2007年10月アーカイブ

10/30の情報

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10/30夜までの情報です。

最初にお詫びとお知らせですが、この「おおかな通信・基地建設阻止」と「辺野古から緊急情報」は辺野古阻止行動の「公式ブログ」ではありません。毎日更新し、緊急情報では辺野古の様子を載せていますが、「個人のブログ」です。個人的に辺野古との連絡を密にしているだけです。内容については様々な情報を網羅してはいますが、辺野古の阻止行動の現場の意見と違う場合もあります。その点誤解のないようにお願いいたします。またこの点をはっきりと明記すべきところを怠ってしまったことをお詫びいたします。今後も発信は続けますが、特に「辺野古から緊急情報」はなるべく客観的な情報発信を心がけるようにして行きたいと思います。

さて、今日は15名のダイバーを含めた作業員たちが船で出航し、30本のタンク(スキューバ用の空気ボンベ)を積んだ船も出ました。こちらは船とゴムボートで14名が阻止行動に向かいましたが、そこにパッシブソナーを乗せた船が合流して機器再設置作業を強行しました。結局パッシブソナー8機が再設置されてしまいました。夕方作業船が引き揚げて、阻止行動の船も陸に戻った後、17:00にまた作業船3隻が出航してきました。そこで再度船を出して確認したところ夜間の騒音調査作業のための船だったようです。

それからまたも嘉手納基地で傍若無人な米軍は、朝4時台からの離陸強行を実施しました。嘉手納道の駅に朝早く行くと、よくF15イーグルなどの戦闘機の離陸の場面に出くわしますが、すぐ隣りにいる人とどんなに大声で喋ったとしても全て爆音にかき消されてしまうのです。腹の底に突き刺さるような戦闘機の騒音を毎日聞かされ続ける周辺住民の方々の中には、体調を崩してしまう人も大勢いるのです。また砂辺の街はあまりの騒音に耐えきれず、引っ越ししてしまう人たちも後を絶ちません。住民の方々の怒り、これはどうすれば全国に伝わるのでしょうか。とにかくこの情報はそれぞれで広く伝えて行くことが大切だと思います。

それから照屋寛徳さんの質問で、守屋さんが「何かを隠している」ことが非常に分かりやすい形で明らかになりつつあります。沖縄に対して非常に厳しい態度で臨んでいた人だけに、全てに裏があったということになれば、「普天間移設」という大上段に構えた政府の方針にも影響が出てくるかもしれません。「新基地建設」という客観的な事実を今一度見直す機会となれば良いのですが、とにかく11月7日に開かれる予定の「普天間移設協議会」の場で、強行したアセス方法書に対する住民の意見が正しく反映されるようにアピールしなければなりません。仲井眞さん自身「普天間3年以内閉鎖」の公約自体が危うくなって来ている時です。「移設」という言葉の白紙撤回と、その上での「普天間基地の無条件閉鎖」を強く訴えるべきだと思います。「移すだけでは意味がないし、全く負担軽減にならない」が私たちの根本的な思いです。

「沖縄タイムス・10/30」
9機強行 最大92デシベル/嘉手納・未明離陸

闇裂く爆音 怒り沸点/6度目強行 住民憤り

「沖縄タイムス・10/30社説」
[守屋氏証人喚問]疑惑はいっそう深まった

「琉球新報・01/30社説」
守屋前次官喚問 疑惑は晴れていない/真相究明は国会の責務だ

「琉球朝日放送(QAB)・10/30」
嘉手納基地 戦闘機、給油機 爆音離陸

辺野古アセス 国の方法書 県が審査へ

「時事通信・10/30」
普天間協議会、来月7日開催へ

「東京新聞・10/30」
インド洋で最後の給油 海自、任務終え撤収へ

「東京新聞・10/30社説」
前次官喚問 何を守っているのか

溜め息・・・

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10/29夜までの情報です。今日の辺野古での作業内容は海水調査で海水の採取のみと思っていたら、結局海水調査用の機器設置でした。作業員のダイバーは10回の潜水を繰り返し、こちらもそれにその都度対応しました。海中では結構ハードなやり取りがあったようです。その後引き続き阻止行動と監視行動を行いました。明日も今日と同じような作業が強行される恐れがあります。明日も辺野古の阻止行動、監視行動、座り込みは続いて行きます。また、高江でも昼夜を通して坐り込みが行われています。これまでのところ2ヶ月近くも何も無い状態が続いていて、緊張感だけ高まって行きます。高江は24時間態勢を取っているので、少しでも交代要員がいると助かります。辺野古も高江も日本の大問題を抱えて厳しい状態に置かれています。是非座り込みに行ってください。

それから、先日お知らせした東京でのデモは台風の影響で中止になりました。物凄い風と雨だったので残念ですが致し方ありません。11月にはゲイツさん来日と、福田さん訪米の予定があります。ゲイツさんは辺野古や高江のことについて何をどのように言及するのでしょうか。また福田さんは何を手みやげにしてブッシュさんに会いに行くのでしょうか。来月から年末あたりにかけて何か大きな動きがあるかもしれません。

さて、守屋さんの口利きで今までだいぶ不条理なことが行なわれていたようです。どうやら彼は完全にスケープゴートにされてしまいました。威張り散らしていた頃の面影は全くありません。防衛庁から防衛「省」になって来たなかで、どのような不正が行われていたのか明らかにすることは大変重要だと思います。重要だとは思いますが、守屋さんを追求することで辺野古や高江の現状が変わるとも思えません。いま守屋さんが証人喚問に呼ばれ、かつての長官クラスの人たちの関与まで暴露され、インド洋での給油量詐称も明らかになり、防衛「省」自体だいぶに揺らいでいるはずなのに、辺野古では機器設置が強行されているのは何故なのでしょうか。政府が正式に作業中止を明言しない限りは阻止行動は継続されるということは以前から言い続けてきました。しかし守屋さんによる不正疑惑が問いただされている最中に、いくら仕事だからといって作業を継続し続けるというのも疑問に感じます。「もし白紙撤回になったら」とは考えないのでしょうか。それとも高い金で作業を受注している会社は、傷つけてしまった海底を元に戻せるというような技術でも持っているのでしょうか。

こんな状態であるならば、解散総選挙になったとしても、作業員たちは作業を強行し続け、自然を痛めつけ続け、人々の心をズタズタに引き裂いて行くことをやめないでしょう。何故なら「お金をもらっているから」「やらないと沖縄防衛局がお金をくれないから」ぐらいの理由か、もしくは自民党の不祥事を「小島さん」さながらに「そんなの関係ねぇ」という感じなのかもしれません。もちろん良い悪いを「抜きに」すれば、自然破壊であったとしても「仕事」ならば続けるのが当たり前と言えないこともありません。戦争を仕事にしている人がいるぐらいですから、「そんなのと同レベル」と考えればあり得る話なのでしょう。それでも自然破壊をやめないことに対して世界中から非難の声でもあがって来れば、政府は今度は作業員たちをスケープゴートにすれば「それで済む話」です。

どうも最近、溜め息ばかり出ます。

「沖縄タイムス・10/29社説」
[「再編合意」から2年]機能強化だけが目立つ

「琉球朝日放送(QAB)・10/29」
守屋前防衛事務次官 下地衆議院らと沖縄でゴルフ

10/28夜までの情報です。辺野古では、今日も作業船が出て、ソナー引き揚げ、目視調査などが行われたようです。こちらは監視行動を行ないました。相次ぐソナーの引き揚げ事態は喜ぶべきことと思われがちですが、作業を中止するために機器を撤収しているわけではありません。機器引き揚げの理由はメンテナンスやバッテリー交換がメインだと思われます。ソナー自体もなかなか重量のある機械なのですが、再設置の場合などプロのダイバーたちの手早い作業に阻止行動がついて行けないのが実情です。その結果目視での監視行動などが行なわれているのです。しかしどんな機器がどんな状態で設置されているかをしっかりと把握しておくことは、阻止行動全体としてはとても大切なデータとなります。またプロのダイバーに負けないように完全装備で対抗するというのも一つの手ではありますが、こちらが完全武装のような状態になってしまうのも本末転倒です。辺野古の阻止行動は普通の住民たちが出来る限りの力を尽くして作業員たちに作業の愚かさを伝えるためにもやっているのです。辺野古の皆は、いつか作業員たちと酒を酌み交わせる関係を作りたいと言い、だからこそ徹底非暴力で平和を誠実に伝え続けているに過ぎないのです。皆当たり前の人間として生きて行くために辺野古に居続けているのです。私は実に素朴な人間の生が辺野古では見られると感じています。出来ることは沢山あります。是非辺野古の地に立ってみてください。平和を求める心が1人でも多く集まれば、その分だけ世界は平和になって行くと信じています。

さて、教科書検定問題で教科書会社や執筆者たちも動き出していますが、現段階では検定撤回という声は政府からは聞かれません。それでなくても検定委員会に散々政治的介入をしておいて、しかもつくる会の思うままに操作されて来たにもかかわらず、検定結果後に言い出したことは「検定に政治は介入出来ない」という原則論だったのです。この手法がまかり通るのならば、要は検定をやったもん勝ちということなのでしょうか。教科書はいつからそんな杜撰な管理体制の元におかれているのでしょうか。

政府に苦言を呈するのは、日本が嫌いだからではありません。皆と同じように私は日本を愛しています。以前日本の戦争責任の議論をしていた時に「そんなに日本を責めるなら、そんなに日本が嫌いなら日本から出て行ったらいい」と暴言を吐かれたことがあります。自虐史観という言葉で表される誤解です。日本が本当に嫌いなら、私はこんなブログ書き続けてはいません。しかし成熟した国は、しっかりとした謝罪の上に、二度と過ちを繰り返すまいという強い信念と責任感を持ってこそその存在意義があると思うのです。それでこそ本当の強さを持った国になると思うのです。

経済大国という事態に胡座をかき、人の揚げ足取りと受け売りの陳腐な論に終始している知ったかぶりの方々こそ、もう少し自分の国のことを真剣に考えていただきたい。心底そう思います。

「沖縄タイムス・10/28」
「軍の強制」明記/執筆者坂本氏 申請へ

協議いまだ視界不良/米軍再編「中間報告」から2年

「沖縄タイムス・10/28社説」
[普天間移設協]政府の強行姿勢が問題だ

「琉球新報・10/28社説」
県民大会1ヵ月 あくまで検定意見の撤回を

「琉球朝日放送(QAB)・10/28」
「集団自決」記述 訂正申請へ

「東京新聞・10/28」
決定過程の公表を検討 石破氏、普天間移設問題で

流れに抗して

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10/27夜までの情報です。今日は辺野古漁港からチャーター船が3隻でて、汀間(てぃーま)漁港からの船と合流し作業が強行されました。そして昨日に引き続き今日もまたパッシブソナー9機が引き揚げられました。作業は午前中で終了したようです。昨日の分と合わせると、確認数が全部であるならば計17機のパッシブソナーが引き揚げられたことになります。データ収集かメンテナンスか目的は不明です。台風回避ということでもないわけですから、このまま上げっぱなしということはないと思います。ソナーの調査終了でないとしたならば、やはり近々再設置が強行されるのではないかと思います。またリーフ口の所のカメラの再設置もまだ行なわれていませんので、警戒態勢は引き続き維持されます。陸上の座り込みも手薄にならないように、時間を作って駆けつけてください。

嘉手納基地を含めて露骨な軍事訓練を見せつけ、住民の不安を煽るような事態ばかり引き起こしている米軍は、いったい何の意図を持って愚行を繰り返すのでしょうか。タイムスがすっぱ抜けるほどの場所で訓練を見せつけるということは、見えない場所で繰り返されている訓練が数えきれないぐらい行なわれていることをも意味すると思います。手の内を明かせない訓練と、見せつける訓練とがあるのは軍隊の鉄則なのでしょうが、度が過ぎていると考えているのは私だけではないと思います。

辺野古に造ろうとしている新基地の姿が段々見え始めていますが、滑走路と船の接岸帯を併せ持つ施設を造ろうとしているのですから、装弾場などあるのは当たり前の話です。また、オスブレイの話は聞いていなかったとか、ヘリだけの利用だと思っていたとか、そんなわけあるはずがありません。普天間を見ればF18ホーネットも離発着していますし、飛行ルートを変えたと言いつつ墜落した物と同型のヘリが住宅地上空で旋回を繰り返していますし、出来てしまえば造ったもの勝ちになることは誰もが分かっているはずです。V字案も然り、進入路、離陸路限定も然りです。米軍は、V字など「都合の良い滑走路が2本ある」ぐらいにしか思っていないはずです。日本政府の沿岸案よりも沖縄が出している沖合案の方が米軍にとっては都合が良いはずです。その分広くなるわけですし、「沖縄に譲歩した」という切り札として「日米合意の沿岸案ではなく、『沖縄がわざわざ提示してくれている沖合案』に変更しました」という言葉が出て来るのは時間の問題だと思います。それさえ飲めば、仲井眞さんはゴーサインを出すわけです。何という不安定な状況でしょうか。

辺野古や高江の阻止行動や、全国で展開されている新基地建設反対の行動は、「基地そのものを認めない」という力強い意志によるものです。人間皆違うということは豊かなことではありますが、その人の教育環境や存在している場所、立場などの違いで全く歩み寄れない事態はやはり悲しいものです。そんな中で人間は一致点を見つけては共に生きようと努力を繰り返して行くのです。しかしその一致点は双方が譲り合って見いだしたものでなければなりません。新基地建設によって新しい軍事基地が出来上がってしまったならば、それはもう既に一致点とはならないのです。しかも基地の存在意義は「人殺しの道具の集約点」でしかないわけですから、そんなものを一致点にするわけにはいきません。県や名護市は基地建設ということでは米軍と一致点を見いだしているわけですから、やはりそれは私たちの思いとは全く逆であると言わざるを得ません。

