうというつもりなのかも知れません。アメリカをうまく利用して金儲けをしようとしているのでしょうか。こんな作業が高村さんのいう「ベストだ」ということなのでしょうか。現在船1艇、ゴムボート1艇、カヌー5艇で阻止行動に出ています。
タイムスの記事では今日の作業で全ての機器を設置し終わったと報告されていますが、防衛「相」の高村さんが来る前に何としてでも作業終了という実籍が欲しかったのかもしれません。権力の傘の元にある人たちが現場にいる人たちをどれだけ苦しめているのか全く理解されていないでしょう。高村さんは名護市長、辺野古区長と会談するようですが、彼らと会いさえすれば「地元と話し合った」という実績になるとでもいうのでしょうか。市長や区長は地元の意見を代弁してはくれません。その上その会談の席でも「2プラス2」の日米合意が一番良いということを言い続けるだけでしょう。これでどうして地元と丁寧に話し合うということになるのでしょうか。仲井眞さんと島袋さんが東京に行った時でさえ、5分・10分会っただけで「地元と話し合っている」と言い張っているのです。
現場はどこにあるのか、高村さんが知らないはずはありません。辺野古、高江、みな高村さんが現場に立って話し合いに応じてくれることを待っています。自分が埋め立てようとしている海が、静けさを破壊しようとしている森が、どれだけ豊かなものであるか自分の目で確認すべきです。高村さんがやろうとしていることが、どれだけ大切な命を奪うことになるのか、はっきりと心に刻み付けるべきです。世界的に非難を浴びているアメリカ軍のために、命溢れる豊かな自然を壊す価値があるのかどうか、書類上の報告を受けるだけではなく、しっかりと自分の目と心で、人間としての心で向き合うべきです。
さて、強制集団死(集団自決)の教科書検定撤回を求める県民大会に会わせて、宮古で3,000人規模の集会がもたれるようです。宮古で3,000人といえばもの凄い数です。国はこの事実をどのように受け止めるのでしょうか。ノラリクラリとした伊吹さんはどのような態度を取るつもりなのか。私たちはしっかりと自分の心で注意深く見据えて行くべきだと思います。
沖縄で起きている不条理な問題の数々は「沖縄問題」では決してありません。「日本の問題」そのものです。私たち日本人の問題です。
「沖縄タイムス・9/6」
宮古でも3000人動員へ/検定撤回 県民大会
「琉球新報・9/6」
「パンドラの箱」発言 反基地ネット「県民無視の暴言」
「琉球新報・9/6社説」
対潜水艦ソナー クジラ保護主張忘れたか
「琉球朝日放送(QAB)・9/6」
希少動物「ジュゴン」 大浦湾に姿現す
9/5夜までの情報です。今日辺野古での阻止行動の様子をお伝えしましたが、今日はダイビングの練習をおこなっていたようです。スキューバダイビングのライセンスを取得し、より深い水域での阻止行動に備えるためです。高江では動きはありませんでした。
さて、沖縄防衛局長の鎌田さん、高村さん共に当てはまりますが、全ての言葉の数々の前提となる日米安全保障条約を絶対視する思考回路に辟易してしまいます。特にこのところ2プラス2の日米合意以外は検討するに値せずという姿勢が目立ちます。もちろん沖縄県が絶対譲らない沖合案にしても日米安全保障条約ありきではありますが、県の場合は県知事が代われば「辺野古と高江の基地建設白紙撤回」という姿勢を示す可能性もなくはありません。しかし秋の国会で参議院がどのように抵抗を示すか分かりませんが、既に金の亡者と化した閣僚たちには「2014年」という期限のことしか頭に無いでしょう。米軍再編によってより強固な米軍が出来上がるということなどとうの昔に分かっているはずです。そして日本の協力なしには米軍再編はなし得ないということも自覚しているはずです。そしてそこに大きなお金が動くということも知り尽くしているはずです。
