2007/6/7夜中

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辺野古の現場からの声明文をアップします。

防衛大臣 久間章生殿 
2007年6月7日
「新基地建設を止めたい」有志(代表・宜野座映子)

自衛隊による市民監視に抗議し即時中止を求める抗議文

 今回、防衛相直轄の情報保全隊が「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」を作成していることが明らかになりました。私たちは辺野古に「新基地建設」を絶対許さないと本気で思い、平和な世界創造を心から願い行動している者です。人殺しのために存在する「基地」は破壊と崩壊と憎悪の連鎖以外なにをも生まないことを身をもって知っています。沖縄はアジア・太平洋戦争に於いて20万余の尊い命を失いました。命はどの命もかけがえがなく、唯一人の命も失われてはなりません。しかし、戦後沖縄には多くの基地が押し付けられ、世界で起きるあらゆる戦争の攻撃基地になっていることに深い加害責任を感じつつ生活をしている者です。その上、米軍再編の中で新基地が日米両政府によって何が何でも辺野古へと企てられ、法的根拠を示すことが出来ない海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」を投入しました。この暴挙も事前に防衛省が私たち市民運動の情報収集をした結果です。 
 それに対し、財力も体力も権力もない私たちは平和への熱い思いを胸に自分たちの弱さをもってある者はカヌーに乗り、ある者は海に飛び込み、ある者はテントで座りこみを続けながら完全非暴力で「新基地建設」阻止を行っています。
 自衛隊が国民・市民の動向を見張り、自分たちに不都合な者をリストアップしている、この事実に戦慄を覚え、断じて許すことは出来ません。リストアップされた中に、私たちの大切な仲間の名前を発見し、更に強い憤りを禁じ得ません。平和を愛し、誰も殺しても
殺されてもならぬと、人としての真実な視点に立ち行動をしている仲間と、私たちに対する防衛省の攻撃に満身の怒りをもって抗議します。
 国は国民・市民一人一人の存在によって成り立っています。国は国民・市民一人一人に奉仕こそすれ、その言動を監視することは絶対に許されるものではありません。情報保全隊のこの活動は全ての国民に対し国の意向に従わせようとするものであり、従わない者に対し銃口を向けるものです。憲法に保障されている思想信条の自由を侵害し、表現の自由を犯し、プライバシーを守らない時、この国は滅びに向かっているのです。
 自衛隊による市民への監視活動を即刻中止することを求めます。