正に一方的に沖縄に負担を強いて来た歴史の中で、現在の沖縄は余程のことがない限り「なぜ」「どうして」という問いかけがしにくい場になっています。そんな中で「なぜ」「どうして」と体を張って問い続けているのが辺野古であり、高江であり、泡瀬の人たちであり、宜野湾市民であり、嘉手納の周辺住民たちなんだと思います。特に辺野古と高江の人たちの存在が隠されようとしている流れの中で、私たち日本人はその流れを押し戻すぐらいの気持を持たなければならないと思います。日本全国で、とにかく様々な方法を工夫して力を尽くしましょう。

「沖縄タイムス・10/27」
不審機を想定か 小銃で囲み制圧/嘉手納基地で有事訓練

「沖縄タイムス・10/27社説」
[レンジ16共同使用]負担軽減は口先だけか

「琉球新報・10/27」
普天間代替装弾場、海側に建設 戦闘機配備は否定

「市民メディアJANJAN・10/27」
「沖縄」はなぜ歪曲、攻撃されるのか

「時事通信・10/27」
石破防衛相の問責案検討も=秋山元次官の喚問要求-山岡氏

思いやり予算減額で協議を加速=日米

10/26の情報

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10/26夜までの情報です。まず、明日27日のデモ行動の案内を再度載せます。台風の影響が心配されますが、東京の方々は是非駆けつけてください。

「辺野古への基地建設・高江へのヘリパッド建設を許さない!10・27緊急デモ」
日  時:10月27日(土)17:00集合 17:30出発
場  所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1-12-6)
     銀座線「京橋」駅/有楽町線「銀座一丁目」駅/
     都営浅草線「宝町」駅から徒歩5分
主  催:辺野古への基地建設を許さない実行委員会
     沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
     市民のひろば

・デモ行動のビラ(PDFファイル)


さて、今日の辺野古では昨日同様10隻程度の作業船が出て作業を強行しました。こちらは船1隻、ゴムボート1艇で追跡、監視行動をしていました。作業船はパッシブソナー8機が引き揚げて回収した模様です。単なる移動ではないと思いますので、メンテナンスのためかも知れません。もしくは故障したものを引き揚げた可能性もあります。理由は不明ですが、メンテナンスのためだとしたならば、また再設置が考えられます。。阻止行動は引き続き警戒していきます。また、台風20号が発生し、少しうねりが出る予報は出ていますが、沖縄への影響は少なそうです。関東を少しかすめる感じで進むようです。

さて、昨日の報道でもあるように「普天間移設協議会」が来月上旬、11/6か11/7のあたりに首相官邸で開かれるようです。米国防相のゲイツさんの来日、その後の福田さん訪米、その前にどの程度「沖縄を丸め込み、政府案を堅持するか」というあたりが鍵となる会議だと思います。地元との協議は大切だといいつつ、防衛「省」が譲歩するはずもありません。しかもその譲歩は「基地建設」という枠組み内での微調整に過ぎません。依然として防衛「省」は沖縄に対して譲歩するつもりなど毛頭無いらしく、今回の移設協議会も他が集まるなら仕方なく出席するという態度です。ただこの協議会の長が官房長官になるようなので、やはり官邸主導でことを進めるということになるのでしょうか。少なくとも首相が「今沖縄はどうなっているのか」という質問をすることは無くなりそうです。それでもどの部署がメインで事を進めるかという主導権争いが前面に押し出されそうな予感もありますので、「地元抜き」体質はあまり改善されそうもありません。防衛「省」はいま守屋さんの事件で少し対応に追われていますので、それがおさまったら石破さんの地元説得工作が開始されるのでしょうか。

解散総選挙がいつになるのか、米大統領選の影響はどの程度出るのか、ジュゴン裁判に対してアメリカ政府は辺野古に対してどういう態度を取るのか、読みにくい状況が来年に渡って続きそうです。ただ少なくとも世界中の環境保護団体などからの圧力は日本政府にかけられてくるかもしれませんし、当のアメリカからも環境保護優先の指示が出てくるかもしれません。しかし、もし辺野古の新基地建設が白紙撤回になったとしても、高江の強化や下地島空港の軍事利用などの事態になったならば意味がせありません。普天間飛行場の無条件返還を「とりあえず」勝ち取ることが私たちに課せられた責任です。とにかく現時点では少なくとも「新しい基地建設」などという世界的にみても時代に逆行するような愚行を止めなければなりません。

「沖縄タイムス・10/26」
普天間代替に弾薬搭載場/防衛局長、設置認める

普天間協/官房長官に主宰変更

「琉球朝日放送(QAB)・10/26」
岸田大臣 政府の基本は変えない

10/25の情報

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10/25夜までの情報です。昨日同様今日は10隻ほどの作業船が出て、5船団に分かれてサテライト調査を行ないました。直線上の海底状況を調べるライン調査と、枠などを置いて局所的に生物や珊瑚の状況を調べるスポット調査を合わせてサテライト調査というようです。阻止行動は14名の阻止行動メンバーが船2隻に分散して乗り込み、海上及び海底の監視活動を展開しました。

さて、キャンプハンセン、嘉手納基地、キャンプキンザーなどで訓練や新訓練施設についての抗議行動など、すこし米軍基地の動きが慌ただしくなってきています。また自衛隊とのリンクも強まって来ているようです。先日はオーストラリア空軍の戦闘機が自衛隊那覇基地(那覇空港は軍民共同使用)に降り立つなど、太平洋地域での動きがまた何かあるのかもしれません。ミャンマー(ビルマ)への介入があるのか、朝鮮民主主義人民共和国への何らかの介入があるのか、パキスタンで続く混乱への介入なのか、以前より不安定さが増したアフガニスタンの動きに警戒してなのか、いずれにしても沖縄の米軍の動きを見ていると、どこかで何かがあったのではないかという警戒をどうしても強めてしまうのです。もっともアフガニスタンは、軍事的衝突よりも、大干ばつで農民たちが次々難民になっていることの方が国家的深刻な事態のようですが。

それからとうとう名前が出てきました。守屋さんの問題に久間さんの名前も出てきました。しかし二人とももう防衛「省」の人間ではありません。実に上手くスケープゴートにしたものです。福田さんの知恵でしょうか。しかし守屋さん、久間さんの名前が挙がっているということは、防衛「省」内部の組織的関わりが無いということは殆ど考えられない事態だと思います。現職の幹部たちの中にも何人が関わりがある人たちがいるはずです。そのあたりは追求されないのでしょうか。

最後に今月27日のデモ行動の案内を載せます。東京の方々は是非ご参加ください。

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「辺野古への基地建設・高江へのヘリパッド建設を許さない!10・27緊急デモ」

詳細は以下のページをご覧ください。
辺野古への基地建設を許さない実行委員会

デモ行動のビラ(PDFファイル)

「TAKAE 高江」
やんばるの自然に恵まれた高江では、米軍ヘリパッド6カ所の建設が強行されています。一番民家に近いヘリパッドは民家からわずか400m。しかも、事故の多い新型機「オスプレイ」の配備がもくろまれています。

「HENOKO 辺野古」
天然記念物ジュゴンの棲む海、辺野古沿岸にV字型の滑走路を持つ巨大な米軍基地が造られようとしています。国側は海上自衛隊の掃海母艦を出動させ、県や名護市の同意を得ずにアセスメントを強行しました。

集会名称:辺野古への基地建設・高江へのヘリパッド建設を許さない!
     10・27緊急デモ
日  時:10月27日(土)17:00集合 17:30出発
場  所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1-12-6)
     銀座線「京橋」駅/有楽町線「銀座一丁目」駅/
     都営浅草線「宝町」駅から徒歩5分
主  催:辺野古への基地建設を許さない実行委員会
     沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)
     市民のひろば(03-5275-5989)

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「沖縄タイムス・10/25」
調査官と審議委員 半数、「つくる会」と関係

普天間協 来月前半に/開催方針 政府固める

「琉球新報・10/25社説」
普天間代替施設 計画隠しまだあるのでは

「東京新聞・10/25」
久間元防衛相も飲食接待 山田洋行元専務らから

10/24の情報

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10/24夜までの情報です。今日は10隻ぐらいの作業船が、珊瑚のスポット調査を行っていました。阻止行動はゴムボート2隻で海上監視と、作業ダイバーに張り付いて潜りながら監視活動を行いました。作業海域の深度にもよりますが、タンクを背負って何度も潜るというのは普通のスキューバダイビングではあり得ません。5m以内ぐらいの場所ならば何度も潜っても大丈夫とされていますが、それよりも深いと減圧症の危険や、将来的にダイバーを襲う後遺症が心配されます。作業ダイバー、阻止行動共に厳しい状態になっていると思われます。タンクを背負わなければ、それはそれで体力の消耗も激しいと思います。一日も早くこんな強行作業を中止すべきです。

さて、仲井眞さんが意見書を出すということで、アセスに対する受け入れ保留としていたものが解除されたという報道がなされています。こんなことは政府は最初から狙っていたことで、なし崩し的な強硬策はこうした形で功を奏するということをしっかりと把握した上で方法書閲覧強行などに踏み切ったと思われます。それがいかにも「もう時間がない」「やむを得ない」などという切羽詰まった状況のように見せかけて来たのです。石破さんの「沖縄に譲歩すべきでない」という暴言の方がよほど正直です。

ジュゴン裁判の経過報告が集会という形で開かれましたが、今まで不明であったことがだいぶ明らかにはなってきました。陸上のアセスも同時進行すべきという勧告がアメリカから出ていることや、軍港としての機能を併せ持つ基地建設であることなど、以前から言い続けて来たことも明らかになっています。200数十メートルの船着き場ですと空母などの大型艦船の寄港は難しいかもしれません。例えば空母ジョージワシントンだと333メートルです。しかしイージス艦クラスの戦艦であれば160m強の船長ですから十分対応出来る長さの船着き場でしょう。当然潜水艦も十分対応出来ると思われます。大浦湾は「そのための」深さを備えた湾なのです。山内徳信さんが再三再四警告して来たことでもあります。政府はこんな事実はひた隠しにして来たのです。

いずれにしても、今すぐに辺野古への環境破壊行為が中止されることはなさそうです。政治的に正式な形で中止という形にならないと作業強行は止まりません。ジュゴン裁判にしても判決は来年を待たなければなりません。それで日本がどう動くのかは分かりませんが、ひとまず11月の福田さんの訪米に注目しなければならないと思います。

今回のジュゴン裁判の結果を受けて明らかになったことは、大体以下の通りです。

・艦船の寄港に使用されると見られる240mの岸壁の存在
・アセスの陸上域希少生物の調査をするようにとの勧告
・米からの陸上域も含めた騒音分布図の開示要求
・アセス方法書では示されていなかった、具体的な工程表
・弾薬装備施設の存在

「沖縄タイムス・10/24」
米が陸上調査勧告/「普天間」アセス

知事、アセス保留解除/普天間代替

「沖縄タイムス・10/24社説」
[住民意見送付]手続き強引過ぎないか

「琉球新報・10/24」
知事、環境厳しく指摘へ 普天間代替アセス

普天間代替 米が大型岸壁、戦闘機装弾場を要求

「琉球新報・10/24社説」
辺野古アセス 独断専行は理解得られない

10/23の情報

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10/23夜までの情報です。今日は情報アップが遅れてしまったので、リンク記事と文章は短めに終えます。

今日は作業船12隻3班が大浦湾を中心に海底に枠を置いての生物調査を行っていました。阻止行動はゴムボート、船にメンバーが乗り、いつでもカヌーに移れるように空のカヌーを曳いて監視行動を行っていました。体力を消耗する阻止行動になっています。

さて仲井眞さんがアセス方法書の受け入れを表明してしまいまして、今後どのような手法で沖縄を巻き込んで行くのか、要警戒です。結局国の主導で事を進めれば仲井眞さんは折れるということを知っているのです。要は1人の県知事として国に認めてもらっていないということです。仲井眞さん、それでいいのですか。沖縄防衛局に馬鹿にされているのですよ。

「沖縄タイムス・10/23」
意見大半 撤回を要求/「普天間」アセス

「北部振興を推進」/岸田沖縄相が所信表明

「琉球朝日放送(QAB)・10/23」
沖縄防衛局 県へ住民意見書送付

新基地に200m埠頭求める

方法書受け入れも国に不満

沖縄防衛局愚かなり

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10/22夜までの情報です。昨日の書き込みのお詫びを再度載せます。

昨日21日の基地建設阻止で、広島レイプ事件への人権侵害発言について取り上げましたが、発言者の「広島県知事」を「岩国市長」と間違えて書き込んでしまいました。すでにお詫びして訂正してありますが、勘違いでは済まされない問題です。申し訳ありませんでした。

さて、今日の辺野古では全部で20隻の船が作業強行を展開していました。海洋観測機器の撤収と、海底に枠を置いて生物調査が行なわれ、新たな機器設置は無かったようです。阻止行動はゴムボート2艇、カヌー6艇で監視行動を行ないました。

ここで、集会の案内を一つ載せておきます。開催は明日です。
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「ジュゴン訴訟」報告会
日時:10月23日(火) 18:30から
場所:名護市港区公民館(名護市港2-8-7)

9月にサンフランシスコでの最終弁論に参加してきた、真喜志好一さん、吉川秀樹さん、東恩納琢磨さんの3名が報告をします。裁判を通して入手した重要な資料の紹介などが行われると思います。時間のある方は是非ご参加ください。

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もう一つ案内です。「やんばる東村・高江の現状」で拠点となるブロッコリーハウス完成の様子がブログにアップされています。
祝!ブロッコリーハウス完成!!


