アオサンゴ絶滅危惧種に

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(共同通信・10/2)

アオサンゴが絶滅危惧種に 国際自然保護連合
日本などの各国政府や環境保護団体でつくる国際自然保護連合(IUCN)がまとめる最新版の絶滅の恐れのある生物リスト(レッドリスト)に、沖縄県の名護市や石垣島で大群落が確認されているアオサンゴが絶滅危惧種として掲載される見通しになったことが2日明らかになった。リストは6日、スペインでの総会で発表される。名護市の大群落は米軍普天間飛行場の移設が予定されている同市辺野古崎から東に約3キロの地点で、建設で悪影響を受ける可能性が高い。同海域には国の天然記念物のジュゴンが生息していることも分かっており、保護を求める声がさらに強まるのは必至だ。アオサンゴはインド洋から太平洋にかけて分布し、骨格の内側が青いのが特徴。石垣島の世界最大の大群落が知られていたが、昨年辺野古崎沖の大浦湾でも大群落が見つかり話題を集めた。最近は、地球温暖化に伴う海水温上昇で起きる白化現象や病気で死ぬものが増え、観賞用に採取されるケースも目立つ。このため、IUCNの専門家グループは7月、世界の700種類以上のサンゴの保全状況をまとめた報告書の中で、アオサンゴを「絶滅の危険が増大している種」に分類した。