普天間移設は是非東京へ!(怒)

  • 投稿日:
  • by

沖縄防衛局が14日にアセス方法書を確定させたことを受けて、本日より本調査に着手しました。アセス本調査はいくつかの項目に分かれていて、今回強行着手した作業派遣の許可が必要ない項目のものです。環境アセスメントというのは、そんな杜撰な手続きで始められるものなのでしょうか。方法書全体が皆に閲覧されて、その上で許可が下りれば着手するというのが「手続き」と呼ばれるものではないでしょうか。今進めているのは「基地を造るためにどこまで環境を破壊していいのか調べている」というものです。「調べた結果大浦湾では基地は造れない」という判断を残すものではありません。

結局国の姿勢はこうです。
「一日も早く基地を造らないと期日に間に合わない。日米同盟にひびが入る。協力しないと普天間の危険は無くならないよ。跡地利用も出来なくなるよ。米軍再編が成し遂げられれば負担は減るんだから、少しは言うこと聞けよ。辺野古も高江も人少ないんだから、結局ほかの県民はオーケーするよ。ガタガタ言うと金やらないよ」

全てが虚言です。遠く沖縄のそのまた人の少ない地域に米軍基地を造ろうとすること自体が、そもそも米軍基地は迷惑なものだということの証です。沢山の人がいたら反対の声も沢山出てくるからです。普天間をただ返還するということがそんなに嫌なら、是非東京に持って来てください。辺野古に造るより「便利」ですよ。お台場を含む有明地区よりも普天間はさらに広いので、その面積なら東京湾をさらに埋め立てたらいいですよ。石原さんも大好きな「軍事基地」を誘致出来るのですから大歓迎でしょう。東京湾ならいくら埋め立てても、どうせ「都民」は誰も文句は言いませんよ。海に造るなら「自分の生活が守られればいい」という「大多数の人たち」も、そんなに文句は言わないでしょう。普天間移設は是非東京にお願いします。辺野古の海を殺してしまうぐらいなら、その方がまだましです。

以下新聞記事を全文リンクします。ここからの転載は不可です。

「沖縄タイムス・3/15」
普天間代替 アセス調査に着手
「反対派市民団体が警戒」
 沖縄防衛局は十五日、米軍普天間飛行場移設に向けた環境影響評価(アセスメント)をめぐり、風向や風速など気象や潮風による塩害の調査を移設先である名護市のキャンプ・シュワブで実施、アセスの本調査に着手した。気象や塩害の調査は、本調査に先行して昨年五月から「事前調査」として既に始めていたが、十四日にアセス方法書が確定したことを受けて本調査に切り替えた。週明けからはキャンプ・シュワブ周辺海域の海藻やサンゴの状況、陸上での植物の生育状況などの調査も予定している。辺野古で調査着手を警戒しているヘリ基地反対協の大西照雄共同代表は「秘密主義のアセス方法書に基づいた調査は違法アセスだ。アセスをやり直して、もう一度国民の声を聞くべきだ」と指摘。「本来の法律にのっとってアセスが行われれば、防衛省の言う二〇一四年までの完成はあり得ない」として、国内や国際世論に訴えていく考えを示した。

「アセス監視団 意見書を提出
普天間代替で防衛局に」
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団と、辺野古新基地建設を許さない市民共同行動のメンバーは十四日、沖縄防衛局を訪れ、「米軍普天間飛行場代替施設建設に向けた環境影響評価(アセスメント)手続きは、方法書の公告・縦覧からやり直すべきだ」などとした意見書を手渡した。両団体のメンバー六人が、七十五人分の意見書を携えて沖縄防衛局を訪れた。


「琉球新報・3/15」
普天間代替 防衛局アセス開始
 米軍普天間飛行場代替施設建設に伴う環境影響評価(アセスメント)で沖縄防衛局は15日から、移設先のアセス調査を始めた。同日の調査は県などの許認可がいらない風向や気温などの気象調査と飛来塩分量測定。従来移設先で実施してきた事前調査(環境現況調査)で既に設置していた調査機器を流用している。17日からは海域でのサンゴなどの生息調査も始める予定だ。市民団体は方法書のやり直しを求めており、今後海域調査では混乱も予想される。アセス調査でサンゴの採捕など県の許認可が必要な調査について防衛局は17日に県と名護市に申請する。県も許可に応じる姿勢で、調査は今後、本格化する。移設先の事前調査について防衛局は従来、アセスとは別の「所掌事務による現況調査」と説明してきた。機器の継続使用で事前調査がアセスと一体だったことを証明する結果となった。
 普天間飛行場移設のアセスをめぐっては、従来の日米特別行動委員会(SACO)で合意された沖合埋め立て案の建設では、アセス調査自体は着手に至っていなかった。今回の調査着手で普天間移設問題も新たな局面を迎えた。