さてさて、国会の動きがなかなか把握出来ません。守屋さんの証人喚問は実現しそうですが、野党がどこまで真相を追求できるか、これもまた甚だ頼り無いの一言です。海上自衛隊による給油活動の偽装や改ざん、隠蔽工作なども本当はもっと追求しなければならない事態だと思います。石破さんは困難にのんびりしていられないはずなのですが、どうもまどろっこしいネチネチとした物言いで記者団や野党からの追及をかわし続けています。

いずれにしても、11月の米国防相のゲイツさん来日、その後の福田さんの訪米と、絶対にそのあたりまでに何かしらの動きがあるはずです。沖縄防衛局の動きもこれまたよく読めないので、何だか淡々と理由の分からない作業を続けています。そろそろカメラ再設置に向けての大型船の動きなどがあるかもしれませんが、阻止行動をあざ笑うかのような大船団で税金の無駄遣いを続ける作業船といい、このまま環境アセスメントまでなし崩し的に既成事実の積み上げを続けるつもりでしょうか。沖縄防衛局の体質の問題かもしれませんが、いったい何のために、誰のために彼らは働いているのでしようか。辺野古や高江の阻止行動を「一部住民の抵抗」程度に理解しているとしたならば、後で手痛いしっぺ返しを食らうことになると思います。

米大統領選挙、衆議院解散総選挙、それによって風向きが変わって来る可能性もあります。それでも新基地建設の白紙撤回の言葉がない限り、沖縄防衛局は意味のない作業を延々と続けるでしょう。それが「仕事だ」と信じ込んでいるのですから手に負えません。世界から嘲笑されていたとしても、「それこそが仕事」だと信じているというのは、愚かさを通り越して、号泣したくなるぐらい悲しい姿を曝しているのだということに早く気がついて欲しいと思います。

「琉球新報・10/22」
寄せ書き、県民ぐるみで 「1人はがき1枚運動」協力呼び掛け

「琉球朝日放送(QAB)・10/22」
米軍 嘉手納基地で即応訓練

「琉球放送(RBC)・10/22」
防衛省 アセス住民意見概要を県に提出

(訂正版)10/21の情報

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広島のレイプ事件に対する人権侵害発言の当事者を、昨日間違えてしまいました。訂正してお詫びします。昨日までの情報では「岩国市長」と書きましたが、「広島県知事」が発言したものでした。申し訳ありませんでした。

「中国新聞・10/21」
藤田知事発言に非難の声

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10/21夜までの情報です。今日は作業強行はありませんでした。明日以降も警戒態勢は続きます。座り込みも阻止行動共に継続中です。

さて守屋さんの事件から、防衛「省」の隠蔽体質まで含めて表沙汰になってきました。守屋さん自身の証人喚問はもちろん実施されるでしょうが、石破さんも無関係ではいられないかもしれません。場合によっては、久間さん、小池さんあたりも引っ張り出されることも考えられます。

公明党の委員長は守屋さんに配慮してか、「民間人の方なので証人喚問は慎重に」などと物凄く面白い発言をしています。守屋さんが辞任してから問題が明らかになる理由はもしかするとこんなところにあったのかもしれません。いずれにしても、つい先日まで防衛次官だった人の問題を問うのに、「民間人」などという滑稽な言い回しが通用するはずもありません。しかも守屋さんは防衛「省」を影で牛耳っていた人です。公明党はその影響力を恐れているのでしょうか。

それから、広島県知事が人権侵害にもあたると思われる発言をしました。それに対して「県知事が言うこともよくわかる。被害者もそんな目に遭いたくなかったらそんなとこに行かなければ良かったのに」という一般の人の言葉も耳にしました。日本人の大好きな「自己責任」という言葉の登場です。ファンファーレでも付けたら格好がつくでしょうか。

「米兵がいるところを夜中の三時にうろつかない方が良い」というニュアンスのことを県知事は言いましたが、広島は「紛争地帯で渡航禁止になっているようなところ」ではありません。(もちろん渡航禁止になっている国でも人は住んでいますし、支援しているNGOや民間人は沢山います)

今回レイプ被害に遭った女性もリスクを承知で行っているわけではないでしょう。ましてや自己防衛出来なかったことが悪いというような言い方は大問題です。何故なら普通は夜中の三時に出歩いていたとしてもレイプなんかされないのです。もちろん米軍の綱紀粛正という問題でもありません。米軍という存在自体が、軍隊という存在自体が、根本的に問題なのです。戦争の場ではレイプ事件は多発します。どんな場所であっても、必然的と言っても良いぐらい性暴力事件は起こっていますし、泣き寝入りさせられている女性は数知れません。以前日本ではアジア買春ツアーという非人道的なものもありましたが、基地、軍隊、戦争の場では弱い立場に追いやられている人たちが犠牲になるという構造が出来上がっているのです。

「危ない場所に行かないように」という学校の注意事項のような問題ではありません。発言した本人は県知事です。自己防衛を全く念頭に置く必要は無いというわけではありませんが、そもそも基地が無ければ起こり得ない犯罪であるということを忘れてもらっては困ります。住民に「自己防衛を」「注意を」という緊張を強いる事態こそが異常なのです。県知事はそのことをしっかりと自覚して、「自己責任」に於いて基地問題に対応して欲しいと思います。

さてメディアリンクは今日は特にありませんが、昨日の沖縄タイムスの記事でネット上に流れなかったものを一つリンクします。全文書き写しです。新聞記事そのものであるので、この場から他への転載は禁止です。

(沖縄タイムス・10/20)
「政府内の調整・官邸が主導ヘ」知事らの要請後押し

 町村信孝官房長官の呼び掛けで、米軍普天間飛行場の移設をめぐる関係四閣僚会合が十九日、聞かれた。移設作業は防衛省が主導権を握って進めてきたが、移設協議会は一月以降開かれず、県は環境影響評価(アセスメント)方法書の受け取りを保留。地元との合意形成が進まず、協議は停滞している。こうした現状を問題視した首相官邸が、政府内の調整に本腰を入れ始めた格好だ。内開府は「潮目が変わった」と歓迎するが、防衛省は「膠
着の責任は沖縄にある。政府の対応を変えるべきではない」と冷ややかに見ている。  

「県への対応に温度差」
 官邸が動いた背景には、十一月の福田康夫首相の訪米時に、米軍再編の象徴である普天間移設の膠着をブッシュ米大統領に露呈することを避けたいとの一部の意向が働いたことにある。仲井眞弘多知事や複数の県選出国会議員の官邸などへの働き掛けも後押しした。
 
「白紙を懸念」
 仲井眞知事は九日に町村官房長官を訪ねた際に、失言などで防衛相の交代が激しいことを指摘しつつ「官邸主導で話をまとめてほしい」と求めた。
 年内にもささやかれる衆院の解散総選挙や米大統領選の桔果次第では、日米両政府の合意が白紙になりかねないとの懸念も伝えたもようだ。
 十一日には、嘉数知覧衆院議員(自民)が官邸に姿を見せている。
 表向きは、週明けに上京予定の教科書検定に関する要請団と大野松茂官房副長官との面談調整だったが、嘉数氏にはもう一つの目的があった。「このまま膠着状態が続くのは、国にも地元にも良くない。事態打開のため、官邸が(協議の)中に入ってほしい」
 官房長官室で町村官房長官と向き合った嘉数氏は、普天間協議を官邸が主導するよう求めた。
 訴えに耳を傾けていた町村氏は「検討してみよう。福田首相にも伝える」と引き取った。
 十五日以降、官邸は坂篤郎官房副長官補、二橋正弘官房副長官が関係省庁の担当者を呼び、十八日には町村氏が関係省庁の局長クラスから現状を聞いた。
 出席者によると、町村氏は防衛省に「北部振興策を止めるのはいいが、出口戦略はあるのか」、内開府には「地元とどんな協議をしてきたんだ」、外務省にも「福田首相の訪米を乗り切れるのか」と叱責し、いら立ちを隠さなかったという。

「主導権争い」
 こうして迎えた十九日早朝、町村氏は国会内で石破茂防衛相、高村正彦外相、岸田文雄沖縄担当相と顔を合わせ、沖縄との膠着状態について現状認識への説明を求めた。
 岸田氏は「協議会を開いて地元と意見交換することが必要だ」と主張し、福田首相訪米前に開催のめどを付ける必要性を強調。石破氏は「沖縄に譲歩すべきではない」と難色を示したが、高村氏は開催の意義に理解を示した。
 町村氏は「これから密に連絡を取り合い、政府内の調整を進めよう」と呼び掛け、結論を得ないまま会合は約二十分間で終わった。
 会合後の記者会見で、町村氏は「ロードマップ通り事態が着実に進行しているのか、いささか疑問だ」と指摘した。
 会見録を見た内開府幹部は「従来の防衛省主導の協議に官房長官が疑問を呈した」と解釈し、北部振興費の配分を含めて沖縄への配慮が強まることに期待する。
 一方、防衛、外務両省の幹部は「官房長官発言は、今の膠着状態が政見的に正常でないということを指摘しただけだ。北部振興費の配分も岸田氏一人が言ったにすぎない」と一蹴した。
 事態の打開に向けて今後、調整が本格化していくが、官邸の最終判断をめぐって関係府省の主導権争いは激化しそうだ。

・・・・以上。転載不可。

10/20の情報

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10/20夜までの情報です。今日は朝のうちは作業船が出ていないとの報告をしましたが、辺野古より少し北の海域で作業船がウロウロしていたようです。作業していたのかしなかったのか、そのあたりは不明です。

新聞ではやはり守屋さんと軍需産業の癒着が大きく取り上げられています。防衛「省」の責任ではなく、守屋さん個人の責任に集約されて行ってしまう気もします。辺野古での違法な事前調査入札の時は癒着はなかったのでしょうか。

来月いよいよ米国防長官のゲイツさんが来日することになりそうです。どのような調整がなされるのか注目していなければなりません。そのあと福田さんが訪米するので、ブッシュさんとの会談の時にどうしても「手みやげ」が欲しいところでしょう。福田さんもブッシュさんも在任期間はもうそんなに長くない気もしますが・・・。

現在新基地建設の問題が硬直しているのは、「造るか」「造らないか」という次元での話ではなく、「沖合か」「沿岸か」という「造ること」を大前提とした上でのいわば微調整の問題です。オスプレイ配備の問題もメディアでは批判の声が相次いでいますが、ならばオスプレイ配備が運用計画に明記されていたならば基地建設オーケーなのでしょうか。もしくはオスプレイが配備されなければオーケーなのでしょうか。住宅地上空を絶対飛ばなければオーケーなのでしょうか。それら全て「新基地建設ありき」の議論なのではないでしょうか。どうして誰も「造るか造らないか」という大元に立ち戻ることが出来ないのでしょうか。ともすれば私たちの議論も、メディア報道も「新基地建設」を前提としている時があります。要注意だと思います。

それから「やんばる東村・高江の現状」で、グァム・チャモロのデビー・キナータさんが高江と辺野古を来訪したときの報告が写真入りで丁寧にアップされています。以下に記事の個別アドレスをリンクさせておきます。非常に良いレポートだと思いますので。是非お読みください。グアムの方々の「Enough!」、もう十分だという声は高江と辺野古としっかりとリンクしています。

Enough!


「沖縄タイムス・10/20」
落下傘訓練 再び強行/嘉手納基地で米軍

着地失敗 不安あおる/「事故怖い」住民怒り

「琉球新報・10/20」
「自決」強制証言を紹介 米・ワシントンポスト紙

「住宅上空飛行は当然」 訓練で防衛省局長

「時事通信・10/20」
米国防長官、来月上旬訪日へ=給油中断で早期再開要請

「東京新聞・10/20社説」
前次官のゴルフ 軍産癒着の徹底究明を

10/19の情報

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10/19夜までの情報です。今日も作業船団が作業を強行しました。3船団6隻で、辺野古より少し南の海域でライン調査が行われたようです。阻止行動はゴムボート2艇、カヌー3艇で監視行動を行い、15:00ごろライン調査終了と共にゴムボートとカヌー隊も引き揚げました。何をしているのかよくわからない作業というのも非常に問題ですが、沖縄防衛局が「粛々」とアセスの準備を進めているのかと思うと深い憤りを覚えます。環境の専門家でさえ意味が分からない環境調査というものがどうしてこうも罷り通っているのでしょうか。しかも税金で何十億ものお金が支払われているのです。また確認されている調査内容も確たる実績のない機器ばかり設置していて、世界一杜撰な環境調査と言ってもいいと思います。作業を受けている会社の体質も絶対に問われると思います。作業員たちもしかり、とあえて言っておきましょう。

アメリカはそれでもきっちり2014年にオスプレイをシュワブ沖の「基地」に配備すると明言しています。言い訳に継ぐ言い訳、偽りに継ぐ偽りで国民を騙し続けて来た日本政府だからこそ、世界的に大非難を浴びているアメリカ軍支援を続けられるのでしょう。政治家の方々に対してよほどの利権が舞い込むのでしょう。今の政治家の方々は基地を造ってしまって、あとは知らないという態度を取っていたとしても、そんなに先の長い人生ではないですからどうでもいいことなのでしょう。自分だけ良ければそれで良いという態度は許せません。日本の将来のことを真剣に考えているのならば、今日本が進もうとしている方向と180度正反対に向かわなければならないと思います。しかし騙されている国民に支えられた現政権は、坂道を転がるボールのように落ちて行くところまで落ちて行かなければ何も分からないのでしょうか。坂の下から坂の上を見上げた時に過ちに気がついて、そこからまた坂道を上って行くのは大変な犠牲を強いることになるでしょう。

さて、沖縄に対して強行姿勢を貫いていた防衛「省」の元事務次官の守屋さんの不正が明らかになってきました。自衛隊関連の仕事で33億もの利益を得ていた会社からの接待を受け続けていたというのです。その会社が例えば守屋さんに1,000万近くつぎ込んでいたとしても、その330倍もの見返りがあるわけですから安いものです。こういうのを癒着というのでしょうが、守屋さんならさもありなんです。小池さんは守屋さんを辞任に追い込みましたが、不正疑惑も含めて「総合的に判断して」という言葉でインタビューに答えていました。やはり小池さんは総理大臣の座を狙っているのでしょうか。それにしても、こういう不正が「現職中」に出て来ない不思議さは本当に理解に苦しみます。