東京から遠い沖縄に押しつけておけば、なおかつ沖縄の中でも人口の少ない地域に押しつけておけば、やがては反対の声はもみ消せるぐらいの思いではいるでしょう。例えば東京湾を埋め立てたり、お台場に普天間基地を移設した方が工事はやりやすいし、動くお金も大きいでしょう。単純な金儲けだったならばそれを推進した方が儲かります。しかしそれをするには反対する人数が多すぎますし、だいたい米軍基地があること自体が危険なことであると知り尽くしているのですから、東京に持ってくるはずもありません。沖縄に危険を押しつけておきたいのです、今の政府は。「一時期は米軍の統治下にあったのだから、沖縄の人は基地には慣れているだろう。ついでに一つ二つ増やしても問題あるまい」ぐらいの考えは持っているでしょう。
今また安倍政権は不祥事続きで逆風が吹いていると言われていますが、年内に衆議院解散総選挙をしたとして、果たして参議院のような結果が出るかどうかは疑わしいところです。自分の生活さえとりあえず安定していればいいという自己中心的思考回路の日本人は多いですし、選挙に行ったことがないことを自慢する大人もいるぐらいですから、どうも安心出来ないのです。
そんななか沖縄では「環境影響評価審査会」のメンバーが選任されています。アセス方法書を受理したわけではないでしょうが、3年任期が付けられています。3年任期が付けられているということは、国が押しつけた方法書をもう県は受理したものとして扱うつもりでしょうか。メンバーの中にはジュゴン保護基金の方もおられるようですが、どのような動きをして行くのか注目されます。辺野古の新基地建設にからまないで、従来の県の一委員会として3年というのならば問題はないのでしょうが、沖縄テレビの報道によれば、普天間移設にからむということのようです。今後注意深く見て行く必要があります。
「琉球新報・9/5」
「基地問題」話題上らず 鎌田防衛局長が知事訪問
「琉球朝日放送(QAB)・9/5」
金武町 新射撃場造らせない
「沖縄テレビ(OTV)・9/5」
環境影響評価審査会 専門委員に辞令交付
9/4夜までの情報です。まず高江では今日は動きがありませんでした。ここ数日は人も比較的多く集まってくださっていて、そのためか強行作業はありません。
今日の辺野古は、辺野古漁港から既にチャーター船10隻が出ていますので、昨日と同じ規模、もしくはそれ以上の数の船団で作業を強行したものと思われます。こちらは船2隻、カヌー5艇が阻止行動にあたりました。作業内容はダイバーが海底に枠を置いて生物の調査をしている模様。こちらはその監視行動を続けました。その他の船団は広範囲に散らばっているようで、作業内容等は把握出来ていません。
しかし今日は場所がリーフの外の深い所だったので素潜りでは対応出来ず、監視のみ行ないましたが、作業ダイバーを見ていると、20m〜30mの深度のあるところなのに、何度もタンクを換えて潜らされていたようです。普通スキューバで潜る時は、深度に合わせて潜る時間や休憩時間が定められています。これは明らかな過剰労働を作業ダイバーたちに強いているということです。過剰どころかはっきり言えば危険行為です。また雷が鳴っていようが構わず作業を続けさせたり、沖縄防衛局はこういう見えないところで仲間内にさえ非人道的な行為を繰り返しているということです。作業ダイバーたちの命が心配です。
政府閣僚内では不祥事が相次いでいて、安倍さんはもう崩壊寸前です。今回の閣僚は解散総選挙前のつなぎではないかという見方も出ているようです。相変わらず沖縄担当大臣と防衛「相」は、「地元と話し合う」「従来案がベスト」の繰り返しで、何ら目新しいことはありません。彼等に何を期待しても無駄です。ついでに幹事長の麻生さんに至っては、「参議院が従来とは違うので十分連携をとり・・・」などと発言していて、今の参議院が「従来のもの」であるはずなのに、衆議院・参議院共に自民党支配でないと「普通ではない」という傲慢な感覚が鼻につきます。
とにかく、何故閣僚たちは辺野古と高江に来ないのでしょうか。「反対派がいるから行けない」というような稚拙な理由ではないでしょう。政権や市の一方的な政策の元で痛み苦しむ住民たちの姿を「地元」とは理解していないからです。「地元と話し合い」の「地元」とは誰のことを指しているのか説明していただきたい。何度も問うていることですが。
「沖縄タイムス・9/4」
「普天間」移設 地元との妥協点模索/沖縄相帰任
「琉球新報・9/4」
グリーンピース「アセス方法書撤回を」
