2007/6/17・11:50その2

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「ヘリパッド阻止へ決意/きょう反対集会(東村)」「子どもたちに基地の負担を負わせたくない」—。米軍北部訓練場の一部返還に伴い、ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)が東村高江区周辺に移設される計画が進む中、十七日午後二時半から「やんばるへのヘリパッド建設やめよう!集会」(主催・東村民有志)が同村平良の村営グラウンドで開かれる。主催者として集会の準備を進める区民の安次嶺現達さん(48)は「北部にはダムがたくさんあり、県民の水がめを守るためにも一緒に考えてほしい」と話し、村内外から多くの参加を呼び掛けている。安次嶺さんは、妻の雪音さん(36)と同区で喫茶店を営みながら、五人の子どもを育てている。
一九九九年に村が受け入れを表明したヘリパッド移設計画は、昨年二月ごろ着工に向けた動きが再び表面化。新聞で具体的な計画案を知った安次嶺さんのそれまでの穏やかな生活は一変した。移設に反対し豊かな自然環境を守ろうと、仕事の合間にビラを配ったり、区民で勉強会を開いたりしている。移設後は騒音問題だけでなく、着陸帯に伴うサバイバル訓練の増加も懸念される。「今もこの森で、食糧なしに一週間過ごすサバイバル訓練が行われている。森で食べる物が取れなかった米兵が、民間地に下りてきて、区民に食糧を要求したこともある。過酷な環境で、精神的に極限に達している兵士もいるかもしれない」。区内には、「国のやることを本当に止められるのか」という意見もある。安次嶺さんは「僕自身もそうだし、みんな目の前の生活で精いっぱい。でも住民が地道に訴えていけば、国の方針はきっと変わる」と信じている。