それから、岩国で米兵による卑劣な人権侵害が起こりました。普段から地元の商店街の人たちは、大声を上げて酔って歩くなど傍若無人に振る舞う米兵に対して恐怖を抱いていていたといいます。岩国ではここ5年ほどの間に米兵による犯罪が40件あり、41名が逮捕されています。逮捕されないケースや見えないところでの犯罪を含めるとその数倍はあるはずと言われています。沖縄はそれよりももっと厳しい状況下にあります。「普段から米兵には注意することが大切」という声も聞きますが、そんな生活を住民に強いるのが本当に正しい在り方でしょうか。「基地が無ければ」起こり得ない犯罪なのです。もちろん全米兵が犯罪者であるとは言えませんが、「基地がある」という構造を日本人は根本的に問うて行かなければならないと思います。

基地がある故に「騒音は我慢する」「事故は起きないように願う」「米兵には自粛を促す」など、全く余計な負担を強いられているのです。新基地が出来れば沖縄にまたそういう尋常ではない場所が増えるということなのです。「辺野古や高江は人口が少ないから」という見えない意識が日本人のなかに働いてはいないでしょうか。私たちは自分の胸に手を当てて深く深く問わなければならないと思います。

「沖縄タイムス・10/19」
オスプレイ2014年県内配備

民間上空飛行を防衛局長が明言/普天間代替

地元抗議無視 午後にも強行/米軍パラ訓

「琉球新報・10/19社説」
米兵降下訓練 県民無視の例外認められぬ

「琉球朝日放送(QAB)・10/19」
訓練強行に地元の反発必至

「朝日新聞・10/19」
岩国基地の米兵4人、19歳女性を集団強姦の疑い 広島

守屋・前防衛次官、偽名ゴルフ 特定業者と頻繁に

ソナー設置強行

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10/18夜までの情報です。昨日の予測通り今日は朝5:00からチャーター船4隻が辺野古漁港から出港しました。何度もお知らせしていますが、日の出前の作業はジュゴンへの影響が心配されます。生態系に一番ダメージを与え続けている環境調査というものはそもそもあり得るのでしょうか。

今日は作業船3船団6隻、こちらはゴムボート2艇、カヌー7艇で対応しましたが、パッシブソナー4個を再設置されてしまいました。各ポイントに散って阻止行動を展開していましたが、それをすり抜けて機器設置されたようです。作業員が暴力的に出てくる場面もあったようです。今後引き続き機器補強などの作業があるかもしれませんし、カメラ設置のための大型クレーン船「不知火」がやって来ることも考えられます。状況は、はっきり言って厳しいものです。

高江も1月半ぶりに動きが出てきました。業者がユンボの点検ということで敷地内に入って行ったそうです。高江は広範囲の上に人数も少なく、各ゲート1人ということもあります。強制集団死が起こった沖縄戦と、現在強行されようとしている新基地建設は「全く違う事態」なのでしょうか。先日集まった11万人の熱気は、再び繰り返されようとしている「新たなる沖縄戦」を容認しようとでもいうのでしょうか。

嘉手納ではまたもパラシュート訓練が強行されようとしていて、泡瀬干潟では専門家がいくら言っても計画が改まる様子はありません。それはそのまま辺野古の状況と合致します。国会では給油新法が与党から出されます。衆議院では当然通るでしょうが、参議院で否決されます。しかし衆議院の優越がありますから、それが衆議院に差し戻されて再可決されるでしょう。もちろんこればかりやっていると国民の信頼を完全に失います。小泉さんの時の郵政民営化法案は参議院で否決された時点で解散総選挙という乱暴な手法に出ました。福田さんが小泉さんと同じ方法を取るとは思えませんので、多分衆議院で2/3の票を集めての再可決をはかるり、参議院はそれに対して問責決議などの手法で対抗するでしょう。そこで解散総選挙となるかもしれません。その時すでに可決されている給油新法が発動されてしまっていれば、アメリカに対する「ご奉仕」は継続されるという形になっているのかもしれません。政治の仕組みはなかなか難しいので、少し調べてみなければなりませんが、またも国会で大きなことが起こってしまうと、増々辺野古や高江は置き去りにされたままになります。

教科書検定が「正しい表記」に変えられたとしたならば、とりあえず「やり遂げた」という喜びの元で、米軍再編法案に対しての抗議の声がまた小さくなる恐れもあります。教科書検定撤回は全く当たり前の話で、元に戻されたからといって、それが沖縄の現実に対する対処にはあまりならないようにも思えます。むしろ現在は劇的に辺野古や高江から国民どころか県民の目まで逸らされてしまっているので、検定撤回で満足感を得た仲井眞さんが、今後どんな態度に出て来るのか非常に心配です。それでなくても普天間の土地の強制使用が継続されようとしていて、自分の公約が反古にされようとしているのです。これに対してもっと抗議の意志を示すべきです。

沖縄のメディアが辺野古や高江のことに触れないとすると、私たちが得られる情報はごく限られてしまいます。特にそれに対する情勢がつかめないのは困ります。辺野古の阻止行動は確かに「場当たり的」ですが、ある意味とにかく「場当たり」に徹することが求められるのです。緊張の繰り返しです。それに対して、市や県や国はどう動いて来るのかという情報が必要です。各メディアの方々は是非情報発信をお願いしたいと思います。ボクシングや相撲のどうでもいい話題に何時間も何面も割くのは、はっきり言って世界情勢からの遅れを意味するのではないでしょうか。でも故意にそうすることで、国民を無関心に育てることが目的なのでしょう。メディアには情報発信に対する責任と誇りを取り戻して欲しいと思います。

「沖縄タイムス・10/18」
「軍強制」明記 申請へ/教科書検定

あすパラシュート訓練/嘉手納今年2回目

「琉球新報・10/18」
環境調査の不備指摘 専門家らアセス書に反論

沖縄からの訴え

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10/17夜までの情報です。今日は午前中作業船団が6個のパッシブソナーの設置を強行しようとしました。そのうち1個については設置されてしまいましたが、残りは阻止しています。午後は作業をさせませんでした。作業ダイバー2名に対して、こちらのダイバーが4名いたため止めることが出来たと思います。明日以降どのような形と人数で作業を強行してくるか分かりませんが、沖縄防衛局が作業員たちに対しての監視と締め付けを強化したならば、何人ものダイバーを投入して来るものと思われます。それよりも厳しいのは、現在の阻止行動が沖縄の「一部地域での小競り合い」程度の理解しかされなくて、報道も取り上げず、当然全国紙にも情報が載らないことです。完全に教科書検定問題の陰に隠されています。皆さんの意識を辺野古に集中してください。

沖縄からの必死の声をリンクします。
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辺野古では、機材の再設置に向けた沖縄防衛局の動きがはじまりました。わたし達は、夜明け前、浜に集まり警戒を続けています。県民大会で多くの人の声が結集され、さも沖縄の声が届き始めているような「錯覚」を覚えるかもしれませんが、現実はここにあります。恒常的な殺掠のための訓練、環境の破壊、心の破壊、金、搾取、暴力、貧困・・・。

辺野古に集まってください。みなさんの中から人を送り込んでください。たとえ海に出ることが出来なくても、潜ること、船を漕ぐことが出来なくても、陸上の座り込みに人を結集させてください。陸上で成すべきことは、たくさんあります。わたし達はこれ以上、この海を傷つけたくはありません。仲間が暴力に晒されることも、作業ダイバーや雇われた人々が暴力をふるうところまで追い込まれることも嫌です。また、わたし達が何もしないことで出来てしまった基地のために世界中の人々が殺されることも絶対に認めることは出来ません。

人がいることでそれを止めることができます。あたながいることで止めることができます。どうか辺野古へ集まってください。
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それから、宮古毎日新聞に下地島空港の利用方法を企業に託す案が出ているようで、6つの企業から活用案が出ているようです。そんななか宮古の中では下地島の存在意義なども問う声が出ているようです。ただ今後周りの土地も含めて大規模開発をしたとしても、宮古島に来る人が爆発的に増えるかというとそんなに甘くはないでしょうし、島民のために何か造ったとしてもどこまで活用されるか分かりません。それならば製造業などの企業を誘致して、固定資産税で財政難を乗り切ろうというあたりに落ち着くのかもしれません。ここにもし国が参入して来たとしたならば、軍事利用が島にとっては一番大きな収入になることが島を揺さぶるでしょう。今後の動きに注目しなければなりません。

「沖縄タイムス・10/17」
大会決議堅持 強調/解決まで実行委存続

検定撤回なお「壁」/真実継承へ正念場

「琉球朝日放送(QAB)・10/17」
元文科大臣 軍の命令や強制 当然あった

「宮古毎日新聞・10/17」
下地島空港利活用方針/6企業から企画提案書

「朝日新聞・10/17社説」
集団自決検定ー教科書会社は筋を通せ

10/16の情報

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10/16夜までの情報です。本日は7:30頃、辺野古漁港からチャーター船5隻が出て行きました。10数隻の体制での作業強行だったようです。阻止行動は船1隻、ゴムボート2艇、カヌー5艇で行なわれました。辺野古リーフ内では2隻の作業船がマンタ法によりダイバーを曳航して目視調査を行っていました。残りの船は大浦湾の北側の嘉陽方面から広範囲に渡って散って行ってしまったので確認出来ませんでした。

作業内容を見ていると目的も内容もよくわからないことの繰り返しで、それがかえって「こんな程度で済むはずが無い」という新たなる大量動員の作業強行への懸念があります。しかし恐いのは、作業員たちのやる気の有る無しに関わらず、こんな程度の作業がアリバイとされて「ちゃんとやりました」という既成事実にされてしまうかもしれないことです。そもそも設置強行した調査機器によるデータやその方法さえも公表されていない上に、その機器さえちゃんと作動しているのかも分からないという異常事態であることを、私たちは今一度認識する必要があります。とにかく今の私たちには「止めるための努力」を懸命に続けるしか方法がありません。「応援」は「自分たち」の日本の問題に関わる姿勢としては正しいとは思いませんが、しかし直接阻止行動に参加出来ない人にとっては、「辺野古の現場」に関わるということで言えば「応援」するしかありません。その上で「自分が立っている場」で平和を創り出す行動を自分なりにして行くことが重要です。それもまた「現場」だからです。

さて、東京を訪れている沖縄からの要請行動の面々は小沢さんにも会ったようです。小沢さんは民主党内をまとめて国会で教科書検定の問題を追求すると明言しているようです。しかし片やインド洋での給油活動の停止と共に、ISAFへの自衛隊派遣を明言するなどの不可解な言動が目立っています。多くの人が「これこそ小沢さんの持論だ」と言っているようですが、元々自衛隊を使っての国際活動を要望して来た人だけに、ISAFへの自衛隊派遣など実はさほど驚くほど新しい話ではないと思います。民主党はそもそも合同会派的な党ですし、喜納昌吉さんのように「全ての武器を楽器に」という心を持つ人たちもいれば、自衛隊で世界に名を馳せたいという小沢さんのような人や、危険な危険な前原さんのような人もいます。こんな党がまとまるのかと心配にもなります。

いずれにしても小沢さんの今回の持論の展開はどう見たら良いのでしょうか。どう考えてもISAFへの自衛隊派遣など憲法違反以外何ものでもありません。自民党ですら「何を言い出すんだ」と鬼の首を取ったかのような発言を繰り返す始末です。ということは、小沢さんの持論ではあるけれども、実のところその実現まで漕ぎ着けるとは小沢さん自身思っていないのかもしれません。無理難題をわざと持ち出すことによって、国会討論を激化させて混乱させようという意図でもあるのかも知れません。ただそれは小沢さんの持論なのですから、私たちとは正反対であることだけは確かです。今回の要請団の方々はその小沢さんをどう見たのでしょうか。

それから普天間基地を含む2つの基地の土地の強制使用手続きを沖縄防衛局が始めたようです。QABの報道にもある通り、普天間基地は2009年末で使用期限が切れますが、それを延長しようというのです。つまり仲井眞さんの公約である3年以内の閉鎖を無視した形となります。これに対する言い分としては、多分「辺野古への移設が遅れているから仕方がない」という理由が出てくるでしょう。「反対派住民のせいだ」「県と名護市が沖合案を譲らないからだ」などなど、逆ギレ的言い訳は数多く存在します。沖縄人同士を争わせようという魂胆までもが見え見えです。いずれにしても沖縄防衛局はまたも抗議の声を「聞き流す」準備に忙しいようです。

「沖縄タイムス・10/16」
700人集会 国を批判/東京要請行動

「琉球新報・10/16」
「集団自決」検定 小沢氏、国会決議を指示

「琉球朝日放送(QAB)・10/16」
沖縄防衛局 普天間強制手続きを開始

検定撤回要請団 文科省、教科書会社へ要請

10/15の情報

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10/15夜までの情報です。都合でアップが遅れました。

沖縄から167人が検定意見撤回要請に東京に来ています。それに合わせて検定撤回反対の立場の方々も集会を開いているようです。最近時々「沖縄からの圧力」という言葉も聞くようになりました。「圧力に屈してはならない」というのはつくる会の方々も言っていますが、さて、「圧力」を加え続け、押さえ続けて来たのはいったい誰なのでしょうか。その圧力への反発の声を、圧力を加えて来た側が「圧力」「脅し」などという資格があるのでしょうか。巨大な暴力構造の中で飼いならされた国民は、小さな反発を「暴力」と言い放ち、かえって目立つ存在とされてしまうのかもしれません。真実を覆い隠して来た側は、やはり真実の前に恐怖を感じて地団駄を踏んでいるのかもしれません。今の日本の姿です。

「沖縄タイムス・10/15」
要請団、首相と面談へ/政党代表にも訴え

「沖縄タイムス・10/15コラム」
今晩の話題

「琉球新報・10/15」
抗議と意見書案上程へ 女性暴行で嘉手納町議会

「琉球朝日放送(QAB)・10/15」
記述削除 反対・賛成両派が集会

167人の要請団 大野官房副長官に直訴

不都合な真実

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10/14夜までの情報です。今日も作業船が2〜3隻確認されていました。ジュゴンのはみ跡調査をしている仲間と連携しながら監視行動を行っていましたが、辺野古ではない場所に作業船が向かったようなので、全体は把握しきれませんでした。