「琉球朝日放送(QAB)・9/4」
初代沖縄防衛局長が就任
「市民メディアJANJAN・9/4」
「アセスにあらず」と専門家明言 沖縄ヘリパッド
9/3夜までの情報です。今日は辺野古では作業船15隻が出て作業強行しました。作業内容の詳細は情報が入っていません。こちらは船2隻、ゴムボート1艇、カヌー4艇で阻止行動をおこないました。17:00前には作業船が引き上げ、阻止行動の人たちも浜に戻りました。しかしやはりカヌー隊の人数が足りません。4艇というのは最低限の数ですから、これでは二手に分かれることが出来ません。カヌーでの阻止行動には練習が必要です。経験者がもちろん有利ですが、その上に阻止行動に対する心構えや注意事項があります。それを学ぶためにも是非通って練習に加わってください。阻止行動をしている間は練習会は開けませんが、浅瀬で漕ぐ練習ぐらいは出来ます。
高江では今日は早朝からかなりの人数が集まってくださり、そのせいか作業はありませんでした。そのかわり大雨でした。また昼間と違い夜には気温が下がりますので、防寒対策も必要かと思います。座り込みに行かれる方は各自でご注意ください。
さて、沖縄防衛局のニュースが出だしました。これは実はとんでもないことで、完全なる軍事面の強化に繋がるということにあまり気付いていない方も多いのではないでしょうか。今までは防衛施設庁の管轄であったものが、防衛庁が防衛「省」になったことで格上げされたことに伴い、軍事関係のものは防衛「省」に統合して、内部の作業を簡略化・簡素化しようというものです。沖縄防衛局の担当者も明言している通り、「国からの直轄」になるということです。つまり辺野古や高江の阻止行動も、反戦地主の抗議対象も、これからは防衛「省」相手ということになります。それに上部団体が格上げされたことで、その支局である沖縄防衛局の権限も那覇防衛施設局以上のものとなります。抗議申し入れも非情にやりにくくなると思います。
現政権が防衛庁を防衛「省」にしてしまった功罪がこれから徐々に出始めると思います。まさに戦前・戦中の軍部の暴走がまたもや始まると言ってもいいでしょう。「軍隊」ではなく「自衛隊」だという論理はもはや(というか当初から)通用しません。軍事評論家の方々や政治家の方々は「自衛隊は日本軍ではない」と言い張るでしょうが、久間さんが「ぶんごは掃海艇なので県民に銃を向けたという表現は正しくない」という言い訳を展開したのと同じで、掃海艇だろうがイージス艦だろうが「海上自衛隊の軍艦」であることには変わりはありません。その使用目的や艦船の特性を言い訳としてあげることが全くの的外れであるということはちょっと考えれば分かることです。
また例えば今度那覇空港に駐留している自衛隊のF4EJファントムをF15イーグルに入れ替えるという計画も自衛隊の強化そのものです。F4EJファントムは60年代に導入された古い戦闘機ではあります。やがてはF22Aラプターを導入して行くのでしょうが、現在のところアメリカが自国の軍隊以外には使わせたくない機種のようなので、その中継ぎとしてF15イーグルをとりあえず導入する計画なのでしょう。さてこのF4EJファントムはF4Eの日本バージョンです。F4EJの「J」は「ジャパン」の意味です。F4Eは対地爆撃能力を持ち、長距離遠征に備えて空中給油機能を持っています。しかしこれをそのまま導入したのでは自衛隊の活動範囲を広げることが可能となってしまうため、Jバージョンを作り、対地爆撃機能や空中給油などの「必要ない機能」を取り払ったものとなっているのです。
しかしどうでしょうか。機能的にはJバージョンとなっているのかも知れませんが、市民にとってはどんな機能が付いていようがいまいが同じ戦闘機です。平和憲法のもとで軍備を持つということは、このように各論を都合よく固めて行くしか方法が無いのです。その時点でもはや自衛隊は組織としてはっきりと憲法違反であることが明らかです。
岸田さんが訪沖し、摩文仁(まぶに)にも行ったそうです。資料館を造るにあたって発足させた委員会を開館直前に解散させ、自分たちが80億ものお金を出して都合よく整備した「平和祈念資料館」を見て、どの程度の満足感を得たのでしょうか。かつての県立平和祈念資料館は、資料館自体が戦跡とも思えるほどリアルで、ある意味無造作で、沖縄戦の実相を生々しく伝える場所でした。今はもう見る影もありません。
