9/4・12:00

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今日は朝のうちは1船団がマンタ調査をしていて、3船団が嘉陽方面に機材を持たずに展開していましたが、その後、嘉陽方面の12個のパッシブソナーを引き上げているのを確認しました。こちらは2隻で監視を行っています。辺野古と嘉陽のソナーが全部引き上げられているということは、近日中に大規模な再設置作業があるものと思われます。

それから昨日の琉球新報に小さいですが大切な記事がありました。これを読むといろいろなことが判ります。まず記事を書き写します。

(琉球新報・9/3)
「地表面から土器片 シュワブ内埋文調査」
名護市教育委員会は一日、2007年度に実施した同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内での埋蔵文化財試掘調査の結果、地表面の一部から土器片が採取されたことを公表した。市教委文化課によると、約2500年から1500年前の沖縄貝塚時代中期から後期前半のものとみられるが、発見された地点の近くに分布する大又(ウフマタ)遺跡の周辺の試掘地点の地層からは、埋蔵文化財が発見されていない。同文化課では「基地内の造成工事などでどこからか運ばれた可能性がある」として、土器片を含む地層を探すため、継続して調査を進める方針だ。以上

特に次の2点は重要です。
(1)2007年の調査がようやく、今の時点で分析されつつあるということ。
(2)基地内に多数存在する貴重な遺跡を調査しないまま、これまで掘り返し、表土を移動していたため、地表面から採取されたこの大切な文化財が本来どこにあったものか教育委員会では把握することが困難になっているということ。

この2点からでも現在行われている大規模な造成工事は中断する必要があるのではないでしょうか。現在、教育委員会による綿密な調査、アセス調査もないまま、基地内の凄まじい勢いで掘り返されています。「基地建設とは関係のない小規模な工事」と沖縄防衛局は説明していていますが、「普天間代替施設建設に関連する工事リスト」の中にハッキリと示されていた工事であり、赤土などへの対策も不明です。このような無法な工事が進めば更に沖縄の貴重な文化財は破壊され、その所在も判らなくなってしまいます。これはキャンプシュワブに限ったことではありません。すべての米軍基地内にこういった文化財が存在する可能性がありますし、現にあちこちの基地の跡地や現基地内でも様々なものが発掘されているのです。琉球の文化さえもなきものにしようとする防衛「省」と米軍のやり方に憤りを覚えます。