さて今日はアル・ゴアさんのノーベル平和賞受賞の話題が幾つか出ています。「不都合な真実」は先に本を読んでいたので、映画の内容はよりリアルに響いて来るものでした。この映画を作ったアル・ゴアさんはクリントン時代のアメリカ副大統領で、もともとは環境問題の専門家です。かれは在任中も地球温暖化のことについて警告を発していました。「もちろん」アメリカの政治家がそんなことに目を向けるはずもなく、彼はかなり手厳しい反論と批判にさらされていたことを思い出します。彼はブッシュさんと大統領選を闘ったことでも知られていますが、ブッシュ陣営による不正な票操作などで落選してしまいました。映画の中でもゴアさんは「政治家が変わらなければならない」と強く訴えていたのが印象的でした。

映画の内容はとにかくショッキングなもので、日本のように省エネが進んでいる国であったとしても知っておくべき話が満載でした。ゴアさんは特に自国(アメリカ)と世界人口の1/6を抱える中国の意識の低さと対策の遅さに憤っています。そしてアメリカが変われば世界が変わるという強い信念を持っていることが伝わって来ますし、そういった意味ではアメリカが方向転換すれば確かに世界情勢は変わって行くだろうとも思います。

「不都合な真実」はハリウッド映画ほどお金をかけているわけでもなく、スライドを使ったゴアさんの講演が淡々と続くだけです。しかし世界中を調査して回って集めた資料やデータと、彼の弁舌だけでこれだけ説得力ある映画になるのだと少しばかり感心しました。中には軍の助けを借りてやった調査などもありましたし、ゴアさん自身も戦争反対を訴えつつも軍備撤廃という視点を強調しているわけではありません。その辺は元アメリカの副大統領ですから、なかなかそこまでの思想には至らないのでしょう。またこれらのデータが全て正しいのかどうかは世界的なコンセンサスが取れているわけではありません。例えばイギリスの研究機関の発表ではゴアさんの表現やデータは幾つもの誇張や誤解があるとしています。しかしそれでも私たちの責任で現状が生まれていることは間違いないと思うので、とりあえず地球温暖化については心にとめて意識して生活して行く必要はあると思います。それとやはり「戦争や武器の使用こそ最大の環境破壊である」ということを知るべきですし、先進諸国が少なくとも積極的な環境破壊に繋がる全ての事柄を撤廃すべきであるとも思います。

それから時事通信の記事に載っていましたが、元防衛庁長官の中谷さんの暴言に対して反発が出ているとのニュースがありました。「(給油活動は)国際社会の中で非常に評価され、ぜひ続けてくれと要望されている。反対するのはテロリストしかいない」という言葉ですが、アメリカ軍にバンバン燃料を提供することのどこが「国際社会の評価」を得ているというのでしょうか。また「国際社会」の国際とはどの国や地域を表すのでしようか。アメリカ軍をして「国際」と表現しているのならば、もう二度と「国際」という言葉を使うことが出来なくなります。それほどこの発言は「愚かさ極まれり」です。

「沖縄タイムス・10/14社説」
[ゴア氏ノーベル賞]温暖化防止の原動力に

「琉球新報・01/14社説」
ゴア氏らに平和賞 人類へのメッセージだ

「時事通信・10/14」
自民・中谷氏、給油反対「テロリストだけ」=鳩山民主幹事長は反発

10/13の情報

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10/13夜までの情報です。今日午前中は辺野古より少し北にある嘉陽、大浦方面で調査船3隻がでていて、ゴムボート1艇、カヌー2艇が追尾、監視をしました。メンバーたちは皆ダイビングのCカードを取ってスキューバで阻止行動に向かっていますが、ファンダイブ(レジャー)と違い、深度などこまめにチェックしないと危険な場合もありますので十分注意が必要です。

強行作業の内容は2船団で珊瑚の着床板のメンテナンス及び写真撮影などを行っていました。作業船は15:00前には作業終了し引き揚げ、それに合わせてこちらも船を揚げ、その後は陸上座り込みに切り替えました。

強行作業の中途半端さ、内容の不明確さなど不可解な点が多くありますが、作業船が出続ける限り阻止行動は対応して行きます。海に出るのは確かに多少の慣れと技術が必要ですので、手薄になっている陸上座り込みの人員として加わっていただくことも大きな力となります。マスコミが取り上げない時こそ継続のキツさを皆感じています。しかし「辺野古」という歴史的命の現場に居続けることは大変ですが、大切なことです。作業員の方々も「辺野古には自分たちの作業に異議を唱える誰かが必ず居る」という思いを持っているのといないのとでは大きな違いがあります。是非辺野古へ足を運んでください。

さて、東京で山内徳信さんの講演会があります。以下に案内を載せます。

『山内徳信さんが語る、教科書検定と基地問題』
10月25日(木) 午後6時から
せきやビル7F ESOLA(えそら)ホール(国立駅南口・西友と同じビル)
    17:50 開場
    18:00 上映『海にすわる』沖縄・辺野古 反基地600日の闘い
    19:00 山内徳信さんのお話し
    20:10 各地域での取り組みのリレー報告
    21:00 終了予定
主催:オキナワから平和を考える会・国立

「癒しの島」から「冷やしの島」へ

「こぶしの木・和子日記」


「沖縄タイムス・10/13」
全6社、訂正申請検討

「琉球新報・10/13」
3社訂正申請決める 「日本軍」主語復活も

沖縄市長 米総領事などに抗議 米兵子弟、女性暴行致傷

10/12の情報

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10/12夜までの情報です。今日は2船団が出航し作業を強行しました。辺野古の座り込みテント前の沖合約300メートルほどの所で機器設置をすると思われる船があり、作業ダイバーが潜ろうとするところをゴムボートと5艇のカヌー隊が取り囲んで阻止していましたが、突破されてしまいました。米軍演習によって、壊されたカメラの台座の補修、7月に撤去したまま放置されている台座の点検作業を強行したようです。とにかくこの3ヶ月間ずっとカメラやパッシブソナー等が設置されること無く放置されていた台座ですから、ここ数日のうちに再びカメラ等の機材が設置されることも考えられます。調査作業に関しては監視行動を行っていますが、機材設置に関しては止める必要があります。こちらの船は2隻ありましたが、カヌー5艇は1隻の船を取り囲むギリギリの数です。また飛び込み隊5人というのも多くはありません。カヌー(シットオンカヤック)の経験者やダイビング経験者がもう少しいれば助かります。土日でも行ける方は是非駆けつけてください。もし作業が無ければ無いでそれがベストです。

さて今日も少しばかりレイプ事件の報道が出ていますが、米軍に綱紀粛正を求めるのはこれで何度目なのでしょうか。基地という構造が引き起こす犯罪であることはもう何度も出していますが、その基地の中でいくら言って聞かせても犯罪に走る人は減らないと思います。暴力の「最先端」の存在である基地があり、その中で大人たちが「一生懸命」働いているのです。つまり大人たちが「一生懸命暴力的存在を支え続けている」のです。今回の事件といい、エアガンで基地の中から通行人を撃った事件といい、これは基地があるために必然的に起こった事件なのではないでしょうか。軍隊はそういう存在なのだということを私たちは改めて認識しなければならないと思います。かでな道の駅で戦闘機を観て「すごぉい」「カッコいい」と連呼する観光客も、ちゃんと基地が暴力そのものとして存在していることを認識して欲しいと思います。

そして日本政府は思いやり予算を含む日米安全保障条約によって、その暴力的存在を根底から支え続けているのだということは、つまりは私たちが税金でせっせと基地を支えているということです。これは超がつく根本的な問いかけですから、人によっては極論と理解するかもしれません。またもっと傲慢な意見としては「これまで沖縄を特別扱いして日本政府は大金を投入して来たんだから、多少の事件事故などは許容範囲としておさめろ」というものも実際にありました。もちろん「そういう問題」ではないことは明らかですし、論のすり替えに過ぎません。

地域振興資金は各地域が当然交付される権利を持つものであって、その使い道などで不都合や問題が出て来ていることはありますが、沖縄だけが特別な「恩寵」を被っているとは到底思えません。それを言うならバブル時代の投資の失敗のつけを税金で補填してもらった金融機関の方がぴったりと当てはまります。それに沖縄を特別扱いしているというのならば、日米安全保障条約によって「沖縄を特別な地」としている日本があるということです。それでなくてもあれほどの被害を被った沖縄を戦後放り出したのは日本です。これは多大な被害を与えたアジア諸国に対しても言えます。現在の中国に対するODAはどうかとも思いますが、いずれにしても、日本はどこに行きたいのかよくわかりません。アメリカに追従している場合ではなく、国連常任理事国入りなんか狙っている場合でもないことだけは確かです。こういう言葉を並べると「自虐史観」とか何とか言う人たちがいますが、もはやその言葉が市民権を得ることはないと認識していますので、この際無視しましょう。

それから教科書検定問題ですが、もう文部科学省の嘘八百と偽りの建前論には辟易します。それにだいたい「沖縄が怒っているから見直そう」という認識自体間違っています。「嘘がまかり通っているから沖縄が怒っている」のです。「県民感情に配慮して」とか綺麗なことを言っていますが、県民感情が配慮を必要とするほどの怒りに変わったのには理由があるのです。その理由をそもそも作ったのは国です。そこから反省すべきであって、「沖縄の期待には応えられない」「撤回は不可能だ」と言い続けていること自体、問題の根拠を沖縄の責任にしているということです。スタートで間違った方向に走り出したのは国の方です。そのことを国会ではもっともっと指摘すべきだと思います。

「沖縄タイムス・10/12」
文科相、撤回拒否を明言/記述修正は示唆

「琉球新報・10/12」
「卑劣」怒り広がる 米兵子弟、女性暴行致傷

文科省の介入 検定のやり直しが必要だ

「琉球朝日放送(QAB)・10/12」
渡海文科大臣 検定意見「撤回にはならない」

10/11の情報

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10/11夜までの情報です。今日の辺野古は凪で、作業も強行されませんでした。また本日午前中に県庁で沖縄県議会米軍基地関係特別委員会への申し入れ行動が行なわれました。アセス方法書への知事の意見提出や教科書検定問題に揺れる中で「沖縄防衛局の違法な環境現況調査を即時中止させること」「事業内容が明示されていない方法書を即時撤回させること」「県民の75パーセント以上が反対している辺野古海上基地計画を白紙撤回させること」などの申し入れを行ないました。どの程度市民の真剣さが伝わったかは分かりませんが、県としてもその真剣な思いに誠実に応えることをして県議会であるわけですから、今一度立ち止まって沖縄の未来を見据える判断をなして欲しいと思います。

それから昨日報道されました沖縄市での性的暴行傷害の事件は、案の定今日はタイムスに小さく載っただけでした。日常茶飯事とまで言われる米兵や関係者による犯罪は、どうすれば日本全国の人たちの元に知らせが行くのでしょうか。とりあえず共同通信が配信すれば全国の地方紙には行き渡りますが、95年に小学生が襲われたという事件のように「マスコミにとっての話題性」が高い方が報道しやすいのでしょうか。米軍側は多分「こんなことで目くじら立てるな」程度の認識しか示さないでしょう。そんな歪んだ思考回路も、基地という構造が生み出した産物です。

国会では小沢さんの発言がだいぶに議論の対象になっているようです。民主党分裂の危機かも知れません。自民公明がそこにつけ込んで来ないはずもなく、ISAFは「憲法違反だ」と、福田さんをはじめとして憲法変えようとしている自民党の方々が鬼の首を取ったかのような言い方をしています。憲法違反というのは憲法を正しく守り、その精神で国づくりを目指し、むしろ憲法に合わせて現状を変えて行こうとする人にこそ言う権利があります。

さて、何だか全て仕組まれていると考えるのは私だけではないでしょう。政治は関与すべきでないと言っている教科書検定の問題も、文部科学省が全く把握していないはずがありません。埋め立てを少しでも減らして環境に配慮しているという態度を見せつけたい国の新基地建設方針にしても、国としてはむしろもっと沖合にあった方がより広い面積を取れるし、軍港も広く造れるのですから大歓迎のはずです。それを以前小池さんが傲慢にも「沖縄の人はもっと自然環境のことを考えるべきだ」という超迷言を残しているという有様です。「沖縄の人が言うのだから渋々了承しました」という一言で恩を売れますし、米軍にも感謝されます。またもしくは仲井眞さんに反対をずっと続けさせて、これでは辺野古はダメだということで、一気に宮古の下地島空港へ矛先を変更してしまうかもしれません。下地島には民間のパイロット訓練のための3,000m級の滑走路を持つ空港があることは何度も言ってきました。米軍にとっては即戦力となる施設ですし、空港に限れば大規模工事も必要ありません。ただ軍港となると周りがリーフに囲まれていますので軍事目的としては不適な海です。しかしただ一ヶ所、伊良部島と反対の海に「通り池」という40mの水深を持つリーフの切れ目があり、現在の下地島空港を海側に拡張すれば、その部分を軍港として利用出来なくはありません。「通り池(とおりいけ)」は宮古の伝説が残る場所であり、世界有数のダイビングスポットでもあります。

こんな予測立てているのも馬鹿な話ですが、どうしても不安を拭いきれないのには理由があります。「米軍がことあるごとに使用している前例が既にあること」「政治家が時々下地島の名前を出していること」「もう既に空港が出来上がっていること」「訓練以外はほとんど使用されていないこと」「訓練の頻度もそんなに高くないこと」「空路で飛べば宮古は沖縄島から大した距離ではないこと」「人口が少ないこと」「反対運動がしにくい立地であること」「宮古が財政難であること」などあげればきりがありません。