私は人を案内するとき、また1人で静かに訪れたい時はひめゆりの塔の裏にある「ひめゆり資料館」に行きます。あそこを支えているのは国ではありません。理解ある支援者たちと、訪れる人たちの入館料です。中で交代で語っていてくれる元ひめゆり学徒隊のオバアたちも言っていました。「ここは皆さんの入館料で成り立っています。国の言いなりにはなりません」。国の言いなりになるように教育されて起きた悲劇の体験者たちは、「国の言いなり」ということの真の恐ろしさを知っている人たちでもあります。オバァの言葉には「二度と国の言いなりになってたまるか!」という力強い意志を感じます。あそこは国が手出し出来ない数少ない場なのかも知れません。
さて琉球新報の社説で沖縄防衛局について論じていますが、「地元の声を具申出来るか」という副題が付いていました。「具申」とは上層部に現状などを報告することで、英語ではレポートです。多くの政治家たちが「地元と丁寧に話し合う」言葉の前提として来た「沖縄の犠牲」は、戦後立ち直る前に米軍統治下におかれた沖縄の痛みが今なお引き継がれているということの証です。沖縄防衛局が政府に「具申」する内容は「沖縄の生の声」ではなく「平和を破壊する作業がどれだけ進んでいるか」ということでしょう。天皇を神格化して来た日本人のメンタリティは、今や日米安全保障条約を神格化し、政府自民党を神格化しているとしか思えません。「具申」する相手が「愚神」であるからには、エラスムスの著作ではありませんが「愚神礼賛」という愚かな状況になってしまいます。国の指導的立場にある人たちこそ「愚身」であるべきです。
「沖縄タイムス・9/3」
知事、検定撤回を要請/岸田沖縄相と会談
「沖縄タイムス・9/3コラム」
今晩の話題
「琉球新報・9/3社説」
沖縄防衛局発足 地元の声を具申できるか
「琉球朝日放送(QAB)・9/3」
岸田大臣、仲井真知事会談 経済振興・基地で意見交換
9/2夜までの情報です。今日の辺野古では作業船がダイバーを曳航してマンタ法で目視調査をしていました。こちらは陸上待機と監視行動、それから座り込みを実施しました。ここ数日は詐欺用目的が不明なことが多く、那覇防衛施設局解散と沖縄防衛局発足の件で大きな作業はしなかったのかも知れません。
ただ辺野古以外で広範囲にわたる作業船が出ている場合対処出来ないこともあり、正確な船の数等が把握出来ないこともあります。高江では今日は動きはありませんでした。
さて、昨日とうとう那覇防衛施設局が「沖縄防衛局」として再編され、事実上防衛「省」と同じく「格上げ」されました。沖縄防衛局のHPを見てみると、施設局時代と大してやっていることは変わりませんが、防衛「省」との一体化により、辺野古と高江はとうとう国家を直接相手にすることになってしまいました。沖縄県警が少しばかり中立の度合いを高めているのに対し、海上保安庁がとんでもない案のもとに強化され、沖縄防衛局との連携を組むことによって、増々市民の動きを封じる力を発揮しやすくなります。国は一体全体何を目指しているのでしょうか。
テロ特措法が消滅したことを想定して、新たな法案も用意しているというガッカリするようなニュースをはじめ、私たちの生きているこの日本の進む方向が全く分かりません。法律というのはそんなに簡単に付け足したり変えたりしていいものなのでしょうか。自分たちの言い分を押し通す度に法律を都合よく解釈し、新法をも事前準備し提案して行くというような政府が果たして信用されるのでしょうか。
「毎日新聞・9/2」
高村防衛相:テロ特措法失効に備え、新法を検討
「東京新聞・9/2」
海自給油継続へ新法 二階氏が検討表明 テロ特措法失効備え
9/1夜での情報です。遅くなり申し訳ありません。
今日は2作業船団が出て、昨日に引き続き海底の砂の採取と、台風の時に引き上げたパッシブソナーのバッテリーの引き上げを行っていました。こちらはカヌー隊は出さずに船で監視行動を行い、午前中で作業は終了しています。高江は朝9:30の段階で動きがなく、結局作業は無かったようです。
