2007/5/18報道1

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読売新聞(5/18・3:24)「沖縄・名護市の海域調査、海自が異例の参加・・県民刺激も」沖縄県の米海兵隊普天間飛行場移設先のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)の海域で、防衛施設庁が行う環境現況調査の一部作業を海上自衛隊が行うことになった。18日にも始める予定だ。基地建設関係の調査は、通常、民間企業に委託しており、自衛隊が協力するのは極めて異例。海中で行う調査への潜水員派遣が柱だが、米軍基地建設の過程に自衛隊が関与することは、基地への反発が根強い沖縄の県民感情を刺激するとの懸念の声もある。調査は、移設海域の生物の生息状況を調べるもので、最初は、サンゴの着床を調べる着床板や、ジュゴンやカメなど海洋生物の生息状況を調べるビデオカメラなどの機器を海底に設置する。防衛省などによると、海自の潜水員が乗艦するのは掃海母艦「ぶんご」(基準排水量5700トン)。今月11日に神奈川県の横須賀基地を出航した。調査では、キャンプ・シュワブ沖に停泊した「ぶんご」から、ゴムボートで潜水員数十人がサンゴの産卵場所などに向かい、防衛施設庁に委託された民間業者とともに、調査機器を海底の112か所に設置するという。
調査について、久間防衛相は17日の参院外交防衛委員会で、「人命救助もあるだろうし、あらゆる事態に備えたい」と述べ、反対派の抗議行動などに備える側面もあることを示唆した。海自の支援は、国家行政組織法に基づく官庁間協力の一環だという。防衛施設庁が防衛相を通じ、海自に支援を要請したと見られる。調査に関連し、海自は自衛隊法の海上警備行動の命令が必要な警備活動のようなことは行わない。調査中の警備は海上保安庁が担当する予定だ。