下地空港は造る時に軍事利用はしないという覚え書きがあるにはありますが、それがどのぐらい法的拘束力を持つかも不明です。たとえ下地島でなくても、安倍さんの辞任、小沢発言や教科書検定問題など目を逸らさせるための題材は揃っていますし、辺野古のニュースを沖縄のメディア以外ほとんど取り上げていないことなども気になる点です。辺野古や高江の阻止行動はもっと厳しい段階に入って行くのかもしれません。

「沖縄タイムス・10/11」
沖縄戦専門家の選任検討/文科省

沖縄市長、司令官に抗議/女性暴行事件

「沖縄タイムス・10/11コラム」
大弦小弦

「琉球新報・10/11」
イラク配備オスプレイ、2度不時着

「琉球新報・10/11社説」
普天間アセス 知事意見で明確に反対主張を

10/10の情報

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10/10夜までの情報です。今日は3船団6隻で作業を行ったようです。作業員たちの言い分によれば「昨日の米軍の上陸用舟艇の軍事演習で珊瑚等が破壊されていないか調査している」とのことでした。先日の水陸両用車でパッシブソナーの台座が破壊されたことを受けての行動なのでしょうか。一応珊瑚の状態を調べる風なことはしていたようです。しかしその珊瑚を「もっと丁寧」に破壊しようとしているのが事前調査であり、粗雑な環境アセスメント案であり、新基地建設であることを忘れてはなりません。作業員たち自身も言っていて虚しくなったのではないでしょうか。

それから仲井眞さんがアセス方法書に対する意見書を出すようです。つまり正式にあの杜撰な方法書を認めるということであり、政府案の通りの日程で事が進められるということでもあります。沖縄県知事・仲井眞弘多さんはすっかり丸め込まれてきました。ついでに名護市長も意見書提出に向けて動くようです。まあ新基地建設白紙撤回の立場からすれば、石破さんも仲居眞さんも、ついでに島袋さんも考え方に大した違いは見られません。政府と仲井眞さん、島袋さんの違いは「新基地を少し沖合に出すか否か」だけです。つまり新基地建設という点ではどちらもゴーサインを出しているのです。なし崩し劇場の始まりを、私たちはまたも目撃しなければならないのでしょうか。「普天間基地」が「宜野湾のあの場所」からいなくなりさえすれば良いということなのでしょう。あとは那覇市内に持ってくるとか言わない限り、どこに置いてもらっても構わないという姿勢なのです。

さて、またもや米軍関係者によるレイプ事件が発覚しました。どのぐらいニュースで取り上げられるか分かりませんが、もういい加減にしていただきたい。

警察につかまった時は帰国寸前の状態だったようで、基本的に、「基地の外で事件を起こす」ー「基地に逃げ込む」ー「本国へ逃げてしまう」という図式は何一つ変わっていません。基地があるということはつまりはこういうことなのです。基地という構造が引き起こす事態であり、武器という暴力に常に接している軍隊があってこその事態であり、それは家族にも影響を及ぼすということなのです。

もちろんレイプ事件というのは最低のことであり、全ての米兵がそれを引き起こすかと言えば違うと思います。しかし事件は起こります。何パーセントかの確率で起こるという算定は、「基地があればこそ」出て来る数字です。

今回の事件をどのぐらい問題に出来るか。マスコミにも注目すべきです。これに対して型通りの対応しかしなかったとしたら、県も国も「やる気無し」と見ていいと思います。

「沖縄タイムス・10/10」
普天間代替 アセス知事意見提出へ/仲井真知事が明言

名護市長 アセス意見提出へ

女性暴行 米兵息子を逮捕

「琉球朝日放送(QAB)・10/10」
Qリポート 要請から一週間 再要請・政府を動かすか

10・10空襲から63年 歴史を風化させない

アセスに知事意見提出へ

「沖縄テレビ(OTV)・10/10」
暴行容疑で嘉手納基地内に住む男を逮捕

「毎日新聞・10/10」
強姦致傷:米空軍大尉の息子逮捕 沖縄

10/9の情報

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10/9夜までの情報です。辺野古ではだいぶ波もおさまって来ていますが、今日は米海兵隊の上陸訓練がありました。沖合に集積艦が待機し、辺野古の浜には上陸用舟艇がずらりと並んで訓練のために海に出ていったようです。そのためか、作業船は出ていません。今日はテントでの座り込みと、カヌー隊は陸上待機と監視行動を行いました。

平和市民連絡会より緊急のご案内がありましたので載せておきます。

『普天間飛行場代替施設建築事業に係わる
 環境影響評価報告書撤回等の決議を求める陳情』

要旨:沖縄県議会は、県民の総意として下記のことを決議すること。

1.沖縄防衛局の違法な「環境現況調査」を即時中止させること。
2.事業内容が明示されていない「方法書」を即時撤回させること
3.県民の75パーセント以上が反対している辺野古海上基地計画を白紙撤回させること。

沖縄県議会米軍基地関係特別委員会
10月11日(木)10時より 9時40分にロビーに集合してください。
(場所は県庁だと思います)

「沖縄タイムス・10/9」
知事、普天間解決を要望/防衛相、政府案堅持示す

「琉球新報・10/9」
県民大会参加者の怒り、政府の衝撃報道 NYタイムズ

「琉球朝日放送(QAB)・10/9」
今月15、16日に大規模行動

仲井真-石破会談 具体的な進展なし

「朝日新聞・10/9」
沖縄教科書検定決議、採択困難に

思いやり予算増額?

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10/8夜までの情報です。今日は海上はうねりと波で時化ていて作業船の動きは見られませんでした。台風は九州に向かっていましたが、途中で消滅したようです。辺野古の海は明日以降も少し波がある状態が続くようですが、いつ作業船が出て来ても対応出来るように警戒態勢をとって行きます。陸上座り込みの人数も少なめになって来ていますので、少しの時間でも現場に座ってみてください。

さて、米軍が「思いやり予算」の中の「光熱水道費」の大幅増額を求めているという報道が東京新聞に出ていました。日本の気前の良さに気を良くしているのか、正に傲慢な要求をしてきます。それでなくても沖縄では一般家庭が給水制限の最中も米軍基地内では水を使い放題なのです。贅沢な住宅に住み、広大な芝生の庭で子どもたちを遊ばせている光景は、正直もの凄い憤りを覚えます。

軍人は特別扱いで仕方がないという意識が私たちの中にあるのか、軍人軍属の方々がそもそもそういう意識を持っているのか分かりませんが、とにかく在日米軍に対する日本の手厚い保護は理解を超えています。

「在日米軍駐留経費負担」のことを通称「思いやり予算」と呼びますが、1978年に当時の防衛庁長官だった金丸信さんが、在日米軍基地の中で働く日本人従業員の給料の一部を負担すると決めたのが最初です。当時は60億円ぐらいだったと思います。しかしこれは当時の日米地位協定の枠内では実現出来ない負担だったため、金丸さんが「思いやりの立場で」と国会の中で言葉にしたところから「思いやり予算」と呼ばれるようになりました。当時の「円高ドル安」傾向も少なからず影響していると思います。

もちろん日米安全保障条約があってこその負担なのですが、もはやアメリカも日本も「日本を守る」というような実体がないことは百も承知のはずです。米軍には確実にそんな意識はありません。アメリカと日本とで世界の派遣を狙うという利害関係推進のために、とりあえず日本に米軍基地を充実させておこうという意識の元で存在しているのです。アメリカの軍需産業にとっても日本はお得意様です。「何のための、誰のための思いやりか」という批判の言葉はもはや言い古されてしまいました。もちろん軍隊では何も守れないと考えますので、「何かあったらアメリカが護ってくれる」という言葉の虚しさは超一流です。

「思いやり予算」は元々防衛施設庁の予算に計上されていたものですが、防衛「省」に統合されたので、今度は防衛「省」予算に計上されるのかもしれません。当初は基地雇用日本人労働者のための福利厚生の費用だったものが、給料の一部負担が開始されると共にその負担額は増え出し、1990年以降日本人の給料は全て負担することになり、同時に米軍基地の光熱水費負担も開始されたはずです。そのあたりには既に1,600億以上の負担額になっていますから、開始された当初の25倍以上の増額になっているということです。また1996年には米軍の訓練移転に関わる費用も負担するようになっています。それより以前にF15イーグルのシェルター(格納庫)や軍人軍属の住宅建設なども実施していたはずですので、まさしく米軍の駐留経費どころか、軍事活動そのものをもサポートして来た予算なのです。昨年度は2,326億円というデータが出ていますが、実際はもっと多く使われているのではないかと見られています。沖縄県の年間予算が約6,000億円規模ですから、思いやり予算の規模の大きさが分かると思います。私たちが払っている税金で米軍は日本で好き勝手に振る舞っているというわけです。

米軍に渡った数千億の経費がいったいどう使われているのか、多分詳細には分からないと思います。報告はもちろん出ているでしようが、軍隊が目的通りに予算を執行するとも思えません。イラク戦争のために疲弊しているアメリカは少しでも予算を多く取るために、あたりさわりのない程度の項目として光熱水費という部分に着目し、増額を要求して来たのかもしれません。政府は応じない姿勢のようですが、なんだかんだこじつけて捻出してしまうのでしょう。その分必要な場所から予算が削られて行くのではないでしょうか。これで格差是正などとよく言えたものです。

「沖縄タイムス・10/8」
沖縄核密約 存在示す/米政府公文書を発見

「沖縄タイムス・10/8社説」
[検定意見]経緯を情報開示せよ

「東京新聞・10/8」
光熱水料の大幅増要求 米国が思いやり予算で

10/7の情報

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10/7夜までの情報です。台風は台湾から中国方面にそれて行きましたが、また少し方向転換して戻ってくるかもしれません。波は明日ぐらいから少しずつおさまって来るようです。台風の今後の進路にもよりますが、作業船にとっていい状態になるのは火曜日ぐらいからだと思われます。

しかし作業を急いでいるはずの高江にも動きがありませんし、辺野古もこのところ静かな日が続いています。それ自体はとても良いことではあるのですが、こういう状態というのはかえって気を張っていることが多いので心労が重なります。大暴風雨を伴う台風が来た時にだけゆっくり休めるという厳しい状態が続いています。

動きが無いのは何が原因であるのか、今ひとつ読めない状態です。県民大会のほとぼりが冷めるのを待っているのか、国会の状態を見守っているのか、グリーンピースの影響が無くなる頃合いを見計らっているのか、米軍の旗色が悪くなって来ているからなのか、アセス方法書提出強行をなし崩し的に県が認めるのを待っているのか、とにかく不気味な静けさです。

さて国会はインド洋での給油がイラク戦争に転用されているかいないかでもめていて、そこにまた沖縄返還時の密約で新たな資料が米公文書館から出てきました。西山裁判の問題は、当時の外務省で中心的人物だった人の証言もあり、また幾つもの証拠資料が存在するのに、政府は面子を保つというただ一点のみにこだわり、嘘をつき続けています。狭山事件をはじめとする冤罪の再審請求を棄却し続けているのも、過ちを認めてしまうと面子に関わるということが主な理由です。つまり正常な裁判が行われれば国も警察も負けることが明らかだからです。そんな国ですから、戦争責任なんか認めるはずもありませんし、日本軍「慰安婦」の補償も、強制連行して来た人たちへの補償も、アジアの国々を恐怖に陥れたことなども謝罪するはずもありません。

さて、朝鮮日報に沖縄に対するかなり挑発的なコラムが載っていました。記事をリンクしてありますので読んでいただければ分かると思います。概ね内容については言わんとしていることは分かります。東京に住むヤマトゥンチューの私が言うのもなんですが、共感する部分もあります。しかし韓国人は韓国人として自己批判すべきことがあり、もちろんこのコラムを書いている記者はそんなこと百も承知だとは思いますが、例えば平澤(ピョンテク)に対する韓国軍の姿勢をどうとらえるのか。そして平澤の人たちが辺野古の阻止行動に関わる人たちと強い絆で結ばれていることをどう思うのか。その韓国軍は徴兵で集められていることを正しいことだと言えるのか。金大中の拉致問題や、光州事件という汚点をどう考えるのか。独裁政権の時に日本の月刊誌が危険を冒してまで地下情報を掲載し続けたことや、民主化のあたって沢山の日本人が身を挺して働きかけたことをどう考えるのか。もちろん日本政府がやって来たことは私自身正しく謝罪すべきだと思います。しかし例えば金大中さんが亡命先のアメリカから帰国する時に一時成田に寄ったとき、韓国の民主化のために力を尽くして来た日本人たちと涙を流して手を握り合ったその思いを正しく受け継いでいるのでしょうか。もちろんこれは私自身の自戒の言葉でもありますが。

この記者の方は韓国人としての主体性をしっかり持って語っておられるので、日本人の私には非常に響いて来るものがありました。しかし「もちろん日本政府は沖縄に関しては教科書の内容を修正しても、韓国に対してそうすることはない。それは韓国が独立を取り戻した国だからだ。だから韓国には沖縄のように、市民が集まって抗議を表明する必要もない。われわれには政府もあれば、独自の教科書もあるからだ。われわれは真実を記した教科書を子孫に伝え、韓国政府を通じて偽りの歴史を語る日本を非難すればよい。沖縄で抗議集会が行われたのも、自分たちの歴史を保護してくれる国も、政府も、それを伝える教科書も存在しないからだ。独立を放棄した沖縄から、われわれが学ぶべきことなど何一つないのだ。」という結びには少しばかり違和感を覚えます。日本を批判することは全く構わないと思いますし、それを私たちも誠実に受け止めなければなりません。しかし独立国としての韓国の現状に対しての自己批判がないならば、この記者はどこに立ってものを言っているのかが本当には伝わらないと思うのです。民主化への歴史をどう学んで来たのか分かりませんが、傲慢な物言いからは何も生まれません。また沖縄の歴史もどこでまで正しく学んでいるのか問いたい思いがします。