さて、とうとう「沖縄防衛局」が発足し、世界に悪名を轟かせた「那覇防衛施設局」は閉庁されました。場所も那覇市泊の「とまりん」から「嘉手納ロータリー」内に新設されているビルに移ります。まだ降ろされてなければ「歓迎、那覇防衛施設局」の垂れ幕がかかっていたはずです。
これから沖縄防衛局は防衛「省」の直轄団体となり、追々職員の中にも自衛官が増えて行くということです。沖縄防衛局は那覇防衛施設局より格上げされた団体となりますので、沖縄にとっていい影響を及ぼすわけがありません。
辺野古と高江に対する締め付けは厳しさを増すはずです。防衛庁が防衛「省」になった時の久間さんの傍若無人な態度の数々を見るまでもないことです。久間さんは「ぶんご」を沖縄に送り込みましたが、今度は最初から「自衛隊」を相手にすることになります。この波紋は国会で大きな問題となると思うのですが・・・。
「琉球新報・9/1」
高江ヘリ着陸帯建設 砂利大量搬入、工事再開へ
「琉球新報・9/1社説」
新嘉手納爆音訴訟 国の過小算定は許されない
8/31夜での情報です。明日、明後日と沖縄の夏の終わりの祭りである全島エイサー大会が予定され、今日は前夜祭としてコザ(沖縄市)で道ジュネー(街をエイサーが練り歩く)がおこなわれていました。そんなお祭り騒ぎの中、辺野古と高江では作業が強行されました。
今日の辺野古では昨日に引き続き10船団20隻の作業船と警戒船が出て来たのですが、海底の砂利や砂をビーカーに入れて採取したり、ダイバーが海中を目視確認をしたり写真撮ったり、何故だかノラリクラリとした意味の無さそうな作業ばかりで、阻止行動の船1隻、ゴムボート2艇にカヌー隊は振り回されました。
一方高江では施設局職員35名、作業員10名が動員されて人海戦術でトラック二台分の土嚢を搬入して道路整備に着手しようとしました。高江は遠いので座り込みのメンバーが集まるのにも時間がかかることを見越して、朝早い時間から作業開始しました。当初人数が足りなかったためトラック一台分の土嚢搬入は止めきれず、約45分で搬入されてしまいましたが、二台目の時は阻止行動の人数も増え、作業阻止と睨み合いの時が過ぎました。しばらくして施設局は帰って行ったようですが、現場には緊張感が残りました。辺野古にしても高江にしても人が集まりきらない早朝からの作業強行がなされ、なるべく阻止行動をやりにくくする「工夫」をしているようです。
また今日は普天間基地では墜落した型と同じヘリが「離陸」「旋回」「着陸」を繰り返し訓練しているようでした。しかしあれで飛行ルートを変えたと言えるのでしょうか。結局住宅街の上空で旋回し着陸しているのです。それから嘉手納基地では「電子省察機」(コブラボール?)と電子妨害機「プラウラー」が相次いで飛び立って行きました。訓練ではないとしたならば、いったいアメリカ軍は何をしようとしているのでしょうか。また「新しい敵」でも見つけたのでしょうか。
メディアのニュースでは仲井眞さんが高村さんと会ったニュースが流れ、同時に「再編交付金」に名前を変えてしまった「地域振興資金」についてのことが取り上げられています。結局国としては作業が進んでいないので金は出せない」という姿勢を崩していません。そうなると、振興資金が出ないのは「阻止行動の責任」という意見がまかり通ってしまうでしょう。合わせて守屋さんの辞任の言葉の中に、アメリカとの約束から10年たってしまったことを悔やんでいる言葉の中に「普天間は今でもあの場所から動いていない」というものがありました。これも「阻止行動のために作業が遅れている」と言わんばかりの言葉です。
しかしそもそも国の計画や方法が間違っているのですから、「阻止行動」の責任にされるのは筋違いです。普天間の危険除去をあくまでも自分たちの都合の良い形で利用し続ける姿勢に深い憤りを覚えます。
「沖縄タイムス・8/31」
「普天間」停滞 悔やむ/守屋次官離任会見
「沖縄タイムス・8/31社説」
[米軍再編法施行]恣意的な運用をするな
「琉球朝日放送('QAB)・8/31」
仲井真知事 高村新防衛大臣と会談
「時事通信・8/31」
F15戦闘機を沖縄配備=中国軍近代化に備え-防衛省