別にここであえて取り上げることはないのかもしれませんが、沖縄への理解が全く不足している中での論の展開に少しばかり違和感を覚えたので載せました。日本と沖縄の関係は、記事に書かれているほど単純なものではありません。しかし考えてみれば、この記者の方は今日本の中で見える沖縄と日本の関係の現状を分析して、丁寧に書いてくださったのですから、むしろ感謝すべきなのかも知れません。「それは違う」という反論をするより前に、私たち日本人が本気で自己中心的傲慢さから解放されなければならないという警告として受け止めるべきだったのかもしれません。

「朝日新聞・10/7」
沖縄返還時、「核密約」示す米公文書 外務省は存在否定

「東京新聞・10/7」
「沖縄核密約」存在を明記 メモ米国立公文書館で発見

「朝鮮日報・10/7コラム」
韓国人は「沖縄集会」を取り違えるな(上)

韓国人は「沖縄集会」を取り違えるな(下)

10/6の情報

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10/6夜までの情報です。台風の影響で今日も作業強行はありませんでした。台風のルートを見ると台湾を越えてから九州、本州方面に方向転換して行くようです。来週半ばぐらいまで沖縄の海は大荒れのようです。台風後の片付けなどにも人手がいることだろうと思います。台風の影響次第ですが、台風が去ったあとのことなど情報が入り次第アップします。またこれから台風のルートにあたっている地域の方々は十分ご注意ください。

まず昨日載せた情報をもう一度載せておきます。是非ご協力ください。
高江のヘリパッド建設中止を求める署名用紙が、「やんばる東村・高江の現状」のブログからプリントアウト出来ます。是非沢山の方々に広めてください。一応以下にPDFファイルのアドレスをリンクしておきます。

沖縄防衛局が進める沖縄県東村高江区周辺における米軍ヘリパッド建設の即時中止 及び 北部訓練場の将来的全面返還を求める請願書

「やんばるの森」にヘリパッドはいらない(WWFホームページより)

さて、辺野古と高江での動きの無さは嵐の前の静けさと表現出来るものだと思いますが、やはり県民大会の影響や国会情勢の先行きの見えにくさが沖縄防衛局にも影響しているのでしょうか。台風など物理的に作業が困難である事態が続いているということを鑑みても、やはり少し国会方面が落ち着かないことには作業強行にならないということなのでしょうか。ただし基本的には国会の動きに関わり無く作業は強行されてきましたので、座り込みと陸上待機状態は続けられて行きます。こんな時だからこそ気を抜くことが出来ないという厳しい状況にあります。また陸上作業ヤード設置強行など突然の動きがあるかもしれませんので、陸上に常に座り込みの人たちが一定人数いることが大切です。

緊急情報の方にも書きましたが、記述復活に対する渡海さんの言葉がどうも気になります。完全に元へは戻せないと言い張る一方で、やはり沖縄の人たちの気持は組みたいとも言うのです。ということは、とにかく妥協点を見つけて教科書を発行させるということが一番の問題なのでしょうか。元の記述に戻すということがどうしてそんなに困難なのか理解出来ないというのが正直なところです。政治の介入を排除するという原則論でひたすら押していますが、本当のところはどうなのでしょうか。教科書検定問題にしても、辺野古や高江への作業強行狙い撃ちにしても、国がやろうとしていることの意図がどうもつかみきれません。非常に不気味な感じがします。

それと「ベトちゃん・ドクちゃん」として知られていた双子のうち兄のベトさんが亡くなりました。米軍がベトナムでまいた枯れ葉剤の被害を受けた母親から生まれた双子で、下半身が繋がった状態で生まれて来た兄弟でした。1988年にホーチミンで日本からの医師団と機材を中心にして分離手術が行なわれましたが、それ以前に発症した脳症のためにベトさんは意識が戻らないまま今回の死亡に至ってしまいました。弟のドクさんは病院のコンピュータースタッフとして活躍しながら、ボランティア活動も行ない、昨年結婚し、その家庭に意識の戻らない兄を引き取って看病していました。今回の兄の死に対してドクさんは淋しさを感じながらも、いつかは起こることと覚悟していたことを話していました。同時に彼は「枯れ葉剤の被害者への支援」を世界に訴えていました。

枯れ葉剤は沖縄の北部訓練場内でも使用されていたことが発覚していますが、その後どのメディアにも取り上げられなくなりました。どこかで押さえ込まれているのだろうと思います。これも不気味なことの一つではあります。

それにしてもベトさんの死に対してアメリカはどのような気持を持っているのでしょうか。だいぶ以前のことになりますが、ある写真誌に載ったベトナムで多発した「奇形児」の遺体保存写真の衝撃を、今更ながら思い起こします。軍隊が引き起こした戦争の後遺症は何年経っても悲しい出来事として継承されて行ってしまうのです。私たちは人と人が武器ではなく言葉で対話することの大切さをどれだけ真剣に訴えて来たでしょうか。今回ベトさんの死を知らされ、そんな自戒の言葉が浮かんで来て仕方がありませんでした。

「沖縄タイムス・10/6」
文科相「元通り困難」軍強制 認めぬ見通し

「琉球新報・10/6」
主語に「日本軍」復活 出版社、訂正申請へ

あらためて「軍命」訴え 生存者・金城重明さん

「朝日新聞・10/6」
ベトさん死去 26歳、枯れ葉剤被害の象徴的存在

派兵の意志あり?

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10/5夜までの情報です。台風の影響で作業強行はありませんでした。テント村では強い風の中、皆座り込みに集まっていました。月曜ぐらいまで波浪警報は続くのではないかと思います。明日は今日よりももっと強い風と大時化の天候になりそうです。

さて、高江のヘリパッド建設中止を求める署名用紙が、「やんばる東村・高江の現状」のブログからプリントアウト出来ます。是非沢山の方々に広めてください。一応以下にPDFファイルのアドレスをリンクしておきます。

沖縄防衛局が進める沖縄県東村高江区周辺における米軍ヘリパッド建設の即時中止 及び 北部訓練場の将来的全面返還を求める請願書

それから与党がインド洋での給油に関する新法の内容を固めて可決成立を目指しています。しかし新法になったからといって、給油して、その船がインド洋から外に出てペルシャ湾に行っても分からないのです。巡洋艦で追跡してイラク戦争に参加していないか確認なんて出来ないのです。それに世界中で迷惑をバラまいているアメリカ軍の戦艦のサポートにまわっているという事実は何も変わらず、それ自体が世界的な信用失墜になっていることに気がつかなければなりません。結局現在施行されているものと変わりません。

さて民主党も最高顧問の辞任という事態で何やら雲行きが怪しくなってきましたが、小沢さんは相変わらず強気での対決姿勢を崩していません。朝日新聞の記事にありましたが、小沢さんが来週発売される「世界」に論文を載せるようです。誌上での書簡のやり取りの一部のようです。全体を読んでみなければ何を言いたいのかまだわかりませんが、記事から幾つか文章を拾ってみます。

・「米国は自分自身の孤立主義と過度の自負心が常に、国連はじめ国際社会の調和を乱していることに気づいていない」
・「米国はもはや一国で国際社会の警察官の役割を果たすことが不可能になっている」
・「世界の平和は国際社会みんなで力を合わせて守っていく以外に論理的にも現実的にも他に方法がない」

このあたりは何となく良いこと言っているように聞こえますが、要は「みんなで世界の安全保障を担おうよ」ということであって、軍備縮小とは少しかけ離れた言葉ともとれます。

・「国連の活動に積極的に参加することは、たとえ結果的に武力の行使を含むものであってもむしろ憲法の理念に合致する」

この言葉は要注意です。かつて日本近海の不審船への臨検を実施すべきということを強く押していた小沢さんならではと言ってもいいかもしれません。自衛隊が他の国で武力衝突に参戦したならば、それは憲法の理念とは決して言えません。むしろ自衛隊を縮小して行くことが憲法の理念に近いと思います。憲法前文の世界平和実現のために自衛隊を派遣して武器を使わせるということは、つまりは平和回復ではなく平和破壊に行くということです。現実的な判断をしたつもりなのでしょうが、災害救助や復興支援であるならば武器は絶対に必要ないはずです。武器を持つことで抑止力を醸し出す効果はありますが、それは恐怖に裏打ちされたイタチごっこに過ぎません。自衛隊員の命を守りたいのであれば、武器を持たせないことです。真剣に救助と支援活動だけに来ているのだということをアピールすることが大切です。「いざとなったら銃を撃ちますよ」という主張が、つまりは武装の意味です。アフガニスタンの人たちの命を守るのではなく、派遣された自衛隊員だけ守れればよいというのであれば武器を持って行ってください。しかしそもそも武器を持たないのですから、派遣されるのは自衛官でなくてもいいわけです。しかし現実的にある程度の体力が必要でしょうから、自衛隊を災害救助部隊として再編成することが世界の信用を得るためには一番手っ取り早いということになるのではないでしょうか。

・「貧困を克服し、生活を安定させることがテロとの戦いの最も有効な方法。銃剣をもって人を治めることはできない。それが歴史の教訓であり、戦争の果てにたどり着いた人類の知恵だ」

結びでこの言葉を使うのであれば、どうして国連決議に従って派兵の可能性があるというようなことを言うのでしょうか。大きな矛盾を感じます。この言葉が本心であるならば、まず自分たちが武器を捨てるべきです。自衛官27万人として、今の軍事費を災害救助部隊の費用として転用すれば、一人当たり年間1,000万円強の給料を払っても、救助用機材などにあと2兆円も使える計算になります。武器を買い続け、強化し続けるよりよほど生きたお金の使い道ではないでしょうか。

「琉球朝日放送(QAB)・10/5」
教科書検定問題 あくまで「撤回」「記述回復」を

「朝日新聞・10/5」
油の米補給艦、イラク戦関与か 海自巡り市民団体調べ

アフガン支援「政権取れば部隊参加」 小沢氏

「東京新聞・10/5」
給油新法 期限は2年 政府・与党方針決定 きょう野党に提示

10/4の情報

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10/4夜までの情報です。アップが遅れて申し訳ありません。

台風の接近で海はうねりがかなり高くなって時化ています。予報によると7メートルを超えるうねりになるようで警戒が必要です。それでも辺野古の座り込みと監視行動は続けられています。台風でも車が走れる程度であれば誰かしら座り込みに集まっています。台風が直撃したあと片付けにも人手が必要です。行ける方は今から予定してください。

さて、高江のヘリパッド建設反対のためのパンフレットが出来ています。WWFが作ってくださったようです。以下のホームページからプリントアウトすることが出来ます。高画質用紙やフォトマット紙で印刷すると写真や図もきれいに出てきます。

「PDF版パンフレット」
やんばるの森に ヘリパッドはいらない

さて、案の定「つくる会」が適当なことを捲し立てているようです。先日の産經新聞の記事同様聞く必要もないとは思いますが、「とりあえず」リンクしておきました。本当に日本を愛しているのか疑問だらけです。彼らの言動に、ある種異様な「大人たち」の姿を垣間見ます。こんな大人たちの姿を見て育つ子どもたちは、人と愛し合うことの意味を生涯知ることが出来ないだろうと心配になります。過去や現在の過ちを懺悔し、二度と同じ道は歩まないという決意をする生き方を「自虐的」としか表現出来ない心の貧しさ、これは恐怖に煽られたかなりの重傷です。

「沖縄タイムス・10/4」
アセスへの意見487通/「普天間」代替

野党、国会決議提出へ/「集団自決」検定撤回

「琉球新報・10/4」
米公文書を証拠提出 密約訴訟で西山さん

世界中に憲法9条を 平和省設置へシンポ

「琉球朝日放送(QAB)・10/4」
ジュゴンの環境 脅かされている

「つくる会」政治に屈するな

10/3夜までの情報です。昨日はうねりの高さもあり、そんな中での海上パレードだったようですが、今朝は沖縄タイムスに「小さく」載っていました。今日の辺野古は波が高い状態が続き、作業船も出ていません。また台風15号が発生していますので、その対策に追われるようです。今は陸上待機と監視行動を行っています。エスペランサも辺野古沖にいたら危ないので、那覇港に戻って台風対策をするのかもしれません。

さてまず産經新聞の記事に着いて触れます。該当記事は最後にリンクしてありますが、こうも違う見解が出てくるというのはどういうことだろうと頭が痛くなりました。良く言えば「人間皆違うのだから違いを認め合って行きましょう」ということになりますが、揚げ足を取るような態度が堂々とまかり通っているというのも解せない思いです。「県民大会の参加人数は2.5倍にしてある」という言い分もどうかと思いますが、他紙を揶揄することでしか自分の態度表明出来ないというのも悲しい状態ではあります。記事では「警察が発表出来ない」と主張する「43,000人」という数ですが、それ自体も大きな数だとは思いますが、「確かなデータと信じる数」があるならば朝日の一面に対抗して産經新聞一面やフジテレビで「沖縄県警の正式確認数」とでもして発表すればいいと思います。しかしフジテレビでは11万人と報道されていますし、産經新聞でも同じでした。数日たった頃にコソコソ出してくる「有様」はどうしたことでしょうか。朝日新聞にひたすら問うているデータに自分自身も自信がないのでしょうか。それに「主張」の方は、読者を「コントロールしているつもり」の文章を流し続けるプロパガンダのような記事です。どうでもいいことですが、県民大会の仲里利信実行委員長は自民党ですけど・・・。「沖縄なんか引っ込んでろ」とでも言いたげです。

さて、検定意見撤回が微妙な線になってきました。歴史的に研究の成果で、当たり前だと思っていたものが変えられて来たことはあります。例えば、研究が進めば、このところ話題となっている「聖徳太子は実在の人物ではなかった」という節が有力になれば削除されるでしょう。

今回の強制集団死(集団自決)の客観的事実が問題とされるなら、太古の歴史や神話などはどうなるのでしょうか。ヤマトタケルや天照大神なんて客観的事実なのでしょうか。しかし子どもたちにとっても直接的に重要さが増してくる近現代史においての事実隠しは致命傷となります。産經新聞のいう曾野綾子さんの著作も一方的な見方です。それに各方面からの批判が相次いでいるのに依然として根拠として使い続けるしかない状態も大問題です。また「軍命はなかった」という根拠とされている「沖縄戦と民衆」も、著者自身が全く意図と違う引用と勝手な解釈がなされているために抗議の声を上げているのです。政府も産經新聞も「悲惨な出来事があったことは忘れてはならない」と言いつつ、「それは日本軍の責任ではない」というのは通らないのではないでしょうか。ましてや「沖縄県民の尊い決断」などという言い分が通るはずもありません。

「皇民化教育」の果てに、住民どころか、生きのびることが出来たかもしれない兵士たちも犠牲になっているのです。また軍命である「生きて虜囚の辱めを受けず」が無ければ、どうして中学高校生が、手榴弾や毒薬の奪い合いなどするでしょうか。どうして普通の住民が縄で、釜で、包丁で、愛する家族を手にかけるなどということがあるでしょうか。

仲里実行委員長は文部科学相の渡海さんの前でこういう言葉を読み上げました。
「教科書は未来を担う子どもたちに真実を伝える重要な役割を担っている。だからこそ、子どもたちに沖縄戦における『集団自決』が日本軍による関与なしに起こりえなかったことを正しく伝え、悲惨な戦争を再び起こさせないようにするためにはどうすればよいのかなどを教えていくことは、我々に課せられた重大な責務である」

強制集団死、住民虐殺、戦後の苦労、軍事基地という構造が引き起こして来た犯罪、事故、環境破壊、騒音などなど、全て戦争という客観的事実が無ければあり得なかったものです。しかし、いま辺野古や高江でもっともっと高度な軍事基地強化の動きがあるのです。「悲惨な戦争を再び起こさせないようにするためにはどうすればよいか」ということを子どもたちに教えたいのならば、現在の沖縄では「米軍再編のアメとムチ」に否を唱え、新基地建設を阻止し、沖縄の軍事基地を一日も早く無くしていくことが一番大切な教育ではないでしょうか。

「あの惨劇を忘れたか」と言うのであれば、もう二度と自らの場所から惨劇を作り出さないことをしてはじめて真実の言葉になるのではないでしょうか。

「沖縄タイムス・10/3」
実行委、きょう撤回要請/「県民の支援」後ろ盾

普天間移設で見解/石破茂防衛相インタビュー

辺野古の海で平和パレード/グリーンピース

検定意見撤回を否定/要請団に文科相回答

実行委に落胆の色/検定撤回否定

「沖縄タイムス・10/3社説」
[記述復活の動き]収拾策の中身が問題だ

「琉球新報・10/3」
声反映に「知恵絞る」 作業進めると文科相

「琉球新報・10/3社説」
教科書記述訂正 説明責任は済んでいない

「琉球朝日放送(QAB)・10/3」
政府 従来通り"政治介入しない"

「東京新聞・10/3」
補給艦への給油中止も 官房長官 イラク戦転用疑惑で

「産經新聞・10/3」
「主張」教科書検定 政治介入排し事実正確に

「産経抄」10月3日

エスペランサ来たる

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10/2夜までの情報です。今日は午前中グリーンピースのゴムボートと共に海上パレードをし、カヌー隊も旗を立てて加わりました。少し高めのうねりが残る中、波にもまれながらそれでもグリーンピースのボートと共にキャンプシュワブ沖で平和を訴えました。また午後にはテント村で交流会が持たれ、お互いに健闘を称え合っていました。この模様はグリーンピースのホームページでも掲載されていて、全世界に発信されています。

グリーンピース・ジャパン・ホームページ

エスペランサ号 辺野古沖に到着
・・辺野古沖で、カヌー隊22隻と基地建設反対の海上パレード

しかし案の定、この海上パレードは国内では小さなニュースにしかなっていません。ネットで観る限りQABでのみ報道されていて、全国紙はもちろんのこと他の新聞もテレビも全く取り上げていないようです。エスペランサがいるときはこそこそ隠れていた作業船が、グリーンピースが沖縄を離れたと同時に大量動員で出てくるでしょう。ある意味あまりにも分かりやすい卑怯な在り方です。そもそも堂々とやれる仕事ではないのですから、沖縄防衛局のコソクなやり方も分からないではありません。しかも県民の目は教科書検定のやり直しに注がれています。普通に考えたら存在意義さえ危うい沖縄防衛局の人たちにとってはもう絶好の機会です。あとは仲井眞さんと名護市を説き伏せればいいわけです。それは「沖合案も含めて検討しましょう」とひとこと言えばいいだけの話です。

グリーンピースのリーダーが「環境破壊をして基地を造るなんて馬鹿げている」という言葉も、政府や防衛「省」や沖縄防衛局にとっては馬耳東風でしょう。辺野古の新基地建設反対のために12万人が結集することはないでしょうから、政府も「安心して」事を進めてくるでしょう。

強制集団死の問題も、辺野古の新基地建設の問題も、高江のヘリパッド建設の問題も、歴史をみれば全てリンクしているのにも関わらず、辺野古や高江は各論であるかのような扱いを続けているということは看過出来ません。

「沖縄タイムス・10/2」
訂正申請で記述復活か/政府側が柔軟姿勢

「軍の強制」復活も/文科相、訂正申請容認

「沖縄タイムス・10/2コラム」
今晩の話題「政治を動かす」

「琉球新報・10/2」
訂正応じる、答弁書明記 教科書検定で政府閣議決定

「琉球新報・10/2社説」
所信表明演説 伝わらぬ政策イメージ/「基地」「教科書」への認識は

「琉球朝日放送(QAB)・10/2」
ジュゴンの保護を訴える

「東京新聞・10/2社説」
集団自決 受け止めたい沖縄の声

10/1の情報

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10/1夜までの情報です。今日は作業強行はありませんでした。明日ぐらいにグリーンピースのエスペランサ号が辺野古にやってきます。交流の時が持たれると思いますので是非行ってみてください。

それにしても、県民大会後の政府の態度に私は疑問を感じます。「県民大会を受けて」という言葉、これは非常に傲慢な言い回しです。「県民大会を受けて」とは「12万人も集まったならば仕方ないので対応しようか」ということではないでしょうか。例えば参加者1万人だったならば政府はどう対応したでしょうか。嘉手納やシュワブ包囲行動の時は数千から数万人です。「慰霊の日(6/23)」はそれよりも少し多いですが、パトリオット配備への抗議行動や、F22ラプターの一時配備への抗議などは多くて百人単位です。

こんな態度で進めて行くならば、検定が撤回されたとしても、強制集団死の出来事は「旧日本軍の責任」というような断罪の追加程度で終わってしまうかもしれません。旧日本軍がやったことは、歴史のつながりで見ても、日本人としての戦争責任の継承という視点で見ても、日本人として自覚すべき責任という点では、私たち自身の問題として責任ある思いを持つことが求められていると思います。例えば中国の万人坑前に立つとき、長野の松代大本営跡の前に立つとき、ひめゆりの塔の前に立つとき、チビチリガマの前に立つとき、真珠湾に立つとき、日本軍「慰安婦」がいた慰安所跡の前に立つとき、アフガニスタン、イラク、パレスチナの人々の前に立つとき・・・、日本人が引き起こした厳しい歴史の現場に立つとき、私たちは自分の責任を痛感する瞬間があるのではないでしょうか。誠実に日本人であろうとすればするほど、日本を愛するれば愛するほど、私たちは過去のレンガの積み残しを見過ごすことはできないのです。

県民大会では実行委員長が摩文仁にある各県の塔の碑文のような軍隊寄りの言葉を連発していたようですが、高校生代表の挨拶の最後にある「醜くても真実を知りたい」という心からの言葉を、大人の世代が正しく受け止めなければ、悲劇は繰り返すということだけは間違いのないと言えるのではないでしょうか。

さてその挨拶を引用します。新聞に載っていた県民大会での高校生代表挨拶の全文です。ネット上になかったので書き写しです。著作権がありますのでこの場所から他への転載は不可です。また新聞やテレビでは実名で出ていましたが、ここでは念のため「K(男性)」「N(女性)」としておきます。

(沖縄タイムス・9/30)
「高校生代表あいさつ」
(K)「沖縄戦での集団自決に日本軍の強制があったという記述は、沖縄戦の実態について誤解する恐れがある表現である」ある日の朝、私の目に飛び込んで来たこの新聞記事。私は「誤解」という検定意見書の言葉に目を奪われました。この記述をなくそうとしている人たちは、沖縄戦を経験したおじぃおばぁ達が嘘をついていると言いたいのでしょうか。それとも、思い違いだったといいたいのでしょうか。私たちは戦争を知りません。ですが、一緒に住むおじぃおばぁ達から戦争の話を聞いたり、戦跡を巡ったりして沖縄戦について学んできました。おじぃおばぁ達は重い口を開き、苦しい過去を教えてくれました。死体の山を越え、誰が敵で誰が味方か分からなくなる恐ろしさ、大事な人を目の前で失う悲しさ、そして悲惨な集団自決があったことを。なぜ沖縄戦で自ら命を絶ったり、肉親同士が命を奪い合うという残酷なことが起こったのでしょうか。住民は事前に「敵につかまるくらいなら死を選べ」「米軍の捕虜になれば男は戦車でひき殺され、女は乱暴され殺される」という教育や指示を受けていたと言います。さらに手榴弾が配布されました。極限状態におかれた住民達はどう感じたでしょうか。手榴弾を配った日本軍は明らかに自決を強制していると思います。私たちが住んでいる読谷村には、集団自決が起こった「チビチリガマ」があります。ガマの中は、窒息死のために火をつけた布団の煙が充満し、死を求める住民が毒の入った注射器の前に列をなしました。母が我が子に手をかけたり、互いを刃物で刺し合い80人以上もの尊い命が奪われました。その中には年寄りから5歳にもならない子どもまでが含まれていたのです。

(N)集団自決や教科書検定のことは私たち高校生の話題にもあがります。「教科書から集団自決の真相のことが消されるなんて考えられない。」「たくさんの犠牲者が実際に出ているのにどうしてそんなことするんだろう。」私たちは集団自決に軍の関与があったということは、明らかな事実だと考えています。なぜ、戦後60年以上を過ぎた今になって、記述内容を変える必要があるのでしょうか。実際にガマの中にいた人たちや、肉親を失った人たちの証言を、否定出来るでしょうか。私は将来高校で日本史を教える教師になりたいと思い勉強しています。このまま検定意見が通れば、私が歴史を教える立場になった時、教科書の記述通り事実ではないことを教えなければなりません。分厚い教科書の中のたった一文、たった一言かもしれませんが、その中には失われた多くの尊い命があります。二度と戦争は繰り返してはいけないという沖縄県民の強い思いがあるのです。教科書から集団自決の本当の記述がなくなれば、次は日本軍による住民虐殺の記述まで消されてしまう心配があります。

(N)嘘を真実と言わないでください。私達は真実を学びたい。そして、次の世代の子供たちに真実を伝えたいのです。

(K)教科書から軍の関与を消さないでください。あの醜い戦争を美化しないで欲しい。

(N&K)たとえ醜くても真実を知りたい、学びたい、そして伝えたい。

・・・・・・・以上・転載不可・・・・・・・・・・・
「やんばる東村・高江の現状」も更新されています。厳しい現状ながら写真付きで楽しく取り組んでいます。是非お読みください。

「沖縄タイムス・10/1」
文科相「重く受け止める」/検定経緯調査に着手

「沖縄タイムス・10/1コラム」
大弦小弦「強さと弱さ」

「琉球朝日放送(QAB)・10/1」
グリーンピース 泡瀬干潟工事中止を要請

県民大会 11万人が結集島民の思いは

町村官房長官 修正検討を文科省に指示

「朝日新聞・10/1」
「集団自決」検定、文科省が対応検討 沖縄県民大会受け

言い逃れは出来ない

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9/30夜までの情報です。今日は県民大会の模様が各紙や各テレビ局で報道されています。記事リンクをすると多くなりすぎるので、いつもリンクしている新聞やテレビのホームページに行って各自で記事をお読みくだされば幸いです。

さてその県民大会ですが、仲井眞さん自ら認めている通り驚異的な数でありました。あまりの人数のために現場に辿り着けなかった人も沢山いたようですので、実際は12万人を軽く超えていると見られています。しかも雰囲気は「怒り心頭に発す」というよりも「ある意味静か」であったようです。しかも組合や団体で動員されて来た人たちよりも、むしろ各個人でやって来てその場に静かに居続けたという人が多かったようです。現場には行けなかったので勝手な物言いになっているかも知れませんが、現地にいた者からの言葉を借りれば、この「静けさ」はある意味真剣さの一つの表現だと感じます。

大会の中では微妙なニュアンスや、言葉の間違いなど多数あったようですが、「生きて虜囚の辱めを受けず」という「軍命」の存在を正しく歴史に残し、「強制集団死」が「皇民化教育」の流れの中で起こってしまった出来事だったということを正しく理解していればいいのだと思います。軍隊という存在が住民の日常生活とは決して相容れないものであり、軍事基地という存在を抱える社会構造がどれだけ歪んだものであるかという現実をしっかりと受け止めることが出来れば、この大会は成功だったと言えるのかも知れません。

「集団自決」という言葉がこの間ずっと使われていますが、「自決」とは正確には「責任をとって自殺すること」です。昔でいえば武士の切腹などがそれにあたりますし、戦場で言えば軍人の自殺について当てはまるはずの言葉です。その意味を正しく考えれば、住民の集団死は「自決」ではないことが分かります。それに幼い子どもたちまで巻き込まれた「強制集団死」であったのですから、これもよく考えれば「子どもたちがいったい何の責任をとって自殺」するのでしょうか。

この県民大会がどの程度「功を奏する」か分かりませんが、少なくとも国会は自らの非を認めざるを得ないところまで来ていると考えます。そして政府が問われているということは、それを選んでいる私たち自身が問われているということでもあります。つまり沖縄の現実の前で責任回避出来る人間は誰もいないということが、図らずも県民大会によって表現されたと考えることができるでしょう。

明日は県民大会での高校生の発言全文を載せます。

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